2014年11月

2014年11月26日

ナチュデコ

長谷に知る人ぞ知るグルメな路地があります。

長谷観音の交差点の手前ある鎌倉市の景観重要建築物『のり真安齊商店』という建物の横を入っていくのですが、まず入口にはコロッケの『宮代商店』、そのさきにイタリアンの『エッセルンガ』とワインバーの『ボータン』、さらにその先には世界のビールなども楽しめるカフェ『グリーンスワード』などがあります。

この路地に『エッセルンガ』さんがカフェを開いたとの話を聞きました。



写真左は江ノ電の長谷駅です。

駅を出て、長谷寺の方に進みます。


交差点を由比ヶ浜通りに曲がってすぐ左側にあるのが『安斎商店』です。

向こうに見える『宮代肉店』は今日は休みでした。

(江ノ電長谷駅)      (安斎商店横の路地)
ナチュデコ 長谷駅ナチュデコ 安斎商店横の路地















路地に入りました。

写真左のように幅の狭い路地です。

写真右は、人気のイタリアンの『エッセルンガ』の前になります。


このエッセルンガとワインバーのボータンは、『鎌倉市長谷1−14−26』という同じ敷地にあります。


この道は思ったより通行量が多く、地元の人の自転車や郵便配達のバイクなどとも何度かすれ違いました。

(狭い路地)        (エッセルンガの前)
ナチュデコ 狭い路地ナチュデコ エッセルンガ













写真左が、今回のカフェ『ナチュデコ』の店頭です。

緑のテントの下は、全面がガラス戸になった開放的な店構えになっています。


店頭に置かれたメニュー黒板には、下記のようなランチメニューが書かれていました。


------------------------------------

Todey’s Lunch

・お惣菜のプレート
スープとパン付       1300円

・キノコのキッシュプレート
釜倉野菜のサラダ付き     700円

・ハムとルッコラのボガディージョ
(サンドイッチ)       400円

------------------------------------



メニューを見ていると店の中から女性スタッフが出てきます。

「いらっしゃいませ。どうぞ。」


入ってすぐに6人のテーブルがあり、女性のグループがそこに席を取っていました。

身体を斜めにして、すり抜けて進みます。




写真右が店内の様子です。

右にキッチン、左はカウンター席が8つ。

6人テーブルの後ろにもう1つ、4人がけのテーブルがあります。


白木のカウンター席の一番奥に座りました。


さきほどの女性スタッフがメニューを持って来てくれます。


お惣菜のプレートは惣菜が5品付くとのことです。

それに、肉料理が付いた1800円のものもありました。


「『お惣菜のプレート』にご飯が付いたのはないんですか?」

「パンとフォカッチャだけになります。」


玄米ごはんの付いたものがあると思っていましたが、メニューは変わっているのかもしれません。

1300円のプレートを注文しました。

(ナチュデコ店頭)     (店内の様子)
ナチュデコ 店頭ナチュデコ 店内














店の前で少し立ち止まる人がいると、先ほどのスタッフが素早く外に出ていって説明しています。



最初に運ばれたのがスープとパンでした。(写真左)


「カブのスープになります。こちらは天然酵母のパンと自家製のフォカッチャです。」





カウンターの端に小さなスタンドがあります。

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石臼挽きディンケル(スペルト)小麦全粒粉『滋賀県日野町産』
----------------------------

とあり、説明書きがありました。



「パンには『石臼挽きディンケル』っていう小麦が入ってるんですね。」

「パンは七里ヶ浜のパン屋さんのものです。『石臼挽きディンケル』はフォカッチャに使われています。」



オリーブオイルが入ったカブのスープは、素材の味を感じます。


柔らかいフォカッチャは少しずつちぎって食べていきました。


ナチュデコの名前の通りナチュラルでヘルシーな食材です。





メインの皿が運ばれました。


野菜サラダ、ビーツの色が鮮やかなピクルス、サンマのトマト煮をグリルしたもの、ピーマンの中にラグーソースを詰めたものなどが並んでいます。



野菜などのほかにキヌアなどの食材も使われているそうです。


店頭には

『当店のお食事は統べて無添加の物を使い、出来る限りオーガニックで体に嬉しいプレートをおつくりしております。』


とありました。


全体的にさっぱりとした味付けで、お腹にもたれません。



さらに最後も健康的に仕上げてみました。

「すみません。カモミールティーをください。」



食事を終るとスタッフが外まで送ってくれます。


「ごちそうさま。」

「有難うございました。」


通りかかったおばさんが女性スタッフを見つけて質問してきました。


「『エッセルンガ』っていう店を探してるんですけど・・・。」

「はい。ではご案内しますね。」


同じ敷地にあるのですが、入口は若干離れたところにあります。


「ここなの、ずいぶん探したんだけどね。」




路地を戻ってまた由比ヶ浜通りに出ました。



(スープとパン)      (惣菜5品のランチ)
ナチュデコ スープとパンナチュデコ ランチ









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chefcomi at 11:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 鎌倉 | カフェ

2014年11月19日

鎌倉エビス

このブログで取り上げるのは湘南・鎌倉の観光エリアの店がほとんどです。

ただ今回の店は、観光客がほぼ0というエリアの店になります。


前回このエリアで取り上げた店は同じ場所にあった『日々茶寮 連』という和食の店でした。


ミシュランも獲った名店でしたが、残念ながら閉店してしまいました。


その後に出来たのが今回の洋食店、評判もいいようです。



写真左が最寄り駅?の湘南モノレール深沢駅。

意外に知られていないのですが、このモノレールはJR大船駅と湘南江ノ島を結んでいます。


写真右は『相鉄ローゼン鎌倉深沢店』です。

店はこの並びの鎌倉寄りにあります。

(湘南モノレール深沢)   (相鉄ローゼン)
鎌倉エビス 湘南モノレール鎌倉エビス 相鉄ローゼン














写真左は、店の前を走る『県道32号線』です。

どこにでもあるような風景ですね。



沿道のごく普通の2階建ての一階部分が今回の店です。

朱色?の格子の引戸の横に大きな字で『鎌倉エビス』と書かれた看板がありました。



今、時刻は11時40分を少し過ぎたところです。


実は開店時間の11時半には着いていたのですが、OPENの表示が見えなかったので少し時間をつぶしてきました。

相変わらずの店頭ですが、メニュー看板が出ているのでとりあえず引戸を開けてみます。


入口は二重になっています。

OPENの札は、中の扉の前に下がっていました。

(県道32号線)      (鎌倉エビスの建物)
鎌倉エビス 前の道鎌倉エビス 建物















店内に入りました。


以前と基本的なレイアウトは変わっていません。

一番奥の厨房に白衣のシェフが見えました。



テーブルは5つ。

4人掛けが2つに2人掛けが3つ、厨房の前のカウンター席が2つです。

すでに3つのテーブルが塞がっていました。


「いらっしゃいませ。こちらのテーブルで。」


ホールは女性スタッフが1人でやっています。

奥さんなのか違うのか・・・・オーナーとの関係はわかりません。



メニューが置かれました。

大きなメニューと平日ランチセットのメニューの2種類です。



平日のランチセットは下記の5種類になります。


------------------------------------

A 日替わりランチ      900円

B エビフライ&カニクリームコロッケ
              1000円

C ステーキ        1500円
 (和牛リブアイロール)

D 大海老フライ&ステーキ 2500円

E ポーク ヒレ ロシェット
  &チキンマスタード焼  1300円


スープ、ライスorパン
コーヒーor紅茶 サービス、ライス大盛可

------------------------------------



エビフライが食べたかったので、ちょっとわがままを言ってみました。

「あの、Bを全部エビフライにできますか?」


女性スタッフは厨房のオーナーに確認してOKをくれます。

ちょっと安心しました。


11時50分、カウンター席を除きここで満席となりました。



キッチンのシェフからは遠い席でしたが、正面なので動きはよくわかります。

てきぱきと手際がいい!


ただ、シェフは1人。

多少の時間はかかるのは仕方ありません。


写真右は、最初に運ばれたスープです。

しっかりとコーンの味ですが、後味はさっぱりとしていました。

(ランチメニュー)     (ポタージュスープ)
鎌倉エビス メニュー鎌倉エビス スープ















メインのエビフライが運ばれました。(写真左)

勝手な注文でしたが、クリームコロッケの代わりにエビフライが何と!3本です。


野菜サラダとポテトサラダも添えられていました。


正しい洋食です。


ここで、もう1つのわがままを伝えました。


「すみません。お醤油か塩をもらえますか?」

「はい。」


「勝手言ってすみません。」

「とんでもありません。少しお待ちください。」



醤油を少しかけてエビフライを口に運びます。

からりと揚がった海老の味が広がりました。

旨い!!


ライスもふっくらと炊けています。


満足のランチの後に、コーヒーも出てきました。


先客が帰り始めると、タイミングよく次のお客さんが入ってきます。


こちらもそろそろ引き上げることにしました。


「有難うございます。1000円になります。」


ん、安い!

スープとえび3本、コーヒー付でしかもおいしい。



もう1つ気になっていたことを聞いてみました。


「お店の名前は『エビスビール』から取ったんですか?」

「いえ、これは後からなんです。エビフライとステーキということで『エビス』です。」




鎌倉観光ルートにないのは残念ですが、正統派の洋食店が出来たのはうれしいことです。


(エビフライの皿)     (コーヒー)
鎌倉エビス エビフライランチ鎌倉エビス コーヒー







++++++++++++++++++++++++++++++++++

●常盤「鎌倉エビス」Resutaurant
   住所 鎌倉市常盤155−1
   電話   0467−33−3920
   営業時間 11:30〜14:00
        17:30〜21:00
   定休日  火曜日

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chefcomi at 11:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 鎌倉 | 洋食

2014年11月12日

こすもきっちん

鎌倉には、健康にいいヘルシーな店も多いのですが、そういう店はオジサンにはハードルが高い!

以前だったら行ってみようとは思わなかったのですが、糖尿病の予備軍だとの診断されて
から思い直しました。


写真左は由比ヶ浜通りです。

この道を長谷の方に向かって進みます。


写真右が今回の『こすもきっちん』のある由比ヶ浜ビルになります。

1階はブティックの『MARISA』になっています。

(由比ヶ浜通り)      (由比ヶ浜ビル)
こすもきっちん 由比ヶ浜通りこすもきっちん 由比ヶ浜ビル















店は2階のようです。


写真左は階段の上り口にある看板とのぼりです。

どちらにも『玄米酵素ごはん CAFE』と書かれていました。


健康に良さそうなのはわかりますが、『玄米酵素ごはん CAFE』とは何でしょうか?




反対側にはメニュー看板もありました。

ちょっと勇気を持って階段を上がっていきます。

(看板とのぼり)      (メニュー看板)
こすもきっちん 看板とのぼりこすもきっちん 看板

















写真左が、2階に上がったところになります。


金網入りのガラスに、朱い葉が描かれています。

1階と同じのぼりはありますが、そのほかは店名表示やOPENの文字もないシンプルな
入口です。


恐る恐る覗いてみました。


「いらっしゃいませ。」


「あのう、食事は・・・出来ますでしょうか?」

「はい。どうぞ。」


店内には通り沿いに、2人掛けのテーブルが3つずつ2列並んでいます。

窓際には観葉植物などもあり、落ち着いた雰囲気が感じられました。(写真右)


スタッフは女性ばかり。


その中の1人がメニューを持って来てくれます。



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本日のおもてなし

★炊きたて酵素玄米           1200円

ジンジャーとクルミのココナッツカレー
麻入り葛豆富
サラダ
クルミ汁
アボガドのにんにくしょうゆ漬け


★黒豆ビーズバーガーセット       1000円
アボガドのにんにくしょうゆ漬け
じゃがいもと白ネギのポタージュ


デザート
穀物コーヒー           セットで700円です!!
ココナッツオイルの生チョコ

Drink
コーヒー・紅茶              450円
アイスコーヒー・アイスティー       500円
オーガニックリンゴジュース        600円
ビール(ハートランド500mml)    700円
手作り酵素ジュース<バナナ><リンゴ><パイナップル>
ショット・水割り             400円
ソーダ割り                450円

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「『酵素玄米ごはん』はご存知ですか?」

「いいえ。『玄米ごはん』は知ってますけど。」


小豆や塩を混ぜた玄米を高圧力釜で炊いて発酵させたごはんで、もちもちとした食感があるそうです。


そのスタッフは、白米や玄米と栄養素を比較した表を持って来て説明してくれました。



ダイエットやデトックスなどの効果もあるとのことです。

もらったパンフレットには、『スピリチュアル宇宙体験』などの文字もありました。



パンフレットを見ると、今説明しているスタッフの顔が載っています。


宇宙美容家 上條 言由


「あの・・・もしかして宗教か何かと関係が・・・?」

「いえ、まったく関係ありません。でもそういう感じもしますよね。」(笑)


さらに、玄米酵素の話が続きます。


通常『酵素玄米ごはん』は、炊いてから4日ほど寝かせなければいけないのですが、ここのは炊き立てで大丈夫なのだそうです。


秘密は丸いFTWという名前のセラミックス。

ともかく魔法のようなプレートとのことです。

(こすもきっちん入口)   (室内)
こすもきっちん 入口こすもきっちん 室内















注文したのは『ジンジャーとクルミのココナッツカレー』の方です。


『玄米酵素ごはん』が嫌いでなければ、こちらの方がお勧めとのことでした。

食べたことがないので、好きか嫌いかはわかりません。


やがて木の盆に乗ったカレーが運ばれました。


「肉や魚は一切使われていません。」


五穀米のような色の玄米酵素ごはんに、ちょっと薄めの色をしたココナッツカレーがかっています。

その向こうには緑の野菜が見えました。


手前に『麻入り葛豆富』と『アボガドのにんにくしょうゆ漬け』、向こう側にある味噌汁のような椀が『クルミ汁』です。


もちもちとした『玄米酵素ごはん』に、ジンジャーの香りのクリーミーなココナッツカレー。


ヘルシーさが伝わってきます。



クルミ汁は、けんちん汁に似ていました。

『アボガドのにんにくしょうゆ漬け』と『麻入り葛豆富』

こちらはすべて和の風味です。


今日の料理については、カウンターにいた別のスタッフが説明してくれました。



「メニューは週替わりなんですか?」

「いえ、女性の料理家が交代で作っています。」


今日は料理の説明をしてくれた『ヴィーガン料理』の『きよまる』さんの担当。


ほかにベトナム家庭料理の『YUKA』さんや、『化学調味料完全フリー料理』の『いちこ』さんなどがいるそうです。


酵素玄米ごはん以外は、季節や料理人によって毎日変わるとのことでした。



ヘルシーなランチを終えてレジに向かいます。

奥はエステになっているそうです。




宇宙美容家の上條さんによれば、玄米酵素ごはんが炊きたてでも食べられるセラミック
プレートの使い方や味噌の作り方などの教室もあるとのことでした。




説明が難しいので、詳しく知りたい方は、上條さんがやっている『COSMOTICS 合同会社 』のサイトまで。

http://www.cosmotics.jp/

(ココナッツカレー)    (味噌)
こすもきっちん カレーこすもきっちん 味噌







++++++++++++++++++++++++++++++++++

●由比ヶ浜「こすもきっちん 鎌倉」酵素玄米ごはんCAFE
   住所 鎌倉市由比ヶ浜1−3−3 由比ヶ浜ビル2F
   電話   0467−53−7783
   営業時間 11:00〜日没
   定休日  なし
   http://www.cosmotics.jp/

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2014年11月05日

久時(ひさき)

鎌倉には、都市景観の形成に重要な役割を果たしていると認める建築物等ということで指定された『景観重要建築物』が30件ほどあります。


今回の『久時』のある湯浅商店というのもその1つ。

以前は貝細工の土産を売る店でしたが、今年の春にリニューアルされ、箸専門店、スタジオ、ヨーグルト専門店など6店舗が入居するビルになりました。




写真左は若宮大路の段葛。

湯浅商店の建物は若宮大路の鶴岡八幡宮寄り、三の鳥居からは200mほどのところにあります。


写真左が段葛から見た湯浅商店です。




壁には右から書かれた


「物産貝細工製造卸湯浅商店」


の文字が見えます。

(秋の若宮大路)    (湯浅商店の建物)
久時 若宮大路久時 湯浅商店2













中に入ります。


フローズンヨーグルト専門店『鎌倉ウッドベリーズ+』の先で上を見上げると、吹き抜けになっていました。

懐かしい雰囲気を感じるこの吹き抜けは、建築当初からのもので、今は写真スタジオが使用しています。



さらに進むとコーヒー豆専門店の『大和家』、一番奥がカフェ&レストラン『久時(ひさき)』になっています。




『久時』に入ります。

入って右側がキッチン、正面にカウンター、左側には和風庭園がありました。

テーブル席、カウンター席合わせて22席の落ち着いた空間です。(写真左)

(当時からの吹き抜け)  (久時の店内)
久時 吹き抜け久時 店内














キッチンにシェフ、カウンターにマスターが見えますが、この2人以外は女性スタッフです。

ただ、ホールを担当する女性スタッフはときどき入れ替わっているようです。



坪庭の横にあるテーブルに席を取りました。(写真左)



持って来てくれたメニューを見ます。


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和風手ごねハンバーグのプレートランチ

1300円

カフェ久時オリジナルのカレーセット(チキンorシーフード)

1300円


十数種類のスパイスと久時オリジナルブレンド珈琲を入れたカフェならではのカレー
まろやかに仕上げてはおりますが、スパイシーなカレーですので、辛いものが苦手な方はお控えください

サラダ・ドリンク・プチデザート付き


サラダは鎌倉で採れた野菜を使わせていただいております。

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実はここに来るのは3度目、まだランチは食べていないのですが『限定10食』のカレーがあることは知っていました。

これを注文します。



写真右は最初に出てきたサラダです。


「ドレッシングは2種類あります。こちらは長ねぎなどが入った和風ドレッシング。こちらがニンジンのドレッシングになります。」

ハムの乗った鎌倉野菜のサラダに、両方のドレッシングを少しずつかけていただきました。

(坪庭を望む)     (サラダ)
久時 坪庭久時 サラダ















水のお替りを持ってきた女性スタッフのエプロンには『大和家』と書かれていました。


「ここは大和家さんがやっているの?」

「いえ、店は別ですが同じところでやっているので。」


最初は男性客が1人でしたが、その後、カップルや年配の女性客などが来店します。





写真左が『限定のカレーセット』です。

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スパイシーなカレーですので、辛いものが苦手な方はお控えください
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とありましたが、最初に感じるのは甘味だったので少し驚きました。


でも普通の甘口カレーではなく、その後には書かれたとおりスパイシーな刺激が広がります。



カレーにはナス、ジャガイモ、シシトウ、ピーマンなどの野菜が入っていました。

どれも一度油で揚げてあります。



「鎌倉野菜ですか?」

「はい。シェフが毎日買い出しに行ってます。」



セットにはドリンクとデザートが付いています。

コーヒー豆販売の大和家があるので、ドリンクはコーヒーにしました。


コーヒーはカウンターでマスターがドリップしていたものが出てきます。


香ばしい香りが立つコーヒーはストレートで飲んでみました。




「ごちそうさま。」

「有難うございました。1300円になります。」



『大和家』はコーヒー専門店なので聞いてみます。


「ところで、ブレンドのコーヒーはどんな豆が入ってたんですか?」

「えーそれは・・・。ちょっとお待ちくださいね。」

「ああ、そこまでしなくても・・・・・。」


女性スタッフが、カウンターからマスターを連れてきてしまいました。



「忙しいのにすみません。コーヒー美味しかったんで。」

「有難うございます。豆はグアテマラベースにマンデリンです。どなたにでも合うようにミディアムローストにしています。」


このマスターがオーナーとのことです。


「ここも昔からの建物ですね。」

「そうですね。80年ほど経っています。」



景観重要建築物になっているので、リニューアルの際もいろいろ制約があって大変だったそうです。



「貝細工はもうやってないんですね。」

「ええ、店内に飾ってあるだけですね。」



オーナーは忙しいのに時間を取って質問に答えてくれます。

あまり長時間も悪いので外に出ることにしました。



道路にある看板をあらためて見てみると、


『カレー馬鹿参上!俺のカレーをお見舞いしてやるぜ!!』


という威勢のいい口上の下に、


『今日はラッキーDAY!この看板を写メしてオーダー時に見せるだけでランチメニュー100円引き!!』


このフレーズは見逃していました。

(限定のカレーセット)   (コーヒー&デザート)
久時 カレー久時 コーヒー&デザート



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●雪ノ下「久時(ひさき)」カフェ&レストラン
   住所 鎌倉市雪ノ下1−9−27 湯浅物産館
   電話   0467−84−9692
   営業時間 10:00〜18:00
   定休日  テイクアウト 無休 カフェ 月曜日
   http://www.localplace.jp/t100048449/

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