スペイン料理

2023年01月25日

ミ・カサ (mi casa)

コロナ禍以来、行動範囲が狭くなっています。

佐助のトンネルを超えることもほとんどなかったのですが、最近、佐助一丁目の『朝食喜心』が閉店し、その跡にスペイン料理の店が出来たと聞きました。

『朝食喜心』にも行ったことはありますが、その前の『うな豊』には毎年行っていたこともあり、その場所にどんな店が出来たのか気になるところです。



12月も押し詰まった冬晴れの日に訪ねてみました。

市役所の横を通って、トンネルを抜け、税務署を越すと佐助一丁目の信号が見えてきます。

交差点の斜め左の建物が、今回の店『サ・スケ』になります。


ここから見る限り『朝食喜心』のときと違っているのは、入口の暖簾くらいでしょうか?

正面に回って入口に近づいていきました。


白い暖簾に書かれているのは、『ミ・カサ』というカタカナのみのシンプルなデザインです。


暖簾の下にショーケースが置かれていました。

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ミカサのティクアウト

バスクチーズケーキ Sold out
チョコレートテリーヌ
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ショーケースの横を抜け、暖簾をくぐって中に入ります。

店内には、キッチンの前のカウンター席と2人席×4テーブル。(写真右)


「予約してませんが、大丈夫ですか?」

出てきた50前後の男性スタッフに聞きました。


「はい。どうぞ。」

L字になったカウンター席の角に座ります。

(ミ・カサ 建物)     (店内)
ミ・カサ 建物ミ・カサ 店内










先客はいません。

入口で迎えてくれたスタッフがメニューをくれました。

コースは3800円のものと8000円のものの2つ。

アラカルトでもよいとのことです。


ちょっとアラカルトも気になります。

手書きで書かれたアラカルトはデザートも含め25種類。


全部は書けませんが一部抜粋してみると

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・鎌倉野菜のグリーンサラダ        800
・パンコントマテ             400
・ハモン イベリコ ベジータ 20g  1800 
・栗のスープ               700
・ホタテのセビーチェ          1600
・アホブランコ 燻製サバと柿      1200
・生ハムのクロケット           450
・和牛トリッパの煮こみ         1800
・カネロニ               1200
・赤えびのアロス            2800
・トンカとヴェローナ チョコレートのテリーヌ  700

                    etc
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パンコントマテ?セビーチェ?アホブランコ?カネロニ?

面白そうですが、私のレベルでは、アラカルトにわからないものが多い!


「3800円のコースをお願いします。」

「お飲み物は何か?」


「ワインなら何が合うんですかね。」

「そうですね。白のしっかりしたものだと何にでも合わせやすいと思います。」


ワインの選択はスタッフに任せます。

出てきたのは、写真左のスペイン産ワインの『アルハンドロ・フェルナンデス アレハイレン・クリアンサ2019』でした。


グラスが運ばれます。

「写真を撮ってもいいですか?」

「もちろんです。」

スタッフはワインの瓶も置いてくれました。


芳醇でスパイシーなワインを飲んでいると、最初のメニューが運ばれます。


「生ハムのコロッケです。」 (写真右)

一口で食べられそうな大きさです。


ただ、それだともったいないので2口でいただきました。(笑)

小さなコロッケの中に、生ハムのうま味が溶け込んでいます。

(ワイン)         (生ハムコロッケ)
ミ・カサ ワインミ・カサ 生ハムコロッケ











次に出てきたのはスープでした。

漆器の椀に入っています。

蓋を取ると、オリーブ油が垂らしてあるのが見えました。


「レンバイにオレンジズッキーニ(トランペットズッキーニ)があったので使ってみました。」

説明してくれたのは、シェフである小柄な女性です。


ポタージュスープは濃厚でほんのり甘く、どこか味噌汁に近いような味でした。


「ずいぶん和風な感じがしますけど。」

「料理を監修しているジェロームは日本に詳しく、和風にこだわって店を作っています。」


「スペインの人なのに和なんですね。」

「ジェロームはフランス人です。」

和にこだわるフランス人が作る和風のスペイン料理を、日本の女性シェフが作っているということになります。



テーブルに用意されているのは箸と木のスプーンのみ。

スタッフの男性が言いました。

「店にあるナイフとフォークは数組だけです。」


ちなみに、店にいる若いスペイン人の男女はワーキングホリデーとのこと。


「シェフはスペイン語が出来るんですか?」

「いえ、シェフも私もスペイン語はわかりません。スペインの2人とは英語で会話しています。」


話してくれた男性スタッフは、アメリカンバーなどに携わってきたそうですが、スペインのことには詳しくはないそうです。


次に出てきた鎌倉野菜のグリーンサラダも、出汁と紫蘇のドレッシングでマイルドでやさしい味になっていました。



「イベリコ豚のソティーになります。」

添えられているのはサツマイモや紅芯大根、カリフローレなどの鎌倉野菜でした。

これらはバーニャカウダソースでいただきます。


イベリコ豚は全部で8切れ、ちょうどいい脂の乗り具合でほんのり甘さも感じました。



玄関の方で声がします。

年配の夫婦が入ってきて、カウンター席に座りました。

予約のお客さんのようです。

アラカルトメニューを選んでいるようでした。


奥のテーブルにも女性客が2人座ります。 

(スープ)         (イベリコ豚ソテー)
ミ・カサ オレンジズッキーニミ・カサ イベリコ豚ソテー












「スペイン風のおにぎりです。中に炒めたパプリカが入っています。」

持ってきたシェフが説明してくれました。

半分に切った葉蘭に乗っているのは、確かにおにぎりですが、スペイン風とは?


「ここにエビのスープをかけていきます。」

とろりとしたスープをかけると、あんかけのように見えます。

おにぎりのごはんは固めに炊いてあり、エビの風味のスープともよく合っていました。




「次のデザートは、チョコレートのテリーヌかフロマージュのどちらかになりますが。」

「糖分が少ないのはどっちですかね。」

「そうですね。フロマージュの方が少な目かと思います。」


飲み物は別とのことで『カモミールティー』を頼みました。



写真右がデザートです。

下に塩ミルクが入っていて、混ぜると塩ミルクの塩味がほんのり甘いチーズケーキを引き立ててくれます。


さっぱりしたカモミールティーを飲んでランチを終わりました。

古民家で味わう和のテイストのモダンスパニッシュ。

これからどう進化していくのか楽しみです。


〜ミ・カサの料理監修シェフ(引用)〜

※ジェローム・キルボフ
スペイン3ツ星料理店出身のフランス人シェフ。
鎌倉で唯一の「湘南・鎌倉の飲食店の今を伝えるメルマガ」だと自負し
フランスに生まれ、10代から料理修業をスタート。20代でパリからバ
ルセロナへ移住した。「バルセロナ・ホテルヒルトン」のシェフとして活躍中
に「サンパウ」の料理を体験し、その感動からカルメへの弟子入りを決意。
入店からわずか1年という異例の速さでアシスタントシェフに昇進。後
に「サンパウ東京」のエグゼクティブシェフとして4年間日本に滞在した経
歴を持つ。

(スペイン風おにぎり)   (フロマージュ)
ミ・カサ スペイン風おにぎりミ・カサ フロマージュ塩ミルク








++++++++++++++++++++++++++++++++++

●佐助「ミ・カサ (mi casa)」(モダンスパニッシュ)
 電話 0467−81−7647
 鎌倉市佐助1−12−9
 営業時間 11:30〜13:30(L.O)  
       17:00〜20:00(L.O) 
  定休日  水曜・木曜日
 
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2010年05月19日

CAFE RESTAURANT Valencia(バレンシア)

写真左は八幡宮裏の鳥居です。
ここからも社殿に上ることが出来ますが、通常ここを使う人はあまりありません。

この先、巨福呂坂切通しの鎌倉側の上り始めに、近代美術館別館に隣接したレストランがあります。

写真右は美術館からレストランを見たところです。

綺麗に整備された美術館の庭園と、地中海風の白い壁と赤いテントが印象的な洒落た店です。

(鶴岡八幡宮の裏の鳥居)        (近代美術館別館から店を見る)
バレンシア 裏八幡バレンシア 美術館から店を見る












これが、今回の店『CAFE RESTAURANT Valencia(バレンシア)』です。

白い看板に1974とあります。
これは、鎌倉の飲食店の中でもかなり古い方になるかも知れません。

中に入って驚くのは予想外に広い店内です。

時間を感じる落ち着いた店内に、白と赤とのコントラストが利いたテーブルクロスの席は60席。

この規模は個人レストランではかなり広いと思います。

(バレンシアの入口)       (店内の様子)
バレンシア 入口バレンシア 店内












そして、さきほどとは逆に店内から美術館を見ると写真左のようになります。

美術館の敷地より1mほど高いので、庭を見下ろす形になります。
奥の緑は八幡宮の森です。

このような贅沢な立地は鎌倉でもそうたくさんはありません。

また、店内の調度にも歴史を感じます。
写真右は奥にあるキッチン下の引き出しです。

ただ、オーナーの話ではこの場所は鶴岡八幡宮の観光エリアと建長寺側の観光エリアに挟まれたエアポケットということでした。

逆にいえば、鎌倉の中心が混んでいるときはここはゆったりと入れる穴場ということになります。

(ベランダを通して美術館を見る)    (キッチン引き出しにも歴史)
バレンシア ベランダから美術館を望むバレンシア キッチンの引き出し














スペイン料理の店ですからもちろんパエリアなどのメニューもありますが、数が多いのがパスタのメニューです。


<店頭のメニュー>
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おすすめメニュー

☆きのことベーコンのクリームパスタ  1000円
☆海の幸の地中海風カレー       1200円
コーヒー又は紅茶付
☆生ハムと赤とうがらしのパスタ     980円
ガーリックオリーブオイル仕立
☆鶏肉のチーズ焼き トマトソース添  1400円
コーヒー又は紅茶付
☆しらすと赤とうがらしのパスタ    1350円  
コーヒー又は紅茶付
☆バレンシア特製
海の幸パエリアライス         3700円(2人前)
グラスワイン又はコーヒー(紅茶)付

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店内のメニューはまた少し違いました。


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Special Lunch Menu

a.スパニッシュ ハンバーグステーキ   1500円
<ライスコーヒー又は紅茶付>
b.若鶏のチーズ焼き トマトソース添え  1400円
<ライスコーヒー又は紅茶付>
c.若鶏のオーブン焼きデミグラスソース添え1500円
<ライスコーヒー又は紅茶付>
d.釜揚げしらすと赤唐辛子のパスタ    1350円
<コーヒー又は紅茶付>
e.なすとベーコンのパスタ トマトソース 1350円
<コーヒー又は紅茶付>
f.海の幸とパプリカのガリシア風パスタ  1400円
<コーヒー又は紅茶付>
g.きのことベーコンのクリームパスタ   1000円
h.特製若鶏のカレー           1000円

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<今週のおすすめ>

茄子とボロネーゼのパスタ
コーヒー又は紅茶付  
        1180円
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その中で、おすすめはと聞くとオーナーが指差したのは、写真左の『ナスとポロネーゼのパスタ』でした。

奇をてらわないシンプルな味付けが、この店らしい感じがします。

たんたんとしたオーナーですが、この場所はオーナーが20歳の時から7年粘って開店にこぎつけたということです。

そのときはまだ美術館はなく、県営の駐車場だったとのこと。

景色はよくなったのですが、客足は駐車場の時の方がよかったそうです。


「でも、(飲食店多い)鎌倉でこれだけ長くやっているというのはすごいことですよね。」

「意地みたいなもんです。」(笑)


「当時だと、スペイン料理なんて鎌倉じゃなかったんじゃないですか。」

「たぶん、湘南でも初めてでしょう。東京にだって何軒もなかったですから。」


今度はもっとスパニッシュなメニューを頼むことにしましょう。

(ナスとポロネーゼのパスタ)    (食後のコーヒー)
バレンシア ポロネーゼバレンシア コーヒー





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● 雪ノ下「CAFE RESTAURANT Valencia(バレンシア)」スペイン料理
   鎌倉市雪ノ下2−9−23
   TEL   0467−24−6154
   定休日   月曜日
   営業時間  10:30〜18:00

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2010年03月17日

moromori(モリモリ)

今年は江ノ電が全線開通して100周年ということで、横断幕やポスターが江ノ電のメインの駅にはたくさん飾られています。

写真左は鎌倉駅改札のところにある横断幕です。

鎌倉を出発して着いたのは江ノ電七里ガ浜駅(写真 右)
さて、今回はちょっと別の店に行思ったのですが、あいにくその店は予約で一杯でした。

どうしようかと、周りを見渡すと『バール ダ アンセルモ』があった場所にスペイン居酒屋「morimori」という店がありました。

七里ガ浜駅から3秒の立地です。

(江ノ電全線開通100周年)      (七里ガ浜駅改札口)
モリモリ 江ノ電100周年モリモリ 七里ヶ浜駅改札














写真左は、店のある建物の側面に書かれた看板です。
これは江ノ電の車中からもよく見えます。

店頭にはメニュー看板や写真がたくさん出ています。


店内に入ります。
手前にテーブル席、奥にカウンターのカジュアルなつくりなので、気軽に入れそうなスペイン料理店です。

(建物に書かれた看板)         (店頭)
モリモリ 看板モリモリ 店














写真左は、一番奥のテーブルからカウンターを見たところです。
カウンターに生ハムの塊、そして画面左に大きな画面のテレビがあります。

テレビの画面は途中から「NHKのスペイン語講座」に切り替わりました。

でも、3人のスタッフで画面を見ている人はいません。


たった1人のお客へのサービスなら無視するのも申し訳がないので、とりあえず画面を見ていました。


さて、写真右がパエリアランチです。

アツアツの鍋のパエリアに、サラダとパンが付きます。


これで800円と手軽な価格なのですが、ちゃんと真ん中にエビが乗っています。
そして、ムール貝とアサリも散りばめられています。


パンにはたっぷりのオリーブオイルを塗って食べました。

ランチにはこのほかコーヒーも付いています。


最近はスペイン料理の店も少しずつ増えていますが、駅から3秒のここが一番カジュアルな店かもしれません。

(店内の様子)         (パエリアランチ)
モリモリ 店内モリモリ パエリア






+++++++++++++++++++++++++++++++++

● 七里ガ浜「morimori」スペイン居酒屋
   鎌倉市七里ガ浜1−2−27
   TEL 0467−39−3130
   定休日 
   営業時間 LUNCH 11:30〜15:00
        DINNER17:00〜23:00
        FOOD  22:00(LO)日・祝 21:30(LO)
        DRINK 22:30(LO)日・祝 22:00(LO)

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2008年03月19日

カサ・トリアングロ

下馬の横須賀線高架の手前を左へ進みます。

「杉山台工房」、「ジャルダン食堂」を横に見て、「クレープリーアルモリック」の路地を通り過ぎます。

うどんの「百苑」に和菓子の「大くに」、「祥の家」に「BANABANA」

すっかりグルメ街道になった大町をさらに逗子方面に行くと、つつじの安養院があって、その先は2つに分かれています。(写真 左)

左の道は日蓮が立正安国論を著わした「安国論寺」に続きます。(写真 右)


カサ・トリアングロ 分れ道カサ・トリアングロ 安国論寺











安国論寺とは反対の右の道の先に、評判のいい「スペイン料理」の店が出来たとの話を聞きました。

店の名前は『CASA TRIANGULO』(カサ・トリアングロ)、細長い建物の横にはよく目立つ黄色い垂れ幕が掛かっていて、店名のほかに「スペインの台所」と書かれています。


鎌倉の中心から離れていて、あまり立地に恵まれているとは言えない場所ですが、話ではいつも混んでいるということだったので、店の開く12時に入店しました。



結果は・・・・?

お客さんはまだ誰もいませんが、小さな店のカウンターの上には予約の用意がされていました。

カサ・トリアングロ 全景カサ・トリアングロ 店横












ちょっと変則のレの字になったカウンターの反対側に何とか席を取り、注文したのが「パエリアに自信があります」と張り紙をにあるその「パエリア」です。


「パエリア。1人前でもいい?」

「はい。Sサイズですね。」


「インディカ米と日本米がありますが、どちらにされますか?」

「どっちがいいんだろうね?」


手渡された紙芝居型のメニューには、インディカ米はパサッと日本米はモチッと書いてあったような気がします。


「私はインディカ米の方が好きです。」

「じゃあ、インディカ米でお願いします。」


写真右が注文したSサイズのパエリアです。


オーブンから出したて、アツアツのパエリアは、まん中に半分に切った黄色いレモンが乗っていて、ムール貝に真っ赤なパプリカ、白身の魚などが沸々とたぎっていました。


オリーブ油の香りが、熱い鉄鍋で溶けて鼻腔をくすぐります。
さっぱりしたインディカ米は、やはりパエリアにはぴったり合うようです。


40分近く待った甲斐がありました。


フーフー言いながら食べ終わります。



この店には、このほかにも食欲をそそるメニューがたくさんあるようです。

カウンターの上にも円筒状の料理が乗っていました。
スペインのオムレツ、トルティージャです。


予約客の女性たちは、このオムレツのほかいろいろなメニューやお酒を楽しんでいました。


こちらは、残念ながら冷蔵庫でよく冷えたレモン水でランチを終えました。


なかなか奥の深そうな店です。
急に行っても空いていない可能性が高いので、予約した方がいいようです。


カサ・トリアングロ 店頭カサ・トリアングロ パエリアSサイズ









+++++++++++++++++++++++++++++++++

●大町「カサ・トリアングロ」 スペイン料理
   鎌倉市大町2−14−30
   TEL  0467−22−6569
   定休日  水曜日
   営業時間 12:00〜15:00
        17:00〜22:00 
 http://www.geocities.jp/top1gunmo/trianguro.html 

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2005年05月12日

EL BARCO 

逗子のスペイン料理

EL入り口EL黒板











逗子の市役所から京急の線路を越えて、田越川を渡ると逗子文化プラザの大きな建物が見えます。

そんな街中にあるのがエルバロッコ(EL BAROCCO)です。
小さなスペイン風の白壁が目印、横の黒板で今日のメニューを確認します。









階段を上がったところ
EL2階



店に入るドアは重厚な感じです
EL扉









店は2階にあります。
木で出来たドアを開けると中は意外に広くなっています。

今日のメニューをあらためて確かめて

・今週のランチ        945円(1208円)
・ハンガリー風ビーフシチュー 1260円(1523円)
・スパニッシュランチコース  1838円(2100円)
・ランチパエリアコース    2205円(2625円)
 ※( )内はデザート付きの価格

今回は、スパニッシュランチコースを注文しました。










「パーナ貝のにんにくマヨネーズ」

ELパーナ貝







最初に出てきたのが「パーナ貝のにんにくマヨネーズ」
パーナ貝はムール貝に似た二枚貝で、軽くボイルしたものににんにくマヨネーズがかかっています。
「ムール貝より味がしっかりしているので」とスタッフが言うとおりで貝そのものの旨みがありおいしく思いました。










「パンと卵とにんにくのスープ」

ELパンとニンニクと卵のスープ







にんにくの風味とスープに溶けたパンの食感、中に落とした卵の味が食欲をそそります。









「サルスエラ(ブイヤベース)」

ELサルスエラ







いよいよ、本命の登場です。
目の前にブツブツと地獄谷の温泉のように湧き出している皿が運ばれてきます。
スペインのブイヤベースはアーモンドの粉などが入っていて、トマトの多いフランスと少し違うようです。

ムール貝にイカ、エビや白身の魚などの具がたくさん入ったスープは見た目にもおいしそうです。

オリーブオイルをつけたパンとともに、掬ったスープを口に運び満足、満足!

今度は人気のパエリアに挑戦したいと思います。

※パエリアには予約が必要とのこと


●「EL BARCO」 スペイン料理
   逗子市逗子4−1−21
   TEL 046−872−9880
   定休日 火曜
   http://www.elbarco-zushi.com/








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