Musical Instruments
December 22, 2005
December 04, 2005
アンプ付きムビラスキイが完成する
当初から、筐体には米軍の救急箱を想定していたが、問題は内蔵するスピーカーのチョイスである。筐体の深さはクリアランスを計算すると実効値が約 50mm。この深さをクリアする「マトモな音のするスピーカー」を探さねばならない。当初はBOSEのケヴラーコーンSPなどが候補に挙がってい た が、現実的なサイズを考慮してFostexのフルレンジSPを選択した。
アンプリファイア用のICとして、当初はLM4940という出力定格6Wの製品を予定していたが、思った程の音質が得られず、オーヴァースペックではあるが使い 慣れたLM3886で回路の仮組みをしてみた。SPの定格が10Wなので、オーヴァーロードが心配(一度やっちまった)だが、入力時に制限を行えば問題ないということで、最 終的にはこのICを選択した。
音質は「大人しい」というか上品なので、増幅度を押さえた場合は、殆どアコースティック楽器として通用しそうな気配がある。流石に増幅度を上げていくと、 ノイズと共に低域から歪み感が増していくが、それ以前にフィードバックによる盛大なハウリングに見舞われて仕舞うのは、楽器の構造を考えれば仕方がない現 象である。
内蔵するエフェクトはVCFを予定していたが、思ったような効果を得ることが出来ず、急遽ギターアンプ由来のEQ回路に切り替えたが、これは大正解。ア ンプリファイアのレベルに合わせたハウリングコントロールを行いつつ、演奏を行うことが出来る懐の深さを得ることとなった。
設計変更など紆余曲折と共にポシャった部品も多く、制作費は20万円弱だったが、売値は13万円と大赤字なモデルである。それなりに愛着があるので、2号機を作ってみても面白いだろう。
November 28, 2005
Mbiraski7号機
音色を決定するブレードやボディーの素材に関しては、現物合わせする他はなく、これは一種の博打である。サスティーンの少ないパーカッシヴなサウンドが欲 しい場合は、14Gのステンレススポーク等、太い径の剛性の高い素材を選択すればよいが、楽器としての響きを重視した場合は、チタンスポークに軍配が上が る。
回路の電源には、法的な障害をクリアするために敢えて電池を採用している。電池の使用は、ダイナミックレンジの点で不安があったが、幸いにもこれは杞憂に終わった。
楽器の演奏はこちらにアップしてあります。
Mbiraski8号機
意匠的には、このサウンドホールは合格。今後の問題は音色的に最適化された面積の算出となる。今考えているのは、サウンドホールのアタッチメント。これを 付け替えて面積を変化させることで、共振周波数のチューニングを行う。 今まで前例を見たことがない機能だが、Mbiraskiは「ユーザー・フレンドリーなチューニングが可能な楽器」というのがメイン・コンセプトなのである。このアイデアは是非採り入れたいところだ。
November 17, 2005
November 16, 2005
Capyの改造を完了
残念ながら、怪談スイッチ用の電源組み込みは「電圧降下」の為に失敗。予想はしていたのだけれど、1割以上の誤差では流石に安定動作は望めないようである。
MIDIルーティン、及びやりすぎキーボードの接続をCapyに集中させた効能は大きく、システム全体の配線をスッキリと纏めることが出来た。 特に現場 で何時も混乱の原因となる「電源関連」及び「ピン数の多いケーブル類」を追放出来たので、設営・撤収時間の短縮が期待される。
ライブにはナントカ間にあったので、今日からはシステムの動作検証と、ソフトウエアのリファインに時間を割くことにする。
November 12, 2005
September 04, 2005
ムビラスキーを録音する
http://www.asahi-net.or.jp/~MZ2Y-YSD/realaudio/mbiraski.mp3
サウンドシステムは、KYMA/Capybaraを使用している。アウトは8chで出力し、うち4chを録音した。リズムパートはサンプル再生だが、ガイ ド録音(この場合は、ムビラスキーのループ。演奏49秒からを録音し、ループ化している)のテンポに準じて自動再生されている。 一見するとマルチトラッ ク録音のように聞こえるが、完全にリアルタイム、つまり思いつきで曲が構成されていたりする。
なお、実際のステージではオーディエンスの周りをグルグル音が飛び交う音響アレンジなので、マイクで音を拾うと周囲のスピーカーからのフィードバックが原 因ですぐにハウリングを起こしてしまうが、ムビラスキーではセンサーピックアップの効力が発揮されて、ほぼノーフィードバックの演奏環境を実現している。
こうして聴いてみると低音部が歪んでいるようなので、プリアンプの調整が必要だな。(汗)
音のレンジが広いので、試聴にはヘッドフォンが推奨ということで、ヨロシク!。
