2019年06月12日

風の杜

鶴岡八幡宮境内の『神奈川県立近代美術館』が閉館後、耐震補強を終え、新たに『鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム』としてオープンします。

建物も綺麗になりましたが、平家池に浮かぶ4つの島、池の畔の植栽も整備されました。



その中で、気が付いたことがあります。

八幡宮の入口にある三の鳥居をくぐって、すぐ左側にあるカフェ『風の杜』が、ちょっと変わったような気がしました。


店に近づいてみます。

『鯛茶漬け膳』


店頭の看板には写真付きで載っていました。


前はカフェメニューだけだったのに、和風の食事メニュー?

後日、行ってみることにしました。



写真左は段葛から見た鶴岡八幡宮の三の鳥居です。

信号が変わって、鳥居をくぐり、太鼓橋の前まで来ると人力車が止まっていました。(写真右)


車の横に姿勢を正してすくっと立っているのは、人力車有風亭の青木さんでした。

鎌倉で観光人力車を始めて35年のレジェンド。


八幡宮に送り届けた花嫁、花婿を待っているのでしょうか?

(三の鳥居)        (人力車有風亭) 
風の杜 3の鳥居風の杜 人力車













店に行く前に、平家池に浮かぶ小島の橋を渡ります。

写真左が、小島から見た『風の杜』の建物です。


平家池のハスの開花はまだですが、緑の葉は涼し気です。


『風の杜』を遠目に見ると、ガラス越しに見える室内はけっこう賑わっているようです。

ちょっと急いで店に向かいました。



写真右は『風の杜』の入口です。


向こうに赤い傘と緋毛氈を敷いた縁台が見えます。

近づくと横の台に、お土産として『黒糖まんじゅう』が乗っていました。

その横を通って中に入ります。

(平家池から)       (風の杜入口)
風の杜 平家池から風の杜 入口













「いらっしゃいませ。」

黒の上下に、短い白のエプロンつけた若い女性スタッフが迎えてくれます。



店内は、白い壁に黒の柱、モノトーンのシンプルな内装になっていました。(写真左)

50余席と広い店内ですが、池に近い席はほぼ満席です。


こちらは、まだ誰も座っていない10人が座れる大きなテーブルに案内されました。




写真右は、座った席から見た平家池です。

池の向こうに見える白い建物が『鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム』です。


ル・コルビュジエに師事した建築家・坂倉準三が設計した建物です。

1951年の建設、老朽化のため取り壊される予定でしたが、存続を求める意見が多く、耐震補強をして生まれ変わることになりました。


6月8日のオープン、残念ながらこの時点では開館していません。

(室内の様子)       (室内から)
風の杜 室内風の杜 室内から










入口で見たランチメニューは『鯛茶漬け膳』だけですが、手元のメニューを見ると『季節茶漬け膳』というのがありました。



「『季節茶漬け膳』の本日の魚はスズキになります。」

「鯛とどっちがいいかな?」

「『季節茶漬け膳』の方は野菜がたっぷりついています。また、季節の方が味噌だれが濃くなっています。鯛は定番ですが、スズキは今日で変わるかもしれません。」


夏が旬のスズキを注文します。



写真左が『季節茶漬け膳』です。

野菜の下に隠れているのでわかりづらいのですが、右上の赤いラデッシュの乗った器がスズキです。

そのほか、ナスの煮びたし、キュウリのお新香が付いていました。



「最初は、そのままご飯と一緒にお召し上がりください。後は、ほうじ茶を掛け、お茶漬けでお楽しみください。」

2度、美味しさが味わえるとのことです。

お茶漬け用に、刻み海苔やあられ、ワサビなどが小皿に乗っていました。




桶の蓋を開けて、湯気の立つご飯を椀に掬います。

味噌だれとスズキ、そして野菜を混ぜ半分をご飯に掛けました。

スタッフの言う通り、味噌だれは濃いめですが、野菜が入ってご飯と一緒に食べると、ちょうどよい味加減になります。


白身魚ですが、脂が乗っていて、ほんのりと甘さも感じます。

やはり旬の魚は美味しい!


全部使ってしまいそうになりましたが、2度の美味しさを味わうためにじっと我慢。

お替わりをよそって、残りのスズキを乗せました。


あられや海苔、ワサビも入れます。

ほうじ茶を注ぎ、少しスズキの色が変わったところで食べ始めました。


さらに味噌だれが薄くなって、さっぱりしたお茶漬けを楽しみます。

ほうじ茶の芳ばしさが口の中に残ります。




写真右は食後に出てきたデザート。

「いちごとミカンのゼリー寄せになります。」


平家池のハスを見ながらの初夏の味覚でした。



ゆっくりしたので、会計に向かいました。

支払いを終え女性スタッフに聞きます。


「前は食事のメニューはなかったよね。」

「はい。昨年の12月から運営が日影茶屋に変わりました。」



日影茶屋は葉山の有名な老舗料亭です。

鯛茶漬けは、葉山日影茶屋に長く続く看板メニューとのことでした。



「『風の杜』という店名は変わらないんだ。」

「はい。こちらは八幡宮さんのものなので。」


お土産品コーナーの内容も変わっていました。

笑顔のスタッフに勧められ『黒糖まんじゅう』を試食してランチを終えました。


食事まで出来るということで利用の幅も増えています。


8月にオープンする『鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム』横のカフェも含め、八幡宮周辺もさらに賑やかになりそうです。

(季節の膳)        (ゼリー寄せ)
風の杜 季節の膳風の杜 ゼリー寄せ







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●雪ノ下「風の杜」(和モダン茶寮)
   電話 0467−61−3106
   鎌倉市雪ノ下2−1−31
   営業時間 10:30〜17:00
   定休日  無休
   
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