2019年06月

2019年06月26日

Tappy’s(タッピーズ)

第何次ブームかわかりませんが、最近、また『タピオカ』が話題になっています。

鎌倉にもタピオカの店が多くなってきました。

タピオカ自体は、かなり前からテレビなどでも見ているのですが、実はまだ食べたことがありません。


大体、オッサンが若い女性に交じってストローでタピオカを啜っているのは絵になりません。


若宮大路の和食店『馳走かねこ』の金子さんと話しているとき、タピオカの話が出ました。


「下にもあるよね。」

「ええ、僕も行きますが美味しいですよ。」


どちらかというと第一印象は強面という金子さんが行くのところなら、大丈夫かもしれません。

幸い今日は朝からの雨。

お客さんの少ないときはねらい目です。



写真左は、雨に煙る鎌倉駅前のロータリーです。

アジサイシーズンですがこの雨で、人出は少ないようです。


ロータリーから若宮大路に出て、鶴ケ岡八幡宮方面に進みました。


段葛も若宮大路も空いています。

いつもは賑わう豊島屋本店にもほとんどお客さんは見当たりませんでした。

(雨の鎌倉駅)       (若宮大路)
タッピーズ 雨の鎌倉駅3タッピーズ 若宮大路2
















写真左は段葛から見た『シャングリラ鶴岡』のビル。

白い字で 『HOTEL シャングリラ鶴岡 3F』とありました。


ホテルは3階からで、1階、2階は飲食店などテナントが入っています。



歩道には、テナントの集合看板が出ていました。

ソーセージの『腸詰屋』漬物の『味くら』ステーキの『DON YAMADA』などが1階、『わっふる21』イタリアンの『フィオレ』そして和食の『馳走 かねこ』が2階にあります。


道路に面した『腸詰屋』と『味くら』は、外光も入って明るいのですが、奥の方は雨と言うこともあって、ほの暗くなっています。

(シャングリラ鶴岡)    (テナントの看板)
タッピーズ シャングリラ鶴岡建物タッピーズ テナント看板














奥に進みます。

暗い中に、縦長の電照看板が見えてきました。

『TAPIOCA SWEETS Tappy’s』と読めます。


窓口に赤ちゃんを抱っこした若い母親がいました。(写真左)

何か注文しているようです。




店名看板の裏にサンドイッチ看板があり、メニューが書かれていました。


『Tappy’s DRINK MENU』

日本語表記と英語表記があるのですが、これがやたらと種類が多い。(写真右)


大きな分類だけで9パターンありました。


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・ミルクティー500ml

・ティー   500ml

・ココナッツ 500ml

・ミルク/ソイミルク 500ml

・カルピス  500ml

・ヨーグルト 500ml

・コーヒー  360ml

・台湾茶/日本茶 500ml

・シェイク  360ml


●サイズUP

・360ml→500ml  100円

・500ml→700ml  150円

・700ml→750ml  200円


●トッピング

・タピオカ  50円

・ナタデココ 50円

・クッキークランチ  80円

・果肉    50円


■甘さ

無糖 微糖 普通 甘め

■氷の量

普通 少な目 無し


【普通】は、500mlサイズで、ガムシロップ約1個分くらいの甘さです。

--------------------------------




見ていても判断がつきません。


その下のサンドイッチ看板を見ると人気BEST3が書かれていました。


No1   ミルクティープレーン

No2   ほうじ茶ミルクティー

No3   ティーピーチ





ちょっとだけ勇気を出して窓口に向かいます。


販売窓口には赤いエプロンの若い女性スタッフがいました。


「何がいいんですか?」

「一番人気はミルクティープレーンですね。あとはほうじ茶ミルクティーとティーピーチです。」


当たり前ですが、看板に出てきたBEST3と同じでした。


NO2の『ほうじ茶ミルクティー』を頼みます。

甘さも氷の量も『普通』にしました。

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(タッピーズ 店頭)    (店頭のメニュー)
タッピーズ 店頭タッピーズ 店頭メニュー













真ん中の席には、先ほどの母親と、3歳くらいの男の子と抱っこしている赤ちゃんがいます。

壁に面したカウンター席の1つに座りました。




まもなく注文したタピオカが出来上がります。

赤地に白く『Tappy’s』と書かれたマークのある容器に、真っ赤なストローが刺さっていました。


太いストローは初めての経験になります。



タピオカは、1つもしくは2つくらいがストローを伝わって上がってきます。

予想していたとおり、もちもちという食感。

そして、ほんのりと甘い。


黒糖で味付けされているそうですが、黒糖の香りはしばらくしてようやくわかります。


最近、日本茶が見直されているようで、煎茶やほうじ茶がいろいろとアレンジされていますが、ミルクティーとほうじ茶もベストな組合せの1つかもしれません。


ミルクティーは程よく甘く、後からくるほうじ茶の芳ばしい香りが効いています。


こんな雨の日にと思いましたが、ちょっと多いかと思った500mlも美味しく飲むことが出来ました。

もうタピオカの話題が出ても大丈夫です。(笑)

(店内カウンター席)    (ほうじ茶ミルクティー)
タッピーズ 店内2タッピーズ ほうじ茶ミルク









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●雪ノ下「タッピーズTappy’s」(茶房)
   電話 0467−91−7796(営業時間のみ)
   鎌倉市雪ノ下3−3−9
   営業時間 12:00〜16:00
   定休日  月・火・水曜日
   
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chefcomi at 11:00|PermalinkComments(0) 鎌倉 | カフェ

2019年06月19日

茶房 湖湖

以前、付属小学校の近くにちょっと気になる看板を見つけていました。

お昼も食べたので、ちょっと行ってみることにします。




八幡宮の3の鳥居をくぐって参道を進み、途中で参道と交差する流鏑馬道を右(東)に折れます。(写真左)


流鏑馬道の終わり、赤い鳥居をくぐると右側に石碑がありました。


『畠山重忠邸址」



鎌倉幕府の中心鶴岡八幡宮の周辺には、歴史の断片が残っています。

石碑の横にも路地がありますが、今回の店『茶房 湖湖』は、この次の路地にありました。


写真右は、その路地の入口にある案内看板です。


『和菓子茶房 湖湖(koko) 営業中 右折50m』


そしてもう1つ。

譜面台が置かれ『倉本正文 装画展』と書かれていました。

(流鏑馬道)        (路地の案内板)
湖湖 流鏑馬道.2湖湖 路地の案内板















案内に沿って路地を進みます。(写真左)

ご覧の通り、両側は一般の住宅が並ぶ静かな環境です。


遠くに気の看板が見えてきました。

店名が書かれています。


さらに店の前まで近づいて行きました。

木製の柵のところに、路地の入口にあったのと同じ『倉本正文 装画 展』の案内があります。


門の先の引戸は開いていて、手前にメニューの黒板、引戸の正面は階段が見えました。

階段の段ごとに細長い額装の絵が飾ってあります。

(湖湖の路地)       (店頭)
湖湖 路地湖湖 入口















中に入りました。

客室は左側になります。

写真左は、店内を写したものです。


Lの字のカウンターだけのこじんまりとした空間になっています。



「こんにちは。」

カウンターの中に上品な年配の女性が迎えてくれます。


どちらでもとのことで、奥の席に座りました。



「今、展示をやっているのでよかったら見ていってください。」


店の壁にたくさんの絵が飾ってあります。



「日本画なんですか?」

「顔料を使っていますが、装画といって日本画とは少し違います。」

「ずいぶん丁寧に描いてありますね。」


武将や江戸・明治などの情景が細やかに描かれていました。


「この画家さんとお知り合いなんですか?」

「主人なんです。ずっと舞台美術をやっていて、まあ、その当時は丁寧に描く必要はなかったんですが。」


思いがけない個展の作者との関係が出てきました。


オーナーだと思っていた人は、実はオーナーの妹さん。

オーナーであるお姉さんが和菓子を作っていると言います。



さて、注文です。

妹さんがメニューの書かれた小さな黒板をこちらに向けてくれます。


---------------------------------

和菓子とお茶セット  700円

・上生菓子

・本わらび餅

・草だんご

・豆かん

・抹茶ようかん

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生菓子の実物も見せてくれました。


「こんなものを作っているんですよ。」

「なるほど、だけど今日は暑かったので、『わらび餅』にします。」


もちろん『わらび餅』も自家製です。

(店内カウンター)     (倉本正文装画展)
湖湖 店内湖湖 倉本作品
















絵のことをもう少し聞いてみました。

「私のような素人には、絵の背景にあるストーリーなどがあるとわかりやすいんですけどね。」

「武将の方はないんですが、こちらの方は主人が書いたメモがあるんです。ただ、面倒なので聞かれない限り読まないですけど。」(笑)



そう言って持ってきてくれたのはメモの束です。

その中の1枚を見せてもらいました。

メモには小さな絵のような文字が丁寧に書かれていました。



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”大つごもり”

樋口一葉・作/久保田万太郎・脚色

大晦日の夜・・・・
商家の下女おみねは、窮した伯父から
・・・幾らか用立ててくれと頼まれ、せっぱつまっている
”ドラ息子”石之助のとった気まぐれなある”事”が・・・おみねに・・・・思いがけない
救い・・・幸運をもたらすことに・・・。

--------------------------------------



絵と照合してみます。

なるほど説明があるとなんとなく分かりやすく感じます。



わらび餅とお茶が出てました。(写真右)

茶葉は、最近メディアにもよく登場する小町通りの『枝村園』が厳選した煎茶とのこと。


温かいお茶を一口。


お茶の香りが鼻孔に広がり、ゆったりとした気分になってきます。



黒い皿に入ったわらび餅にはきな粉がかかっていました。


「黒蜜はお好みでわらび餅にかけて召し上がってください。」


小さな容器を傾けてわらび餅に黒蜜をかけます。


わらび餅のつるりとした食感と黒蜜の濃い甘さがたまりません。


ここが実家だという妹さんと鎌倉の昔話をしていると、お茶は四煎めになっていました。


長居もこれ以上は迷惑でしょう。



「ご馳走さまでした。」

「有難うございました。また、よろしければお寄りください。」

支払いを終えて玄関を出ます。


知っておくと面白い店、また立ち寄ってみたいと思います。

(久保田万太郎解説)    (わらび餅と煎茶)
湖湖 解説文湖湖 わらび餅












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●雪ノ下「茶房 湖湖」(茶房)
   電話 0467−91−7796(営業時間のみ)
   鎌倉市雪ノ下3−3−9
   営業時間 12:00〜16:00
   定休日  月・火・水曜日
   
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chefcomi at 11:00|PermalinkComments(0) 鎌倉 | 甘味処

2019年06月12日

風の杜

鶴岡八幡宮境内の『神奈川県立近代美術館』が閉館後、耐震補強を終え、新たに『鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム』としてオープンします。

建物も綺麗になりましたが、平家池に浮かぶ4つの島、池の畔の植栽も整備されました。



その中で、気が付いたことがあります。

八幡宮の入口にある三の鳥居をくぐって、すぐ左側にあるカフェ『風の杜』が、ちょっと変わったような気がしました。


店に近づいてみます。

『鯛茶漬け膳』


店頭の看板には写真付きで載っていました。


前はカフェメニューだけだったのに、和風の食事メニュー?

後日、行ってみることにしました。



写真左は段葛から見た鶴岡八幡宮の三の鳥居です。

信号が変わって、鳥居をくぐり、太鼓橋の前まで来ると人力車が止まっていました。(写真右)


車の横に姿勢を正してすくっと立っているのは、人力車有風亭の青木さんでした。

鎌倉で観光人力車を始めて35年のレジェンド。


八幡宮に送り届けた花嫁、花婿を待っているのでしょうか?

(三の鳥居)        (人力車有風亭) 
風の杜 3の鳥居風の杜 人力車













店に行く前に、平家池に浮かぶ小島の橋を渡ります。

写真左が、小島から見た『風の杜』の建物です。


平家池のハスの開花はまだですが、緑の葉は涼し気です。


『風の杜』を遠目に見ると、ガラス越しに見える室内はけっこう賑わっているようです。

ちょっと急いで店に向かいました。



写真右は『風の杜』の入口です。


向こうに赤い傘と緋毛氈を敷いた縁台が見えます。

近づくと横の台に、お土産として『黒糖まんじゅう』が乗っていました。

その横を通って中に入ります。

(平家池から)       (風の杜入口)
風の杜 平家池から風の杜 入口













「いらっしゃいませ。」

黒の上下に、短い白のエプロンつけた若い女性スタッフが迎えてくれます。



店内は、白い壁に黒の柱、モノトーンのシンプルな内装になっていました。(写真左)

50余席と広い店内ですが、池に近い席はほぼ満席です。


こちらは、まだ誰も座っていない10人が座れる大きなテーブルに案内されました。




写真右は、座った席から見た平家池です。

池の向こうに見える白い建物が『鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム』です。


ル・コルビュジエに師事した建築家・坂倉準三が設計した建物です。

1951年の建設、老朽化のため取り壊される予定でしたが、存続を求める意見が多く、耐震補強をして生まれ変わることになりました。


6月8日のオープン、残念ながらこの時点では開館していません。

(室内の様子)       (室内から)
風の杜 室内風の杜 室内から










入口で見たランチメニューは『鯛茶漬け膳』だけですが、手元のメニューを見ると『季節茶漬け膳』というのがありました。



「『季節茶漬け膳』の本日の魚はスズキになります。」

「鯛とどっちがいいかな?」

「『季節茶漬け膳』の方は野菜がたっぷりついています。また、季節の方が味噌だれが濃くなっています。鯛は定番ですが、スズキは今日で変わるかもしれません。」


夏が旬のスズキを注文します。



写真左が『季節茶漬け膳』です。

野菜の下に隠れているのでわかりづらいのですが、右上の赤いラデッシュの乗った器がスズキです。

そのほか、ナスの煮びたし、キュウリのお新香が付いていました。



「最初は、そのままご飯と一緒にお召し上がりください。後は、ほうじ茶を掛け、お茶漬けでお楽しみください。」

2度、美味しさが味わえるとのことです。

お茶漬け用に、刻み海苔やあられ、ワサビなどが小皿に乗っていました。




桶の蓋を開けて、湯気の立つご飯を椀に掬います。

味噌だれとスズキ、そして野菜を混ぜ半分をご飯に掛けました。

スタッフの言う通り、味噌だれは濃いめですが、野菜が入ってご飯と一緒に食べると、ちょうどよい味加減になります。


白身魚ですが、脂が乗っていて、ほんのりと甘さも感じます。

やはり旬の魚は美味しい!


全部使ってしまいそうになりましたが、2度の美味しさを味わうためにじっと我慢。

お替わりをよそって、残りのスズキを乗せました。


あられや海苔、ワサビも入れます。

ほうじ茶を注ぎ、少しスズキの色が変わったところで食べ始めました。


さらに味噌だれが薄くなって、さっぱりしたお茶漬けを楽しみます。

ほうじ茶の芳ばしさが口の中に残ります。




写真右は食後に出てきたデザート。

「いちごとミカンのゼリー寄せになります。」


平家池のハスを見ながらの初夏の味覚でした。



ゆっくりしたので、会計に向かいました。

支払いを終え女性スタッフに聞きます。


「前は食事のメニューはなかったよね。」

「はい。昨年の12月から運営が日影茶屋に変わりました。」



日影茶屋は葉山の有名な老舗料亭です。

鯛茶漬けは、葉山日影茶屋に長く続く看板メニューとのことでした。



「『風の杜』という店名は変わらないんだ。」

「はい。こちらは八幡宮さんのものなので。」


お土産品コーナーの内容も変わっていました。

笑顔のスタッフに勧められ『黒糖まんじゅう』を試食してランチを終えました。


食事まで出来るということで利用の幅も増えています。


8月にオープンする『鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム』横のカフェも含め、八幡宮周辺もさらに賑やかになりそうです。

(季節の膳)        (ゼリー寄せ)
風の杜 季節の膳風の杜 ゼリー寄せ







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●雪ノ下「風の杜」(和モダン茶寮)
   電話 0467−61−3106
   鎌倉市雪ノ下2−1−31
   営業時間 10:30〜17:00
   定休日  無休
   
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2019年06月05日

鮨 山もと

このブログをいくつかご覧いただいた方はお分かりかと思います。


好きな店のシチュエーションは、かなりミーハーです。

街の中心地を少し離れた閑静な住宅地や、路地の奥、海辺に近い古民家などの立地自体に魅かれてしまいます。

だから、逆に観光地の中心というだけで、どうしても敬遠しがちになってしまいます。


この店も、勧められなければ、ほぼスルーしていたに違いありません。




お客さんから聞いて行ってみたという、カフェのオーナーが言いました。


「うちの両親も初めて行って気に入ってしまい、勝手なリクエストをしたんですけど応えてくれたようです。」




写真左は長谷観音前の信号です。

長谷に来た観光客はほとんどが、この左手の長谷寺か、まっすぐに進んだところにある大仏を目指します。


つまり、この道は長谷のメインストリートになります。


メインストリートの向かって左側を大仏方面に少し進みました。



まもなく、『長谷観音』というバス停の前に、『白朋ビル』というテナントビルが見えてきます。

このビルの1階には『蒟蒻しゃぼん』、その奥にはきしめんの『むつ富』という店が入っています。


今回の店『鮨 山もと』は、ビル横の看板には2階とありました。


2階には、ほかに甘味の『和甘』きんつばの『鎌倉いとこ』が入っています。

(長谷観音前)      (白朋ビル)
鮨山もと 長谷観音前鮨山もと 白朋ビル















観光地の中心です。

勢い、看板なども目立つように派手になっています。

『鮨 山もと』のメニュー看板もたくさんありました。



日本語のほかにも英語表記、中国語表記などもあります。


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Sushi Yamamoto

We have English menu

有中文菜単



特選にぎり     3000円

Special sushi

上にぎり寿司    2500円

Good sushi

鎌倉        2500円

Kamakura

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写真左のものもその1つです。

どの店の看板も写真がたくさん使われていました。



多分、通常だったら、ここでこの店に行くのをあきらめていたかと思います。

ただ、今回は店の内容を聞いていたので、そのまま階段を上がって行きました。



写真右は『鮨 山もと』の2階入口です。

満艦飾の状態は2階も同じです。


ガラス面には、写真や案内の英語表記などが貼ってありました。



開店時間は過ぎていましたが、まだ暖簾は出ていません。

店の前では、所在なさげに30前後の欧米系の男性が佇んでいます。

(鮨山もとメニュー看板)     (2階入口)
鮨山もと メニュー看板鮨山もと 入口















まもなく、ドアが開いて店主が現れ、暖簾が掛けられます。

若い外国人に続いて中に入りました。


ここで雰囲気が一変します



右手が厨房でその前にL字のカウンター。

長い部分が6席で短い部分が3席あります。


左手は落着いた畳敷きの小上がりが12席。

壁には鎌倉彫などが掛かっていました。


もはや、観光地の中心のざわざわした騒音とは無縁の空間が広がります。




外人男性が長い方の奥に座ったので、こちらは手前の短い方の席に座ります。



カウンターの真ん中には、がっちりとした貫禄のある主人が立っています。

鮨は、先ほど下の階にもあった『特選にぎり』と『特選ちらし』『上にぎり寿司』と『鎌倉』の4種類。


そのほかにシラスの丼ぶりやサバ寿司などもありました。




『特選にぎり』と『ジョッキビール』を注文します。

まずは、キンキンに冷えたビールが出てきました。


まずはこれを飲みながら鮨を待ちます。

(広い店内)      (生ビール)
鮨山もと 店内鮨山もと 生中













目の前のカウンターに黒い板が置かれました。


「ホウボウです。塩がついていますので、そのままでお召し上がりください。」


メニューには、すべての鮨が載った写真が出ていますが、一貫ずつ出てくるようです。


小さめに握ったホウボウを一口で食べました。

白身魚ですが脂も乗って旨い!!


次はカンパチ、メバチマグロの赤身の漬けと続きます。

魚は江の島の対岸にある片瀬漁港からのもの多いとのことでした。



カウンターの反対の外人男性は、にぎりの『鎌倉』を頼んだようです。

こちらはすべての鮨が揃って出されていました。




旨みのある、プリっとした歯触りのいい赤貝の後に出されたのは、カマスの炙りです。

包丁を斜めに交差させた切り口に、ほどよい焦げ目がついていました。


ここで魚は一服、玉子焼きが出てきます。



入口から入店したのは20歳前後の若い女性の2人組。

しばらく立っていましたが、主人に促されてカウンターに座りました。




こちらにはエビ、トロ、いくら、ウニが続いて出てきます。

これで『特選にぎり』は終了です。


ここで、主人の塩やタレの味付けだけで、醤油はまったく使わなかったのに気が付きました。



「ほかはよろしいですか?」

「貝が好きなんで、貝で何かいいのはありますか?」


「生の鳥貝がありますが。」

「生の鳥貝?」

「ええ、一般的に鳥貝は湯引きしたものが出されるんですが、これは生です。」


もちろんこれを追加します。



生の鳥貝のにぎりがカウンターに出てきました。

普段食べている鳥貝とはまったく違います。


黒光りという表現が適当かどうかわかりませんが、鳥貝が光っています。


これを口に入れます。

柔らかい!甘い!旨い!


通常のもののガムのような噛み切れない感じはまったくありません。


旬の時期だけの味覚です。




ひと段落したので主人に聞いてみました。


カウンターと小上がりで20席以上。

1つ1つ握ってお客さんに出していくという鮨店という性格もあり、広い店の切り盛りは大変です。



「いつも1人でやってるんですか?」

「はい。忙しいときは妻が手伝ってくれることもありますが、普段は仕事を持っていますので。あと、ときどき小学2年生の娘が手伝ってくれます。」




観光地のど真ん中、入口までは観光地っぽい派手な看板が並び、入った途端に『隠れ家鮨店』に変貌するギャップがすごい!!



アジサイの季節が終わったころ、可愛らしいお嬢さんが手伝っているときに、また来てみたい気がします

(カマスの炙り)    (生鳥貝)
鮨山もと カマスの炙り鮨山もと 生鳥貝


















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