January 15, 2006

マーケティング関連の書籍(1) 「新版MBAマーケティング」

小職は、以前から、「技術士(技術者)にも、マーケティングのセンスが必要だ」と述べている。

これから、複数のエントリーにて、「技術士(技術者)にも簡単に読めて、比較的分かりやすい、マーケティング・セールスの参考書」を紹介する。



「新版MBAマーケティング/グロービス・マネジメント・インスティテュート」
を紹介する。

(以下、アマゾンの書評からの引用)

(出版社/著者からの内容紹介)
初版発行から8年、15万人以上に愛読されてきた「マーケティングの定番教科書」を大幅に改訂しました。ブランド戦略やリサーチ、生産財マーケティングなど最新の理論と事例を加筆しました。
本書の特徴は、大きく3つです。1MBAの「マーケティング」コースで学ぶエッセンスを網羅。2基礎から応用へ段階的に、必須理論を漏れなく習得できる構成。3現実のケースを満載させ、日々のビジネスに即応用できる内容、です。

(出版社からのコメント)
大きく、基礎編と応用編の2部構成です。第1部「基礎編」は、マーケティングの意義や役割について確認するとともに、いわゆる「マーケティング・プロセス」に沿って、典型的なマーケティングの流れを「市場機会の発見」、「セグメンテーション、ターゲティング」、「ポジショニング」、「マーケティング・ミックス(4P)」の順で解説しています。このパートはいまやマーケティング担当者のみならず、一般のビジネスパーソンにとっても、理解しておくべき基本的素養と言えるでしょう。
第2部「応用編」は、マーケティングの生産性をさらに高めるための各論。今回は、「マーケティングを語る上で欠かせない」、「近年、特に注目を浴びている」、「重要なテーマだが、概要をコンパクトに解説したものがない」などの観点から、5つのテーマを選び、それぞれ1章にまとめています。
全章を通じて、「POINT」「ケース」「解説」というMBAシリーズ共通の構成を用いています。また、各章の冒頭のケースはもちろん、解説部分においても、新しい事例や有名な事例を用い、読者の方々の理解を促進するように努めています。いきおい、一般消費者を対象とした消費財の事例が多くなりましたが、11章に新たに「ビジネス・マーケティング」の章を設け、消費財と生産財との共通点や相違点などを解説しています。日々の業務で生産財を扱っている方は、この章などを参考にしてください。また、第2部「応用編」で取り上げた各論の根底には、基礎編で紹介してきた考え方が流れています。
したがって、本書を読まれる際には、まず第1部「基礎編」を読んでマーケティングの基本を理解し、その上で第2部「応用編」の中から興味のあるテーマを読まれることをお勧めします。

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MBA(経営学修士)と銘打ってあるが、内容は「他分野のビジネスマンでも読みやすい、やさしいマーケティング本」だ。技術者にとって、衒学的・マニアックなマーケティングは必要ないから、教科書としてはこれで十分だ。レベル的には、大学の教養で取り上げてもいいだろう。

新版になって、サントリー・花王など身近なケースが追加され、読みやすくなっている。営業部門以外のビジネスマンが対象となっているのだろう。もちろん、技術者にとっては、新たな思考の枠組みを得て、知識を整理・体系化することが可能だろう。

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