2006年04月14日

第25回新田次郎文学賞真保裕一灰色の北壁

第25回新田次郎文学賞(新田次郎記念会主催)は、
真保裕一さんの「灰色の北壁」に決まりました。
 灰色の北壁/真保裕一

新田次郎文学賞は、文学賞の設立を強く願っていた
故新田次郎氏の遺志により昭和56年に設立され、
財団法人新田次郎記念会が主催する文学賞。
氏の遺産の一部を基金として年に1度授賞されます。
前年に発表された、小説、伝記、エッセイ、長短編等の
形式の如何は問わず、歴史、現代にわたり、
ノンフィクション文学、または自然界(山岳、海洋、動植物等)に
材を取ったものを対象としています。

2000年夏に公開された織田裕二主演映画
「ホワイトアウト」の原作者である真保裕一さんは
連鎖」で第37回(平成3年度)江戸川乱歩賞、
ホワイトアウト」で第17回(平成8年度)吉川英治文学新人賞、
「奪取()()」で第10回(平成9年度)山本周五郎賞と
第50回(平成9年度)日本推理作家協会賞を受賞しています。

灰色の北壁」は、雪山を舞台に天才クライマーに
降りかかった悲運の死に迫ったミステリーなど中編3編。

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1. 『灰色の北壁』 真保裕一 (講談社)  [ 活字中毒日記! ]   2006年05月14日 19:28
灰色の北壁 真保 裕一 3篇からなる山が舞台の中編集である。 氏の代表作である『ホワイトアウト』のように犯罪小説ではない。 当然の如く男たちのロマンと矜持が熱く描かれている。 3篇に共通している点は女性が絡んでいる点。 そう、“山も愛し女性も愛した男た...
2. 灰色の北壁<真保裕一>−(本:2007年1冊目)−  [ デコ親父はいつも減量中 ]   2007年01月04日 13:55
講談社 (2005/3/18) ASIN: 4062128020 評価:85点 山に関する中篇が3つ収められている。 山岳小説をほとんど読まない私であるが、そんな私でも手に汗握り、一時的にせよ山に魅せられてしまうような内容だった。 命を懸けて山に挑む人たちの気持ちが、少しはわかっ....

この記事へのコメント

1. Posted by ゆう   2006年04月17日 10:09
こんにちは。
TBありがとうございました。
この作品は、賞をとられたのですね!
読み応え充分の作品です。
2. Posted by 研航   2006年05月10日 21:36
新田次郎文学賞受賞のことを初めて知りました。
真保裕一さんのファン、といえるほど、読みつくしてはいませんが、一冊買うなら、お気に入りの作家です。
教えていただいてありがとうございました。
気づくのが遅くて、お礼が遅れてすみません。
3. Posted by 真保裕一 ファン   2006年05月11日 16:42
どうも、初めて書き込みさせていただきます。
3作品の中では『黒部の羆』と『灰色の北壁』が人気あるみたいですね。
私も『灰色の北壁』がお気に入りです。
突如浮かび上がる疑惑に対して徐々に真実が明らかとなっていく様が、2視点から巧みに文章で表現されていますよね。
まさに緊迫感が肌で感じられる秀作です。
この短編集には思い入れが深かったので、新田次郎文学賞が受賞できてとても嬉しいです。

http://www.shimpo-fan.com/myReviews+singlefile.lid+22.htm

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