2007年06月

2007年06月27日

Cafe BARD 

鎌倉には路地がたくさんあります。
大きなお屋敷の横の路地、寺に続く路地、そして向こうに海の見える路地。

路地の奥には、まだ知らない何かがきっと待っているような気がします。

「PEN」という雑誌の「路地を彷徨い、予期せぬ出合いを。」というコーナーにこの路地裏の店が載っていました。

由比ガ浜通りから、「笹屋」というお米屋さんの脇の小路を進みます。

やがて、薄い水色の北欧風の建物が見えてきました。


BARD 路地BARD 屋根













「Cafe BARD」の前にはメニュー看板。
ここに開店1周年と出ていました。

しかし、洒落たアプローチを通って店に入ろうとすると、足元に『すぐ戻ります』の文字が・・・。

外は雨でしたが、せっかく探し当てた路地裏のカフェ、10分ほど時間をつぶして戻ると今度は開いていました。

中はテーブルもありますが、カウンター席が主体です。

奥にはテラスの席もあるようでした。


「いらっしゃいませ。」

ちょっとだけいかめしそうなオーナーが微笑んで迎えてくれます。

題名はわかりませんが、小さな店内には、ジャズが響いていました。

BARD 入口 ←BARDの入口です。









BARD 店内
←店内から、入口を通し
てアプローチを撮ってい
ます。














「どうして、カフェを?」

「五木寛之さんの『林住期』ってご存知ですか?」



<本の紹介から>
林住期とは、社会人としての務めを終えたすべての人が迎える「第3の人生」自己本来の人生に向き合う、50歳から学ぶという選択、心と体を支える。
「気づき」…。現代人の黄金時代をどう生きるかを指し示す1冊。

大手のデパートを退職したオーナーは、しばらく離れていた鎌倉に自分の思い描いたとおりの家を建て、大好きなジャズの中でこだわりのカレーを作り、コーヒーを淹れる毎日を送ろうとしているようです。


右がランチのカレーです。

ラグビーボールの形のカレー皿にはよく煮込まれた鶏肉のカレーとミニトマトなどが入っています。

そして奥のグラスにポテトサラダ。
コーヒーが付いて800円。


「私も勤めていた時、昼食に1000円かけるのはちょっとと思っていたんで、1000円でお釣りが来る値段にしたんですよ。」


鶏肉も炒めてから入れているというこだわりのカレーは、鎌倉在住のインドの人のものだそうです。

「豆が入っているんですね。口当たりはマイルドで甘いんですが、少し経つとピリッとしてきます。なかなかおいしいです。」



「ところで、この『BARD』って名前は?」

「ご存知ないですか。」


オーナーはサックスを吹いている男の写真を見せてくれました。

「チャーリー・パーカー。『BARD』って言えばわかると思っていたんですが、なかなか知っている人が少なくて・・・。」


BARD サイフォンBARD カレー






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●雪ノ下「Cafe BARD」 カフェ
   鎌倉市由比ガ浜 1−10−20
   TEL  0467−23−5476
   営業時間 11:00〜19:00
   定休日  月・火曜日
  
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chefcomi at 10:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | カフェ

2007年06月21日

森彩(もりいろ) 

※森彩(もりいろ)は閉店しました。



左の写真は今小路から、横須賀線の踏切に向かって撮っています。
踏切の向こうに小町通りがあります。

さて、手前の薬と書いてある店の向こうが今回のカフェ「森彩(もりいろ)」になります。

半地下にあるそこは、胡麻豆腐の店でした。
「胡麻豆腐 千」といえば覚えておられる方も多いかと思います。

その上が「マッチポイント」
昼間はカレーなどのランチで、夜はダイニングバーとして若い人たちで賑わっています。

「胡麻豆腐 千」の紫の暖簾が消えたあとには、壁に大きな木の枠が掲げられ、中に小さな板があり、緑の字で「森 彩」と出ています。

そして、その下には花籠がかけてあり、黄色と紫の花が飾ってあります。


雰囲気がメルヘンチックなので、男にはちょっと入りづらいところもありますが、好奇心も手伝って階段を下りました。


森彩 通り森彩 入口













店内は思った以上に明るく、カウンターに沿って半透明の椅子はが6〜7つ置かれているだけ。

とてもゆとりのある造りになっていました。

※現在は席数も増えたと聞いています。


カウンターの中には上品なマダムが3人。

オーナーは鵠沼や由比ガ浜でも店を持っていたそうですが、以前「胡麻豆腐 千」
の常連であったことがきっかけでここへの出店となったそうです。


前のオーナーは?と聞くと

「実は前のオーナーは仙台の『大年寺』というお寺の副住職になられて、大出世ですね。なにしろ伊達藩の菩提寺というお寺ですから。」

「お坊さんだったんですね。」


「ええ。」

「向こうの方だったんですか?」


「出身は小田原のこれも大きな『長興山紹太寺』というお寺なんですが、ご次男と
いうことでここでお店をやっておられましたが、急にそんな話になって。」



森彩 店内森彩 店内2













この日のランチ『花 どんぶり』です。

ランチはドーナッツ状の、真ん中に空洞がある白い容器の空洞部分に、これも白い丼が乗って出てきます。

真ん中の丼はご飯で、外側のドーナッツにおかずが乗っています。
その他にサラダのボウル。


「これは?」

「『山ウド』です。キンピラにしてみたんですが如何ですか?」


「ええ、普通のウドより野性味があっておいしいです。」


タラノ芽の天ぷら、しどけ、わらびなどの山菜が続く。赤いのは赤カブの酢漬。

中にセリのような香りのものがありました。


「これは『セリ』ですか?」

「むこうじゃ可愛いものに「こ」って付けるんです。これは私たちは『ゆっこ』って言ってるんですが本当は何というんでしょうね。」


「この赤ピーマンは?」

「中に挽肉を入れたものなんですが、ただそういう風に作っただけで・・・・。」


岩手県盛岡の出身だというオーナーの地元から取り寄せた山菜などの野菜が中心の
ヘルシーな内容です。



右写真はシフォンケーキとメロンのカット。

「これは、頂いたのがあったのでお付けしました。」


普段はケーキのみとのことです。


「シフォンはここで作っているんですか?」

「はい。小麦粉も岩手から取り寄せて。」


「白砂糖も使ってないんです。身体に悪いんで使うのは黒砂糖だけ。」

「いろいろ、こだわってるんですね。」


「いいえ私が食べたいものをつくっているだけなんです。」(笑)





森彩 ランチ森彩 ケーキ&コーヒー






※森彩(もりいろ)は閉店しました。
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●扇が谷「森彩」(もりいろ) カフェ
   鎌倉市扇が谷1−8−6 小黒ビルB1F
   TEL  0467−23−1739
   営業時間 11:00〜17:00  
   定休日  日・月曜日
   
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chefcomi at 09:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | 閉店

2007年06月13日

海犬茶屋 

梅雨入りも間近な七里ガ浜です。
この辺りは昭和30年代に西武によって開発されましたが、当時ここに住宅を建てた人たちも高齢化しているようで、ここに住む知人も坂が大変だと言っていました。

循環するバスもあるのですが、本数もそう多くはありません。

でも、高台から海を眺める楽しみは捨てがたいところがあります。

そして、ここにはもう1つの楽しみ。

住宅街の中心にあるレストランです。
ちょっと鎌倉に詳しいグルメなら誰でも知っている店が集まっています。

その中で、店のシンボルが全国的に?有名なのが「海犬茶屋」
湘南在住でなくても、海面に顔を出したとぼけたアザラシのマークは見たことがある
という人は少なくないでしょう。

海犬茶屋 バス停海犬茶屋 海













ちょっと上の方が切れてしまいましたが、マークは海犬茶屋と書かれた文字の上にあります。

このマークは材木座や平塚に店を持つオリジナルウェアの「SEADOG」と同じです。

スタートはこの七里ガ浜のレストランだったとのことですが、今はまったく別の経営になっているそうです。
http://www.seadog.co.jp/story.htm

店の中は、暗めの照明でダインニングバーの雰囲気もあります。



ランチのメニューです。
昼・時・飯

・海犬定食

・青魚定食

・ミックスフライ定食

・しらす三昧丼

この中から「海犬定食」をオーダーしました。


マグロ、甘エビ、帆立、しめ鯖にイワシの刺身。
玉子の汁(つゆ)に香の物。
そして、揚げたてのイワシのタツタ揚げ。


アツアツをご飯に乗せて一口。
ホクホクとしてなかなかうまい。

イワシの刺身も脂が乗っています。


「イワシは腰越?」

「はい。小さいものはほとんど。」


大きいものはどうか?

これは、カウンターの横のポスターに書いてあります。

『やっぱ 三崎の鮪よ!』



昼を過ぎると、静かな通りからどこからともなく人が店に入ってきます。
出る頃には、半分の席が埋まりました。


「海犬定食」1522円

帰りにもらった和紙のショップカードにはアザラシのマークはありませんでした。



海犬茶屋 店海犬茶屋 海犬定食1







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●七里ヶ浜「海犬茶屋」 和食
   鎌倉市七里ヶ浜3−1−7
   TEL  0467−31−9052
   営業日(時間) 11:30〜22:00(LO 21:30)
   定休日  木曜日
   http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sangyou/omise2006/data/0422.html

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chefcomi at 15:55|PermalinkComments(2) 鎌倉 | 和食

2007年06月06日

マーロウ葉山 

湘南・鎌倉はスィーツの店がたくさんあります。
その中で、プリンと言えばまず思い出されるのが秋谷の「マーロウ」と西鎌倉の「レ・シュー」でしょう。

マーロウの本店は横須賀秋谷に有りますが、葉山にも店があります。

葉山のマーロウは「葉山小学校」バス停の前にあります。(写真左)

ご覧のとおり3階建ての建物が下から「黄色」「水色」「ピンク?」と塗られている
不思議な色彩感覚の店です。

ただ、この派手な色彩が何故かこの場所に似合っているような気がしました。


有名店だけに休日は混雑するようですが、この日は平日だったので空いていました。


マーロウ バス停マーロウ 全景













1階は工場になっているようで、カフェは2階になります。
階段を上ると右がテラス、左が店になっていました。

入口にはショーケースがあって、たくさんのスィーツが並んでいます。


その奥の客席が右の写真です。

道路沿いに小さく開けられた窓の側に5つのテーブルがあり、向かいがキッチン?になっていました。

この日は女性のスタッフが2人だけ。

想像していたより小さめの室内です。

マーロウ 階段マーロウ 店内













レストランを兼ねた本店と違い、ここはカフェメニューだけ。
それでもプリンの種類はこんなにあります。

◆自慢の自家製プリン◆

カスタードプリン
北海道フレッシュクリームのプリン
チョコレートのプリン
かぼちゃのプリン
クリームチーズのプリン
エスプレッソのプリン
ロイヤルパンプリン
小豆のプリン
栗入りスウィートポテトのプリン
くろみつのプリン
丹波黒豆のプリン
バナナのプリン
ウィスキーのプリン
抹茶のプリン


今日は、テーブルの上にあったおすすめのセットをオーダーしました。(写真左)



【あまおうセット】 ¥1350

北海道フレッシュクリームプリンの
(あまおう)イチゴソースがけ

コーヒー・紅茶
フレーバーティー・ハーブティー


現物が右写真です。


「お持ち帰りがございましたら、テーブルでもうかがいますので。」

スタッフが声を掛けます。
さすがに「マーロウ」、食べるだけでなくテイクアウトの客も多いのでしょう。


店内には店名にもなっている『探偵フィリップ・マーロウ』の肖像がありました。


さて、あまおうセットです。
北海道の生クリームを使った北海道フレッシュクリームプリンが真ん中にそびえています。

ここのプリンはビーカーに入っているのが有名で、テイクアウトしたものは、そのまま食べてしまうことが多いのですが、取り出すと想像以上に大きいのに気がつきました。


シンプルに煮られたイチゴ「あまおう」が赤いソースの中に浮かび、1つ1つにミントの葉が置かれています。


滑らかなプリンはミルクとバニラビーンズの香りがしました。




マーロウ テーブルの上マーロウ プリン






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●葉山「プリンショップ&カフェ マーロウ」 カフェ
   三浦郡葉山町堀内2038−10
   TEL  046−875−0412
   営業日(時間) 11:00〜18:30
   定休日  毎週金曜日と第3木曜日 ※変わる場合があります

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chefcomi at 13:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 逗子・葉山 | スイーツ
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