2008年10月16日

もみの木ちえから、ご挨拶

 みなさん、お久しぶりです。

 北欧インテリア・ブログ、ちょっと気になる、北欧人の家の中最終回を迎えてから、もう、一年近い月日が過ぎよう・・・っとしているにもかかわらず、毎日、たくさんの方々が、このサイトに足を運んできてくださっているようで、私も、嬉しい限りです。

 こちらのサイトで、北欧ハウスについて、ご紹介させていただく機会は、もう、ないかもしれませんが・・・、北欧での生活全般について興味のある方は、もみの木ちえの書いている、もう一つのブログ、もみの木一家の はちゃめちゃスロー・ライフのほうにも、ぜひ、遊びにいらして下さいね

 それでは、これからも、両ブログ共々、よろしくお願いいたしま〜す

                           もみの木ちえ

chg777 at 19:25|Permalinkお知らせ 

2007年11月30日

【最終回】 北欧ハウスに、和風バスルーム?!

玄関ドア


 北欧ハウスのインテリア・ブログ、ちょっと気になる、北欧人の家の中を書き始めて、はや1年。
当初の予定通り、24回目の今回が、最終回っとなってしまいました。


 ラストを飾るテーマは、私、もみの木ちえ の、一番、お気に入りの部屋、バスルームについて、書いてみたいと思います。




 北欧ハウスのバスルームは、たいてい、シャワーのみ。もしくは、ホテルの浴室によくある、浴槽内にカーテンをひいて、シャワーを浴びるタイプのもので、日本のお風呂場のように、洗い場と、湯船が分かれているバス・スペースは、無い…

 全く違う“お風呂習慣”で、生まれ育ってきた日本人にとって、外国に行った時、まず不便を感じるのは、この、“お風呂”ではないだろうか?

 私も、そんな不便さを感じつつ、生活してきたものの一人。

 そして、数年前に、思い切って、やっちゃいました!大改造!!

お風呂場1お風呂場2














 浴槽にお湯をはった後、シャワーで身体を洗ってから、入浴できる、日本スタイルのお風呂場を!(見た目は、全然、和風っぽくありませんが・・・)

 日本では、ごく当たり前の、このお風呂習慣を、こちら北欧で、体験できるなんて、ほんと、最高!スウェーデンに住んでいる、日本のお友達も、この“お風呂”に入る為、わざわざ、遊びに来てくれるほど、み〜んなに重宝されています。


浴槽
 外国人は、寝そべったスタイルで、お風呂に入るもの。
 ただでさえ、日本人には長細すぎる、欧米の浴槽が、ここ、長身国家・北欧では、浴槽も、より長〜い!

 だから、座ると肩が冷えるし、寝そべると、どこまでも寝転がってしまい、溺れそうに・・・


 日本のもののように、ゆったりと肩まで浸かれる、深めの浴槽を捜し求めた結果、唯一、条件を満たしてくれたのが、このタイプ

 “ライオンの足”が、またまた、日本スタイルから一歩遠ざかってしまいましたが、入り心地は抜群で〜す!

洗面所1

 お風呂場スペースを出ると、そこは、洗面コーナー。

 グリーンを基調にしたお風呂場とは一転し、こちらは、オレンジ色と木をベースに!


 自分達の希望を、全て、設計図の上にのせ、かなりの無理を言って作ってもらった、こだわりの洗面所です。




洗面所2


 洗面スペースも、いろんなタイプの照明を使って、少しでも、鏡に映る自分が、良く(ましに?!)見えるように!

 その効果でからか、この洗面台が出来てから、少しは、身だしなみに気をつけるようになれた気が・・・。(女性にとって、“鏡を見る”っということが、こんなに大切だっただなんて、以前は、気が付きませんでした。)




洗面所に花

 そして、自分自身に構えるようになると、心にも余裕が出来、こうして、『花を飾ろう!』っという気持ちも湧いてきた!

 ああ、何から何まで、この、バスルームのお陰(?!)

 和風バスルーム改造、大成功〜!!






最後に・・・

 みなさん、この一年間、ちょっと気になる、北欧人の家の中を、ご愛読いただき、ありがとうございました。

 このように、“北欧ハウス”について、書くことによって、これまで、慣れ親しみすぎて、見えてこなかった、いろんな面の北欧スタイルを、皆さんと一緒に感じることができ、とても新鮮でした。

 今回がラストっとなってしまいましたが、『まだまだ、もみの木ちえ の戯言に、ついていけるぞ!』っという方は、ぜひ、もみの木一家の はちゃめちゃスロー・ライフのサイトの方へ、遊びに来てくださいね。


                 もみの木ちえ

chg777 at 13:50|Permalink北欧ハウス | お知らせ

2007年11月12日

テーブル・セッティング

 小さいお皿を何枚も使って、盛り付け、食卓にずらりと並べられる、繊細な日本料理と違って、こちら、北欧の食事は、たいてい、大皿一枚で事足りてしまう。

 時には、ふんばって、スープや、サラダなどの前菜を付け加えたフルコースを用意することもあるが、その時でさえ、お皿の数は、少なめ。大皿、中皿、スープ皿の3種類が揃っていると、どんな料理にでも対応できてしまうものだ。

黄色の皿セット

 食卓に並ぶお皿の数が、少ないと、どうしても、味気な〜くなりがちだが、そこは、工夫次第で、どうにでもなる!

 コチョコチョと、飾り付けをするのが上手な北欧人は、テーブル・セッティングの腕も確かなもの。



 シンプルなお料理も、食卓に、キャンドルや花が飾られているだけで、かなり、グレード・アップ!


紙ナプキン・マーガレット網ナプキン・バラ











 紙ナプキンも、ただ、そのまま置くのではなく、ちょっと、遊び心を出して、いろんな形に折ってみるもの、また、新鮮。

 これは、紙ナプキンが普及するまで、麻布や木綿生地で作った食卓用ナプキンを使っていた、北欧人のおしゃれなアイデア。
(折り紙文化は、日本だけではなかったんだ…)

白金皿のセット


 もっと、もぉ〜っと、特別なお食事をする機会には、クリスタル・グラスや、銀のナイフ&フォークなども、戸棚の奥から引っ張り出してきて、テーブル・セッティング。





 たいていの家では、先祖代々、受け継がれてきている銀食器っという物が存在。

 私達、もみの木一家も、主人のご両親から、もみの木家の銀食器を譲り受けました。
これらは、クリスマスや、記念日などといった、特別な機会にだけ使うことにしているので、私達、もみの木一家にとっては、“銀食器 = ハッピー”っというイメージ。


コーヒーカップのセット
 お食事ではなく、ただのお茶をする時でも、決して、手を抜きません!

 コーヒー好きな北欧人は、必ずっといっていいほど、お茶菓子付きで、コーヒーを飲む。そうなると、自然と、お茶請け用のお皿も必要。
 そして、使う使わないに関係なしに、ティースプーンも添えて、セッティングを。



 そう、そう。ティー・スプーンで思い出しましたが、こちらの人は、ケーキをスプーンで食べるってご存知でしたか?

 北欧に18年住んでいる私も、これには、いまだに馴染めず、フォークでケーキを。

 そんな私を、不思議そうな目で見つめる北欧の人々よ!スプーンよりもフォークの方が食べやすいって、いつになったら気づくの?!
(きっと、向こうも、同じ事を考えてるんだろうなあ…)

                                          もみの木ちえ


chg777 at 12:46|Permalinkキッチン 

2007年10月31日

北欧ハウスの子供部屋

 “子供達の自立心を、養わせる!”っという事に、力を入れている北欧では、殆どの子供が、幼〜い頃から、自分の部屋を与えられ、そこで、一人で寝るように躾られている。

 …とは言っても、真夜中に授乳が必要な赤ちゃんは、お母さんの近くに寝かせるのが、一番、楽チンなので、特別扱い。しかし、この場合でも、ベビー・ベットを夫婦の寝室に置く事はあっても、“親子三人、毎夜、川の字で寝る”っと、いうような事はない。


子供ベットP
 そして、1歳になる頃には、一人で、自分の部屋で眠れるようにトレーニングを!

 いったん、訓練期間が始まると、いくら、子供が泣いても叫んでも、グッと心を鬼にして、耐え忍ぶ。その時、子供に恐怖心を与えないよう、子供部屋のドアの向こう側で、呼ばれたら返事はするけど、決して、ドアを開けて入っていかない事が、重要ポイント。

 この訓練を、何日も繰り返せば、子供もいつのまにか、一人で眠れるように…。
(…なってくれているはず…)


子供ベットE
 そんな子供部屋のベットの下は、おもちゃの収納に、もってこい!

 上写真のベットのように、2段ベットっぽいものは、その下に、おもちゃを放り込み放題。さらに、カーテンを取り付けると、ごちゃごちゃとしたおもちゃが見えなくなるので、Good!

 写真のようなベットの下には、同系色の車輪付きの引出しを、幾つか置くと、目立たなく、しかも、たぁ〜っぷり、おもちゃが収納できる。




おもちゃE そうやって、一生懸命、おもちゃをベット下に収納しても、収納しきれないおもちゃも一杯、部屋に溢れているもの。

 なんてったって、 “スウェーデンの子供は、世界で一番、たぁ〜くさんのおもちゃを持っている!”っと言われるほど、おもちゃ持ちなので、仕方がない。
子供のお遊戯パラダイス のコーナーでも、ご紹介済み)



 その他、“子供部屋”っと言えば、定番なのが、勉強机

 しかし、北欧の家具屋さんでは、子供用勉強机っというものは、売っていない。置いてあるのは、大人が書斎で使う机や、オフィス用デスクのみ。

 何故かというと、たいていの子供は、キッチンやリビングなどの机で、宿題などを済ませるものだから。

 勉強机

 我が家は、日本スタイルを見習って、息子が小学校に上がったときに、高さ調整ができる、オフィス用デスクを購入したが、ここで、宿題をしていることは、ごく稀…

 ご覧のとおり、常に、ごちゃごちゃとした状態で、勉強するスペースが…




子供テーブル・セット
 勉強机ではなくとも、子供部屋には、机は必要。

 幼い娘の部屋には、お子ちゃま用テーブル・セットを置いています。
 ここで、お友達とままごとをしたり、お絵かきをしたり…と、何故か、お兄ちゃんの勉強机より、大活躍している机で〜す。

               もみの木ちえ

chg777 at 05:57|Permalink子供 | 家具

2007年10月12日

みんなが集う、北欧キッチン

キッチン
 日本の台所といえば、“主婦のテリトリー!”っというイメージが強いが、こちら北欧のキッチンは、家族や親戚、友人などなど、み〜んなが集う場所。
 その為、北欧キッチンは、みんなにとって、使いやすく、過ごしやすい場所でならなくてはならない。


 家の中に、いくら広〜いスペースがあっても、家族というものは、なんだかんだ言い合いながらも、ぴったりと、同じ、狭い空間をシェアーしたがるもの。
 ママ&パパがお料理している足元で、子供達は遊んだり、お勉強したり…。



コンロ
…とは言っても、台所は、火を使うキケンな場所。

 子供達が、うっかり、熱いコンロの上に手を置いてしまったり、お鍋をひっくり返したりしないよう、コンロ回りには、取り外し可能な、チャイルド・ガードが付いている。これのお陰で、コンロ回りの事故が減って、助かるぅ〜!

 北欧キッチンのコンロの種類は、日本と違い、電気のものがメイン。都会の方だと、ガスコンロもチラホラとあるようですが、自分でガス・チューブの交換したり、意外と高かったりっと、不便な点も多そう…


 北欧で売られている電気コンロは、殆どが、オーブン付き。
パンを焼いたり、オーブン料理を頻繁にする北欧のキッチンでは、オーブンは必要不可欠な、キッチン用具の一つ。我が家のオーブンも、日々フル回転して、活躍してくれていま〜す。


香辛料棚


 たいていのキッチンには、コンロの上に香辛料用の棚が設置されている。

 我が家の棚にも、このように、ずら〜っと香辛料の山が…。



 「ひえ〜、こんなに、たくさんの種類、どうやって使い分けるの?!」っと、よく、日本人のお客さんに聞かれるが、そんなに難しいことではない。
 チャレンジ精神を、大いに発揮させ、何にでも、かんにでも、チョコチョコと入れていくうちに、だんだんと、使いこなせるようになってくるもの。まあ、これに関しても、前回の壁紙張り替え作業 と同様、失敗を恐れず、トライしてみるのがベスト!っということでしょう。

冷蔵&冷凍庫1冷蔵&冷凍庫2














 お店ひとつない、ド田舎に住んでいる私達。食料品の買出しも、週一回ペースで大量にするので、冷蔵庫&冷凍庫も、それなりの大きさのものが必要になってくる。

 よって、我が家のキッチンには、超ドでかい冷蔵庫&冷凍庫が一台ずつ、存在。(ご覧のとおり、これらも、子供の遊び場の一つ…)
 そして、地下室には、もう一台、特大冷凍ボックスが!この中に、貯め焼きした菓子パンや、夏の間に積んだラズベリーやブルーベリーなどの木の実、とうもろこしなどを大量に冷凍保存しているのだ。

 (ちなみに、『もっと、頻繁に買い物できます!』っと、いう人たちの北欧ハウスには、我が家の冷蔵庫一台分で、冷蔵&冷凍が半分ずつになったタイプのものを使用しているものですので、あしからず…)

食料庫


 地下に下りたついでに、私のお気に入りの地下室をご紹介。

 日本から大量に送ってもらった、日本食のストックや、夏の間に、庭で収穫して作っておいた、ジャムや濃縮ジュースなどを貯蔵しておく、食料庫。
(詳しくは、自然の恵みがあふれる庭 を!)

 この部屋に入り、一杯に詰まった棚を眺めていると、うっとりと幸せな気分になれる!


 この食料収納部屋と、ドでかい冷蔵&冷凍庫のお陰で、何があっても、我が家は、当分は、食べ物に困ることはないでしょう。ムッフッフッ


                          もみの木ちえ

chg777 at 19:38|Permalinkキッチン | 地下室

2007年10月11日

もみの木一家から、お知らせ

 いつも、もみの木ちえ の ちょっと気になる、北欧人の家の中 を読んでくださり、ありがとうございます。

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 今月【2007年10月】から、新たに、私達、もみの木一家のブログ、もみの木一家の はちゃめちゃスロー・ライフ っという、サイトを新設しました。

 ゆったりとした時が流れる、北欧スウェーデンの片田舎で、日々、繰り広げられる、私達、もみの木一家の ハチャメチャな“毎日”を綴った、家族日記風のブログです。

 もし、お時間があれば、こちらの方も、ちょこっと覗いてみてください。よろしく、お願いいたしま〜す。

                        もみの木ちえ

chg777 at 16:24|Permalinkお知らせ 

2007年09月29日

自分で張り替え、家の壁紙

 北欧人は、自分たちの家を修理や増築、リフォームしたりするのが大得意。
学校の必修科目に、“家のお手入れ法”などというものが入っているのではないかと思わせるぐらい、みんな、いとも簡単に、自分たちで何でもやってのける。

 壁紙張りっというのは、その中でも、初歩中の初歩ステップ。
オフィスなどならともかく、自分の家の壁紙を張り替えるのに、業者に頼むなんていうことは、誰も想像すらせず、当たり前の如く、自分たちで、さっさと張り替え作業に取り掛かる。

キッチンの壁紙2キッチンの壁紙1

















 私たちが、初めて挑戦した時は、経験豊富な主人のおじに、古い壁紙のきれいな剥がし方、壁紙の内に入ってしまった空気の抜き方などなど、いろんなノウハウを教えてもらいながら、壁紙の張り替え作業を、手取り足取り、手伝ってもらった。
 さすが、その道のプロ(?)だけあって、壁紙と壁紙の隙間も見えないぐらい、ぴったりときれいに仕上がって、最高の出来!

 でも、よ〜く目を凝らして見てみると、壁紙についていた花束の模様が、上下ひっくり返っていた。気づいたときには、もう、すっかり壁紙も乾ききった後で、時すでに遅し。
「まあ、花束を持つ時は、逆さにして持つものだから、いいか!」っと、自分たちで強引に納得し、問題は解決。
 
 その後、その“逆さ壁紙”のマンションは、他の人の手に渡りましたが、きっと、次の住人は、真っ先に、その部屋の壁紙を張り替えたんだろうなぁ…


 まあ、そんな失敗なども繰り返しながら、その後、何部屋もの壁紙を張り替えてきた私達。徐々に上達していき、やっとこさ、北欧人らしくなってきました。

リビングの壁紙
 今では、各部屋の用途に合わせて、壁紙をチョイスする知識も!

 例えば、みんなが常に集まるリビングでは、視界の邪魔にならないような、落ち着いた壁紙で。部屋に飾る額や、緑などが、より映えて見えるような淡い色合い、且つ、しっかりとした素材のものを選んで!


子供部屋P2子供部屋P1














 わんぱく盛りの子供達の部屋には、いつ、何が起こっても、簡単に修復できるよう、頑丈なガラス繊維の壁紙を貼った上に、ペンキで色づけ。
これだと、どんなに落書きされても、家に保管しているペンキを上塗りするだけで、大丈夫!

子供部屋E1子供部屋E2












 真中につけてある、ボーダーの壁紙は、子供達の成長に合わせて、絵柄をチェンジ!

 今、娘に部屋に張ってあるのは、スウェーデンの絵本作家Elsa Beskow (エルサ・ベスコフ)の挿絵が入ったもの。その上には、同じ絵柄の絵葉書を額に入れて飾り、ドップリとメルヘンの世界へと突入。

寝室壁紙1寝室壁紙2














 我が家のもう一つの壁紙技は、寝室などの部屋に備え付けてあるクローゼットの扉も、全て同じ壁紙を張っちゃっていること。白剥き出し!ではなく、壁の一部と化し、すっかり、部屋に溶け込んで、違和感なし。目の錯覚で、スペースも広〜く感じられますよ。

 私たちが、これらの壁紙張り作業で学んだことは、“失敗は成功の元!”っということ。
皆さんも、失敗など恐れずに、ドンドンと壁紙張りに挑戦してみてくださ〜い。


もみの木ちえ


chg777 at 05:48|Permalink | 北欧ハウス

2007年09月18日

スウェーデンの郵便ポスト

 隣国同士が密接している北欧5カ国の国々は、ビックリするほど、仲がいい!
 それぞれの国の言葉も似ていれば、国旗も“スカンジナビア・クロス”っと呼ばれる横長の十字が入った、色違いのお揃いのもので、統一。

 フィンランド:  白地≪雪の白≫に、青≪湖の青≫の十字
 スウェーデン: 青地≪澄んだ空≫に、黄色≪キリスト教≫の十字
 ノルウェー:   赤地に、白&青の十字 ≪赤白青 = 自由を表す色≫
 デンマーク:   赤地≪神聖ローマ帝国軍の旗の色≫に、白≪キリスト教≫の十字
 アイスランド:  青地≪海≫に、白≪氷河と雪原≫&赤≪火山と溶岩≫の十字

 それぞれの国の北欧人らは、自分の国の旗が、だ〜い好きで、何かにつけて、国旗モチーフや、国旗カラーを使いたがるもの。

郵便ポスト

 私が住んでいる、スウェーデンは、その中でも、特に国旗好きな国。
青&黄色のナショナル・カラーは、あらゆる所で使われていて、日常生活にすっかりと溶け込んでいる。

 14〜15年前までは、国が経営していた郵便局のイメージカラーも、当然の如く、黄色&青。
郵便ポストは、ご覧のように、2色の国旗カラーでコーティング。(青いポストは市内に送る郵便物限定で、それ以外の物は、全て黄色の郵便ポストに投函)




 これらの郵便ポストが回収されるのは、一日一回だけ。

郵便受け4



 そして、郵便が配達されるのも、平日のみの、一日一回こっきり。

 土日祝日は、郵便配達屋さんもお休みなので、イースターや、クリスマスなどの大きな連休には、なかなか、配達物が届かなくて、不便。でも、まあ、慣れてしまえば、どうってことはないものだ。




 スウェーデンの郵便配達屋さんの凄いところは、たくさんの郵便物を乗せて、自転車で街中に配達すること!夏はもちろんのこと、冬場も、冬用のタイヤに付け替えて、必死にペダルをこいでいる姿には、感心させられる。
 これも、きっと、排気ガス削減の為の努力なのだろう。さすが、自然に優しい北欧人!


郵便配達車


 郊外への配達は、一軒一軒の距離が長すぎる為、自転車での配達は、とうてい無理。

そういったところには、“走る郵便局”の役割を持つ、郵便配達の車が来てくれる。



 運転しながら、なるべく、スムースに配達ができるよう、普通車とは逆の右ハンドル仕様に作られたこの車。各家に設置された郵便受け、ぎりぎりの近さにまで運転するのは、かなり、難しいらしく、殆どの郵便配達の車には、あちらこちらに、ぶつけた後が…

Lantbrev











 もっと田舎の、森の奥深くに家がある場合は、その地域の家々の郵便受けを一箇所に集めて、郵便を配達してもらう。
 ちょっと新聞を取りに行くにも、一苦労するのだろうが、きっと、それにも負けない魅力が、森の奥深くの生活には潜んでいるのだろう。

 これだけ数多くの、同じような郵便受けが、ずら〜っと並んでいると、「我が家だけは…」っと、ちょこっと変化をもたらしたくなってくるもの。
前回ご紹介した、家の外壁の色選び(北欧ハウスの色、いろいろ )と同様、ここでも、自己主張をしてアピールを。

郵便受け1

 我が家の郵便受けは、37年前に、この家を建てた人が作ったオリジナルのもの。

 当時、流行っていた鉄製の柱を、チェーン・タイプにアレンジして作ったらしいが、いやはや、なんとも難しそう。しなやかに曲がりくねったその風貌からは、想像もつかないほど、どっしりと頑丈な、我が家の郵便受け。40年近く、雪や、雨風にさらされても、ご覧のとおり、しっかりと残ってくれています。

これからも、ずっと、頑張ってね!




もみの木ちえ

chg777 at 05:26|Permalink郵便 | 

2007年08月28日

北欧ハウスの色、いろいろ

 “北欧ハウス”といえば、木の外壁が主流。
そして、これらの壁は、何らかのコーティングをして、厳しい外気から、守ってあげなければならないもの。

赤茶色の家
 スウェーデンで、一番ポピュラーな家の壁は、このレンガっぽい赤茶色。

 これは、スウェーデン北部にあるFalu 地方産のFalu Rödfärg という名の塗料で、その地方でかなり栄えていた、銅の鉱山から出る色素入っというところが、オリジナル。



 なんでも、これで塗ると、木が呼吸できる状態を保てるので、外壁が長持ちするとか…。
そういえば、スウェーデンで、よく見かける、300〜400年前からある木造建築物は、この赤茶色で塗られていたっけ。やはり、この塗料の威力はすごい!

 唯一の難点といえば、3年に一度ぐらい、塗り替えなければならないこと。でも、自然を愛し、物を大切にする北欧人にとっては、大した問題ではないのか、今でも、この赤茶色の家は、数多く存在する。

 むか〜し、昔は、“お金持ちの象徴”っとされていた、この赤茶色の外壁。ドンドンと、人気度を上げていき、200〜300年後には、見渡す限り、この赤茶色の家で溢れていった。
 そうなると、急に、他人と違う色を使って、自己主張してみたくなるのが人心。


家々Bak











家々Fram











 の写真の家々は、建築ブームの時に、数軒まとめて、同じ造りで建てられ、同じ色に塗られた北欧ハウスの集団だった。それが、ペンキの塗り替え時期を迎えた頃、みんな一斉に、それぞれのオリジナル・カラーを使って、イメージ・チェンジに挑戦し、今では、こんなにカラフルな通りに!


ピンクの家












 ご近所さんが、勇気あるイメチェンに挑み、成功していっているのを見ると、「我が家も!我が家も!」っと、ドンドンと伝染していく傾向のある、この外壁色の変更作業。
技も、少しずつ高度になっていき、窓ガラスの縁や、窓枠などの色も、他の色を使うなどして、ますます、おしゃれな雰囲気に。

我が家
 ちなみに、我が家も、その“チャレンジの波”に乗った家の一つ。

 もともとは、赤茶&黒色っという渋い色のコーディネーションだった外壁から、思いっきり真逆の明るいイメージに大変身。これには、村中の人々も、ビックリ仰天していたけれど、私たちは、大満足!



ただ、あまりの明るさに、夏の太陽に反射した我が家が、眩しすぎて、まともに見れなくなっちゃいました…

皆さんも、“家の顔”ともなる、外壁の色選びは、ご慎重に!

もみの木ちえ


chg777 at 20:14|Permalink北欧ハウス | 

2007年08月08日

自然の恵みがあふれる庭

ガーデン


 北欧ハウスの庭は、実に、実用的。

ただ眺めて、「キレイだなぁ…」っと、鑑賞するだけのものとは違い、その中に入り込み、全ての五感を使って味わうのが、北欧スタイルの庭なのである。



視覚; もちろん、見ても美しい。
聴覚; 風に揺れる木々の葉の音や、小鳥の声を聞いて、リラックス。
嗅覚; 草花の香りを、思いっきり吸い込んで、楽しめる。
触覚; 芝生の上を裸足で駆け回ったり、木によじ登ったり…

そして、最後になりましたが、
味覚; 庭に生る木の実や、果実を、味わう事ができる!



りんごの木
 北欧ハウスの庭には、数多くのフルーツの木々が植えられているもの。

 その中でも、一番人気は、北国らしく、りんごの木!ほとんどの家の庭には、数本のりんごの木々が存在し、秋口には、その大量に収穫されるりんごの処理に、みんな、てんてこ舞いといった様子。

 我が家のりんごの木も、例外ではなく、毎年、とてつもない量のりんごが実ってくれる。ピーク時は、一日、ダンボール箱1箱分のりんごが、熟れ落ちてくるから、たまったもんじゃない。



りんごジャム
 その期間は、毎日、りんごケーキを焼いてたり、果汁100パーセントのりんごジュースを搾っては、冷凍保存。
 
 もしくは、魔女が愛用してそうな、ドでか〜いお鍋いっぱいに、りんごを放り込み、シナモン&レモンと一緒にぐつぐつ煮込んで、りんごジャムを作っています。



 出来上がったものは、ご近所さんや、友人らに配り、みんな一致団結で、消化作業に取り組んで頂いております。


赤すぐり白すぐり














 その他、よく植えられているのは、チェリー、洋ナシ、プラムの木々など。低めのものだと、ラズベリーや、グーズベリー。黒、赤、白の三種類あるすぐりの木々。
 そして、地面からは、ルバーブや、野イチゴ、イチゴが顔を出しているといった状況。


Saft & Sylt




 もちろん、それらの木の実らも、ジャムや、濃縮ジュースなどの形に代えるなどして、しっかり、100%処理することに励んでいます。




 北欧では、夏は、白夜の為、日が長くなる分、植物は恐ろしいスピードで生長し、枯れていく。収穫物も、一斉にバババ〜と実り、その時期に、タイミングよく摘み取らないと、あっという間に、腐ってしまう…っという慌しさ。

 たくさん実ってくれるのが嬉しい反面、かなり焦らされてしまう、“自然の恵みが溢れる北欧ハウスの庭”。毎年、この時期になると、複雑な気持ちで心が揺れ動いてしまうのは、何故だろうか?!


もみの木ちえ

chg777 at 20:28|Permalink | 花&植物

2007年07月22日

北欧流・お誕生日会(子供編)

 福祉国家として名高い、スウェーデンでは、“親と子供が一緒に過ごす時間”っというものを、かなり重要視しており、最大450日ある育児休暇の他にも、子供の看病をする為の休暇、出産する本人はもちろんのこと、出産に立ち合う為の休暇、…などなど、いろんな名目をつけ、国がサポート(お給料の80パーセントほど、給付)してくれる。


パーティー風景
 たっぷりと、“親子の時間”を与えられている、北欧人の親達が、子供の為にかける時間と、お金と、労力のレベルは、只者ではない!

 そんなママ&パパ達が、最大に、有り余る(?)力を発揮できる時。それが、子供達のお誕生日会の場なのである。




 パーティーの下準備は、まずは、招待状を送るところからスタート。
子供のパーティーの場合は、“招待した人は、みんな来れるもの!”っと考えるのが普通なので、招待状にも、『もしも、出席できない場合は、連絡ください。』っと明記。
 
 招待状の返事を待っている間にも、数種類の菓子パンを焼いたり、大量のお菓子や風船を買出しに行ったり、みんなで遊べるゲームのアイデアを練ったり…と、用事は山ほどある。


パーティー前

 そしていよいよ、お誕生日会、当日!

 その日は、大興奮の我が子を尻目に、親は、朝から、風船をあちらこちらにつけて飾ったり、テーブル・セッティングしたり、お誕生日ケーキを仕上げたりと、てんてこ舞い。

 準備が整い、パーティー開始時間になると、招待客の子供達が一斉に大集合。
(規則正しいスウェーデン人は、招かれた時間ぴったりに登場する傾向あり)




 まずは、お祝いの言葉と共にプレゼント進呈。
 お友達らに囲まれて、たぁ〜くさんのプレゼントを、一つ一つ、開けて見ていくのも、ビック・イベントの一つ。ダイナミックに、ビリビリと包装紙を破き、現れるプレゼントの中身に、子供達は、歓声を上げながら、眼をキラキラと輝かせていく。 

 
 テンションが上がったところで、ひとまず、席に着き、お茶の時間を。
 菓子パンや、ポテト・チップスなどを一通り回してから、やっとこさ、ケーキの登場。ろうそくをつけて、お誕生日の歌を歌ってもらって…っと、盛り上がりはするけれど、実際、子供達は、ケーキは食べきってはくれないもの

風船ゲーム


 食べ終わるや否や、子供達のパーティー・エンジンは、かなり、ヒート・アップしていて、もう、居ても立ってもいられない様子。
収拾がつかない状態になってしまう前に、子供達を集め、いろんなゲームを試みる。



 お誕生日会の象徴でもある“風船”を、割合っこするゲームや、障害物競走、スプーン・リレー、水風船対決…などなど、アイデアは、家庭によってそれぞれ。


 パーティーの締めくくりは、fiskedamm (釣り池)。これは、布を隔てた壁の向こう側に、洗濯バサミをつけた“釣竿”とたらすと、お菓子などの入った、お返し袋が釣れるっというゲーム。
(北欧では、かなりスタンダードな遊びで、たいていのお祭り会場などでも、このfiskedamm があるもの。)


fiskedamm
 我が家は、このゲームをアレンジして、水を張っていないプールに、お返し袋を入れ、子供達に好きな袋を釣ってもらうっというスタイルでやっている。なかなか難しいものだが、みんな、必死の形相で、“釣り”を楽しんでくれている。

 パーティーの時間が終了する頃、これまた、一斉にお迎えの車が到着。
 2時間ほどのパーティーだが、毎回、終了後、親はグッタリ、子供は興奮覚め止まぬっという状態で、幕を閉じていくのが、北欧流・お誕生日会なのであ〜る。


もみの木ちえ


chg777 at 16:30|Permalink子供 | 

2007年07月01日

北欧人の第二の住み処

 時は、7月。ただ今、北欧は、ホリデー・シーズンの真っ只中。

 北欧人の一般的な夏休暇の長さは、短くて2〜3週間、長くて2〜3ヶ月。
全国民が、それだけの期間、どば〜っと休みを取るとなると、当然、みんなの休暇時期が重なってしまうことも…。そういう時は、会社や学校は、もちろんのこと、病院、警察、その他の公共施設なども、思い切って、“夏休み!”と称して、2週間ばかり閉めてしまうのが、北欧流。
 不便な点も多々あるが、慣れてしまえば、この徹底さが心地よくなってくるもの。
『7月後半は、何もないもの』っと観念して、ゆったりとした時の流れに、身を任せて過ごすのがお勧めです。


ログハウス
 北欧人が最も好む夏休みの過ごし方は、“郊外のサマーハウスで、のんびりと!”っというスタイル。

 普段、過ごしている街中から、自然を求めて、田舎の方に逃避行しているらしいのだが、日本人の私にとっては、街中も、木々や緑が溢れる、大自然の世界。ひょっとして、北欧人は、光合成を…?!



 “サマー・ハウス”と聞くと、なんだか、避暑地の別荘などをイメージして、高級な感じがするかもしれませんが、スウェーデンのサマー・ハウスは、その名の如く、“夏のみ”の使用が、メイン。
 真夏でも暖房が必要なほど、かなり古い造りの建物だったり、逆に、最近、建てられたものでも、あまりにも、大自然の中にありすぎて、夏以外は、交通の便がとっても不便だったり…。

サマー・ハウス


 物を大切にする北欧人は、17〜18世紀に建てられた、兵隊さんの寄宿小屋でさえも、修理して、手を加え、素敵なサマー・ハウスに大変身させたりしている。



 水道管が通っていないところでは、手漕ぎポンプを使って水を汲み取ったり、お料理は、薪を炊いて、コンロを温めたりと、不便なところも、またチャーミングだったりするもの。


 気になるお値段は、ビックリするぐらい安価!(安いもので数百万円)
 スウェーデンだけを見てみても、土地は、日本の1,3倍の大きさなのに対し、人口は、900万人弱(= 大阪府の人口)っという少なさ。土地が有り余っているので、田舎の方では、土地の値段はあってないようなもの。その上、古い建物を再利用しているとなると、お安いのも当然!
 普通の一般人も、手軽に購入できるのが、スウェーデンのサマー・ハウス。


ノルウェーのサマーハウス
 お隣、ノルウェーにあるサマー・ハウスの特徴は、岩の上に建てられていること。
 国全体が、大海原に面しているので、土地も、ごつごつと岩っぽいノルウェー。そんな苦境(?)の中でも、サマー・ハウスをぶっ建てられるのが、なんとも、力強い感じ。




 その下、デンマークは、北欧の中でも一番南にあって、ヨーロッパ寄り。
北の国々に比べて夏が長いのか(?)、サマー・ハウスにかける思いやお金も、ビック・スケール!海の近くに建てているものでさえ、室内プールをつけ、ジャクジー&サウナ付きという、高級志向の大型別荘が数多くあるようだ。


 こんなにご近所同士でも、“サマー・ハウス”に対するイメージが、こうも違ってくるもの。でも、仲の良い北欧人らは、お互いの国々を訪問しあって、それぞれの良いところを認め、満喫しているところが、なんとも、微笑ましい!


もみの木ちえ


chg777 at 17:45|Permalinkサマー・ハウス 

2007年06月16日

子供のお遊戯パラダイス

 世界で一番たくさんのおもちゃを持っているといわれている、スウェーデンの子供達。与えられるおもちゃも、徐々にグレード・アップしてきているようで、最近では、たくさんの超・特大サイズ遊具が、北欧ハウスの庭々に溢れかえっている。

 子供を持つ北欧ハウスの住人にとって、“庭は、子供達が、のびのびと遊ぶことのできる空間”っという考え方がモットー。当然、外遊び用の遊具も、数多く用意してあげている。


ブランコ



 オーソドックスなものでは、砂場やブランコ。それも、一人用ではなく、たくさんの子供達が一緒に遊ぶ事ができるサイズのものを。

 ブランコ台だと、写真のもののように、二人乗り用のものと、一人乗り用2つがセットになった、このタイプが一番ポピュラー。





 砂場のサイズは、ピンきりですが、小さいものでは、120x120x20cmぐらい。
でも、その小さめサイズの中に入れる分でさえ、かなりの量の砂になるので、普通車で運ぶには重たすぎるもの。パンク防止のためにも、砂場の砂は、やはり、業者に頼んでトラックで家まで運んでもらうのがベスト!


プール

 プールも、忘れてはならない、屋外遊具の一つ。

 地球温暖化のお陰(?)で、こちら北欧の天候も、だんだんと、トロピカル化してきている傾向があり、夏の水浴びは、必要不可欠なものになってきました。



 子供の成長に合わせて、プールのサイズを、大きく代えていった私達。
ついには、直径366cm、深さ76cmっという、巨大プールへを辿り着いてしまいました。子供だけじゃなく、大人も悠々と泳げるサイズなので、私も、暇さえあれば、一日何度でも、浸かっています。
 5000リットルもの水を温めるには、かなりの日数がかかるものだけれど、寝起きに、冷たい冷水の中に飛び込んで目を覚ます…というのも、夏の醍醐味の一つに!


トランポリン
 その他、ここ2〜3年、かなりの勢いで大流行してきているのが、トランポリン。

一軒の庭に、ひとつ置かれたかと思いきや、素早い勢いで伝染し続け、数週間後には、あちらこちらの庭々に、ぽつぽつと出現するという、凄まじい威力を持ちあわせた遊具。



 遊びで、ちょっと飛び跳ねるには勿体無いぐらいの、本格的な作りで、直径4メートル強っという、この巨大遊具が、意外と、すんなり、庭に置けてしまうのが、また、不思議。

 北欧の子供達が愛してやまない、このトランポリンですが、幾つもの転落事故などが相次いでいるっという悲しい事実も…。最近では、転落防止対策として、トランポリンの周りを、ぐるりと囲む網ネットも登場。
 嬉々として、その網の中で飛び跳ねている子供達が、どうしても、檻の中の動物達に見えてしまうのは、私だけ?!

 
もみの木ちえ

chg777 at 08:00|Permalink | 子供

2007年06月01日

白夜シーズンの窓辺

夏の夜の風景 真っ暗な冬とは逆に、いつまでも、とことん明るい北欧の夜。
6月21日の夏至をピークに、その前後は、夜でも、お天道様が頭上にあったりするので、ついつい、時間の感覚が麻痺しがち。

 この写真は、真夏の夜9時過ぎに撮影したもの。≫



 そんな北欧ででも、本物の白夜を体験した人は、意外と少ないもの。

 北欧人が“白夜”っと呼ぶのは、Midnight Sun 、つまり、“真夜中の太陽”のことで、一晩中、お日様が見えている時のことのみを指す。沈みかけた太陽が、水平線上で平行に移動して、また、昇り始めるっというのが、本物の白夜で、北欧でも、かなり北の方に行かないと見られない貴重な現象。

 ちなみに、私が住んでいるのは、北欧の南半分のほう。真夜中の1時ごろに、真っ赤な夕日が沈み、その1〜2時間後に、朝日が昇るっというのは、本物の白夜とは認めてもらえないらしい。


ブラインドウ無しブラインドウ有り














 そんな偽物の白夜でも、睡眠の妨げをするには十分な明るさを放っているもの。

 その為、北欧ハウスのほとんどの窓には、ブラインドウが付けられている。普通、埃っぽくなりがちなブラインドウですが、北欧ハウスでは、窓が2重になっていて、ブラインドウは、それらの窓の間に設置されているので、埃の心配はご無用。
≪詳しくは、クリスマス・シーズンの窓辺 を、ご参照ください≫


 ブラインドウの威力を借りても、まだまだ明るい、偽・白夜の夜。
もう一つの秘密兵器、“長めのカーテン”もひいて、Wの力で、光を遮断。

子供部屋窓・長子供部屋窓・短














 北欧ハウスでは、季節に合わせて、カーテンを付け替えるのが、ごくごく普通。
夏は、日よけとして、厚めの生地や、長めのカーテン。その逆で、冬は、なるべく光を取り込めるよう、短く、薄い生地を使って。その他、イースターや、クリスマスなどの行事にあったカーテンも存在。

 ちょっと、カーテンを付け替えるだけでも、部屋の雰囲気が、がらっと変わって、とっても新鮮。
 でも、ただでさえ、窓の数が多い北欧ハウス。季節や行事の度に、カーテンを取り替え、洗濯&アイロンをするのって、かなりの大仕事…。


もみの木ちえ


chg777 at 08:00|Permalink窓辺 

2007年05月17日

芝生のある庭

庭 

 北欧ハウスの庭には、必ず!と言っていいほど、芝生が一面に、はびこっている。

 ”芝生のあるお庭”と聞くと、なんとも優雅な感じだが、これが、結構、あれこれと手がかかるものなのだ。




 真夏には、週一回のペースで、芝刈りするのが当たり前。
その他、より質の良い芝生を目指している人たちは、春先、小雨の降る中、雨合羽を着て、芝の種蒔きを。大事な大事な芝生ちゃんの中に苔を見つけようものなら、親の敵の如く、必死の形相で、苔取りマシーンを使って、取り除いたりも…。

 ちなみに、私達は、お気楽タイプなので、種も撒かなければ、苔も大歓迎。
苔の方が芝生よりも柔らかいし、芝刈りの必要も無し。しかも、風流ときている!こんな、良い事尽くめの苔なのに、どうして、北欧人の庭には歓迎されないのかなぁ?!


車型芝刈り機





 芝生大国、北欧には、芝刈り機の種類も、豊富に揃っている。




 主流なのは、昔ながらの手押しタイプや、車輪が動いて、自動で進んでくれるタイプのもの。でも、最近では、車型の芝刈り機が、市場に多く出回ってきている!景気上昇の影響が、こんなところにも反映してきているようだ。
 さらに、グレード・アップが可能な人たちには、スイッチを入れると勝手に動いて、庭中の芝生を刈ってくれる円盤状のロボット・タイプのものも!


庭の芝刈り風景


 芝刈り作業は、北欧生活にしっかりと密着しており、子供の遊び道具の一つとして、本物そっくりの芝刈り機おもちゃが存在。やっぱり、幼い頃から、練習させておくのがベストなんですね。




 何事にも、男女平等が唱えられる、ここ北欧では、女性が芝刈り機を動かすのは当たり前。

 スウェーデンの童話作家アストリット・リンドグレーン原作の映画、”ロッタちゃん”の中でも、こんなワンシーンが。:
いつまでも明るい白夜の夜、3人の子供達が、パジャマ姿で大はしゃぎ。その横では、お父さんがピアノを弾きながら、自分の世界に没頭。そんなみんなの背景で、ワンピース姿のお母さんが、必死で、芝刈り機を押している…
 ここまで図太い男の人が、いるか、いないかは別として、北欧では、女性が芝刈り作業をする姿が、よく見かけられるものだ。


 …とまあ、冒頭から、「やれ、大変だ!」などと、いろいろ書き並べましたが、私自身、草刈機を使った経験はゼロ。
 我が家では、家事&育児などは、北欧スタイルを見習って、夫婦平等に分担。ところが、こういった力仕事などになると、3歩下がって、男性を立て(?)、お任せするという、ジャパニーズ・スタイルを使わせて頂いております。幸い、主人は、この不公平さに、まだ気が付いていないようなので、このまま、“良いところ取り方式”で、とことん、ぶっちぎらせて頂きやす。


もみの木ちえ


chg777 at 01:30|Permalink | 花&植物

2007年05月02日

食卓の灯り

 北欧では、食事をしながらテレビを見るという習慣はない。その為、たいていの北欧ハウスのキッチンや、ダイニング・ルームには、アンテナ用のコンセントも付いていなければ、テレビを置くためのスペースも無い。
(まあ、これといって、たいしたテレビ番組が放送されているわけでもないので、こちとら、痛くも痒くもないのだが…。)

 では、北欧人らは、食事中、一体何を見ているのか?

 まず、第一に挙げられるのは、“外の景色”。
 北欧ハウスでは、一般的に、ダイニング・テーブルは窓際に置かれるもの。季節の変化が激しい北欧だからこそ、みんな、その移り変わりを、自分の目で、しっかりとチェックしたいのかな?!

キッチン・ランプ

 その他、見るものといえば、当たり前のようだが、テーブルの上に並べられた食事と、一緒にテーブルを囲んだ同席者たち。みんなでペチャクチャとおしゃべりをしながら、する食事は、美味しさも楽しさも倍増!

 そんな、みんなの嬉しそうな笑顔や、食事が、より美しく、美味しそうに見えるよう、北欧ハウスの食卓には、それ専用の照明というのが設けられているものだ。




 食卓の照明は、天井から部屋の隅々まで照らすタイプのものではなく、食卓上60〜70cmほどの高さのところから、柔らかめの光をあてるタイプのものが多い。


オレンジ


 ロマンチックな雰囲気を求めている時は、キャンドル・ライト の威力をお借りすることも!
でも、真っ暗な冬の夜には、ろうそくの灯りだけだと、一体何を食べてるかわからなくなってしまい、不安も募るもの。

 そんな時は、ろうそく + 強弱調整ができるランプで柔らかい光を演出することを、お勧め!




  ちなみに、我が家のダイニング・ルームで使っているのは、黒い鉄製のもの。季節に合わせて、いろんな色のリボンや、デコレーションを付け替えると、がらっと雰囲気が変わり、常に新鮮!

ピンクブルー














 間接照明 、 キャンドル・ライト、などなど、いろんな灯りのテクニックが駆使された、北欧ハウス。でも、これから突入する白夜の季節、その力が発揮できる機会は、皆無に等しくなってくるものだ…


もみの木ちえ

chg777 at 19:18|Permalink照明 | キッチン

2007年04月16日

北欧ハウスの食卓

家具屋・ダイニングテーブル
 以前、オリジナル・ソファー のコーナーでもお話しましたが、こちら、北欧にある家具屋さんで扱われている家具の中で、一番のメイン商品はソファー。

 そして、それに続いて、店内の広々としたスペースを与えられているのが、食卓セット、ベットなどのコーナー。


 今回は、そのうちの一つ、“食卓セット”について、ご紹介していきたいと思います。


 日本で使われている“食卓”といえば、椅子に座って使うダイニング・テーブルと、床に座って囲む座卓の2種類がありますよね。

 たまに、大勢で食卓を囲む機会がある時、座卓の場合だと、ギューギューと詰めていけば、何人でも座れてしまうもの。一方、ダイニング・テーブルの方はというと、座る人数分の椅子を用意しなければならない + それらの椅子が入り込める広さのテーブルも必要となってくる。
 いつも使う家族の人数分だけに合わせたテーブルだと、来客の時には狭すぎる。かといって、特大サイズのテーブルを広げたままだと、その分、生活スペースが侵され、邪魔になる…。
 こういった悩みを解決するのが、伸縮自在なダイニング・テーブル。


食卓・縮食卓・伸













 写真のように、机の横に、予備の板を繋げたりするものや、テーブル自体を左右に引き伸ばして、真中に板をはめ込むタイプのものなど、広げ方はいろいろ。
 ちょっとした来客に便利な、このタイプのダイニング・テーブルは、私が知ってる限りでは、ほとんどの北欧ハウスで愛用されているもの。


ハート椅子折りたたみ椅子














 ちなみに、“お客さん大好き!”の我が家では、普段使っている、写真のダイニング・テーブルや椅子の他に、折りたたみの簡易テーブル(80x160cm)を二つと、折りたたみの椅子も十脚、用意しています。
 大人も、子供も、赤ちゃんまでもが、一脚ずつ椅子を確保して、テーブルに着く習慣がある北欧では、ちょっとした家族同士の集まりなどでも、大ごとになってしまうもの。だから、これらの予備のテーブル・セットは、常に大活躍していま〜す!


かしの木テーブル 家具屋さんに展示されている食卓は、やはり、木製のものが主流。ペイントされているものも、無い事はないが、ほとんどの物が、木、そのままの素材を生かして作られたもの。作る側はもちろんのこと、消費者側も、木の種類や特徴などについて、ある程度の知識を持っているからなのか、ほぼ全ての家具の説明文には、素材となる木の種類が、当たり前のように明記されています。



 一昔前は、明るめの白木、松材を使ったダイニング・テーブルが大人気でした。白木は、年月を積むごとに、だんだんと、柔らかい感じの色合いになっていくので、その変化を見ていくのも、楽しみの一つ。ただ、弱点なのは、木が柔らかいので傷つきやすいということ。
 それとは逆に、硬めでどっしりしたが、かしの木。最近は、このかしの木を使ったテーブル・セットが流行っているのか、どこのお店ででも、よく目にするようになりました。

 このように、それぞれの木の特徴を生かして、作られているダイニング・テーブル。
自然や、物を大切にする北欧人達の手によって、へこむと濡れタオルをのせてアイロンをかけてもらい、艶がなくなるとオイルを塗ってもらい、壊れたら修理してもらい、削ったり磨いたりしてもらいながら、長年、大事に大事に使ってもらえる幸せもの。
 それだけ、手をかけて使い込むからこそ、“風格のある家具“になっていくのでしょうね。


もみの木ちえ


chg777 at 12:00|Permalinkキッチン | 家具

2007年04月01日

何が何でも、屋外で!

 真冬の北欧では、朝10時ごろ、やっと朝日が昇ったかと思うと、その5時間後には、もう日が暮れていたりする。そんな真っ暗闇の世界を耐え忍んできた北欧人らは、太陽の光には、とても敏感。

 春先、ぽかぽかとした陽気になるや否や、みんな、こぞって、外へお散歩に。
 すれ違う人々は、「こんないいお天気の日は、外に出ないと勿体無いものね!」っと、誰もがみんな、同じセリフを口にして、幸せいっぱいの笑みを浮かべている。


屋外家具・木製
 長〜いお散歩から帰ってきた後も、なかなか、家の中に入りたがらない北欧人。

ガレージや物置の奥から、いろんなタイプの屋外家具を引っ張り出してきて、庭先での心地良い空間作りに精を出す。
 
これらのテーブル・セットらは、この春先から秋にかけて、毎日のように使われる大切な家具。




Altarn



 街中でも、これからの時期は、カフェやレストランなどのオープン・テラスが、チラホラと出現し始める。

 店先にテーブル・セットを次々と並べ、徐々に、店舗拡大していく姿は、まるで、一昔前の八百屋さんや魚屋さんのよう。
 それでも、通りにくくなった歩道に対して、文句をいう人もなく、みんな、笑顔で、テーブルや椅子を避けて歩いていく。



 
 冬の間、なかなか、お目にかかれなかった太陽の光を、体全体で浴びようと、たいていの北欧人は、暇さえあれは、外に座りたがるもの。オープン・テラスのコーナーも、大雨が降っている時以外は、かなりの人気スポットとなっている。

 「どんなに気温が低くても、太陽さえ出ていれば、外に居たいの!」っという、お客さんの心理をよく理解しているカフェなどでは、わざわざ、毛布まで用意してくれていたりするほど。


ハンモック

 そこまでして、一生懸命、お天道様の方角を見上げている姿は、まさに、ひまわりの花、そのもの。
あっぱれ、北欧人!

   もみの木ちえ


chg777 at 00:30|Permalink | 家具