2019年09月

2019年09月25日

魚喰まつもと

『馳走かねこ』の金子さんから、店の斜め向かいに、鎌倉駅西口の『トラットリアイノウエ』の朝の部で人気だった『朝粥の店 叙序圓』が出来ると聞きました。


「同じ日に西川君の店もオープンしますよ。」

西川君とは、やはり『トラットリアイノウエ』で夜の部で和食を担当していた料理人で、金子さんの知り合いでもあります。



今度の店は、『鮨処まつ本』と言う鮨店の後に出来た店で、店名は『魚喰まつもと』

『朝粥の店 叙序圓』と同じ『味噌屋鎌倉INOUE』のグループになります。





落着いた頃行こうと思って、食べログを見てみました。

オープン直後なので、総合評価はそれほどではありませんが、個別の評価は高いようです。



『鮨処まつ本』には行ったことはありませんが、大きな店ではないようです。

混む前に様子を見に行ってきました。



『魚喰まつもと』は鶴岡八幡宮から50mほど手前の若宮大路にあります。


写真左は『魚喰まつもと』が入る津多屋ビルになります。


このビル1階には、クルミッコの『紅谷』や創作和料理の『近藤』、2階には『鎌倉のごはんやさん石渡』なども入っています。


『魚喰まつもと』がある地下には、『トラットリアイルシレーネ』というイタリアンもあります。




写真右は地下に降りる階段。

ちょっと狭いのですが降りていきます。

(津多屋ビル)       (地下への入口)
魚喰いまつ本 津多屋ビル魚喰いまつ本 地下入口















地下の通路も狭い!

ただ、少し奥に進むと胡蝶蘭の鉢が見えてきました。


白い暖簾をくぐって中に入ります。




店内はL字のカウンター席だけ。

その中に作務衣のような恰好の料理人が1人、この人が西川さんです。



「もうやってます?」

「はい。今、昼は穴子丼だけなんですが。」




西川さんは手書きの紙を差し出しました。


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ランチ

穴子丼(小鉢・羽二重・浅利素麺付き)

2000円

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昼は穴子丼だけとのことですが、丁寧なことです。


飲み物はビールを頼みました。

(魚喰いまつ本店頭)    (店内カウンター)
魚喰いまつ本 店頭魚喰いまつ本 店内1
















「何かアテを作りましょうか?」


鮎の焼き物が出来るとのことでそれを注文します。



まずはビールがきました。


「鮎が焼けるまで、ちょっと時間がかかりますが、何か簡単なものでよければ作りましょうか?」

『簡単なもの』も追加します。




写真左がその『簡単なもの』になります。

茄子すり流し、バイ貝、ミニトマトの含め煮 、くんせい醤油に漬けた枝豆とピーナッツ、モロヘイヤのお浸し、干した瓜の漬物。



最後の瓜の漬物は『カミナリ漬け』

噛むと『パリパリ』と音がするところからとも、長く干した形が稲妻に似ているところからとも言われています。


もみじなども添えられて、これはもうほぼ八寸です。



酒の進む醤油漬けのピーナツと枝豆をつまみました。

さっぱりとおいしい茄子すり流しを食べて、バイ貝を楊枝で殻から引き出します。





「キジハタとも言いますが、アコウの刺身です。その横はいくらになります。まだ出始めなので小粒です。だんだんコクは出てきますが皮が固くなってきます。私はこのくらいの方が好きですが。」



まずはアコウの刺身から。

食べる前に、まずは薄造りの半透明のほのかにピンク色の身が綺麗です。


ワサビをつけて、醤油を少し。

う〜ん。

フグと並び称されるアコウの、何とも言えないまったりとした食感とほのかな甘み。

なかなか食べられない高級魚に舌鼓。


いくらは舌の上で小さな粒が溶けていきます。

抵抗なくどんどんと溶けていくので、いつの間にかなくなってしまいました。

(前菜?各種)       (あこう&いくら)
魚喰いまつ本 前菜魚喰いまつ本 あこう刺身















「おまたせしました。鮎は半身にして骨の方から焼いています。」(写真左)


この方法は西川さん独特の焼き方とのこと。

適度な塩加減で、芳ばしさとホックりした身が同時に味わえます。




『簡単なもの』に、もうかなり満足しています。



そして、ここで本来のランチメニューが登場です。

「穴子丼と山芋豆腐です。」



ごはんの上にふっくらとした煮穴子が乗っています。

見た目は本当にシンプルです。



ご飯と穴子を一口分。

ほわっと香る山椒の後、わずかに甘辛の穴子がほどけていきました。

煮穴子とはこういう味だったんですね。



ワサビと青のりの乗った山芋豆腐を食べていると入口で声がしました。


後ろから「こんにちは。」と聞こえたようなので振り向くと見たような顔がありました。


入口の胡蝶蘭に付いた名札『鎌倉飲食おっさん組合』のメンバー、フレンチの人気店『ステレオ』のオーナーでした。


交際の広い人なので神出鬼没です。




しばらく雑談をしていると椀が出てきました。

「予約をしていただければ、もっとちゃんとしたものをお出し出来たんですが。」


椀の身は焼いた長ネギ。

これでも十分においしい。





会計を行います。

「3600円です。」

ビール1本と、ほぼコースの内容です。





8月23日のオープン。

ディナーの3800円コースは予約すれば昼でも可能とのこと。


まだまだ進化しそうな『魚喰いまつもと』もう料理の内容は変わっているかもしれません。

(鮎焼きもの)       (あなご丼)
魚喰いまつ本 鮎焼きもの魚喰いまつ本 あなご丼







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●雪ノ下「魚喰い まつもと」(和食)
   電話 0467−23−7777
   鎌倉市雪ノ下1−8−36 津多屋ビル B1F
   営業時間 ランチ   11:00〜14:00
         ディナー  17:00〜21:00
   定休日  月曜日(祝日の場合は翌火曜)     
   
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chefcomi at 11:00|PermalinkComments(0) 鎌倉 | 和食

2019年09月18日

季音 (KINON)

情報通のレストランオーナーから、今小路に『薪料理』の店が出来たと聞きました。


「薪料理って、ピザの店。」

「いえ、ピザじゃありません。」

ピザのほかには『薪料理』で思い起こすような店は想像出来ません。


普段予約はしないのですが、完全予約制とのことで、電話を入れました。


「すみません。今日は撮影が入っているのでお休みをいただいてます。」

電話に出た女性が答えます。


撮影?

それが大きなメディアだと、混んでくることは間違いありません。


「明日はどうでしょう?」

思わず聞いてしまいました。

大丈夫とのことなので、翌日の予約を取ります。





鎌倉駅西口を市役所の方に進みました。

あいにくの雨、少し風も出ています。


市役所前の信号を左折して、今小路の通りに出ました。(写真左)

実はもう写真の右側、白いタイル張りのビルの中に今回の店があります。




開店時間まで、少し時間があったので、その先の路地を左折して時間を調整します。

写真右は、この道の途中にある古我邸です。



『旧荘清次郎別荘』とも言われる築100年を超す建物には、日本人初のレーサー『バロン古我』が住んでいました。

その後も古我氏の奥さんが居住していて、ずっと未公開でしたが、現在はフレンチウエディングレストラン『古我邸』になっています。

なかなか趣のある情景なので、お近くにおいでの際は是非覗いてみてください。

※天気などにもよりますが、庭にカフェもあります。

(今小路通り)    (古我邸)
季音 今小路3季音 古我邸















今小路に戻りました。

もう開店時間は過ぎています。


写真左は、今回の店『季音(KINON)』の店頭です。

ガラスの向こうは縦5つ、横5つ、計25の升に仕切られています。(写真左)


25の升は大きく斜めの線で分かれており、右上の方には薪、左下は黒い板が貼られています。

黒い板の1枚が抜かれたところの板に『季音 Kinon』と書かれていました。


薪のインパクトはありますが、うっかりすると見逃してしまうくらい上品でおとなしい店構えになっていました。


『OPEN』の表示はありませんが、予約は入れています。

木の戸を開けました。



写真右が『季音 Kinon』の店内です。

分厚い一枚板のカウンターはLの字になっていて、8つの席があります。



「こちらへどうぞ。」

店の奥に伸びる方のカウンターの真ん中あたりに、ナフキンとグラスが用意されていました。



席の向こうの窯の火が目に飛び込んできます。

窯の左側の薪が燃えています。

(季音 店頭)     (カウンターと窯の火)
季音 店頭季音 店内















勧められた席に着きました。


「お飲み物は何か?」

ドリンクメニューを見ます。


「白ワインの一番上にあるのでお願いします。」

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ジラソーレ ヴィンヤード ピノ・ブラン メンドシーノ オーガニック 2017
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ひまわりのアイコンのあるカリフォルニアのワインです。



ドリンクメニューはありますが、料理のメニューはありません。

昼も夜もコース料理1種類のみになります。




最初に出てきたのは趣のある器に入ったトウモロコシの茶碗蒸し?でした。

「ここは日本料理だったっけ?」

「いえ、私はサンフランシスコの『Saison(セゾン)』というレストランにいました。」


『Saison』はミシュラン三つ星のレストランです。

フレンチなどがベースになっていますが、斬新な料理を提供しているので、カテゴリを決めるのも難しいようです。


薪を使うというのもアメリカでポピュラーとは言えないとのこと。

ジャンルは『現代風アメリカ料理』もしくは『薪火料理』ということになるそうです。



ほんのり甘い上品なとうもろこしの風味を味わいます。






「カンパチを神経締めにして4日間熟成しています。」

サラダ菜やキュウリ、トマト、生のトウモロコシなどの間にカンパチの身がありました。(写真左)

滑らかな舌触り、旨みを増したカンパチは通常の刺身とはまったく違った味になっています。




次に出てきたのは枝豆とベーコンリゾットでした。(写真右)

こんもりとしたリゾットの上に刻みネギが乗り、香辛料がかかっています。


ベーコンのコクと塩味の効いたおいしいリゾットです。

(4日熟成のカンパチ)      (枝豆とベーコンリゾット)
季音 カンパチ神経締め季音 枝豆とベーコンリゾット















次は長井港で獲れた鰆の焼き物。

こちらは10日熟成したものだそうです。



竈(かまど)の左側で燃えていた薪の一部が右側に移され、熾火(おきび)になっています。


「鰆は反らないように串を打っています。中でご覧になりますか?」

「えっ?いいんですか。」


いくつかの店には行っていますが、未だに飲食店で厨房に入ったことはありません。


1mちょっとのところまで近づくと、竈の熱が伝わってきました。(写真左)






時々薪がパチッとはじける音も懐かしい感じです。


「昔は庭で焚火も出来たんだけど、今はオール電化にしちゃったんで、家に火の気がまったくないんですよね。」

「そうですか。」


薪の火の話から、だんだん昭和ノスタルジーの世界へ入ってしまいました。



「最近はマッチもなくなったし。」

「そうですね。」


「火鉢の灰で遊んだり、そういえば風呂も薪で焚いていたなぁ。最初は新聞紙、小枝、それから薪をくべて最後は石炭を入れましたね。」

「へぇ、お風呂も薪で。初めて聞きました。」


まあ、シェフの年齢を考えれば知らないのは当たり前です。




鰆が焼き上がってきました。

グリルされた細長い茄子、トマトなどが添えられた鰆は竈で見たときより肉厚です。


座席手前の引き出しからナイフとフォークを取り出して、鰆を切っていきます。

食べるのには箸を使いました。


10日熟成してあるだけあって淡白な鰆にコクが加わって旨みが増しています。





「デザートはジェラートです。」

小皿に入ったジェラートにはモモのジュレがかかって、爽やかな味でした。




ランチが終わり会計を行います。

ランチは4500円のほか、薪火料5%と消費税。

初めて『薪火料』というものを支払いました。


価格設定も含めてランチとしては安くはありませんが、薪の原価だけではなく、予約人数に合わせて時間までに火加減の調整なども行わなくてはいけないなど、けっこう大変です。

だから、予約も当日というのは厳しいようです。



鎌倉では珍しい薪火料理。

新しいジャンルがどう発展していくのか楽しみです。

(鰆を焼く)    (10日熟成の鰆)
季音 鰆を焼く季音 鰆10日熟成









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●御成町「季音 (KINON)」(薪火料理・現代風アメリカ料理)
   電話 0467 39-5091
   鎌倉市御成町13−22 
   営業時間 ランチ  12:00〜14:30(LO:13:00) 
          ディナー 18:00〜     (LO:19:30) 
   定休日  日曜日・第2・第4月曜日(月曜、火曜、水曜日はディナーのみ営業)
   http://kinon-kamakura.com/
   
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chefcomi at 10:10|PermalinkComments(0) 鎌倉 | アメリカ料理

2019年09月11日

蕪(かぶら)珈琲

「駅から長谷寺の方に行くと花が一杯咲いているお寺があるでしょう。」

「光則寺?」


「光則寺じゃなく、もっと手前で。」

「収玄寺かな。」

「そうそう、収玄寺さん。」


収玄寺の横の路地の先にカフェが出来たとのことです。



長谷駅から1分、写真左は日蓮宗収玄寺の門になります。

収玄寺は、小さなお寺ですが、きれいに手入れされた庭に季節ごとにいろいろな花が咲く、地元にも愛されているお寺です。




写真左が路地の入口になります。

何気なく前を通過していましたが、今日は路地の入口に店名を書いた白い立て看板が目に飛び込んできました。

横にはメニューを書いた黒板もあります。

(修玄寺 門)       (修玄寺横の路地)
蕪 修玄寺蕪 修玄寺横の路地















路地の向こうを見るとサンドイッチ看板が見えました。

たぶんそちらが入口なのでしょう。


この路地を奥に進みます。



写真左は『蕪(かぶら)珈琲』の入口です。

サンドイッチ看板のイラストは『蕪』をデザインしたもののようで、草カンムリがあり、その下に波のような模様がありました。


なかなかお洒落な感じです。


看板の横の階段を上がって、塀と建物に挟まれた通路の先から中に入りました。




写真右は、同じ建物を境内から写したものです。

L字で平屋の古い建物です。

以前、何度か境内に入ったこともありますが、この建物は記憶には残っていません。

(蕪珈琲入口)       (境内からみる店)
蕪 入口蕪 境内から













店に入ります。

入口は、建物のL字の角のところで、そこにはキッチンとレジがありました。


客室は、先ほど横を通ってきたスペースと、それと直角に伸びるスペースに分かれています。


どちらもアンテークな雰囲気ですが、置いてあるテーブルや椅子は場所によって全部違い、デザインは斬新でした。



来た時とは反対側のスペースに行って窓際の席に座ります。

写真左は座った席から部屋を写したものです。


ユニークなテーブルや椅子の向こうには、絵が有ったり、ギターがあったり。



そして、写真右が座った椅子です。

金属と木の融合が面白い!


「ご注文はこちらでお願いします。」

キッチンから声がかかりました。


キッチンの上の黒板にメニューがあります。


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蕪MENU

Hand Drip coffee     500
Cold Brew              500
Cafe latte(hot ice)  600
台湾 ウーロン茶            550
ハニーバナナミルク            600
自家製モモジャムミルク         500

Soft Drink           400

タマゴサンド                500

フルーツサンド
モモ                   650
キウイ                  600
チョコバナナ               550

ホットサンド                650

蕪かき氷                 850

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昼食がまだだったので、まずタマゴサンドを頼みます。

コーヒーはケニア、スマトラ、モカの3種から、焙煎濃さが真ん中だというモカを選びました。


ここで支払いも済ませます。

(店内の様子)       (お洒落な椅子)
蕪 店内蕪 椅子


















タマゴサンドとモカコーヒーを持ってきてくれたのは、女性のスタッフでした。

ちょっと聞いてみます。


「ここはお寺の境内なんですか?」

すると、キッチンの男性スタッフが出てきました。


「はいここは修玄寺の境内になります。私はこのお寺の次男で、ここは兄とやっています。」

「住職さん?」

「いえ、住職ではありません。」




タマゴとマヨネーズ、そしてペッパーのシンプルなタマゴサンドです。

濃すぎず薄すぎず食べやすい味でした。


モカもマイルドで飲みやすいコーヒーです。


道路からそれほど離れていませんがここは静かです。

庭の緑を眺めながらのゆったりとしたランチは格別でした。


もう少し、このカフェを楽しみたかったので、また、キッチンに向かいます。



上の黒板を見ていると、住職の息子さんがキッチンに出入りするための板をパカッと持ち上げます。


「ここに裏メニューがあります。」

板の裏に書かれていたのは、

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恍惚のジェラート
自家製チーズケーキ

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限定7個という自家製チーズケーキと、軽い焙煎というケニアを頼みました。(写真右)

濃厚ですが、口当たりのいい、ふんわりしっとりのチーズケーキです。


ほのかな酸味のケニアとの相性もいいようです。

ちなみに、コーヒーの2杯目は250円になります。





後から入店した40代くらいの女性客が席を立ちました。


けっこう長居をしてしまったようです。


支払いは済んでいるのでキッチンに声だけをかけていきます。


「ごちそうさま、チーズケーキも美味しかったです。ここで作っているんですか?」

「はい。この人が作ってます。」

キッチンの女性スタッフがこちらを向いて微笑みました。


「店の名前はやはり仏教に関係が?」

「『蕪』というのは『生い茂る』という意味があります。今は庭も手入れしてありますが、私の祖母の時代は雑草が生い茂っていたそうです。」


店名の由来を聞いたので、ちょっと庭を散策。

雑草の生い茂っていた当時を想像してみました。


8月15日のオープン。

下記の情報は訪問時のものですが、その後変わっている可能性もあります。
ご注意ください。

(玉子サンド&モカ)    (レアチーズ&ケニア)
蕪 玉子サンド蕪 ケニアとレアチーズ








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●長谷「蕪珈琲」(カフェ)
   電話 不明
   鎌倉市長谷2−15−2 収玄寺境内
   営業時間 9:00〜17:00
   定休日  未定
   https://www.instagram.com/kabura_coffee/
   
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2019年09月04日

Sare(サーレ)

長谷の海側は長谷観音や大仏側に比べ、それほど観光客が来るわけではありませんが、知る人ぞ知るカフェ銀座でもあり、パン店の激戦区でもあります。


写真左は長谷駅から極楽寺坂切通しに向かう星の井通りです。

この先には食パン専門店『ブレッドコード』、その向かいに本場パリのブーランジェリーの味『ブーランジェリー アンサンブル』

『ブレッドコード』の奥の路地にも『なみまちベーグル』がオープンしています。



先日、『ブーランジェリー アンサンブル』の隣に『Sare』と書かれた店が出来ているのを発見しました。




日を改めて訪ねてみます。


写真右は『Sare』の入口になります。

白い壁面に大きく『Sare』と書かれその下には『cucina italiana』とありました。


その横のシンプルな木のドアの開けます。

(星の井通り)       (サーレ入口) 
サーレ  星の井通りサーレ  入口















「予約してないんですけどいいですか?」

「ええ、どうぞ。そこに段差があるので気を付けてください。」


笑顔のオーナーが迎えてくれました。



店は奥に伸びています。


段差の上にピカピカの木の床、広幅のカウンターには重厚な木の椅子が8席。(写真左)

各席には柄の色が違うナイフ、フォーク、スプーンが置かれていました。



そして床には数鉢の胡蝶蘭。

まだ先客はいないので、カウンター奥に席を取ります。



ランチは2種類、メインの付くコースが3700円、付かないコースが2200円とのこと。

メインの付く方のコースを頼みました。


「今日の魚料理は真鯛のブイヤベース仕立てで、肉料理は幸福豚のグリルです。」


『幸福豚』は鹿児島のふくどめさんが育てている豚です。


幸福豚のグリルに白のグラスワインを追加します。





写真右が最初に出された白のグラスワインです。

大きなワイングラスにたっぷり目のワインが入っていました。


「ずいぶん大きなグラスですね。」

「僕がワインが好きなんです。」


「ソムリエなんですか?」

「はい。ソムリエ協会に入ってます。」



ワインは『モンテトンド ソアーヴェ クラシコ』というイタリアワイン。

マイルドな口当たり、香り豊かで、飲みやすいワインでした。

(落着いた雰囲気)     (ワイン)
サーレ  店内サーレ ワイン














「前菜の盛合わせです。」


まず目に飛びこんできたのは見た目も鮮やかな野菜のジュレでした。

ジュレの中に、輪切りのオクラ四角く切ったキュウリなどがきれいに並んでいます。


さらに、自家製の鶏ハムにイタリアのタマゴ焼き、フリッタータ。

テリーヌの上にはほんのり甘い赤玉ねぎのソース、ちょっと変わったツナとポテトのサラダなど、手の込んだ料理が並んでいます。


丁寧な仕上がりで1つ1つが美味しいし、全体的に後味は爽やかです。

夏の終わりに夏らしい前菜を堪能しました。



自家製の丸いパンのあとは最初のパスタです。


「『「ホロホロ鳥』のラグーです。」


幅広のタリアテッレの上に良く煮込まれたホロホロ鳥。

まさにホロホロになって、食感の良い麺に絡んでいます。


後を引きそうな味です。


パンをちぎってラグーソースを掬います。



パンを食べたところで、最初のワインがなくなりました。




シェフにお任せでワインを追加します。



「『ブリッコ・マイオーリカ ランゲ・ロッソ トリス』です。」

「『トリス』?」

「ウィスキーではありません。」(笑)

シェフが修行したレストランのあるイタリア、ピエモンテ州の赤ワインでした。




次も少量のパスタ。

ウサギなどの入ったラビオリです。


塩の効いたラビオリは、マイルドなでバランスの良い『トリス』とよく合います。

(前菜)          (ホロホロ鳥)
サーレ  前菜サーレ  ホロホロ鳥













入口から女性客が入ってきました。

オーナーが真ん中あたりの席を勧め、女性客はそこに座ります。

前に訪れたことのあると話していました。




こちらにはメインの肉料理が運ばれます。

白い皿の真ん中にグリルされた幸福豚が3切ほど。

周りに細長いインゲン、細長い茄子などが配されています。



サドルバックと白豚を掛け合わせたという幸福豚ですが、見た感じ脂は少なく赤身系の肉に見えました。

シェリービネガーソースの掛かった豚肉をナイフで切り、ひと口を口に入れます。


赤身肉のさっぱりとした旨み、そしてコク。

これも食べ終わってももたれず、スッキリ感が残ります。




真ん中の席ではシェフと女性客がにこやかに話しています。

断片的に聞こえてくるのはこの辺りの人気店の話題でした。

グルメな女性のようです。






ランチの終わりはデザートです。

今日はガトーショコラとラズベリーのジェラート。


コーヒーが来るのを待ってフォークを入れます。

しっかりとチョコレートの味はしますが、マイルドな口当たりでした。



扉が開いて、60代くらいのオジサンが今日の夜の予約をしていきます。




気さくなシェフとカウンター越しに話せるアットホームな雰囲気に少し長居をしてしまいました。

そろそろ帰ることにします。




中が見えないので、ちょっと入りづらいところもありますが、シンプルで清潔な室内。

観光客がふらりと寄るような場所でもありません。


シェフによれば、コース以外にもちょっと一杯飲んで行くことも可能だそうです。

地元客がリピートしたくなる店になりそうです。

(幸福豚のグリル)     (ガトーショコラ)
サーレ  幸福豚サーレ  ガトーショコラ









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●坂ノ下「Sare(サーレ)」(イタリア料理)
電話 0467−53−9137
鎌倉市坂ノ下16−7 ヴィアステラ1F
営業時間ランチ  11:30〜15:00(13:30LO)
      ディナー18:00〜22:00(20:30LO)
定休日  水曜日
   
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