2006年05月

2006年05月25日

焼き菓子工房 Sissy’s (シシーズ)

これからアジサイの季節、北鎌倉駅から明月院までは長蛇の列が続きます。
その列がアジサイの寺へ吸い込まれた、その左側にも小さな道があります。

この今泉へ抜ける山道は、地元の人以外ほとんど利用しません。
この道を明月院から少し歩いていくと、緑の中に山小屋(ロッジ)風の建物が見えてきます。

入り口に簡単な案内が出ているだけで、店は階段を上がった2階にあります。
ドアのところには「NO SMOKING」のステッカーがありました。

シシーズ 道シシーズ 店













ウッディーな室内は奥に丸いテーブル、そして小さな四角いテーブルが4つだけ。
奥にはアメリカインディアンの絵が飾ってあります。

シシーズ 店内














ごらんのとおり、緑の枠に縁取りされた窓から見えるのも木々の緑だけです。
北鎌倉がこんなに山奥だとは思いませんでした。

シシーズ 窓
















カウンターの奥にいるのは上品なオーナーのマダムです。
入り口付近に掛けてある黒板のメニューについて聞いてみました。

メニューは2つ。
ケーブルテレビで紹介していたチーズケーキと「Today’Special」の「ルバーブ パイ」です。

「ルバーブパイって何ですか?」

「そうですね。ルバーブは蕗に似たものなんですが、茎の赤いところを食べるんです。このルバーブのパイはルバーブのほかには何にも入れてません。砂糖だけしか使っていません。」

本当は、鎌倉ケーブルテレビで見た「チーズケーキ」にするはずでしたが、何故か『ルバーブ』が気になってこれをオーダーしてしまいました。

シシーズ メニュー















これがそのルバーブパイです。

鮮やかな赤紫色のルバーブパイは、酸味と砂糖の甘さが調和して素朴なおいしさです。

「どこのお菓子なんですか?」

「アメリカの家庭で作るお菓子です。向こうでは家庭ごとにレシピが受け継がれて
いて、子供のおやつは家庭で作るんです。」

ここの焼き菓子は、オーナーが本牧のアメリカ人の家庭で習ったレシピが元とのこと。

人気のチーズケーキが通年で用意されているほか、ブルーベリーなどのベリー系、そ
れからリンゴの紅玉を使ったもの、パンプキンなど季節によってさまざまな焼き菓子が食べられます。

もう出来てから十数年ですが、地元のアーティストやアメリカの人などがゆっくりと時を過ごす店らしく、メディアにあまり登場していません。


シシーズ 焼き菓子2






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●北鎌倉「Sissy’s」 焼き菓子工房
   鎌倉市山之内206
   TEL0467−22−6889
   定休日 金曜&第1.3木曜
   営業時間 11:00〜17:00
   (月曜は13:30〜)
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chefcomi at 09:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | スイーツ

2006年05月18日

もうひとつの風景 

葉山代表するのカフェの1つ「もうひとつの風景」は、カヤの木テラスと呼ばれる、いくつかの店舗が集合した一角にあります。

もちろん、それは葉山ですから、店舗の集合体とはいっても、整然と同じような店が並んでいるわけではありません。

写真はカヤの木テラスの看板です。
ステーキ屋さん、眼鏡屋さん、ソーセージ屋さんなどさまざまな業種が、それぞれ独自の店を開いているのがわかります。

もうひとつの風景 看板









店の横は駐車場、建物の前には古い枕木を並べた小さなテラスがありました。

店の中は、吹き抜けになっています。

窓際に席をとって店内を見渡すと、煙突のあるストーブのところから、天井に向かって、『く』の字になった階段が伸びていました。

階段の先の小さな二階にもテーブルと椅子があって、なかなか面白い場所になっています。

階段の前には本棚。
ストーブの上には籐の籠に入った「湘南通信」が見えました。


昼時ですが、カフェですからそれほどメニューの数は多くありません。
「限定10食」というハンバーガーセットがあったので、これに決めました。

天井には扇風機がゆっくりとまわり、店内には古いジャズが流れています。

もうひとつの風景 店









限定10食のハンバーガーです。
15cmはあろうかという大物です。

ミルフィーユと目玉焼き、そしてこのハンバーガーは今まで生きてきて、未だに食べ方を知りません。

バウンズを上下から握り締めて、大口を開けてかぶりつきましたが、やはり玉ねぎとトマトが皿にこぼれます。

でも、こんがりと焦げ目のついたハンバーグはなかなかの味でした。


入れ物に入っているのは、バターでなくて、プリンです。
私のように間違って、アツアツのジャガイモには塗らないでください。(笑)

となりのカップルは、ショーケースに並んでいた「シフォンケーキ」を注文しましたが、これも美味しそうでした。

今回はセットで紅茶をたのみましたが、ここのコーヒーの評判もいいようです。



まだ、夏には少し間がありますが、ゆるゆるの葉山時間を楽しみました。



シェフコミメルマガもご参照ください。


もうひとつの風景 限定ハンバーガー






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●葉山「もうひとつの風景」 カフェ
   三浦郡葉山町一色1179−5
   TEL0468−75−2950
   定休日 無休
   営業時間 10:30〜22:30
  
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chefcomi at 10:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 逗子・葉山 | カフェ

2006年05月11日

OKASHI 0467

何だかうっとうしい日が続いていますが、入梅前の晴れた日には長谷あたりの散歩がおすすめです。

鎌倉駅西口から、御成小学校、中央図書館から、御成中学校方面へ進み、裏道をたどって行くと、いろいろ面白いところに出会います。

まずは、『吉屋信子記念館』(左写真)
淡いピンク?の塀に落ち着いた日本建築の建物が、やはり鎌倉の作家の邸宅にふさわしい佇まいになっています。

それから、右の写真は『長谷子供会館
鎌倉洋風建築の代表の1つです。



0467 吉屋信子0467 長谷子供会館













左は『甘縄神明神社』。
鎌倉最古の神社です。

そして、圧巻は『鎌倉文学館
高台に立つ建物の窓から、広い斜面に広がる芝生の庭を通して由比ガ浜の海を眺めていると、もうそれだけで三島由紀夫の世界に入ったような気分です。
(ここは『春の雪』の舞台となったところです。)

0467 甘縄神明神社0467 文学館













すっかり寄り道をしてしまいました。
さて、裏道から由比ガ浜通りに戻りましょう。

さきほどの「鎌倉文学館」入り口の信号に出てきました。

店は由比ガ浜通りに面していますが、写真の通り目立たない外観をしていますので、見逃さないようにしてください。

ご存知の方も多いと思いますが、ここはあの西御門の「0467」が開いたケーキ専門店です。

ドアを開けると大きなショーケースが置いてあります。
ケーキにはすべてナンバー振ってあるだけで、ほかの店のようなケーキらしい華やかな名前は一切付いていません。

今回は白の地に真っ赤な水玉が印象的な『NO10のライチ』をオーダーしました。

店の奥のソファと2階が喫茶になっています。
白と黒の外観と同じように、店内はほとんどモノトーン。

打ちっぱなしの灰色のコンクリート、黒いソファ、黒で囲われたキッチン、坪庭の白い壁と下に敷かれた白と黒の玉石。
スタッフの服装まで黒の上下に白いエプロンです。

色彩は坪庭のもみじと根元の苔の緑だけ。
そんな中に、鮮やかなケーキが運ばれたとき、この店の計略にやっと気がつきました。
すべて、ケーキを引き立たせる演出だったんですね。

もちろん、味もなかなか。
ほのかなグレープフルーツの酸味と苦味。そしてライチの上品な甘さを堪能しました。

ケーキとコーヒーで945円。
ちょっとお洒落なティータイムです。


あっ、どんなケーキか知りたいですよね。
でも、「写真はちょっとご遠慮ください。」ということで今回は申し訳ありません。

後でみたら、鎌倉ブログの大御所「こるぶろぐ」さんも同じ経験をされたとありましたので仕方ありません。

そうです。お察しのとおりです。
白状します。
肝心の写真がないので「寄り道」でごまかしました。

※詳しくは、こるぶろぐさんのリンクを通してケーキの写真を撮影された方のブログをご確認ください。


シェフコミメルマガもご参照ください。


0467 文学館信号0467 店






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●長谷「OKASHI 0467」 ケーキ専門店
   鎌倉市長谷1−11−21
   TEL0467−25−0753
   定休日 火曜
   営業時間 10:30〜20:00
  
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chefcomi at 10:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | スイーツ

2006年05月04日

稲村ガ崎食堂 

R134の沿道にはマニアックな店がたくさんあります。
個性的で常連のファンも多いのですが、最初はちょっと入りづらい。

そんな、湘南ムード漂う人気店、稲村ガ崎「BAR JERK」が昼間だけ名前を変えて、ランチをやっているとの話を聞きました。

左の写真は稲村ガ崎公園から、その「BAR JERK」の昼間の姿「稲村ガ崎食堂」を見たところです。

道路沿い白い建物の少し左側になります。

◆余談◆

それにしても、稲村ガ崎の砂、黒いですよね。
左の写真を見てください。アップしても、ほらこのとおり黒い。

汚れじゃありません。
昔、小学校のとき、この砂に磁石を近づけるとびっしりと砂鉄がくっついてくるという理科の実験?をした覚えがあります。

この鉄で、刀を作ったという話も聞きましたが、そのへんはうろ覚えなので、定かなことではありません。


稲村ガ崎食堂 遠景稲村ガ崎食堂 砂













話を戻します。
さて、車ではなく、この店に行くには江ノ電稲村ガ崎駅が一番近いのですが、駅から
直ぐにこんなものがありました。

小さな青い椅子の上に、稲村ガ崎食堂と書いた重石があり、メニューを書いたA4のチラシ。

そして「このチラシを持参下さい。お食事の方にランチコーヒーサービス致します。」とあります。

さっそく、1枚もらって、海の方へ!

道沿いにトレードマークの「子豚ちゃん看板」、店の前にはデッキチェアが並んでいました。

そして、入り口には
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2階席より、海を眺める食堂です。
ゆったりとした時間をお楽しみ下さい。
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と書かれています。

稲村ガ崎食堂 チラシ稲村ガ崎食堂 店頭













ドアを開けるとカウンターの中に女性スタッフがいました。

「ランチ、やってます?」

「はい。2階へどうぞ。」

2階へ続く、狭い階段には大きなワンちゃんが寝そべっていました。
これが、有名な「マロ」という看板犬です。

2階には、まだ、誰もいません。
窓いっぱいに湘南の海が広がっています。
すぐ前のR134も、2階からは視界の邪魔にはならず、沖の漁船や手前のサーファーがそのまま目に飛び込んできます。

白いペンキを塗られた椅子に腰掛けて、テーブルに目をやると、古びたノートがおいてありました。
鉛筆書きのドリンクメニューと、コピーされた江ノ島などの写真。
これが、夜の顔「BAR JERK」のメニューでした。
(写真 右)

稲村ガ崎食堂 店内稲村ガ崎食堂 ノート














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<稲食>

本日のサービス定食

・まかない漬丼 定食     ¥1,160
・焼き魚定食(サバ文化干)  ¥  840
・マグロ山かけ丼       ¥1,050
・お刺身2点盛定食      ¥1,160
  お好きな2点  真あじ・真鯛
          小坪のスズキ
          ヤリイカ
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みんな美味しそうですが、今日は注文するものが決まっています。

 鯛ごはん定食  ¥1、370

前からどうしても食べたいと思っていました。

新鮮な刺身ももちろん旨いのですが、昆布出汁を使って土鍋で炊いた鯛ご飯の味は格別でした。


おにぎりなどテイクアウトできるメニューもあるので、天気のよい日は、これを持って稲村ガ崎でお弁当なんていうのも洒落てます。

帰りに店の横で確認。
青と白の看板には「INAMURA JERK」とあります。
(写真 右)

シェフコミメルマガもご参照ください。


※昨日、本屋で「HANAKO」を立ち読みしたら、なんとここが掲載されてました。ちょっと残念!
※ホームページもあるのですが、確認したら「このページの表示が認められていません」となってしまいましたので、とりあえず掲載をやめておきます。


稲村ガ崎食堂 鯛ご飯2稲村ガ崎食堂 店横






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●稲村ガ崎「稲村ガ崎食堂」 定食
   鎌倉市稲村ヶ崎 1−15−9
   TEL0467−22−9920
   定休日 火曜
   営業時間 12:00〜17:00    
   
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chefcomi at 11:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | 食堂
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