2019年10月09日

くしもり

いろんな部位の牛肉を、たっぷり食べさせてくれる店があると聞きました。

ステーキの店は知っていますが、漠然と肉を食べさせてくれる店というのは、どんな店なのかすぐには想像がつきません。


小町通りと若宮大路を結ぶ路地にあるというので、ちょっと行ってみることにしました。




『源吉兆庵』と『東洋食肉店』の間の路地に入ります。

この界隈には飲食店が密集しています。


写真左は路地に並ぶ看板。

選択に迷うほどたくさんあります。




小町通りに平行する路地もありますが、今回は真っ直ぐに若宮大路方面に進みます。

写真右の路地に『ひさ本』という看板が見えますが、今回の店『くしもり』は、その先『T.I.ビル』という建物にありました。



このビルの店で、鎌倉市民によく知られているのは、3階にある『ジャズクラブダフネ』です。

1999年のオープンと思ったより新しいのですが、鎌倉でジャズライブが楽しめる『ジャズクラブ&レストラン』です。

(路地の看板)       (路地)
くしもり 路地の看板くしもり 路地3















『T.I.ビル』の前に来ました。

『ジャズクラブダフネ』のライブの日程表などもありますが、その前にある写真付きの手書きメニューが目立ちます。
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宮崎牛全てA5
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居酒屋の似合うこんな路地裏に、すべてA5ランクの宮崎牛の店があるというのがちょっと不思議です。



この看板の横が奥への通路になっていました。(写真右)

狭い通路の突き当り、ちょっとごちゃごちゃしているあたりが『くしもり』の入口になります。

(通路と看板)       (くしもりへの通路)
くしもり 通路と看板くしもり 通路
















入口まで進みました。(写真左)

格子状になっているドアのところに、木で出来た店名のプレートが貼ってあります。

くしもりの文字に赤い丸、串カツのイラストもありました。




中に入ります。

店内の中心にはL字のカウンターがありました。

両サイドに4席ずつ計8席です。(写真右)


そして、入口横には格子戸のある2名用のテーブル席もありました。


先客はいません。

スタッフは、厨房にいる大将とカウンターの向こうの女性の2人です。



「どこでもいい?」

「はい。」


入口でもランチメニューはありましたが、あらためて店内のメニューで確認します。


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本日のランチ

・牛筋カレー       1200円

・牛筋煮込み        1300円

・ステーキ丼       1600円

・牛炙り丼         1800円

・ハンバーグ       1500円

・ステーキ定食       3000円 

全てお持ち帰り出来ます。

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店名に付いた串の付くものはありません。

「ステーキ丼と牛炙り丼はどう違うの?」


聞くと奥から大将がやってきます。


「焼き方とか使う肉の部位も違います。」

よく焼かれているのが『ステーキ丼』の方で、『牛炙り丼』はレアに近いとのこと。

「柔らかいのは牛炙り丼になります。今日は『イチボ』という部位を使っています。」


イチボとはお尻の下部にある部位で、柔らかな肉質だそうです。

以前、テレビで希少部位と言っていたような気がします。

(入口ドア)        (店内)
くしもり 入口ドア最終くしもり 店内2

















普段はミディアムを選ぶのですが、あまり食べる機会のないレアの『イチボ』を頼むことにしました。

そして、店頭のポスターで矢沢永吉が旨そうに飲んでいたモルツも注文します。




まもなく出てきたモルツを飲みながら、大将の手元を見ました。

目の前の大きな肉の塊をバーナーで炙っています。





スタッフの女性は、袖に波の模様のある着物風の衣装を着ていました。

「面白い服だね。」

「この店用に作りました。」


「大将の奥さん?」

「違います。前の店で一緒だったんですが、この店が出来たので付いてきちゃいました。」


関内の『ステーキタンポポ』という店だそうです。



先にサラダと味噌汁がきました。



大将は盛り付けにかかっています。

1枚2枚3枚4枚・・・・・・・・・。

丼ぶりに宮崎牛が溢れていきます。


刻みネギと胡麻、糸唐辛子が乗って完成です。



ご飯が見えないので、最初は肉だけを口に入れました。

薄めの甘辛ダレ。

ほとんど牛刺しに近いレアです。



柔らかくまったりとしたイチボは、脂は少ないが旨みがありました。

150g以上はあったような気がします。


『旨い肉をがっつり』は、嘘ではありませんでした。






ぶらりと入ってきたのは作業服の男性です。

反対側のカウンターに座ります。


「牛筋カレー。」


少し置いて、もう1人年配の男性客が入ってきます。


「牛筋カレーをお願いします。」


何だか牛筋カレーも食べたくなってきました。


ただ、すでに炙ったイチボで満腹なので、こちらは食事を終えて帰ることにします。


大将は、元はホテルシェフなので和も洋でもやってきたとのこと。

ステーキの専門ではなく、後に宮崎牛にほれ込んでしまったそうです。



がっつりと旨い肉を食わせてくれる隠れ家店。

行列が出来ないうちに行っておいて良かったと思いました。



※2019年7月1日オープン

(モルツ)         (炙り丼)
くしもり モルツくしもり 炙り丼

chefcomi at 11:00│Comments(0) 鎌倉 | 食堂

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