コモハウスのスタッフ・ブログ|風のふるさとを探して

心に残る風景、すてきな家。 自然素材で家造りをしているコモハウスです。

夏の雲

広島や岐阜などでは大雨による被害が出ているようです。
早くこの大雨が止んで欲しいですね。
これ以上被害が出ませんように祈ります。

ここ三浦半島は昨日から晴れ渡り
青い空に白い雲がもくもくと。

昨日は「今日で梅雨は明けたわね!」などど
友人と話していたのですが
まだ梅雨明け宣言は出ていないようですね。

明日からは3連休。
明日の夜、久里浜は花火大会です。

三浦半島はこれから花火大会が目白押し。

jpg


ここ数年気になっていた木がありました。
冬の姿もいいのですが
今頃は花の時期らしくて白いふわふわっとした感じに見えます。
よく見ると小さな花をたくさんつけているのがわかります。

何の木だろうとネットでも時々探すのですが
わかりませんでした。

ところが昨日通りかかったら
枝を切り落としているではありませんか。

植木職人さんがいたので聞いてみると
「シマトネリコ」というのだそうです。

枝を広げるし、大きくなってしまうんですよ〜と
ちょっと困り顔。

シンボルツリーになる木だと名前で検索すると出てきました。

私の大好きな絵本「満月をまって」は
百年ほど前のアメリカの山の中で籠を作って暮らす人々を
描いています。
その籠はトネリコの木を薄く裂いて作るのだと書いてありました。

どんな木なんだろうと
ぼんやりと思っていましたが
こんな身近な所に立っていたなんて!

大感激でした。
トネリコにもいろんな種類があるようなので
必ずしもこの「シマトネリコ」ではないかもしれませんが
同じ仲間の木ですものね♪

こちらで【99「満月をまって」】の絵本を紹介しています。覗いてみてくださいね!

矢作の鳥居


先日の日曜日。
投票に行ったあといつもとは違うコースで
散歩しました。
海岸伝いに家まで帰ろうかと。

引っ越して来たばかりの頃とは
ずいぶん変わって新しい家が10軒ほど
海辺に向かって並んで建っていたりしました。

あのさびれた良さがなくなりつつあるんだなと実感。

それでも海岸目指していくと
赤い鳥居が目に飛び込んできました。

懐かしい〜〜。
この鳥居は憶えています。
何を祀っているのかはわからないけど。
郷土の歴史の本を紐解くと
わかるんでしょうね。
いつか調べてみたいなと思いました。

この光景を見てなんだかちょっとほっとしました。
ここはきっとずっと変わらないでいる事でしょう。

そうして海岸へ出るとそこはもういつもの見慣れた海岸。

7月の日曜日はもう海水浴客でいっぱいでした。

ヤクーバとライオン1勇気
とても考えさせられる絵本です。
友人のYさんが紹介してくれた素晴らしい絵本です。

図書館に予約していたこの絵本が届いて
表紙を見たときの圧倒的な力強さ。

茶色の土の色と黒い線。
アフリカの泥染の色。
ヨーロッパのアールデコ時代に再評価された黒と言う色
アフリカの「黒」。

この色彩だけでも訴えかけるものがありました。

お話の舞台はアフリカの奥地の小さな村。
男の子は大きくなるとある儀式に参加しなければなりません。
それはたったひとりでライオンをしとめてくる事なのです。
それが一人前の男として認められる証となるのです。

少年ヤクーバもヤリを持ちひとりで出かけました。
心臓は高鳴ります。
辺りは暗くなり心細くなったヤクーバの目の前に
一頭のライオンが現れます。

ところがライオンは深手を負っていました。
今なら簡単に殺す事ができます。

ヤクーバとライオンの目が合いました。
ヤクーバは迷います。
このライオンを殺して村に帰りりっぱな男として認められるか。
それとも殺さないで帰って
村で立派な男としては認められないけれども
殺さなかった事で気高い心を持った人間になるか......

作者がこの絵本を書いた頃は地球上で内戦や紛争が
多発していた時期と重なり
そういう事からこの絵本が生まれて来たのだと言います。

人が人を殺さない勇気。

今でも地球上では小さな戦争、内戦がたくさんあります。
そして戦争でなくとも人を殺める事件が多くなっている
今の世の中で
この絵本が放つ「言葉」には重い意味があるように思いました。


【ヤクーバとライオン】1勇気

ティエリーデデュー/作
柳田邦男/訳
講談社

石垣2

農地の周りを石垣で積んだのを津久井で発見。
おお〜〜っと思わず車を止めてパチリ!です。

ずいぶん前にターシャ・チューダーの庭を写したTV番組で
石垣を作っている場面がありました。
息子さんもセスにあれこれ優しく指図しながら
積んでもらっていたのです。
「石垣を作るのは頭を使うのよ」
とも言っていました。

難しそうですよね。
でも楽しそうです。
出来上がった石垣を見ると
苦労も報われそう。

石垣3

素晴らしいでしょ?
これで農地の土もこぼれないし
きれいですね。

今日はこの細い抜け道を通って良かった〜。

漆喰1


皆様お元気でお過ごしでしょうか?
もうすぐ梅雨明けですね。
海開きも済んで三浦半島の海岸は皆様を待っています!
今年も暑い夏がやってきそうですね。

さてそんな夏を迎える中で
コモハウスからの第6回ワークショップのお知らせです。


今回は「漆喰塗り教室」の開催です。
上の写真のような板の上に漆喰を載せて左手に持ち
コテを右手に持って漆喰をすくいながら
壁にスイッ〜スイッ〜ッと塗っていきます。

まずは漆喰の練り方や下地塗り
コテの持ち方、塗り方からお教え致します。

一緒に漆喰を塗ってみましょう!
どうぞふるってご参加ください。
お待ちしております。

漆喰12













2010年7月24日(土曜日)
時間      :PM1時〜5時
集合場所:三浦市初声市民セ ンター(三浦市図書館分館)P有り
              三浦市初声町入江200 (京急三崎口駅下車徒歩15分)
参加費 :1,500円(1組)材料費とお茶とお菓子|要予約
連絡先 :046-839-2085 コモハウス

※詳しくはこちらまで

漆喰16d

佐原の千枚格子窓
去年の6月に茨城県の佐原に行った時に見かけた窓です。
千枚格子の素敵なデザインの窓からは
外はどんな風に見えるのかしら?

2階の窓だから眺めがいいでしょうね。
すぐ下を流れる河を行き交うザッパ舟。
花嫁舟などを眺めたりしていたのでしょうか?

かぼちゃ屋Live2

懐かしい壁。
といってもこの「かぼちゃ屋」は初めて行ったのですが
壁一面のポスターやチラシを貼った様子が
なんだかとっても懐かしいです。

若い頃行ったロックハウスやライブハウスも
こんな感じの所がありました。

狭いトイレの中もべたべた貼ってあって....
若い頃は自分の部屋にもべたべた貼ったりしましたよね?
私だけかな....?

汐入にあるライブハウス
「かぼちゃ屋」で息子のライブがあり行ってきました。

ものすごい音量の中
パンクロック
若者パワーを存分に浴びたような感じです。

ガンバレ若者たち!

古民家藁葺き
山の中にぽつんとあったら絵になるだろうなあ....

この家は住宅街の中に取り残されたように佇んでおりました。
一昔前はまわりはこんな風な家ばかりだったのでしょうか?

古いすてきな家を見ると
家が元気いっぱいの頃にタイムスリップして覗いてみたいと思いました。

最近の家はそれぞれが好きな形と建材の家を建てるので
街全体を見るとなんだかバラバラの印象を受けます。

昔の歌にもあるように「い〜ら〜か〜の波とく〜ものなみ〜」
美しい景観だったんでしょうね。

今は藁葺き屋根はほとんど見ることがありません。
私の知っている家も数年前に取り壊されていました。

だからせめて写真におさめて
残したいと思うのです。

jpg

最近はめったに見かけなくなったみの虫。
先日裏通りの空家の玄関先にぶら下がっているのを発見。

いやあ〜よくできていますね。

大蓑蛾の幼虫が作るお家です。
そのオオミノガは現在絶滅寸前らしいのです。
外来種の昆虫に食べられて.......

かわいそうですね。

オオミノガの幼虫をきれいな色の毛糸や端切れの中に
入れいると
カラフルな蓑ができるそうです。
昔の子供たちはそうやって遊んでいたとか。

小さな家造りの名人ですね。

チョウチョ

今日は少しだけ浜辺に出たのですが
このチョウチョが私のまわりを飛び回っていました。
なかなか止まろうとせず、やっと止まった所をパチリ。

薄い青緑のパステルラカラー。
なんだか透き通っているようにも見えます。
きれいなオパールの緑色みたい。
アオスジアゲハです。

羽をひろげた姿も模様がきれいだと思うのですが
見られませんでした。

せわしなく飛び回る蝶なんですって。

色の配分がとてもきれいですね。

色彩の調和は自然界にお手本を見る事ができる....
まさに其の通りだと思います。

1:1.618の黄金比。

美しいと思うものはこの黄金比になっているのかもしれませんね。

アジサイ33

あちこちで紫陽花がきれいです。

たくさん咲いているのも豪華できれいですが
まだ咲き始めの薄緑色がほのかに残る頃が好き。

そして雨の日に眺めるのが好き。
晴れた日中はしおれ気味でかわいそうです。

今年はいろんな形の花びらを見かけるので
楽しい〜〜♪

来年は鉢を買ってみようかなと思っています。
5

田んぼ

この時期
三浦ではぽつんぽつんと見られる光景です。
田植えが終わったところ。

秋に刈入れしてから田植えの直前まで
カラカラの地面なのに
水を張ると一気に生き生きしてくるんですね。

風に揺れる細い苗が育って
たくさんの穂を付けられますように!

a6e266aadbcb75ac96aa4a1c15e19447

お久しぶりです。

この2ヶ月ほど受験生になっておりました。
そしてやっと昨日試験が終わったのです!

ホ〜〜っと一息ついています。
初めて勉強する分野でなにもわからず
テキスト丸ごと憶えるような勉強法。

先日見たこの虹で思い出したのですが
テキストにあった言葉に
「アレキサンダーの暗帯」と言うのがありました。

虹には主虹と副虹があって
その間の暗く見える所の事を云うのです。
ほんとうはそこが本来の空の色なんだそうです。

遥か昔ギリシャの哲学者たちは
空を見て様々な事を考えていたんですね。
アリストテレス派の学者が発見したそうで
「アレキサンダーの暗帯」と命名されたのはずっとのちの事だそうです。

ちょっと素敵な名前でしょ?

中国では竜の雄と雌にも例えられてえいるとか。

私たちが普通見る主虹は外側から赤、橙、黄、緑、青、藍、紫ですが
副虹は反対の色のグラデーションになるそうです。

いつか空に虹がかかったら
探してみてくださいね〜。

おかげさまでコモハウスのワークショップも第5回目となりました。

いつも応援してくださっている皆様方のお陰だと
感謝しております。

第5回目は「木工教室」です。
小さなサイドテーブルを作ってみませんか?
こんな小さなテーブルを作った後は
もっと大きなものにも挑戦できるかもしれません。
「レッツ、トライ!」です。

材料に流木を使用するので
数に限界がありますので
今回は先着5組までとさせて頂きます。

ふるってご参加くださいね♪
お待ちしております.


日時  2010年6月26日(土曜日)
午後1時から5時
場所  三浦市初声市民センター(Pあり)
           三浦市初声町入江200(京急三崎口駅下車徒歩15分)
参加費 1,500円(1組の材料費です)
先着5組様(要予約)

サイドテーブル2d
サイドテーブル















サイドテーブルは
こんな感じです!

この後、自然塗料のリボスを塗ったので
茶色に変身しています♪

このページのトップヘ