11月23日、秩父宮に行って来ました。今年も銀杏が奇麗でした。

前半慶応はほとんど自陣に追い込まれながらも、果敢にタックルに行っており、ディフェンスを重視した松永監督の戦い方はできていたと思います。また一時的ではありましたが早稲田がなかなかゲインできず、ボールが横方向ばかりに動いていた局面もありました。38分までは7ー0で、早稲田には勝てないまでも、僅差の勝負に持ち込めるでは?と期待させてもくれました。その後1トライを献上しましたが、前半は14−0で折り返し、まあこれも許容範囲というか、射程圏内と思われました。
ただ、前半のディフェンス一辺倒の”疲れるラグビー”のせいか、後半早稲田のパワーが炸裂し、終わってみれば54−0の、正に完敗。

しかし完封されたとは言え、後半ガス欠になりながらも最後まで必死さは伝わって来ましたし、ここ数年のように、途中でモチベーションが切れることもなく、何か清々しささえ感じられるノーサイドでした。(あまりにも後半見事にやられたからでもありますが。)

注文があるとすれば、どうせディフェンス戦に徹するのであれば、自陣ではなくキックは確実にタッチに出して、少しでも敵陣に入って戦った方が良かったと思います。

慶応は、あまりにも強い早稲田に正面から食らいついて行って、玉砕。大学選手権は1回戦を突破できれば、2回戦は早稲田との再戦となる公算が大。次回は54点という得点差を少しでも詰めて欲しい。選手のみなさん、お疲れさまでした。これからも応援します!