2019年08月07日

フィエルテ

御成通りから江ノ電鎌倉駅の方に入った路地に、フレンチの店が出来たと聞きました。

江ノ電ホームの近くと聞くと、以前にこのメルマガでも取り上げた『ジェラテリア サンティ』が頭に浮かびます。


もしかして、あのとき工事中だった建物に、今回のフレンチが出来たのでしょうか?



オープンしたばかりの店ですが、駅近なので、けっこう混んでいるかもしれません。

あまり予約はしないのですが、ちょっと電話を入れてみました。


「おひとり様ですね、はい。大丈夫です。」


15分ほど御成通りで時間をつぶしてから、『コクリコ 御成通り店』の向かいの路地に向かいました。



路地の入口を確かめます。

きもの店や『ジェラテリア サンティ』の案内はありますが、フレンチの案内はありません。(写真左)

一応、電話を入れてあるのですが、ちょっと不安になってきました。


だんだんジェラートの店が近づいてきます。


そして、ようやく右側に現れたのが、グレーの2階建ての建物です。(写真右)


側面に『Ever Green Home』の文字。

店の住所には『Onari Ever Village 2F』とありました。 


共通点は『Ever』しかありませんが、ここ以外に該当するところはありません。
 
2階はガラス張りなので、中のテーブルが見えますが、1階のシャッターは降りていました。


さらに近づくと、建物の後ろの江ノ電側に外付けの階段が見えます。

この階段を上っていきました。

(フィエリテ 路地)    (フィエリテの建物)
フィエリテ 路地フィエリテ ビル
















階段の上で後ろを振り返りました。

『ジェラテリア サンティ』の屋根とパラソル、その向こうに江ノ電の線路と横須賀線の線路。

この角度では見たことがないので、ちょっと新鮮でした。




胡蝶蘭の鉢の置かれた反対側にある、普通の玄関ドアのような木のドアを開けます。

すぐ前に、7席のカウンターがありました。(写真左)


「あの、先ほど電話した・・・・・。」

「はい。どうぞこちらで。」


カウンター内のオープンキッチンには二人の男性スタッフ。

案内されたカウンターの真ん中の席に座りました。




ランチは2種類のコースから選びます。

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LUNCH

4,200(+TAX)
6,000(+TAX)

ワインペアリング
3〜7杯 3,800〜9000(+TAX)
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「4200円のコースで。」

「お飲み物は?」

ワインペアリングというのがありますが、ランチなので3杯はちょっと。

おまかせのグラスワインを頼みます。



スタッフのうち背の高い方が、オーナーシェフの山本氏。

まもなく30歳になるという若さですが、南フランスのレストランや東京のレストラン、鎌倉周辺のレストランを経て6月末に開業したとのことです。


もう1人はイタリアンの出身。

この人も、鎌倉で人気のイタリアンレストランでも経験を積んだそうです。




あらためて周囲を見ました。

カウンターは木で出来ています。

そのほか室内は、グレーや白などのモノトーンが基調、間接照明なども効果的に取り入れたシンプルで落着いた雰囲気です。




ワインがきました。

そして、アミューズ。(写真右)

小さなエクレアの中にはトウモロコシのピューレ。

上にはカリカリにしたチーズやサワークリーム、ルバーブのジュレなどが乗っています。


繊細な味のアミューズと軽めのワインを楽しみます。

(カウンター席)      (アミューズのエクレア)
フィエリテ カウンター席フィエリテ アミューズのエクレア















「何か案内が出ているかと思ったけど、何もないんですね。」

「はい。まだオープンしたばかりで。」


アミューズの次は前菜になります。


三崎産のカマスのグリエ。

上には香味野菜などが乗り、バジルのソースなどが配されていました。

新鮮なカマスをさっとグリルしています。

さっぱりとした白身魚ですが旨味も感じました。

繊細なセンスを感じる料理です。




 
「あの、予約はしてないんですけど。」

入口から男性が入ってきました。


「はいどうぞ。」

シェフはカウンターの右端に案内しました。


「やっとたどり着きました。」

男性客が言います。


このお客さんは、けっこう鎌倉界隈に詳しいグルメの人のようなのですが、やはりこの場所を探すのは難しかったようです。




こちらには自家製のパンがきました。

丸くて柔らかくほんのり甘きもあるパンです。



そして次が10日間熟成したという金目鯛。

彩り鮮やかな紅くるり大根や、四葉キュウリなどがあしらわれ、クレソンソースが添えられています。

熟成で旨みの増した金目を、まだ温かい自家製パンとともに味わいます。



「お飲み物はどうされますか?」

気が付くと最初のワインはなくなりかけていました。


ワインに詳しそうなもう1人のスタッフにおまかせで頼むと、ワインの瓶を見せてくれます。

鳥獣戯画のような絵がラベルに描かれていますが、よく見ると動物たちがワインの醸造する情景でした。


『Vin de France』とあります。

先ほどよりコクのあるワインで、金目鯛ともよく合います。



後から来た男性客はワインペアリングを頼んだようです。

(前菜のカマス)      (熟成金目鯛)
フィエリテ 前菜のカマスフィエリテ 熟成金目鯛紅くるり四葉キュウリ
















肉料理はフランス産の鴨のロースト。

肉厚の鴨に赤ワインソースがかかっています。


添えてあるのは、赤玉ねぎのコンフィとツルムラサキ、インカのめざめ。


鴨肉をナイフで切っていきます。

弾力のある肉から、コクのある肉汁が溢れてきます。

鴨独特の風味を感じました。


クセのあるツルムラサキの味もアクセントになります。



食事の後でデセールが出てきました。

柔らかいチーズケーキにアールグレイのジェラート。

これは紅茶とともに頂きました。



これで終わりかなと思っていると、さらに小さな菓子が3つ。

黒い板状の皿にきれいに乗っています。


小さなカヌレに、パッションフルーツ味のマカロン、そして四角いキューブはレッドチェリーをゼラチンで固めたお菓子。

まだ、残っていたポットの紅茶をカップに移します。


これらの小菓子も1つ1つ味の変化があり最後まで楽しめました。


会計はランチコース4200円とワイン2杯で2800円。

税金が加わって総計で7560円でした。


ちょっと贅沢なランチです。

駅近の隠れ家フレンチ。

気鋭のシェフにも期待出来そうです。

(鴨胸肉のロースト)    (チーズケーキ)
フィエリテ 鴨胸肉赤ワインソースフィエリテ チーズケーキと紅茶のジェラート








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●御成町「フィエルテ」(フレンチ)
   電話 0467−33−5105
   県鎌倉市御成町2−14−2
   Onari Ever Village 2F
   営業時間 12:00〜13:30(LO)
        17:30〜20:00(LO)
   定休日  水曜日、月2回不定休
   https://fierte-kamakura.com/
   
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chefcomi at 11:00│Comments(0) 鎌倉 | フランス料理

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