2006年11月

2006年11月30日

うどん三昧 とく彦 

清泉小学校のフェンスの掲示板には、児童が描いた永福寺(ようふくじ)二階大堂の絵が掛けてあります。

このあたりの住所「二階堂」は、このお堂の名から付けられています。

今日は、この二階堂にあるJKさんのブログにあった、うどん屋の「とく彦」に行こうと思っているのですが、それらしき看板は何も出ていません。


<Jk's Blues>
http://jk.livedoor.biz/archives/50705537.html

左が清泉小学校の児童が描いた「二階大堂」の絵、右が東御門の碑文がある「東御門橋」付近の写真です。


とく彦 二階堂の絵とく彦 東御門橋













なまじ土地勘があるだけに、よく確かめもせず来てしまいました。
でも、いままでは、どんな店でもメイン通りには小さな看板くらい出していたような気がします。

少しさまよったあげく、静かな民家の前に「とく彦」の看板を見つけました。


JKさんのブログにはちゃんと『清泉小学校北東の交差点(鎌倉青年団による「東御門」の石碑が傍らに建つ)から10数m北に歩き、東(右)に曲がると看板が見えてくる。』と書かれています。

左がその北へ向かう道。右が「うどん三昧 とく彦」の入り口です。

とく彦 道とく彦 門













店は数十年前に建てられたような民家です。
畳の部屋2間が客室に当てられていて、テーブルが3つ。

奥の部屋には、カップルがすでに席を取っていました。


室内はBGMもなく静寂そのものです。

「メニューは用意してませんので、後ろで見てください。」

関西弁の主人に言われ、日替わりの『鶏肉とトマトの煮込みうどん』を注文しました。


しばらくすると、厨房から出てきた主人が、

「今、(うどんを)煮てますんで、よろしかったら。」

と小皿に乗せた「ちくわ」をテーブルに置いてくれました。


甘い味噌の付いたちくわは湯気を立てていて、口に入れるとコクがあって普通のちくわとは違います。

後で聞くと、宇和島のじゃこを使ったものだそうです。
これはなかなか旨いです。


写真は『鶏肉とトマトの煮込みうどん』
これに胡椒を掛けて食べます。

七味ではなく何で「胡椒」なのか聞いてみると

「洋風なもんで。」

との答えでした。



その後出汁の話になると

「うちのんは、出汁に昆布やじゃこ、鯖節とかぎょうさん使てるんですわ。それに『返し』(みりん、醤油などで作るつゆの素)が少ないんです。1/20とか1/21とか、そんなもんなんです。塩も使てません。」

丁寧な説明の後、コップに入れた出汁を持ってきてくれます。

なるほど、コクのあるいい出汁の味でした。


※うどんの後で、この出汁で炊いた「十六穀ご飯」を持ってきてくれましたが、これもよかったです。


奥の部屋には大きな「水木しげる」の妖怪画が無造作においてあります。

お人好しで、妖怪好きの主人は、どこかこの漫画の登場人物に似ているような気がしました。


今のところ、口コミと近所の人が中心です。


とく彦 日替わり






+++++++++++++++++++++++++++++++++

●二階堂「うどん三昧 とく彦」 うどん
   鎌倉市二階堂58−11
   TEL  0467−23−5995
   定休日  金曜日・第3木曜日
   営業時間(昼)11:30〜14:30
            
       (夜)17:30〜21:00(LO20:30)
 
+++++++++++++++++++++++++++++++++

chefcomi at 11:07|Permalink 鎌倉 | 蕎麦・うどん

2006年11月23日

ラ・ボンヌシェール

葉山というところは、何気ない普通の通りに気のきいた店がさりげなくあることが多いのが特徴です。

このローゼンから海に向かっていく道にも、以前取り上げたピザの「ヴィヴァヴィータ」をはじめ地元で人気の天ぷら屋さん、パン屋さんなどが集まっています。

噂に聞くフレンチの「ラ・ボンヌシェール」も白いマンションの1階にありました。

周りは静かな住宅地ですが、お昼の時間になると、店の前にはどこからともなくやってきた車で小さな駐車場は一杯になります。


ラ・ボンヌシェール 店ラ・ボンヌシェール 店頭













マンションの1階のため、天井はあまり高くないのですが、外観と同じ白を基調とした店内は思ったより明るく、ここにも葉山時間がゆったりと流れています。


オーダーはランチのA ¥2310

メニューには以下のように記入されていました。

------------------------------------------------

一皿目のオードブル 

ラ・ボンヌシェール定番の鎌倉野菜たっぷりのサラダ 
又は具沢山の鎌倉野菜の温かいスープ、パルメザンチ
ーズとEXバージンで   


メインディッシュをお選びください

☆相模湾産のお魚の白ワイン蒸し、キノコとポルチーニのリゾット添え

☆鳥取産大山地鶏にキノコと栗を詰めて、こんがりとローストに

☆特選牛フィレ肉の炭火焼き、サツマイモのグラタン添え(+1280円)

スペシャルデザート   カフェ/ティー

------------------------------------------------

気さくで元気なスタッフの女性に「この店のサラダは多いので」と念を押されたので、少ない方を選びました。

写真左は『突き出し』のラデッシュでサラダではありません。(笑)

右が量を少なくしてもらったサラダです。

この日は誰も「普通」のサラダを頼まなかったので、その量はわかりませんが、小のサラダでも十分満足出来ました。


ラ・ボンヌシェール ラディシュラ・ボンヌシェール 定番サラダ小













左がメインの「大山地鶏」です。

こんがりとローストされています。

ハチミツとビネガーで甘酸っぱく味付けされた柔らかい地鶏に、はほんのりと甘い五穀米。
季節の栗も付いていました。


次々と女性グループがやってくる忙しい時間ですが、パンや水のお替りをタイミングよく持ってきてくれます。

お客さんとのフレンドリーな応対でこの店の性格もわかります。


最後はデザートとコーヒー。
デザートは「洋ナシのコンポート、レモン風味」でした。
横のシャーベットはカシスです。


帰りには次の月のメニューを渡してくれました。
今月のメニューは下記のURLにもありますので参考にしてください。

ラ・ボンヌシェール 大山地鶏ラ・ボンヌシェール 洋ナシデザート






+++++++++++++++++++++++++++++++++

●葉山「ラ・ボンヌシェール」 フランス料理
   三浦郡葉山町943−1 アトリエ943
   TEL  046−877−5755
   定休日  火曜日
   営業時間(昼)11:30〜14:30(LO)
            
       (夜)18:00〜21:00(LO)
  http://www.surfline.ne.jp/la-bonne-chere/ 

+++++++++++++++++++++++++++++++++









chefcomi at 10:28|Permalink 逗子・葉山 | フランス料理

2006年11月16日

いろり屋 杢 

葉山から横須賀へ向かう道も、一色を過ぎたあたりからはリゾートのムードは消えて急に田舎の雰囲気が漂ってきます。

いろりや杢 葉山の山2いろりや杢 沿道













そんな道を進んで行くと、『和食処 いろりや杢』の電柱看板と黒い建物が見えてきます。

左の写真では看板がよく見えませんが、永津材木店の右後ろ、葉山国際CCの陰に少しだけ見えています。(クリックするとわかります。)

いろりや杢 道いろりや杢 店













ランチは1500円と2000円の2コース。
オーダーはもちろん1500円のコースです。

<桜コース 1500円> 税別

・先付  葉山野菜盛り合わせ
・刺身  佐島港の地魚二点盛り
・焼物  旬魚の炭火焼
・お食事 釜戸炊きご飯
     お椀
     香の物
・デザート豆乳プリン
     珈琲

左側が『葉山野菜盛り合わせ』です。
なす、里芋、とうがんに葉もの野菜、そして丸々と太った枝豆が、味のある焼き物の器に盛られています。

このあたりには、畑も多く、鎌倉野菜以上に産地直送の味が楽しめます。

右は『佐島港の地魚二点盛り』
今日はカツオと生シラス。

海は見えませんが、佐島漁港もすぐ近くです。


いろりや杢 前菜いろりや杢 旬の魚2点盛り













『イナダの西京漬けの炭火焼き』です。

厨房とは別に、店のカウンターの後ろに囲炉裏があって、灰の上で真っ赤な炭が燃えていました。(写真右)

先ほどからそこで炙られていた、たっぷりと脂の乗った西京漬けは皮ごといただきました。


そして秋の味覚『舞茸の炊き込みご飯』

これにお新香と大きな椀が付きます。
具は大根、小松菜と油揚げ。
さっぱりした醤油味の椀も素朴でおいしいのです。

いろりや杢 いなだ西京漬けいろりや杢 カウンター













最後はコーヒーと、餡(あん)の乗った豆乳プリンです。


この店はHPにもあるように、創作家具「工房 杢」の経営。
店内の家具ももちろん杢の作品です。

真っ黒な一木から作られたテーブルでの食事もいいものです。

ただ、値段を聞くと60万円以上とのことで「よろしかったらどうぞ!」と言われてもちょっと手が出ません。

※事前に連絡しておけば、車で5分ほどの工房も見学できるそうです。


いろりや杢 デザート







+++++++++++++++++++++++++++++++++

●葉山「和食処 いろり屋 杢 」 和食
   三浦郡葉山町2559−4
   TEL  046−878−9153
   定休日  木曜日
   営業時間(昼)12:00〜15:00(LO14:30)
            
       (夜)17:00〜22:00(LO21:00)

  http://www.kobo-moku.com/(現在 作成中) 

+++++++++++++++++++++++++++++++++

chefcomi at 11:58|Permalink 逗子・葉山 | 和食

2006年11月08日

ジルジル&ジロール 

左側の写真は、鎌倉駅方面から鶴岡八幡宮へ向かう段葛です。
葉も落ちた桜並木の向こうにビルが見えます。

右がその大路ビルの拡大写真になります。

シチューの店「ジルジル&ジロール」はこのビルの2階にあります。


ジルジル&ジロール 段葛ジルジル&ジロール 大路ビル













これが2階の店頭です。
レンガ貼りの側面には、メニューの内容が大きな写真でたくさん張り出されていました。

欧風田舎料理というのがジャンルで、シチューなどが中心のようです。

店内には大きな風景画のほか、いろいろな絵が掛けられています。

天井は高くなく、落ち着いた雰囲気で、座席は20席ほど。
店主が1人で切り盛りしていました。

この日のお客さんは、ほとんどが地元の人のようです。
常連の人は気軽にこの店を使いこなしています。

ジルジル&ジロール 店









オーダーはオーソドックスにビーフシチューです。

焦げ茶色のソースの中には、柔らかく煮込まれた牛肉。
赤い人参、緑のブロッコリー。
じゃがいもは丸ごと入っています。

ほのかに甘いシチューは、スパイスも効いていました。

シチューには熱々のパンも付いてきます。

じゃがいもを切り分け、ソースはスプーンで掬い、時々アツアツのパンにバターつけたものと一緒に食べてみます。

どうしてシチューは、幸せな味がするのでしょうか。

最後にコーヒーとメロンとゼリーの入ったデザートが出ます。
これもなかなかのボリュームです。


会計は1565円でした。


ジルジル&ジロール シチュー2






+++++++++++++++++++++++++++++++++

●小町「ジルジル&ジロール」 欧風田舎料理
   鎌倉市小町2−12−35
   TEL  0467−24−9839
   定休日  不定休
   営業時間(昼)  11:00〜15:00
            
       (夜)  17:00〜21:00
   
+++++++++++++++++++++++++++++++++







chefcomi at 10:25|Permalink 鎌倉 | 欧風料理

2006年11月02日

Sera 

鎌倉駅西口を出て、真っ直ぐ進むと写真左側の十字路に出ます。
向こう側にスーパーの紀伊国屋が見えています。

この交差点を右に曲がります。
最近、賑やかになってきた今小路の通りですが、まもなく道路左に見えてくるのが、右側の写真の建物。

花の付いた小さな看板が、道路沿いに出ています。
そして、階段のところにはこんなことが書かれていました。


-------------------------------------
セラ⇒ケセラセラ
店主のモットーから店名になりました。
-------------------------------------


『Sera』はこの建物の2階です。


Sera 紀伊国屋Sera 店頭













メニューの看板の内容です。

---------------------------------------

スープ ランチ (スープは赤で丸をしてある)

PM 2:30まで 限定8名様

本日のスープ
クラムチャウダースープ

にがうり 豚肉の甘味噌
舌平目のムニエル温野菜添え
ご飯(香のもの) 
コーヒー
           ¥ 1200
---------------------------------------


この看板に釣られて入ったのですが、店内は花や雑貨が一杯です。

「ちょっと、間違えたかな!オジサンの入るとこじゃない。」

と思いましたが、また階段を降りるのも面倒なのでそのまま入店しました。


あとから思えば、『セレクトショップ&カフェ』ですから雑貨が並んでいて当然なんですよね。


Sera メニュー看板Sera 店内













席に座って、メニューなどを見ているといきなりスープが出てきました。

「今日のスープは、クラムチャウダーです。」

注文なしで、料理が出てきるのは日本橋室町の「謎のカレー店」以来の経験でした。

まだ、何だか落ち着かなくてマダムに確認してしまいました。


「こんなとこにオジサンが入って、本当に大丈夫ですか?」

「ええ、結構男の方もいらっしゃいますよ。」


しかし、温かいクラムチャウダーはホクホクのジャガイモも入って、あっさり目の味が家庭的で、なかなかおいしいのです。


写真右がその次に出てきた「にがうりと豚肉の甘味噌」の皿です。

「茄子も入ってるんです。」

甘味噌と和えてあるせいかゴーヤは、思ったより苦くないので食べやすかったです。
「大盛りにしておきました。」と出してくれたご飯が進みました。



Sera スープSera ゴーヤ










メインの「舌平目のムニエル温野菜添え」です。

キッチンでジュージューと音を立てていた出来立てです。


「うちは、熱いものを出していきます。」


というマダムの方針どおりです。

舌平目の横にはカボチャとジャガイモ。
シンプルな家庭料理の暖かみを感じる味付けも好感が持てました。

メニューは日替わりです。
パワフルなマダムは献立から仕入れ、もちろん調理まで全部1人でこなすとのこと。
だから、ランチは限定8名。

これにコーヒーがつきます。

「大変ですね。」

と言ったら

「いえ、全然。少し前までは休みなしでやっていました。それからブリザードフラワーの教室もやってます。パーティーは25人くらいまで受け付けています。バイキング方式なんかもいいですよ。」

もちろんカフェメニューもあります。



<ご参考 カフェメニュー>

自家製ケーキ 350円
本日のデザート 630円
ケーキセット  850円
自家製ケーキ+コーヒーorティー


Sera 舌平目







+++++++++++++++++++++++++++++++++

●扇が谷「Sera」 セレクトショップ&カフェ
   鎌倉市扇が谷1−1−1 2F
   TEL&FAX  0467−25−6464
   定休日   水曜日
   営業時間  11:00 〜 18:00(目安)         
   
+++++++++++++++++++++++++++++++++















chefcomi at 10:26|Permalink 鎌倉 | カフェ
Archives
Recent Comments
Blog Pet
Profile
シェフコミ 事務局
鎌倉に半世紀以上棲息しています。

味音痴のD級グルメですが、協力してくれるお店のオンタイム情報と行き当たりばったりのレストラン情報をメルマガで発信しています。

まぐまぐメルマガ登録は
http://www.mag2.com/m/0000117691.html
BlogPeople
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ


訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ブログラム
『blogram』に参加しました。 blogram投票ボタン
あじさい