“振り込め”で少年の検挙が過去最多 去年は262人

2014/02/27 17:05
 
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去年1年間に振り込め詐欺事件で検挙された少年が全国で262人に上り、統計のある2009年以降最も多くなっていることが分かりました。

警察庁によりますと、去年1年間に全国の警察で検挙された少年は約5万6400人で、10年連続で減少しました。一方、振り込め詐欺事件に関与したとして検挙された少年は、前の年よりも100人以上増えて262人でした。統計のある2009年と比べると8倍以上の増加で、過去最悪です。

無職の少年が約半数を占めていて、75人は高校生でした。事件での役割は現金の受け取り役が最も多く、192人で、なかには、グループの見張り役や指示役だった少年もいました。中学校時代の先輩などから誘いを受け、アルバイト感覚で事件に関わっているケースも見受けられるということで、警察庁は、保護者や学校などと連携して犯罪に加担しないよう啓発や指導を進めていくとしています。

参照元 :
テレ朝ニュース

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