2007年01月13日

アメーバブログに引っ越しました。アドレスはこちらです。
http://ameblo.jp/keroq/

これまでここに書いていた記事も全て移植してあります。ここはおそらく管理しなくなり、そのうちデータも消してしまうと思います。定期的に読んでいて下さったり時々コメントを下さったみなさま、今後ともよろしくお願いいたします。

(00:03)

2007年01月07日

みなさま明けましておめでとうございます。

年末年始は大阪と岡山に帰省し、昨日東京に戻ってきました。故郷の岡山県赤磐郡瀬戸町は、あと2週間余りで岡山市に合併することになっています。理由無く合併するわけではないのでしょうが、なんとなく寂しいものです。そしてちょうど3週間後にはとうとう30才になります。20代最後の1週間をインドで過ごすことになろうとは。

新年だから心機一転、というよりlivedoorの使い勝手が悪いので、ブログを引っ越しします。ただいま引っ越し準備中。

(01:07)

2006年12月28日

国際会議出席のため、来月1週間程インドに行くことになった。これが初めてのインド。会議のあるPhysical Research Laboratoryという研究所は、友人のインド人D君によると、物理学分野ではインドで一番の研究所とのこと。この研究所のあるアーメダバードという街は名前も知らなかったので田舎かと思っていたが、調べたら人口は500万人。さすがだ。

今日はビザ申請のため、九段下にあるインド大使館へ。日本武道館のあるこの辺りを通ると、いつも爆風スランプの「大きなたまねぎの下で」が頭の中を流れる。あの文通相手はなぜ来なかったのだろう。

携帯で写メを送ってもらったマイミクとの恋は、定期入れの中のフォトグラフで微笑むペンフレンドとの恋より詩情がないと思う。が、したためられた恋文の行間から相手を想い浮かべるのが粋な恋、ペンフレンドのフォトグラフなんてハイカラなだけで身もフタもない、と何世代か上の人なら思うのだろうか。

(00:43)

2006年12月22日

大学の研究室の学生さんに教えてもらった話。

日本で最初の本格的な月探査衛星「SELENE(セレーネ)」が来年の夏に打ち上げられる予定。そこで宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、セレーネ「月に願いを!」キャンペーンというのをやっています。インターネットか往復ハガキで名前とメッセージを送ると、それが印字されて、セレーネに載って月まで届けられます。(たくさん載せなくてはいけないので、一文字は20ミクロンくらいだとかいう話だけど)

キャンペーンのホームページはこちら。http://www.jaxa.jp/pr/event/selene/index_j.html

応募ページhttp://www.planetary.or.jp/selene/は携帯からもアクセスできるようなので、クリスマスデートのクライマックスのイベントとして、二人の名前を月に送るっていうのはいかがですか?

ただしその後二人が別れても、月を見るたびに思い出すはめになりますが。

(01:37)
全国で銅線が盗まれる被害が相次いでいて、背景には経済成長著しい中国で需要が急増していることがあるそうだ。先日NHKで、高圧線が2kmに渡って切り取られて盗まれたというニュースをやっていたが、その中で高圧線を切り取ることがいかに危険で難しいかを「6600ボルトの電流が流れている」と説明していてがっくりした。ボルトは電圧の単位であって電流の単位ではない。(簡単に言えば、電流=流れている電気の量、電圧=電流を流そうとする力)単位が違うことがどれくらい変かというと、「100万馬力の速度で」とか「身長が60キログラム」とか言ってるのと同じだ。しっかりしてくれよNHK。



(00:26)

2006年12月21日

読んだ本メモ

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小僧の神様 志賀直哉 

岩波文庫の短編集で、他に正義派、清兵衛と瓢箪など、教科書や現代文のテストなんかで読んだ覚えのある作品を含めて10編。太宰治が嫌っていた大作家ということで、今まであまり読まずにいたが、さすがに完成度が高くて面白い。技巧を感じさせない程のものすごい技巧というか。完成度が高すぎて、作者自身の感情があまり伝わってこないような気がするのは、太宰ファンの色眼鏡だろうか。一番印象的だった作品は「母の死と新しい母」。


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海と毒薬 遠藤周作

高校の時以来久しぶりに読んだ。よく課題図書になっていたりするが、この本の主題で遠藤周作自身の一貫したテーマでもある、日本人とはどういう人間か、罪を規定する神という存在を持たない日本人の倫理とは、という問題を、遠藤周作の他の作品やキリスト教の知識なしに理解することは難しい。中高生に無理に読ませたところで、本当の主題に行き着く前に、戦時下に行われた捕虜の生体実験というあまりに刺激的な題材に捕われてしまって、戦争はいけないとか人間の残虐さは恐ろしいとか、そういう表層的な感想しか持ちようがないと思う。その時分からなくてもあとから分かってくることもあるだろうから、読んでおくのが無益だとは思わないが、それで感想文を書かせる意図はちょっと理解しがたい。むしろ「ぐうたら」シリーズで書かせた方が面白そうだ。


(01:31)

2006年12月12日

紅葉を見たいと家人が言うので、日曜に埼玉県の平林寺へ出向いた。武蔵野の昔ながらの面影を保つ寺の周囲の雑木林が、国の天然記念物に指定されているそうだ。雑木林が天然記念物になれるとはこの時まで知らなかった。

暦も大雪(たいせつ)を迎えて、紅葉は既にピークは過ぎていたが、まだ鮮やかな色も残っていた。天気もよく、初冬の柔らかい日差しを受けた楓を裏側から見ると、キウイのような緑からグレープフルーツの黄、熟れたオレンジ、真っ赤なラズベリーと、透明感のあるグラデーションが広がる。カクテルにしたいような色。

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境内には大きな「さざれ石」が置いてある。君が代の歌詞に登場するさざれ石だ。恥ずかしながら立て札の説明書きで初めて意味を知った。いい歌だと思う。

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薄雲がでて日がかげってくると、透明なグラデーションはくすんだ色に変わる。抹茶色から、柚子、枇杷、柿、そして最後は小豆色。そのまま落ち葉と裸の木々の冬色にとけてゆく。

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武蔵野の里山の姿を今に残すこの雑木林は、一方禅僧たちの厳しい修行の場でもあるらしい。静かな木立の中に立つのは、修行僧たちへの戒めの言葉か、それとも悟りを得た高僧の言葉か。

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日本文化の奥深さを垣間見た思いだ。

(00:36)