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今年でフィットネスインストラクターを始めて39年になります。
(大学アルバイトを含め)
先月、テレビで映画「フラッシュダンス」が放送されていましたが、まさに映画の翌年にフィットネスクラブエグザス(現コナミスポーツ)がオープンし、大学1年生でフィットネスインストラクターのアルバイトを始めました。
エグザスのオープニングポスターのモデルさんは映画フラッシュダンスのモデルダンサーだったそうです。

高校3年、バレーボール部を引退し、同期全員でフラッシュダンスを見たことは忘れられません。
中学高校一貫校でほぼ休みなく毎日バレーボールに明け暮れ、やっとやっと観た映画ですから。
当時は今の映画館とシステムが違いますので、興奮して2回連続(1回料金)で観ました。

それ以来!懐かしくフラッシュダンスを見ました。
今回は気づきましたが、映画ではダンスだけでなくストレッチなどエクササイズもしていましたね。
40年前に見たときはストレッチを知らなかったので、あれもダンスだと思っていたんだろうな〜
アメリカでは既にストレッチが日常化していたんでしょうね。
1970年代の終わりからスポーツ畑にいながら、ストレッチなどしたことがなく2人1組で柔軟体操をしていました。
現在、学校体育の教科書にはストレッチが載っていますが、さてストレッチが得意な人がどれだけいるでしょうか???

日本にフィットネスクラブが誕生し、アメリカからストレッチを始め様々なエクササイズが輸入されて40年です。
今年の流行ワードに「コンビニジム」が上がってきました。
そこにはインストラクターは存在しません。
運良く(!?)フィットネスクラブの指導者を10年前ごろに卒業し、外側のフィールドで健康指導、運動指導などを。
興味がある方向へ進み、たくさんのご縁に導かれ、奇跡的に今日まで、この仕事を続けることができました。
体操教室やパーソナルトレーニングの生徒さんとは20年以上のお付き合いの方もいらっしゃいます。
感謝して健康づくりのお役に立てるように努めます。

そして老いゆく自分の体のコンディションを上げていくのも重要課題になってきました。
最近は三味線に精を出すあまり、肩の痛みや可動域制限を体験、
あ〜こんな痛みなんだ、こんな引っ掛かりなんだ・・・と肩が痛い人、腕が上がらない人の気持ちがわかりました。そして、それに対しての運動療法も上手になりましたよ。
体の勉強は一生続きます。

体幹ってどこ?体幹トレーニングってなに?

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先日、体幹トレーニング(腹筋群を中心に)の動画を作成しましたところ・・・

「体幹って、なに? 体幹って、どこ?」
と友人に聞かれて、びっくり?!
 
あらためて教室の生徒さんたちにも「体幹って、なに? どこ?」と聞いてみました。
すると・・・
「体の真ん中のあたり」
「体の芯みたいなところ」
などなど、曖昧な答えが返って来ましたので、ここでクリアにしておきたいと思います。

体幹とは・・・
体のパーツの中の胴体のことです。
解剖学的に体のパーツを「体幹」「四肢」「頭部」と表します。
「四肢」は「上肢」=腕と「下肢」=「脚」が含まれます。

体幹トレーニングとは・・・
体幹にある筋肉のトレーニングです。(筋力も柔軟性も含みます)
 
体幹の筋肉の役割は・・・
ヽ擦筌灰襯札奪箸里瓦箸、胴体の骨や内臓を保護する
胴体の骨(脊柱、肋骨、肩甲骨、鎖骨、胸骨、骨盤)を正しい位置に保つ
=姿勢を保つ
B隆瓦瞭阿を円滑に行う
(屈曲:胴体を丸める 伸展:胴体を反る 側屈:胴体を外側へ倒す 回旋:胴体をひねる)
せ融茲瞭阿を安定化し、効率を高める。
(脚や腕の始まりは体幹にあるため)

以上 体幹ってなに?どこ?のお答えになったでしょうか。


この度、私は あらためて「体幹の認知度」の薄っぺらいことに驚き、考えました。
あっ!?そういえば、なぜ一般の方が体幹だけ解剖学用語で呼んでいるんだろう?と気づきました。
腕を上肢、脚を下肢とは言わないのに・・・。

なぜか「体幹」という言葉をちょっと知っていて、なんとなく胴体のどこかと理解して、ついでに「インナーマッスル」「コア」「姿勢」などのキーワードが おまけのように付いて「体の芯みたいなとこ?」なんてお答えになる人が多かったです。

「体幹」という言葉だけが世間でクローズアップされたのかな〜?
流行語のようなもの??
って調べましたら、ありました!!!

2012年に!! 
この年の流行大賞は「ワイルドだろ」
なるほど!
しかし・・・
今から10年前ですね。

実際には 今回作成した動画「体幹トレーニング」に収録している(新しいタイプ)の体幹トレーニング(ドローイングやプランクなど)は 2000年初頭に日本に上陸した「ピラティス」から浸透し始めたように思います。
ピラティスは深層の筋肉を重要視します。
そこでインナーマッスルとかコアという用語も使われました。
「ピラティス」は2004年の時事用語辞典、新語流行語です。


では(古いタイプ)の体幹トレーニングとは??
中学高校時代にしていた腹筋運動は2人2組で足を押さえて上体起こし。
これ、実は腹筋運動ではなかったんです。
どこを動かしているかと言うと、股関節(脚の付け根)を折り曲げて体を起こしていたのですよ。
これで鍛えられるのは体幹と脚の股関節をまたぐ腸腰筋で、お腹の正面にある腹直筋への効果は少なかったのです。
そして反動を使って上体起こしをするケースが多く、これで腰を痛める人も多かったのです。
お腹の正面の腹直筋を鍛える腹筋運動は背骨を丸めながら肩を持ち上げるだけのクランチが正解だったのです。
18歳で初めてクランチをした時には驚きました。
みぞおちのあたりが めちゃめちゃ痛くなって(筋肉痛)今までの腹筋運動はなんだったんだ?!と。
今回の動画にもクランチが入っています。


クランチがジワジワ浸透し始めるのは 昭和の終わり頃、1980年代後半
やっと日本にフィットネスクラブが増加し、シックスパック=腹筋を割るにはクランチだったり、ウエイトトレーニングで見た目、ムキムキのかっこいいカラダ作り、ボディメイクのフィットネスが流行します。


しかし平成に入った1990年代、高齢化社会が急速に進み、いつまでも元気で自分の脚で立つ、歩くには?
現代人の運動不足による筋肉の弱化からの関節痛、腰痛を予防するには?
アスリートが世界に勝てるよう、強く動くためのトレーニングとは??
などなど・・・
怪我の予防や機能的な体作り(使える筋肉)が求められるようになりました。

それに対応するトレーニング「ファンクショナルトレーニング」が始まります。
「ファンクショナルトレーニング」という用語も2012年の時事用語辞典で新語流行語として掲載されています。

「ファンクショナルトレーニング」は 筋力だけでなく、柔軟性も伴い、動作の協調性を持って鍛えることを目的としました。
そこでバランスボール、バランスディスクなどを用いて複数の部位の筋肉や関節を連動させる運動も盛んになりました。

「ファンクショナル」=機能的な
円滑に機能するためには 持ち場の機能、役割をしっかり行い、全体と繋がって協働する。

上体起こしのように、なんとなくお腹も使っているようだが的外れのトレーニングではなく、1つ1つの筋肉を細分化して、1つ1つの筋肉の機能に沿ったトレーニングを行い、他の筋肉との連動をスムーズにして全身の動きの効率を高めるトレーニングが主流となってきました。
(ボディメイク目的のトレーニング方法もありますが・・・)

そこで、あらためて体幹の機能は 全身を動かすにあたって、大変重要だと認識され、流行語にもなったんでしょうね。
そこで、どれだけの人が体幹トレーニングを実践したのか?????
流行語大賞ノミネートから10年、あなたは いかがですか?
流行は薄れゆくものが多いですが、体幹トレーニングは いつまでも大切ですよ。

いえ、実は 人間なら誰もが体幹トレーニングを絶対に経験しています。
0歳から立って、歩いて走るまで、
おぎゃ〜と泣いてドローイング、あんよタッチしてクランチ、寝返って腹斜筋を鍛え、スーパーマンみたいに背筋を鍛え、ハイハイしてハンドニー・・・
これが神様から授かった実に素晴らしい体幹トレーニングです。
そこから何十年か経過し、もう1度、今!
これからもまっすぐに立って歩くために体幹トレーニングを始めませんか?

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