「成長の限界 人類の選択/デニス・メドウズら 2400円」を読み終えた。
読後の感想は、前回同様だ。
・(人類に対する資源供給+排出吸収)/(地球の扶養力)という指数(エコロジカルフットプリント)による評価には賛成できる
・「行き過ぎて崩壊する」という指摘には十分すぎる説得力がある
・「技術だけでは行きすぎを回避できない」という意見にも、残念ながら説得力がある
・このままの流れでは、世界経済・世界GDP・世界株価が、少なくとも今後50年成長を続けるというのは難しいようだ。
・人類そのものが「限界」を意識し、この問題を最優先事項として解決しようと言う意思が必要であろう。
そして、かねてより小職が懸念していた以下の事項が、氷が融けるように思えたのだ。
・無駄遣いこそが経済成長のドライビングフォースであり、無駄遣い帝国アメリカが世界景気を支えている。
・景気回復のためには、ムダな公共工事もケインズ的政策として必要とされる。
・空気、水、大地などの供給源および汚染吸収源に関するコストは、その真のコストとは関係なく、人間が経済原則から決めている。
・汚染に関する指標は、おもに経済的価値(コスト)のみで語られるのが釈然としない。
・技術は進歩しても、再生不可能資源を新たに生み出したり、有限のエネルギーで汚染をゼロにすることはできないので、永遠に経済成長を支えることはできない。
そして、人類が「エコロジカル・フットプリント」を意識して、より長続きする社会を選択することは、私にとって「少欲知足社会」を実現することに見えるのだ。簡単に言うと、「みんなが欲張ると、結局全部ダメになる。人類全体のバランスを考え、ほどほどで満足するということを共有する」ということだ。
「少欲知足」は堀内監督の座右の銘でもあり、ご存知の方もおられるかもしれない。(小職自身はタイガースファンだ。)
ただ、今の時点では、いわゆる「成長の限界に対する批判」について、否定してしまうこともできない。もっと検証とデータ収集が必要だ。
このワールド3のシュミレーションが検証できるCDを注文しようと思っている。日本には輸入されていないようなので、個人輸入するしかない。42ドルだ。これ以上のことは、実際にシュミレーションを見てから述べたいと思う。
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