2008年10月

2008年10月29日

和食処 つきやま

長谷から七里ヶ浜、江ノ島の間、R134にはたくさんの車が行きかいシーズンを問わず賑わいを見せています。

しかし、海沿いの道路を一歩中に入った極楽寺あたりは、山あいの静かな雰囲気が漂い、のんびりした気分になれるので、私のお気に入りのスポットの1つになっています。

関東の駅百選にも選ばれた江ノ電極楽寺駅を降りて、江ノ電の線路に沿って稲村ガ崎の方向へ下っていきます。

道は江ノ電に近づいたり、遠ざかったりしながら海へ向かって伸びています。


(江ノ電 極楽寺駅)           (江ノ電に沿った道)
つきやま 極楽寺駅つきやま 江ノ電の線路












時折通る江ノ電を眺めて、5分ほどこんな道を歩くと線路脇に『稲村亭』の店が見えてきます。
小さな店ですが、鎌倉では焼き豚の稲村亭として有名で、ここの焼き豚をお中元やお歳暮に使う人も多いと聞いています。

その少し先には「稲村ガ崎」の海が開けています。
R134に繋がる路地から見る海の風景は鎌倉ではおなじみですね。


(焼き豚の稲村亭の店)     (R134へ出る路地から見た海)
つきやま 稲村亭つきやま R135へ












ごめんなさい。
時間があったので、つい寄り道をしてしまいました。

今回の店「和食処 つきやま」はもっと手前にあります。
ご足労ですが少しお戻りください。

ついでに言えば、江ノ電でこの店に来る場合は、極楽寺駅よりも稲村ガ崎駅の方が若干近いようです。

海沿いには人気レストランが連なっているのですが、極楽寺駅近くには喫茶の「極楽亭」と、やはり和食の「まつ本」の2軒のほかは飲食の店はあまりありません。

そんなところに現われたのが、黒い瓦屋根の立派な和風建築。

散歩の途中に寄るには、少しためらってしまうような造りの建物です。

(和食処 つきやま)
つきやま 全景










店の前にある品書きを見てみます。

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昼のお食事

茶そばセット(俵にぎり・かき揚げ)付き      840円
五穀米 雑炊セット(小鉢)付き          950円       
小どんぶり御膳(小鉢・茶碗蒸し)付き バラチラシ1050円
天ぷら御膳(煮物・茶碗蒸し)付き        1260円
※レディース箱膳(限定10食)         1470円
お刺身御膳(煮物・茶碗蒸し)付き        1680円
刺身天ぷら御膳(煮物・茶碗蒸し)付き      1890円
つきやま箱膳(お弁当箱)            2520円
お昼の小会席(小鉢〜全八品)          3150円

※昼のお食事ご利用のお客様にはコーヒーかデザートをお付けします。

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意外に手頃な価格でした。

「つきやま」と書かれた鮮やかな黄色い暖簾を割って中に入ります。


入口を通り過ぎると店は二手に分かれ、左側にはテーブルが2つとカウンター席が6つ。


反対側は個室になっています。
今日は貸切の団体が入って賑やかですが、この人たちは観光客ではなく、地元の女性たちのようでした。



案内されたカウンター席の端に座ります。
幅7〜80cmはありそうな幅の広い1枚板のカウンターの向こうには、白い上着の板前さんが2人。

『レディース箱膳』は男性でも食べられるようで、これにしようかとも思ったのですが、結局選んだのが「天ぷら御膳」です。


団体が入っているので、時間がかかるかと思いましたが、板前さんが揚げていた天ぷらは意外に早くこちらへ出てきました。

お盆の上には、天ぷらのほかに大根の煮物に味噌がかけられた器と茶碗蒸し、そして「わかめとなめこの味噌汁』が付いています。


薄味の大根には、柚子の香る味噌をつけて食べます。

あつあつの天ぷらは、海老になす、キスにししとうなどなど。
大根おろしを入れた天つゆに浸けて食べていきました。

天ぷらは久しぶりだったので満足です。


デザートは杏仁豆腐でした。

昼を過ぎると、こちらのフロアも混んできます。
やはり年配のご婦人が多いようです。


海沿いの洒落たレストランもいいのですが、少し道をそれてこんな雰囲気のランチも悪くありません。



(天ぷら御膳)          (杏仁豆腐)
つきやま 天ぷら御膳つきやま デザート杏仁豆腐




+++++++++++++++++++++++++++++++++

●稲村ガ崎「和食処 つきやま」 和食
   鎌倉市稲村ガ崎1−12−10
   TEL  0467−23−6772
   定休日  月曜日(祭日営業 翌日休み)
   営業時間 昼11:30〜15:00(LO)
        夜17:00〜20:30(LO)
   http://www.tukiyama.com/

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2008年10月22日

ウーナ ジョルナータ

逗子の周辺にはさりげない名店が多いので、探すのが大変です。

逗子の駅前はJR横須賀線と平行に走る『なぎさ通り』を底辺として、そこから伸びる『銀座通り』と『池田通り』を一辺とする三角形を作っています。

その中で、一番地味な池田通りにこのイタリアンはありました。
名前は『ウーナ ジョルナータ』と言うのですが残念ながら今まで知れませんでした。


最近、よく評判を聞くので行ってみると・・・・。

確かに通りに面しているのですが、派手なはんこ屋さんの店に隠れて、トリコロールの上に書かれた店名もちょっと探しづらい。

(逗子 池田通り)           (ウーナ ジョルナータ)
ウーナ ジョルナータ 池田通りウーナ ジョルナータ 全景












そのはんこ屋さんの横の狭い階段を上がると、ドアに『UNA GIORNATA』の文字が見えました。

さっそく中に入ってみます。



入口すぐにテーブルが1つ。
その先にキッチンと4席のカウンター。

カウンター席の後ろに2つのテーブルが並んでいます。
全部で16席の明るくてこじんまりとした店です。


カウンターの中に若いオーナーと奥さん。
少しだけ髭を生やしたオーナーの顔は、いい色に焼けています。

カウンターに座ると、すぐに奥さんがメニューを見せてくれました。

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1 パスタランチ

   サラダ
 本日のパスタ料理
   パン
 コーヒー/紅茶/ハーブティー

   1260円

2 パスタランチ

   前菜
 本日のパスタ料理
   パン
  ドルチェ
 コーヒー/紅茶/ハーブティー

   1575円

3 魚ランチ

   前菜
 本日の魚料理
   パン
  ドルチェ
 コーヒー/紅茶/ハーブティー

   1890円

4 肉ランチ

   前菜
 本日の肉料理
   パン
  ドルチェ
 コーヒー/紅茶/ハーブティー

   1890円


5 コースランチ

   前菜
 本日のパスタ料理
 魚料理または肉料理
   パン
  ドルチェ
 コーヒー/紅茶/ハーブティー

   2625円

------------------------------



ここはパスタもおいしいというのですが、今回は「肉ランチ」を頼みました。
今日の肉は、『津軽地鶏』です。

そしてドリンクはハーブティーを選択。

カウンター席の向こうで。上品そうな奥さんの声が聞こえました。

「これ、甘くて美味しい。」



奥さんの前にあったのが写真右の『前菜』です。

ローストされただけの玉ねぎは確かに甘く、カラッと揚がったシンプルな塩味のウルメイワシとの組み合わせはぴったりです。

(2階の入口ドア)           (前菜の鰯と玉ねぎ)
ウーナジョルナータ 2階ウーナ ジョルナータ 前菜












その後、次々と入店するお客さんの半分くらいは常連さんのようで、慣れた様子で席につきます。

日焼けしたオーナーと釣りの話などしているようですが、オーナーも奥さんもほどよい距離感を保っていて、店にはゆったりとした空気が流れています。




やがて、メインの鶏のグリルが運ばれます。

キツネ色にこんがりとほどよく焦げた津軽地鶏の上に、赤いトマトと鮮やかな緑のルッコラが乗っています。

その横に黒い塊があります。


「『タプナードソース』です。黒オリーブやアンチョビなどが入ったソースですが、お好みでお使いください。」


あっさりとした塩味の津軽地鶏はそのままでもおいしい!!
カリッとした皮と淡白だがコクのある鶏肉を野菜とともに味わいます。


1つ2つ食べた後に、ソースをつけてみました。


色は黒くて見た目は濃く感じたが、タプナードソースはまったりとやわらかで鶏の味を引き立てています。


そして、最後にデザート。
今日はパンナコッタと洋梨です。

真っ白な皿に白いパンナコッタ、透明感のある洋梨に黄色いソースがかっています。



デザートとともにハーブティーもきました。
カウンターに説明が載っています。

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〜カモミール&レモングラス〜

消化促進、疲労回復、風邪などの諸症状の緩和 整腸作用
リフレッシュ効果

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ちょっと風邪気味の体調には有難いドリンクでした。


こんな店を『行きつけ』に出来る逗子の人たちが、ちょっとうらやましい気がします。

ウーナ ジョルナータ 津軽地鶏モモ肉のグリルウーナ ジョルナータ デザート&ハーブティー






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●逗子「ウーナ ジョルナータ」 イタリア料理
   逗子市逗子1−18−15 田村ビル2F
   TEL  046−871−3627
   定休日  月曜(祝日の場合翌日)月1回火曜
   営業時間 昼11:30〜14:00(LO)
        夜17:30〜21:00(LO)
  
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2008年10月15日

日々茶寮 連

湘南や鎌倉にある飲食店はメディアに登場する機会も多いのですが、やはり観光客が訪れる店の取材が中心のようです。

それでもそんな雑誌の中に、ポツンと深沢(常盤)エリアのこの店の名前を見たのは
『HANAKO』の5月8日号でした。

その後、八幡宮裏の甘味処『ことのは』のオーナの話などもあって、1度は出かけたのですが、開店早々にもかかわらず予約で一杯。

仕方なく、原則予約はしないというこのブログの方針に反して、予約してしまいました。


左は最寄の湘南モノレール『深沢駅』です。
店は右の写真『相鉄ローゼン』のからすぐのところにあります。

深沢が鎌倉市になって60年たちますが、ごらんのとおりごく普通の場所です。


(モノレール深沢駅)      (相鉄ローゼン 深沢)
連 深沢連 相鉄ローゼン













相鉄ローゼンから少し長谷よりに木の引き戸の店があり、小さく『連』と書かれた電飾看板が出ています。

店の前に毛筆の品書きがありますが、かなり達筆です。

  (『連』店頭)       (品書き)
連 店頭連 品書き













3テーブル12席、カウンター3席の小さな店はオーナー夫妻が切り盛りしています。
店の中は、すでにたくさんのお客さんで一杯でした。


「あのー、昨日電話で・・。」

「はい。こちらへどうぞ。」


着物姿の女将さんがカウンター席へ案内してくれます。

カウンター席は厨房と真正面に向き合い、しかも少し高くなっているので、主人の仕事がよく見えます。

さて、注文です。


昼の部のコースは3種類。

●花野(はなの)・・・1,890円 
先付け・お刺身・2段重弁当・ご飯・お吸い物・香の物・デザート

●秋麗(あきうらら)・・・2,625円
先付け・焼き物・煮物・お刺身盛り合わせ・ご飯・お吸い物・香の物・デザート・コーヒー付き

●名月(めいげつ)・・・3,675円
先付け2種・お吸い物・お刺身・焼き物・煮物・手打ち蕎麦・デザート・コーヒー付き

先付け1   豆乳の葛練り 枝豆 



せっかく予約までした店です。
いつもよりちょっぴり奮発して、2625円のコースを注文しました。


目の前で、柳の葉のような白い器に鮮やかに飾られたものがこちらに運ばれました。


「お待ちどうさまでした、先付になります。次に焼物、煮物、お刺身と続いてまいります。」


器にはハスに人参、練り物、昆布、お浸し。
先ほど目の前で炙っていたエビも入っています。


かかっている出汁が絶妙でした。
薄味なのにコクがあって、食材のを引き立てています。

「うまさが後からやって来る」とでも言ったらいいのでしょうか。



右が焼物です。

目の前でアスパラが切られて、薄い肉が巻かれます。
そして炙られタレがかけられました。

そして、貝が焼けたいい匂いが漂ってきます。


これらが器に盛られて、さらに湯葉?を巻いたもの、松茸、栗などの季節を感じる食材も加わります。


「これは?」

「はい。ツブ貝にアサリですね。」


主人は仕事の手を休めずに答えてくれます。

焼き物といっても、それぞれに素材にあわせ微妙に付けられた味が違いそれぞれの味に舌が驚きます。

  (先付)                (焼物)
連 先付連 焼物











油の鍋で、泡を立てて揚げられていたものが掬い上げられました。
今度は黒っぽい丸い器が用意されています。
3つの揚げ物の上に、生うにが乗り大根おろしが入ります。
最後に九条葱がパラパラとかかると出来上がりです。


「何が入ってるんですか?」

「スズキにナス、それからエビしんじょですね。うにが入ったみぞれ煮になっています。」


3種類の揚げ物のふわっとした食感、うにのコクと大根おろしのさっぱり感。
そしてこの出汁も見事な味でした。
カウンターでなければ残った出汁を飲み干していたかもしれません。

料理の最後が刺身です。
そして、ご飯にお新香とお吸い物が一緒に出てきました。

マグロやイカ、白身の鯛などは生だが1つ炙ったものが乗っています。


「えーと、これはなんでしたっけ?」

「カマスです。」


ものを知らない客の度重なる問いにも主人は答えてくれます。


コースの最後なので、新鮮な刺身とほかほかのご飯をじっくりと味わいました。

  (煮物)                 (刺身)
連 みぞれ煮連 刺身











椀の蓋を開けと、透き通った吸い物に、白い練り物と帆立の貝柱が浮かんでいるのが見えました。

これも薄味ですが、あとから美味しさが追いかけてきます。



料理が終わるとデザートが出てきます。

デザートは、細長い三角のグラスに入った洋梨とアイスのコンポートと大福。


「大福にはドライトマトが入っています。トマトなんですが甘いんですよ。」

女将さんが説明してくれました。


これに紅茶が付いてランチコースの終了です。


先付、焼物、煮物、刺身などのすべてに味の余韻が残る。
食べ終わってもまた食べたくなるという不思議な感覚でした。

日本料理の繊細さにあらためて感心してしまいました。


メニューの内容は毎週替わり、月ごとにはコースの名前が変わるそうです。


今日のコースにはそれぞれ、花野(はなの)秋麗(あきうらら)明月(めいげつ)の名が付いていました。


「毎月、名前を考えるのも大変ですよね。」

「名前は(俳句の)季語から取っているんです。」


遊び心も加味されていたとは気が付きませんでした。


  (椀)                  (デザート)
連 椀連 デザート




+++++++++++++++++++++++++++++++++

●常盤「日々茶寮 連」 日本料理
   鎌倉市常盤155−1
   TEL  0467−32−6730
   定休日  月曜(第3のみ月・火 連休)
   営業時間 昼11:30〜14:00(LO)
        夜17:30〜20:00(LO)
   http://kamakuraren.blog95.fc2.com/

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2008年10月08日

La Shanson

ずっと以前から話題になっていたのですが、オープンが遅れていたようです。
葉山のOttimo(オッティモ)の姉妹店「La Shanson(ラ・シャンソン)」 が開業したのは今年の3月でした。

店の場所はバス停で言えば「仲の坂」ですが、鎌倉駅西口から歩くと20分以上かかる鎌倉郊外になります。

写真は沿道の風景です。
畑があったり、野原があったりで長閑な感じですね。

ラ・シャンソン 道ラ・シャンソン 沿道











トンネルをいくつもくぐってそんな道を行くと、左側に突然灰色の大きな建物が現われます。

店頭はイングリッシュガーデンのように手入れされていていい雰囲気ですが、建物の上の方は全く窓がありません。

ちょっと怪しい雰囲気も漂わせています。

一階部分で印象的なのは、大きなアーチで入口のように見えますが、近づくと、ここは封鎖されていて入ることは出来ません。


(ラシャンソン全景)        (一階部分のアーチ)
ラ・シャンソン 全景ラ・シャンソン アーチ













敷石の敷かれた小道を進んでいくと、ようやく本当?の入口にたどり着きます。

仄暗い店の一階には、デリカテッセンの売り場とカウンターの席がありますが、さらに上に上る少し螺旋になった木の階段もあります。

スタッフに上へ行くと合図を送って階段を上ると・・・。


古い木材が敷かれたフロアの上は、吹き抜けになっています。

ランプ、ピアノ、ステンドグラス、そして暖炉。
太い梁がむき出しになっている下には、怪しげな調度がそこここに置かれています。

さらに上へ上る階段もあるのですが、そこは「バーカウンター」とのことでした。

この階段の下のテーブルに案内されます。
天井は高く、真ん中は明るいのですが、後ろの席は相当に暗くちょっと怖い感じもします。


左の写真、地球儀、暖炉などの手前に写っているのは蝋が一杯に詰まった器です。
黒くなった芯が何本か出ていますが、夜になってここに火が点るのでしょうか?

(本当の入口)             (怪しい店内)
ラ・シャンソン 入口ラ・シャンソン 店内2












階段が続いているのはこのフロアだけですが、さらに向こうにもフロアがあります。
後から来たお客さんがスタッフに連れられて、壁際の細長いアーチに入って行くとしばらくして向こうのフロアに現われました。

このアーチが抜け道になっていたようです。

同じ二階ですが、こちらより少し高くなっています。
そして、向こうのフロアには窓が開いていて、外にパラソルが見えています。


「ねえ、向こう側の窓の外はテラスになってるの?」

「はい。外に4テーブルございます。」


「ここは2階だよね。すると向こうは山の斜面?」

「はい。」


この店は1度ではなかなか理解しにくい構造です。




さて、メニューです。

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ワンプレートランチ・・・1890円
前菜、自家製パン、お野菜、郷土ココット料理を一皿に

コンフィランチ・・・1680円
ビストロ料理の代表格、コンフィをテーマにしたランチです

旬のお魚と地野菜のご馳走
2940円

お肉と地野菜のご馳走
2835円

すべてのランチに自家製デザート、ドリンクが付いております。

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写真左が、今回オーダーした「ワンプレートランチ」です。
ハンチング帽のの若いスタッフが持って来てくれました。


「こちらが『パルマンティエ』、ジャガイモのグラタンになります。」

こんがりといい色に焼き上がったグラタンが、沸々と音を立てています。


「こちらは前菜で、豚肉と野菜、サーモンのカルパッチョ、蛸のマリネです。そして、これが野菜のマリネ。パルマンティエは熱いのでお気をつけください。」


前菜の3つは、丸い皿が繋がった焼物の容器に入っています。

さらに自家製の丸いパン。


まずはアツアツのグラタンから。
ポテトのほかに挽肉が入って、スプーンで掬うと溶けたチーズがトローリと伸びてきます。

挽肉の食感と濃厚なグラタンの旨みが口に広がりました。


前菜はまったりとしたサーモンに酸味の利いたカルパッチョ、歯ざわりの良い蛸のマリネに、カリカリのパンに付けて食べる豚肉と野菜のペースト。

濃厚なグラタンと、さっぱりと酸味中心の前菜です。



写真右がデザートです。

チーズケーキとアイスクリーム。
間が少し開いてドリンクの紅茶がきます。




〜パンフレットより〜

”木々のぬくもりと大人の遊び心をくすぐる空間 ”



なるほど、納得です。


 (ワンプレートランチ)         (デザート)
ラ・シャンソン グラタンラ・シャンソン デザート






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●御成町「La Shanson(ラ・シャンソン)」 フランス料理
   鎌倉市常盤959−8
   TEL  0467−40−6647
   定休日  なし
   営業時間 11:30〜23:00(LO)
   http://la-chanson-kamakura.com/ 

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2008年10月01日

辰巳

最近小町通りにある『辰巳』という名前の店をテレビや雑誌などでよく見かけます。
たしかに小町通りにそんな名前の店がありますが、知っている『辰巳』は居酒屋さんです。

はて、メディアで取り上げている「ランチ」などあったのでしょうか?

『辰巳』の場所は、小町通りの焼き豚のおいしい『東洋食肉店』の横の路地を入り、豊島屋の菓寮『八十八小路』の先になります。


(左写真手前が『東洋食肉店』、写真左の瓦屋根が菓寮『八十八小路』)
辰巳 東洋食肉店辰巳 八十八小路から












幸いに今日は、開店前に並んでいるのは1人だけでした。
店頭に3つほどある長い腰掛(ベンチ)は混雑時の様子を想像させます。

店頭の看板には

----------------------------
フジTV VVV6
東京Vシュラン2 
湘南ランチランキングBEST3に選ばれました!!
----------------------------


などと書かれています。


ちょっと臆してしまいそうになりますが、店の佇まいはそれほど派手ではありません。

引き戸を開けて中に入ります。

辰巳 店頭2辰巳 店頭看板














店内は真ん中の厨房を囲むL字のカウンター席が8つ。
若い夫婦二人で営むこじんまりとした居酒屋さんです。




<ランチメニュー>

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板さん 超おすすめランチ   

活穴子と鎌倉野菜天丼     1580円
サクサク!!ふんわり!!
旨みぎっしり!!


葉山牛入り
辰巳特製和風牛すじ煮込み丼  1580円

とろ〜りやわらか!!
数量限定!!

地魚と鎌倉野菜天丼      1890円
魚好き野菜好き超おすすめ!!

--------------------------------------------


このほかにも『裏メニュー』というのがあり、カウンターに置かれた紙を裏返すと・・・・。


<牛すじを煮込んだハヤシライス 1260円>

これが本日の裏メニューです。


ただ、今日は天ぷらを食べたかったので、注文は板さん超おすすめの『活穴子と鎌倉野菜天丼』にしました。



まずは女将さんが、食べ放題の『生野菜サラダ』をよそってくれました。
 



大将が女将に目で合図が送ると、みそ汁が盛られ、大きなどんぶりにご飯が入ります。

そしてまもなく、使い込まれた鍋で音を立てていた天ぷらが揚がります。
大きな穴子を中心に、揚がったばかりの野菜天が乗せられ、タレがかけられて完成です。


丼が大きいのでご飯の量が多すぎるかと思ったが、中を見るとそうでもありません。
ただ、この丼でも長〜い穴子をすっかり収容することは無理のようです。
はみ出した穴子が尻尾のように丼から突き出ていました。


サクサク!!ふんわり!!
旨みぎっしり!!


フレーズどおり、天ぷらはサクッとした衣でふんわりと揚がっていました。
タレが勝ちすぎることもなく素材の味が活きています。

メディアに乗ってはいますが、元はしっかりとした季節料理の店。
味は確かです。


「この天丼おいしいけど、穴子はいつでもあるの?」

「いえ、季節で変わります。」


「穴子の後は?」

「牡蠣ですね。」


「ああ、牡蠣ね。それから。」

「後は白魚とか。」


メインの旬の素材は季節で変わるようです。

  
(食べ放題のサラダ)      (活穴子と鎌倉野菜天丼)         
辰巳 サラダ辰巳 天丼








+++++++++++++++++++++++++++++++++

●小町「辰巳」 季節料理
   鎌倉市小町2−9−17 柳沢ビル1F
   TEL  0467−25−1894
   定休日  日曜日
   営業時間 11:30〜14:00
        17:00〜22:00
   
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