ちゃっぷの温泉・ハイキングブログ

 ちょっとブログのデザインを、リニューアルしてみましたぜ!  ハイキング・温泉なんかの話題を提供したいと思います。山頂でY字バランスしているやつがいたら、ちゃっぷです。  最近は、花の名所や滝等の観光名所や行った先でのグルメ情報も満載。ただし、完全に自己満足の内容です。ちょっと下品な内容も?  情報は古くなっている場合もありますのでご注意ください。

2007年08月

登山日 2007.08.04(土) 〜06(月)
天気 08.04(土)曇り雨
コース 上高地→明神→徳沢園→横尾
同行者 O氏
 
12:15 上高地河童橋
13:05 明神
12:10 徳沢園
15:10 横尾

 北アルプス穂高岳初日です。導入編ってことで報告です。
朝5時に起きて速攻で脱糞し、Oさんの家に7:00頃到着。中央道に上野原ICから乗っかります。台風一過の快晴を期待していましたが、どんよりと曇り空でした。松本ICで降り、右折して上高地方面に向かいます。道はまっすぐなので簡単です。沢渡大橋に近づくと、交通整理のおっさんが出ていて、駐車場に誘導されました。上高地は環境保護のため一般車両乗り入れ禁止です。駐車場に車を置いてバスかタクシーに乗り換える必要があります。
1 沢渡大橋駐車場.jpg 駐車場の出入り口近くのアスファルトの駐車スペースにレガシィを突っ込みましたが、でっかいザックを出して準備していると、おっさんがやって来て、申し訳ないが奥の方に移動してくれと言われます。入り口付近は回転の良い日帰り観光客用ってことらしいです。指示されたスペースは未舗装でした! くだらねえ。で、ザックを担いで駐車料金を払いに行きます。我々の前には小さい子連れの若夫婦が並んでいました。料金所のおばちゃんが、「はい、日帰りですね。500円です」
で、我々を見ると、「二泊三日? 三泊四日?」とこっちが何も言わないのに聞いてきま。怪訝な顔をしていると、「ザックに書いてあるわよ」と我々のザックのでかさで判定したようです。さすがはプロですな。二泊三日の1500円を払います。で、なぜか、若夫婦と我々の周囲を駐車場のオヤジたちが取り囲んでおります。我々はバス乗り場に行こうとしていると、さっきの若夫婦が、バスとタクシーとどっちが良いのか取り囲んでいるおっさんに質問。「バスは片道1000円。往復1800円です。タクシーは片道4000円。4人で相乗りすれば待たずにすぐ乗れますし、バスよりぜんぜん早いですよ。観光協会もタクシーの4人相乗りをお勧めしています」
2 上高地バスターミナル.jpg この日は土曜ですが天気がイマイチでタクシーが暇な様子です。我々をカモと見込んでタクシーにのせたい様子でした。じゃあ、ってことで若夫婦と相乗りですよ。ちっちゃい娘はタダでした。若夫婦は大正池で降り、我々は上高地バスターミナルへ。効率よい移動ができましたな。


3 上高地 ハンバーグ定食900円.jpg 11時ちょい過ぎで昼飯にはちと早いですが、予定通り上高地の食堂で昼飯です。入り口にトイレだけの使用は禁止と表示されています。そう、上高地は公衆トイレが100円ですから。
私は900円の日替わり定食でこの日はハンバーグ定食でした。Oさんはカツどん。
見た目はうまそうでしたが、食ってみるといかにも大量生産のハンバーグって感じでしたな。Oさんのカツどんも、なんかできているやつをここで温めただけって感じと言っていました。せっかくなので放尿し、 混み合ってきた食堂を後にします。準備していると雨です! 台風が行っちまったのでもうちょっとましな天気と思いましたが、いきなりレインウエアのお世話になることに。ま、この日は横尾って所まで、3時間のほぼ平らな道を歩けばいいので御気楽ですが。
4 上高地 河童橋.jpg 5分ぐらい歩いて河童橋へ。雨だって言うのに結構人がいますな。我々は素通りして第一チェックポイントの明神を目指します。




5 梓川.jpg 梓川の上流目指して川の右側を歩いていきます。樹林の中ですが、たまに梓川が見えます、しかし巨大な川原越しに見えるはずの明神岳がガスってイマイチ見えません・・・








6 明神.jpg7 梓川2.jpg






 1時間歩いて明神に到着。Oさんは脱糞へ。上高地でも脱糞に寄っていたのですがねえ。イマイチ出が悪い様子です。
その後、また樹林の中と梓川が見えるところを交互に繰り返し、1時間程度歩いて徳沢園に到着。
8 徳沢園キャンプ場.jpg9 梓川3.jpg






10 梓川4墨絵風.jpg11 横尾山荘着.jpg






 でかいキャンプ場があります。公衆トイレ(上高地以外は無料)で放尿し、さらに上流へ進みます。途中、水墨画のような梓川を見物し、15:10頃、本日の目的地、横尾山荘に到着。
 木の香りがまだ新しい、いい小屋でしたぜ。廊下は木がピカピカで、こんなにきれいなのに改修工事のため今年の営業は10/10までとなっております。どこを改修するんでしょうかねえ?
 なお、ホームページにできるだけ予約を、と載っていたので予約しておきました。
この小屋は一泊二食で9000円。なんと風呂があります。豊富な沢の水を引いて風呂にしているのでしょう。9000円払って夕食券と朝食券をもらいます。他の客が昼用の弁当を頼もうとしていたので話を聞いていましたが、1000円でパン食でした。それはイマイチですな。
12 横尾山荘 部屋.jpg13 横尾山荘 部屋ベッド.jpg






 部屋に行くと2段ベッドの8人部屋で、なんとベッドは一人に一つでカーテン付き。山小屋といえばタコ部屋を予想していましたがこいつはびっくりですぜ! これは快適に寝られそうです。
19 横尾山荘 廊下.jpg20 横尾山荘 洗面所.jpg






21 横尾山荘 洋式トイレ.jpg 洗面所の水は飲料水で飲み放題。トイレは脱糞用は様式でした。ケツ拭いた紙は流さずにゴミ箱に捨てます。特殊な浄化処理をしているそうで、紙を流すと効率が悪くなるとか? 流してもあまり水も出ませんな。水で薄めるとまた処理の効率が悪くなるそうです。で、よく流れないので画像には流れきらなかったちゃっぷの脱糞がわずかに写っております。

15 横尾山荘 風呂棟.jpg16 横尾山荘 風呂場入り口.jpg






 16:30から風呂に入れます。風呂は浴場棟「悠湯館」で別棟になっており、サンダル履いて向かいます。なんだか旅館の雰囲気です。新築っぽいきれいな入り口から2回に登り、男女別の入り口から脱衣所へ。完全に立ち寄り湯の雰囲気です。石鹸、シャンプーは使えませんが汗さえ流せりゃ言うこと無しですな。なぜか洗い場にイスがなく、床にじか座りです。浴槽は5,6人でいっぱいですが、山小屋の風呂としては最上級でしょう。
14 横尾山荘 部屋から見た中庭.jpg ちなみに中庭? はこんな感じ。立派な小屋です。





17 横尾山荘 食堂.jpg18 横尾山荘 夕食.jpg






 談話室では通常のテレビのほかに常時天気予報チャンネルが映し出され、缶ビール(350ml)600円!を飲みながら夕食を待ち、食堂も立派でした。
おかずはこれ。食器もきれいでおいしかった。ちなみにごはんと味噌汁は食い放題、飲み放題ですぜ。
 山小屋では珍しく、快適に爆眠できましたぜ。
22 横尾山荘 朝食.jpg ちなみに朝食は5:00からでこんなメニューでした。続く・・・

06/09/10(日)晴れ

え〜趣向を変えて2006年の沼尻元湯の報告です。なんで今頃報告かって? 今年も行く予定なので、その前に昨年のネタを大放出ってわけです。
ちなみに、昨年書いたダイジェスト版はこちら。
山形県米沢市の秘湯 大平温泉を後にした我々は、福島県の安達太良山の麓にある沼尻元湯を目指します。大平温泉もそのうち詳細報告する予定ですよ、ってネタは腐るほど溜まっていますな! 沼尻元湯には2005年にも行っていて、恒例行事となりつつあります。
県道? 2号線の米沢猪苗代線に乗っかり、白布温泉を通過。その後は無料となったスカイバレーという異常に気持ちいい山岳道路を突っ走ります。
01 白布峠駐車場1.jpg02 白布峠駐車場2.jpg







03 白布峠から見た桧原湖.jpg04 白布峠標高.jpg






県境の白布峠で休憩。画像は白布峠のでかい駐車場です。トイレもあります。桧原湖も見下ろせて良い休憩ポイントですぜ。
ここから福島県に突乳し、絶景を見下ろしながらのカーブの続く道は異常に気持ち良いですぜ。桧原湖近くに下ってくると、なぜか単独で走っている短パンランニング姿の若いお姐ちゃんが数多く見受けられやした。山岳マラソンのトレーニングでしょうかねえ?
桧原湖畔を南下し、剣ヶ峰の信号で国道459にぶち当たります。この辺りは有名な五色沼のすぐそばですな。で、沼尻温泉・中ノ沢温泉方面を目指します。
1 沼尻野湯への駐車場.jpg
沼尻温泉に着いたら未舗装で砂利道の沼尻スキー場の中をガタピシとセカンドギヤで3km程度走り、安達太良山の沼尻登山口駐車場に到着であります。
目指す沼尻元湯は沼尻温泉と中の沢温泉の源泉で、ここから山道を徒歩20分程度。川から高温の温泉が湧き出していて、川に浸かる野湯です。究極の秘湯ですな。


2 沼尻野湯への入り口.jpg
入り口が二つあり、今回は左側の比較的起伏が少ないコース。前回もこっちでしたが。






3 白糸の滝.jpg4 白糸の滝2.jpg






6 白糸の滝の下流.jpg
歩き出してすぐ、白糸の滝が見えてきます。源泉地帯は滝の上流にあります。で、滝の下流の川の色は白濁していて、温泉成分が濃厚な様子です!



5 道程は険しく.jpg7 温泉パイプ.jpg






川沿いの崖っぷちを歩き、次第に緑の山から荒廃した荒々しい雰囲気に。温泉のパイプが道沿いに通じています。川の上流を目指して歩いていくと、あちこちで川に浸かっている人を発見。昨年来たときよりもずいぶん人が多いですな。それにしても日差しは強烈で汗が噴出してきます。
8 温泉パイプ2.jpg9 温泉パイプ3.jpg






10 パイプの中身.jpg11 温泉に浸かる人.jpg






12 温泉樋.jpg






で、我々も適温部分を川に手突っ込みながら探してちょうど良い所に浸かります。2005年にも浸かった場所でしたがね。日によって温度が変わるらしく、昨年よりも熱めというか、前年は雨の後で温くて浸かれるところがあまりなかったのですが、この時はあちこちで浸かれましたぜ。
ちなみに川なのでちんぽこ丸出しというわけにはいかず、ノーパンに短パン着用で入りましたよ。
安達太良山から下山してきた登山者がいいなあ、といいながら我々を見下ろします。入っちゃえば良いのにね。
13 湯の川.jpg14 浴槽.jpg






15 浴槽2.jpg16 入浴中.jpg






うっかり足を突っ込むと激熱の湯が湧き出している部分があり、絶叫をあげる羽目になりますので注意です。
17 激熱.jpg18 激熱2.jpg






ここで、さらに注意しなくちゃならないのは、有毒ガスの発生です。
19 安達太良山方面.jpg
何年か前に、ここより上の沼の平という場所で有毒ガスの発生により登山者が亡くなる事故がありました。この画像のもっと山の上の方です。風のない無風状態の日はこの川には近づかない方が無難でしょう。ま、自己責任てことで。


20 帰り道.jpg21 帰り道2.jpg







さて、コンビニで買ってきた昼飯をお湯に浸かりながら食べ、十分温泉と川遊びを堪能して帰ります。また行くのが楽しみですな。

北アルプス:裏銀座コースから読売新道・黒部ダム
07/08/14〜07/08/16

 再び北アルプスから無事生還いたしました。前回の穂高よりも激歩きでした。
例によって、絶景をチラ見せですよ。
 今回のテーマはリベンジ。過去2回、同じコースで計画して途中まで歩きましたが、いずれも悪天で撤退! 
1回目:高瀬ダムからブナ立て尾根登り、烏帽子岳登頂。烏帽子小屋泊。翌日雨のため同じ道を引き返す。
2回目:高瀬ダムからブナ立て尾根登り、烏帽子小屋通過。野口五郎小屋泊。翌日雨のため竹原新道から秘湯の湯俣温泉に下山。そこからさらに3時間歩いて高瀬ダムに戻る。
 というわけで水晶岳(日本百名山)と赤牛岳(日本200名山)、その後の読売新道は未踏でした。今年は天候が安定していたので完歩です。
 8/13は下山口の扇沢(立山黒部アルペンルートの起点です)に自転車を置き、登山口の七倉山荘前の駐車場に向かいます。扇沢からは大町温泉郷方面に下って途中で右折。七倉までは結構な登りです。扇沢と七倉の距離は18km程度でしょうか。
 この日は車中泊。
 なお、一般車両は七倉までで、その先は指定タクシーのみが高瀬ダムまで入れます。約15分で2100円。

高瀬ダム.jpg 出発地点の高瀬ダムです。背後の山の稜線まで登り、左側に歩いていく予定ですよ。稜線までの標高差は約1300m。




ブナ立て尾根から見た山.jpg 激登り中の景色。ま、ここより下は樹林の中であまり展望はありません。




ガスの稜線.jpg この日の目的地、野口五郎小屋へ向かう稜線です。午後はご覧のようにガスりました。




早朝の野口五郎岳山頂.jpg 翌日、午前5:00ごろの野口五郎岳山頂。この日は4:00起きで4:30出発。コースタイムで10時間30分歩く予定です!




水晶岳.jpg これが日本百名山の水晶岳。ちゃっぷは今回、水晶岳を登ったことにより、北アルプスの日本百名山を制覇しました。




槍ヶ岳.jpg笠ヶ岳.jpg






 かつて登った百名山の槍ヶ岳と笠ヶ岳ですよ。

赤牛岳.jpg 赤牛岳を目指します。遠かった・・・・





雲海.jpg黒部湖.jpg





 赤牛岳付近から見た雲海。美しいですな。
 はるか彼方の黒部湖と黒部ダム。最終目的地ですよ。
 この日は赤牛岳から5時間(異常に遠かった・・・)下って18:00ちょい過ぎに奥黒部ヒュッテに到着。果てました。


登山道の様子.jpg登山道の様子2.jpg












 最終日。黒部川沿いを歩きます。ハシゴの上り下りの連続であります。

渡し舟.jpg 黒部湖の平の渡し。対岸にしか道がないので渡し舟に乗ります。午前中は6:20と10:20のみ。これを逃すとえらいことになります。10:20に乗船。



乗船中.jpg 極楽でした。登山中に船に乗るとは初ですな。乗船は15分程度でしょうか。なんと無料です。乗船名簿を書かされました。










黒部ダム.jpg黒部ダム2.jpg





 黒部湖沿いを3時間以上歩き、ようやく黒部ダムに到着。お気楽な湖畔歩きではなく、崖っぷちのハシゴアップダウン(奥黒部ヒュッテから船着場よりはマシでしたが)でヘロヘロですな。
ダムからの景色.jpgダム放水.jpg





 ダムから見た景色。はるか彼方の山が赤牛岳で、前日、あのピークに立っていたとは信じられませんな!
 最後に黒部ダムで観光まででき、変化に富んだ山歩きでした。
 ダムからはトロリーバス(片道1500円)に乗って扇沢に向かいます。扇沢からはMさんが自転車でレガシィを回収しに。ちゃっぷは1時間以上扇沢で待機でした。
 ま、菓子食ったり茶飲んだり、デジカメ画像を見ながら暇をつぶしていました。

そのうち、詳細編を出します。

2007.07.28(土)
 鬼ヶ岳下山後の温泉は、西湖の畔にある「いずみの湯」へ。西湖の北側の湖畔道路に面しています。今回の登山口と下山口を車で往復している間に見つけました。
32 いずみの湯1.jpg33 いずみの湯2外観.jpg






まだ新しそうで、1日900円。ま、循環湯と思いますが近かったのでここにします。
34 いずみの湯駐車場.JPG 駐車場は第二駐車場まであり結構広いですが、ほぼ満車状態。キャンプする人がここの風呂に入りに来るのかも?




36 いずみの湯 風呂入り口.jpg37 いずみの湯 脱衣所.jpg






広い内湯と薬草湯、サウナがあります。露天風呂もあり、どこも微妙にプール臭い。ま、しかし果てた肉体の汗を流せて気持ちよかったですな。
35 いずみの湯 内湯.jpg
 露天風呂は混んでいたので画像無しです。公式ホームページを参照してくださいね。
 以上。

登山日 2007.07.28(土) 
天気 晴れのち曇りのち晴れ
コース 文化洞トンネル駐車場→毛無山→十二ヶ岳→金山→鬼ヶ岳→根場民宿前西湖駐車場

同行者 M氏
 
 9:50 西湖の西端 漁民荘前駐車場
10:15 西湖の東 文化洞トンネル脇の毛無山登山口駐車場発
11:34〜12:30 毛無山山頂(昼食)
13:47〜14:05 十二ヶ岳山頂(休憩)
14:40 金山
15:08〜15:30 鬼ヶ岳(休憩)
15:41 雪頭ヶ岳
17:00 堰堤
17:20 西湖の西端 漁民荘前駐車場

 今回は北アルプスに向けての最終チェックってことで、レガシィにMさんの自転車積んで出動であります。目的地は、大昔、Mさんと登ったことがある富士五湖の一つの西湖の北にそびえる十二ヶ岳・鬼ヶ岳。
土曜の朝5:00に起き、朝飯、歯磨き、快便です。Mさんの家には6:00チョイ前に到着。
1 レガシィに自転車積んだ様子.jpg レガシィの後部座席を前に倒し、荷室とつなげて広々させ、自転車は車輪外して、余裕で収納できました。自転車積んだ理由は登山口と下山口が異なるので、下山口に自転車を置いておき、車を取りに行くって寸法ですよ。Mさんと行く北アルプスでは、同じことをやる予定です。実はOさんとも北アルプス行くのだが・・・
ガキどもの夏休みの最初の土曜ってことで、道が混んでいました。
3 駐車場から見るこれから登る山.jpg2 西湖の西端にある駐車場.jpg






 富士五湖の一つ、西湖の西にある下山口に自転車置いたのは9時50分ごろ。駐車場の柵の部分に自転車を固定して、かっぱねられないようにします。駐車場からは登る予定の山が見えていますな。
 で、この駐車場には中学生の少年少女が陸上部の合宿でしょうか、集合しています。で、ウォーミングアップで駐車場の中を走り回っていやがった! まったく、車庫入れの邪魔だっつうの!
Mさんは、「脱糞だよ」といってトレイに行きます。こっちは放尿に。きれいなトイレでした。Mさんは強烈な屁の音を数回にわたって便所の中で反響させやしたが、実は出なかったとか? 最近運動不足で便秘気味だそうです。運動不足といっても、常人よりは、はるかに運動していますが。
4 文化洞トンネル駐車場 登山口.jpg トイレを出ると、そこから西湖の東端にある文化洞トンネルを抜けてすぐの登山口駐車場に向けてレガシィを走らせます。車は結構停まっていましたな。そんなに人気の山とも思えませんが?
 準備して10時15分ごろ出発であります。
 さて、既にクソ暑く、今後の行程が思いやられます・・・
5 登山口.jpg6 登山道の様子.jpg





 登山口は駐車場の草むらみたいになっている奥にあり、トンネルの上に出る様になっています。すぐに西湖の南側にある足和田山への分岐に出ます。我々は西湖の北側にある毛無山方面に向かいます。さて、ここからは樹林の中の急な登り。展望は無しですが森の中はひんやりしており、湿気もあまり感じません。展望がなくても暑いよりはマシですな。それにしても異常に急です。つづら折ではなく、道は直登の雰囲気であります。この日は5時に朝飯食ったので、登る前から腹が減っている感覚がありましたが、やはりダメです、登りだして早々にウイダーゼリーで10秒チャージ。ようやく腹が落ち着きます。
 さて、登り再開ですがふくらはぎがギシギシ言う感じでトレーニングにはなりますがつらいです。樹林の日陰で風もさわやかですが、顔面・頭頂部から汗が噴出し、目に沁みるのでそいつを手の平で弾き飛ばしながら登ります。一旦緩やかになりますが、まだ奥に山頂らしきものが見え意外に時間がかかります。短パンで小さいザックを担いだオヤジが下ってきました。時間的に駐車場から毛無山をピストンしたようですな。樹林帯を抜けて富士山が良く見えるようになると毛無山の山頂も近いです。
7 登山道からの眺め.jpg8 毛無山山頂.jpg






 小広く、平らな山頂には誰もいませんでした。山頂の北側は樹林ですが、南側は富士山が良く見えます。富士山は雪を被っていないとイマイチしまりがない山ですねえ。
 腹が減ったので、いきなりここで昼食にします。この先、十二ヶ岳は12個のピークがあるといわれそこまでのコースタイムが1:30です。このとき11:30頃だったので、13:00に十二ヶ岳に到着となり、そんな頃ではビールが温くなるので早く飲みたいとMさんがいい、、しかたなくこっちも付き合うことに。
10 昼飯.jpg カップラーメン用のお湯を沸かす間にセブンイレブンおにぎりを食いながら担いできた缶ビール500mlを飲み、いきなりくつろぎモードです。大汗かいたので異常にうまい! それにしてもこれから十二ヶ岳、金山、鬼ヶ岳と山が続くのに最初の毛無山でいきなりビールですか。よたつくのが心配ですぜ。
ラーメンを食い終わった頃にはすっかり帰りたい気分になってきましたが、今日は北アルプス用トレーニング。帰るわけには、いきやせん。しかし、予想通り、ビールが効いてきた。
結局、飯の間は毛無山には誰も来ませんでしたな。
9 目指す十二が岳.jpg 山頂からはこれから目指す十二ヶ岳も見えます。さて、出発です。山頂から下りもしていないのに一瞬歩いただけでいきなり一ヶ岳が出現。拍子抜けしました。なんだこりゃ? と思ってそこを通過すると急激な下りです。二ヶ岳は標識がなくてどこだか分かりませんでしたが、一ヶ岳から7,8分で三ヶ岳が出現。以降、樹林帯の中の細かいアップダウンを繰り返しながら3〜5,6分おきにピークが現れます。あんまりピークっぽくないところにも山頂標識があり、それは背後の岩のことを山頂と言っているのか? 意味不明ですな。
十ヶ岳から十一ヶ岳は急な登りで12分程度かかり、これまでより距離が長かった。
11 激下り ロープ.jpg12 吊り橋.jpg












 で、十一ヶ岳に立つと向かい側の十二ヶ岳がでかく見えます。しかし十一ヶ岳からはロープで急降下であります。十一ヶ岳より高い十二ヶ岳に登るのに、ロープにつかまりながら急降下ですぜ。で、ロープを降りると短い吊り橋が架かっております。
14 岩場のよじ登り.jpg そいつを渡り、今度は鎖につかまって岩を登ります。この後は山頂まで異常に急で、肉体にアルコールが回って息はゼーゼー、心臓バクバクであります。Mさんも、「こんなに果てる山だったっけ?」と、困惑顔でしたぜ。
 西湖に下る分岐を過ぎ、すぐに十二ヶ岳の山頂に到着。






15 十二が岳山頂.jpg16 十二が岳山頂2.jpg






17 十二が岳山頂からの展望.jpg18 十二が岳山頂からの展望2 西湖.jpg






 ここにも誰もいません。手ごろな日陰の岩に大の字にひっくり返って休憩であります。しばらく動けませんでした。やはりビール飲んでのアップダウンは肉体に堪えます。ここからは西湖と富士山が良く見える。毛無山からも良く見えましたが。
さて、この後、金山と鬼ヶ岳がまだあります。先を急ぎます。
19 登山道の様子.jpg20 登山道の様子2.jpg











 この先も激しいロープでの下りがあり、その後明るい稜線に出ますが、また樹林に突乳。金山は樹林に囲まれた陰気臭い山頂でした。
21 十二が岳を振り返り.jpg その後、鬼ヶ岳まではこれまでより歩きやすい道となり、金山から約30分で鬼ヶ岳に到着。これは途中で十二ヶ岳を振り返った様子です。




22 鬼が岳山頂.jpg 鬼ヶ岳にも誰もいません。山頂には岩がありました。ここで持ってきたグレープフルーツにかぶりつきます。ここから自転車を置いてある駐車場までコースタイムは2時間程度。Mさんの下るペースは異常に速いので先に下ってもらって車を回収してもらうことに。その方が効率いいですからな。


23 鉄ハシゴ下り.jpg 鬼ヶ岳からの下りはいきなり鉄ハシゴです。その後、一旦登りがありますが、その後は下りが続きます。自分はひざがおかしくならないようにのんびり下ります。










24 せっとうが岳からの展望.jpg25 せっとうが岳の花.jpg






26 せっとうが岳の展望2.jpg 雪頭ヶ岳という標識の所で西湖への展望が開け、花が結構咲いていました。
 ここで写真を撮りまくり! そして歩き出すと、一人の登山者が登ってきます。まさか今頃登ってくるやつがいるとは思っていなかったので、どきりとしやしたぜ!  結局、この日会った我々以外の登山者は2名でした。

27 堰堤.jpg その後は樹林の中のクソ面白くもない道が続き、何か人工物が見えてきたので麓に着いたかと喜んでいたら巨大な堰堤でした。その後は薄暗い林道っぽい道をとぼとぼ歩き、明るく開けてキャンプ場に到着。


28 キャンプ場.jpg29 キャンプ場2.jpg






 家族連れが大勢いましたな。更に進むとようやく西湖沿いの道に到着。自転車を置いた駐車場は目の前でした。西湖畔に出て、富士山の写真を激写です。その後駐車場に戻ると丁度、Mさんがレガシィを持って帰ってきました。脅威の早さですな。
30 駐車場帰還.jpg31 西湖と富士.jpg






 しかも、Mさんの口から驚くべき発言が! 「1時間ぐらいで下山しちまったんで、自転車乗って車取りに行ったんだけど、駐車場の手前でまだ時間が早すぎと思って、西湖を一周してから駐車場に行ったよ。まあ、西湖を一周半したってことかな? 15kmぐらいだったから、北アルプスのシミュレーションにもなっただろう。」
 おお、ちゃっぷの約半分の時間で山を駆け下り、その後、西湖を自転車で1周半して、車を取りに行き、ちゃっぷの下山とほぼ同じとは、尋常の肉体とは思えません! ちゃっぷより7歳年上なんですがねえ。

温泉編へ続く

北アルプス穂高岳
07/08/04〜07/08/06

無事生還いたしました。死にそうに腿が筋肉痛です。
で、絶景をチラ見せですよ。
涸沢小屋.jpg これは2日目の涸沢(2600mぐらい)で、ここで昼飯休憩しました。涸沢小屋ですよ。





ザイテングラード.jpg その後、穂高岳山荘目指して登山中であります。






朝の奥穂.jpg

 3日目。穂高岳山荘前から見た、日の出前の奥穂高岳への登りです。山頂で御来光を見ようって人が、登山中ですな。








日の出.jpg 御来光! 朝の5:00頃でしょうか。寒かったですぜ!





前穂から槍を見る.jpg前穂から西穂を見る.jpg






これは前穂高岳から見た槍ヶ岳(画像左のとんがっている山),奥穂高岳から西穂高岳への稜線(画像右)やはり3000m級の山々はそこらのチンケな山とは違いますねえ。

西穂の雲.jpg 雲まで美しいですな!

先週行った、十二ヶ岳・鬼が岳が報告未完のままで今週末、北アルプスの穂高岳に行ってきます。
ルートは上高地〜横尾〜涸沢〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢〜上高地の予定です。
え〜、これは周回コースで自転車は使用しません。
自転車は、北アルプス第二弾で使用の予定ですよ。
それでは、またってことで。

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