2007年02月

2007年02月28日

アンセルモ 

「アンセルモ」
鎌倉イタリアンの老舗、地元グルメのファンも多い名店です。

江ノ電七里ガ浜駅には写真左のような看板が出ています。

七里ガ浜高校の横を通って、坂道を登って行き、後ろを振り返るとこんな風景が見えてきます。(写真右)

イタリアに行ったことはありませんが、海が見える傾斜地というのは何となくイタリアに有りそうな風景ではありませんか?


アンセルモ 七里ガ浜駅アンセルモ 海が見える道













七里ガ浜には「住民協定」もあって、飲食店が集まっているのは桜プロムナードという歩道の周辺だけ。

その中で、このアンセルモは人通りの多い桜プロムナードから西友ストアを挟んで1本離れた「西通り」に静かに佇んでいます。

白い壁とブルーの屋根。
大きく取られた窓と洒落た看板。
さりげない植栽。

この目立たずに、しかもしっかりと存在感があるというのは、やはり老舗の風格なのでしょうね。

アンセルモ 西通りアンセルモ 店













注文したのは
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Gnocchi al Gorgonzola

手作りニョッキのゴルゴンゾーラソース”絶品!!" ¥2000

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”絶品”とあるのはメニューの中でこれだけでした。



左写真の前菜の皿は、オーダーしたものではありません。
「少し時間がかかるから」とスタッフが、サービスで前菜の並んだ大きな皿から少し取り分けてくれました。

ガーリックで炒めたエリンギとドレッシングでアレンジした人参です。

さわやかな酸味の中に人参の甘さが広がり、シャキシャキとしたエリンギの食感もよかったです。

さて、右が手作りニョッキのゴルゴンゾーラソースです。

白いソースの中に白玉のようにふっくらとしたニョッキが浮かんでいます。
真ん中には、目にも鮮やかな真っ赤なミニトマトと緑の野菜。

ゴルゴンゾーラは、メリハリの利いた塩味。
これに、もちもちとしたニョッキが絡みます。

まさに、ゴルゴンゾーラをとことん味わうメニューでした。


アンセルモ 前菜アンセルモ ニョッキ







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●七里ヶ浜「アンセルモ」 イタリア料理
   鎌倉市七里ヶ浜東4−5−14
   TEL  0467−32−2226
    定休日  水曜日、第1火曜日
   営業時間 12:00〜15:00
        18:00〜21:00
 http://www.anselmo.ne.jp/index.htm
 
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chefcomi at 13:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | バール

2007年02月22日

祥の家 

久しぶりに大町界隈に足を伸ばしました。
このあたりは、観光客も少なく昔ながらの風景が残っています。

左は近くにある八雲神社の写真です。
訪れる人も多くなく、鄙びた感じがしますよね。

右の写真は掛け軸屋さんの店です。

さて、今回はこの奥に和韓家庭料理「箸」という店があったのを思い出して、ビビンバでも食べてみようと考えたのですが、そこには別の看板がかかっていました。

祥の家 八雲神社祥の家 道














「KAMAKURA 祥の家」

そして、その横には

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北海道生まれの
幸せごはん処
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これもまた面白そうです。


路地を進むと、紺の暖簾がかかった入り口がありました。

店内は5席のカウンターに8席の小上がり。
カウンターの中には主人がいます。

メニューを確かめます。


<お昼のおすすめ>
・かまくら お精進サンド お吸い物付き   850円
 田舎のおばあちゃまのおからとパンのミスマッチ

・ひみつのお弁当(ごはん・お吸い物付き) 1200円
 肉・魚・野菜をバランスよく取り合わせています

・海鮮づけ丼               1000円
 5種類以上のお刺身をすこしずつのせて、特製つけだれで召し上がっていただきます。

面白いネーミングです。

どれにしようと迷っていると、主人がカウンターの中の看板を指差しました。

「ここに中身が書いてあります。」




<黒板メニュー>
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 ◆ひみつのお弁当

海老ほたて鮭のムニエル

鶏と野菜の中華ムニエル

ほうれん草の白和え

 ◆海鮮づけ丼

かんぱち
しまあじ
ほたて
いか
いくら

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『ひみつのお弁当』の中身が書かれていました。

「ひみつのお弁当の中身が書いてあるんだ。でもこれじゃあ『ひみつ』じゃなくなってしまうんじゃないかな。」

「中身は嫌いな人がいると困るので黒板に書いてあるんです。」


今回はその『ひみつのお弁当』を注文しました。


祥の家 路地祥の家 入口













そしてこれがその『ひみつのお弁当』です。

盆の上載っているお重に手を掛けると、主人が言いました。

「そこを左右に開いてください。」

何と重なった重が観音開きに開き、左に『海老ほたて鮭のムニエル』右に『鶏と野菜の中華ムニエル』と分かれるではありませんか。

「これが『ひみつ』なんです。中身はわかっちゃってるんですが・・。」

ホタテや鮭は出身地の北海道からの取り寄せ。
野菜や魚は地元農協や南部市場などそのときによって変えているとのことでした。



「北海道生まれってあったけど、この帆立とか鮭も?」

「ええ、北海道から取り寄せてます。」


プリプリした海老や新鮮な帆立、鮮やかなピンクの鮭がなかなかおいしかったです。

北海道恵庭に店をやっていたとのことで、毛蟹が半分で200円という「お通し」を出していたときもあるそうです。


去年の11月の開店ですが、すでに「湘南スタイル」2月号には掲載されています。

近くの「安養院」のつつじに合わせて、いくつかのメディアがさらに掲載を予定しているとのことなので、ゆっくりとしたい方はお早めに!!


ひみつのお弁当1







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●大町「祥の家」 ごはん処
   鎌倉市大町1−11−18
   TEL  0467−25−3908
    定休日  水曜日、第1・3火曜日
   営業時間 11:30〜14:30
        17:30〜21:00(LO)
    
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chefcomi at 10:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | 和食

2007年02月15日

ホットキャロット 

小町通りと二ノ鳥居を結ぶところにあるフレンチのお店です。

このあたりは鎌倉でも人の多いところの1つで、私も何回も行き来しています。
後から聞くと、この店は地元客のファンが多い店なのですが、今までその存在を知りませんでした。

確かに、看板も出ています。(写真左)

しかし、賑わう魚屋さんの陰になっていることや、奥まった入り口が暗めの印象なので、気が付きませんでした。(写真右)


ホットキャロット 店頭看板ホットキャロット 店













コルクボードに使い込まれた古い紙に書かれたメニューも地味目です。

『牛ほほ肉の煮込み 赤ワインソース』など内容が変わるメインのところは、切り張りにしてあります。


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・スープ
・サラダ
・牛ほほ肉の煮込み 赤ワインソース
・パン又はライス
・コーヒー又は紅茶     1785円


・スープ
・サラダ
・平目のムニエル 香草ソース
・パン又はライス
・コーヒー又は紅茶     2100円


・スープ
・サラダ
・サーロインステーキ
・パン又はライス
・コーヒー又は紅茶     2940円

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値段は、それほど高くはありませんね。


ホットキャロット メニュー













店内はレストランにしてはちょっと変わったつくりです。
入口から入ったところが30cmほど高くなって、8席のU字型のカウンターになっていました。

その後ろが10のテーブル席。

濃い灰色の壁をはじめ、基調はモノトーン。
だから、テーブルクロスの赤が際立って見えます。

左が野菜サラダです。
店名のキャロットをはじめ、山盛りの鎌倉野菜が入っています。
口に入れると、ドレッシングの酸味からだんだん人参の甘味に変わっていきました。

右が「黒メバルのスープ」。
とは言っても、魚のにおいはほとんどしません。
黒メバルの旨みだけが残るクリームスープです。


ホットキャロット サラダホットキャロット スープ













メインの『平目のムニエル』です。

焦げ目の付いたムニエルには香草が掛かっていて、その下にはブロッコリー、カリフラワーなどの野菜がたっぷりと入っていました。

中に見慣れないものがあります。
「かぶ」のようなのですが、外側が薄い緑で、その内側が白、真ん中が赤くなっています。
ちょうど、奥さんが近くにいたので聞いてみた。


「『こうじんだいこん』です。紅の芯と書きます。」


さっぱりして爽やかな口当たりです。
ブロッコリーやカリフラワーも含め野菜がおいしい。


肉厚の平目にナイフを入れます。
カリッっとした焦げ目に柔らかな白身魚の身が、味わい深いソースと絡みます。


パンはお替りを持ってきてくれました。

味もなかなかですが、ホールを仕切る奥さんの応対がテキパキとして感じがいいのです。


目まぐるしい鎌倉の中心で、こんなに静かに18年もやってきた秘密は、そんなところにもあるのかもしれません。


ホットキャロット 平目2






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●小町「ホットキャロット」 フランス料理
   鎌倉市小町2−10−19 二ノ鳥居ビル1F
   TEL  0467−23−0550
   定休日  火曜日 
   営業時間 12:00〜14:00(LO)        
        18:00〜20:00(LO)
              22:00閉店
 http://www.sunsun-navi.gr.jp/html/kyarott.html 

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chefcomi at 15:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | イタリア料理

2007年02月07日

レストラン ミラマール 

左の写真は、おなじみ葉山「かやの木テラス」付近の風景です。
この手前に「一色小学校」のバス停があります。(写真右)

「レストラン ミラマール」はこのバス亭から20mほどのところに位置しています。

※写真が小さいのでわかりづらいのですが、バス停の向こうに看板が見えています。

ミラマール 道ミラマール バス停













これが建物の全景です。


壁には模様の付いたタイルが貼られていて『タイル』とカタカナで書かれています。
ちょっと不思議な感じですね。

フランス料理店と聞いていたのに「タイル」なんて。


建物の前のポールにはこう書いてあります。

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HAYAMA
Restaurant
Miramar
ミラマール
046−876−3994
--------------------

実は、この建物の地上部分はタイル屋さん、レストランは地下にありました。
写真右が地下に降りていく階段です。

ところどころに、あの不思議なタイルが貼り付けてあります。

ミラマール 全景ミラマール 地下へ













地下にある店なのですが、道路部分が高くなっている傾斜地に建てられているので、店内からは外の風景が見えます。

外観も不思議なのですが、店内もまた変わっています。

テーブルが5つ、18席のこじんまりとした空間。

テーブルクロスは、モスグリーンと薄いワイン色の2色。
各テーブルの椅子もそれぞれ違っています。

赤い布で覆われた螺旋階段の横には大きな鏡台が置かれ、階段には女性の肖像画がそのまま立てかけてありました。

例のタイルは店内の所々にも貼られています。

気取らないつくりと言えばいいのでしょうか?



右がオーダーしたシチューです。

前菜のサラダ、さらにパン、そしてメインのシチューが一緒に出てきます。

渋谷の『レンガ屋』にいて、その後も渋谷で店を出していたというシェフ。
やはりメインのシチューは丁寧に作られています。
黒々としたソースにたっぷりの牛肉。

柔らかいその1切れを口に入れます。

最初は薄めに感じたソースは、後からワインの香りがついてきました。
最後まで飽きない上品な味わい。

職人肌のシェフとスペインタイルの不思議な雰囲気の空間。
やはりこれも葉山なのでしょう。



参考
<Miramarのランチメニュー>

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                 サラダ パン付き
自家製ハンバーグステーキ    1575
牛筋肉和風煮込み        1680
地鶏のクリーム煮        1890
ビーフシチュー         2300


pasta

たらばがにとハマグリのサフランソース
サーモンとカキ ほうれん草のクリームソース
海老と真鯛のエビクリームソース
魚介のペスカトーレ
帆立貝とハマグリ 野菜のフレッシュトマト


サラダ付き    1575
サラダ・デザート付き 2100
パスタコース お好みのパスタ
サラダ デザート コーヒー付き 2800

魚介のグラタン グリーンサラダ付き

魚介のクリームオムレツ
カニオムレツ トマトソース  1575
シェフのおまかせ魚料理    2300
葉山産 あわび料理      3500

ランチはコーヒー 又は紅茶付きです

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※この店については「国際村じゃらんさん」の記事が詳しいです。

◆国際村じゃらんさん
http://shonanvil.exblog.jp/4395723/

ミラマール 店内ミラマール シチュー






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●葉山「レストラン ミラマール」 フランス料理
   三浦郡葉山町一色1051 B1F
   TEL  046−876−3994
   定休日  月曜日
   営業時間 11:30〜14:30
        17:30〜20:30  
  
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chefcomi at 10:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 逗子・葉山 | フランス料理

2007年02月01日

茶寮 円 

鬱蒼とした杉林が伐採されてしまい、だいぶ明るくなってしまった北鎌倉駅周辺ですが、変わらないのが駅舎とその周辺の雰囲気です。

今日も、円覚寺階段下の広場では人力車『有風亭』の青木さんが客待ちをしていました。(写真左)

踏み切りを渡ると白鷺池があります。
ここもまだ円覚寺の境内。

その白鷺池から見た『茶寮 円』が右の写真です。
(ズームにしたので、池は写っていませんが・・・)

円 有風亭円 白鷺池













写真左が「円」の店頭です。

有名な、いなり寿司の「光泉」の2階にあり、しかも懐石となれば少し入りづらいのですが、こんなメニューが出ていました。


◆ おしのぎ膳・・・穴子蒸し寿司  小鉢、赤出し、甘味付き
  1890円(税込)

これなら何とかなりそうです。
と言うことで、階段を上がって店内へ。

右は店内の様子。
ガラス戸越しにテラスがあって、その向こうに白鷺池にかかる木々が見えます。

テラスには、昔はいなかった台湾リスが時折顔を見せていました。

円 店頭円 店内













さて、問題の穴子寿司。
蒸すのに20分ほど時間がかかります。

朴の葉に包まれてほかほかの寿司が出てきました。

右がその中身です。

温かな酢飯のほのかな酢の味と穴子のほっこりした味、そして錦糸玉子のマイルドな柔らかさ。


山椒の香りが鼻腔に入ってきます。

「山椒がいいかおりですね。」

「そうですね。(冷凍を)山椒でごまかしているんですよ。」(笑)


この寿司は、予約ではないお客さんにもいつでも出せるようなものということで作った商品で、最初はメニューになかったとのこと。
はじめは「冷凍もの」に抵抗があったのですが、山椒を入れることで納得の味が出来たそうです。

円 穴子円 穴子中身













おしのぎ膳の最後の粟ぜんざいです。

「ええ、実際は「きび」なんすが粟の方が語呂がいいでしょ。(笑)」

「甘さ控えめでおいしいですね。」

「私が甘いの嫌いなんですよ。(笑)」

写真右、横型の紙の左隅に小さくに印刷された「円」の字は、東慶寺の住職井上禅定さん82歳の作。
これが「円」さんの名刺です。

頼まれても滅多に字を書かない井上禅定師が10枚書いてくれたうちの1枚だそうです。

ほかにもう1枚、店内に禅定師の色紙が飾ってありました。


円 粟ぜんざい円 名刺





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●北鎌倉「茶寮 円」 懐石料理
   鎌倉市山ノ内501
   TEL  0467−23−6232
   定休日  月曜日
   営業時間 11:30〜14:00
        17:00〜21:00    
   http://www.kitakamakura-en.com/
  
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chefcomi at 11:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | 和食
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