
ご来光であります!本年の釣りの初日の出であります。
「ちゃんまん!明日は絶対釣れるぞ!」
とTさんが、また鼻息も荒くおっしゃる。
「うーん、どうしようかな・・・」
「あれ?乗り気じゃないねぇ〜?」
乗り気でないというか、あまりに釣りから離れすぎ不摂生の塊でいたため、朝起きれる自信がないのだ。
結局、朝6時30分に約束をして、朝5時起き焼きあがったばかりの、母のDVDをチェックして、それをリュックに忍ばせて出かける。
出船前に係長を見つけた。
「あけましておめでとうございます!今日は風の子にタイ釣にでかけます」
「タイなぁ〜、満月やから、もう一つやで。新月のほうがええんやけどなぁ〜」
と係長が気合を殺ぐようなことをおっしゃる。
ともあれ出船、Tさん丸は、私と、松じいちゃんを乗せて、小豆島の風の子(ふのこ)と呼ばれる島の南のタイ釣場に向けてまっしぐらに進んだ。
「係長は、まるで漁師のようなことを言ってたなぁ〜」
などと、Tさん。
「漁師みたいなもんですよ。係長の船に乗ったら、釣りというよりは漁みたいなもんやもん」
既に漁場には、たくさんの船が往来していますが、漁師係長の予言どおり、ほとんど釣れていない。
我々も釣り始めるがアタリすらない。
Tさんが、3日前に40匹釣ったという、知り合いの船に声をかけてみるが、今日はどうにも悪いらしい。
朝からがんばってやっと8枚だけど、ものすごくスローに巻いて、ハリスも細いものに替えてのやっとの釣果だとおっしゃる。
なるほどねぇ〜、予言は正しかった。
「満月だと夜の間に荒食いして、朝は大人しくしてんのかなぁ〜?」
「そりゃ、魚かて、夜中中大食いしたら、朝は寝とるじゃろ」
と松じいちゃん。
Tさんが、50cmくらいのハネをあげたが、その一匹のみ。
今度は餌を持っていってみようと思う私であります。
波風も弱く、天気は四国の中部の山も見えるほど明朗。まったりとした時間が流れる。
船の上でお湯を沸かしてラーメンを作るほどの余裕であります。

うまい!
ほんとに海の上で一日過ごすには、またとない日でありました。

魚は釣れなかったが、母にDVDを見せたくて、そのまま実家に行く。
父母は喜んだというか、どっちかというとインターネットの情報に感心しておりました。
「すごいことが出来るんやなぁ〜」
ノスケが台湾から戻ってきていたので、兄弟みんなそろって、またお正月のやり直しとなりました。
そんな中で、ノスケ息子のシュンちゃんが、バァちゃんの携帯と一緒に送ってきてくれたスイーツをいただいた。
これ旨い!
よいとまけ
一六タルトにブルーベリージャムを塗りたくったような味。
今度、物産展でみつかたら必ず買います。
さてさて、翌朝、ノスケのお土産をPさん家に届ける。
あれれぇ〜?俺の車が代車になってるじゃん。またぶつけたのか?
「あんなことブログで書かれたら、直さなしょうないやん。幸い、車両保険で直るからな」
なんていい人なんだ〜!Pさん!
先日、俺がぶつけた車を黙って治しに出してくれてたのかぁ〜!
「もう君に頭を向けて寝られないな!」
「頭かい!!俺だって、大事に乗ってもらいたいもんな・・・」
私の心の傷は、Pさんの車両保険で治してもらえることになりました。
作家の開高さんが言うには、人生にはバランスシートがちゃんとあるらしい。
何かを得れば、何かを無くすそうで、失ってもそれに気づいていないだけなんだそうである。
正月から、パチスロは負け続けるし、釣りは坊主だし、一週間後に廃車の予定の車はパンクして初出に遅れるし。
今年は、なんにもいいことないや・・・
などと思っておりましたが、いいことはあるもんですな。
ちょっと幸せになった、一週間早めの小正月でありました。














































































