ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞には驚きました。候補に挙がっていたことさえ知らなかったので。
一番好きなのはLike A Rolling Stone。
アメリカの音楽誌「ローリング・ストーン誌」が全世界の172人の音楽関係者に対して行った「究極のロック100曲」というアンケートで堂々第1位に輝いた曲。(1位〜10位はこちら。)
ボブ・ディランというのは名前が有名な割にはあまり日本では聴かれてないようで、この曲は欧米では超有名曲でも、日本では知っている人は多くないかも知れません。
声にクセがあって、決して美声ではなく、またどちらかと言うと、メロディーより歌詞の方に凄みがあり、良さが日本人には分かりにくい、などの理由で、今一つポピュラーではないようです。
最初に聴いたのは中2の時でした。学校から帰って来ると、16時からNHK FMの「軽音楽をあなたへ」をよく聴いてました。ある日ボブ・ディランの特集があり、録音をしたのが最初でした。
とにかく勢いのある曲だというのが最初の印象。特に歌詞にインパクトを強く感じました。歌詞の意味は分かりませんでしたが、How does it feel ? とか With no direction homeとかの言葉の力強さや、After he took from you everything he could steal.などという少し哲学的な言葉に惹かれたりしました。
その後も今まで数十年間、折に触れて頭の中を駆け巡ってます。