February 29, 2016
『Dangerous』 / Michael Jackson
『Dangerous』 / Michael Jackson
1991.11.26
★★★★★★★★★★
01. Jam ★★★★★★★★★★
02. Why You Wanna Trip On Me ★★★★★★★★★★
03. In The Closet ★★★★★★★★★★
04. She Drives Me Wild ★★★★★★★★★★
05. Remember The Time ★★★★★★★★★☆
06. Can't Let Her Get Away ★★★★★★★★★★
07. Heal The World ★★★★★★★★★★
08. Black Or White ★★★★★★★★★★
09. Who Is It ★★★★★★★★☆☆
10. Give In To Me ★★★★★★★★☆☆
11. Will You Be There ★★★★★★★★★☆
12. Keep The Faith ★★★★★★★★☆☆
13. Gone Too Soon ★★★★★★★★☆☆
14. Dangerous ★★★★★★★★★★
KING OF POP・マイケルジャクソンの8thオリジナルアルバム。
以前から私はニュージャックスウィングが好きだとヒツコーく言ってきましたが、ニュージャックスウィングの生みの親であるテディー・ライリーをサウンドプロデューサーに迎えたこのアルバム、そんな私にとって生唾ゴックンものの一枚であります。
リズムはもとより、音触りもソリッドかつタイトで ヒット音も含めてニュージャックスウィング最盛期の鳴りだし
、当然ながらブラックフレーバーもバッチリ完備されてるし、ムーンウォークやゼログラヴィティをはじめとするパフォーマンスを抜きにしたってマイケルの歌はとにかく素敵すぎる!
『Why You Wanna Trip On Me』『Give In To Me』などでの情熱的で色気あるボーカル&シャウトも!『In The Closet』での 恥丘を舌でなぞられる感覚を覚えるようなあの官能的なボーカルも!!『Heal The World』の慈しむような柔らかいボーカルも!!!
やっぱり本作の核になっているテディープロデュースのニュージャックスウィング曲(『Jam』〜『Can't Let Her Get Away』、『Dangerous』)がマイウルトラフェイバリットナンバーですね。『Jam』なんて何もかもが超絶にカッコよすぎるやんか。ボーカルやビートはもちろん、スクラッチとか随所に挿入されるキメとかへヴィ・Dのクールなラップとか全てが。
6曲立て続けにニュージャックスウィング曲をかましながらも、似通るどころか 妖艶さを貫徹しながら様々なタイプの楽曲が取り揃えられてるのも強み&面白味。
慈愛に満ちたバラード『Heal The World』、美しきゴスペル『Will You Be There』などもいい曲だし、テディーがプロデュースした楽曲達とは感触が異なる ハードロック要素を孕んだニュージャックスウィング曲『Black Or White』も名曲。ここ最近の日本ではSMAPにパクられたことでもお馴染みですね。『This is love』って曲。
完全なる後追いで ろくにマイケルのことを知らない身ではあるんですが、マイケルやこの作品にまつわる情報を何一つ持たずに聴いても十分に楽しめるし、音だけでもカッコよさに即効打ちのめされること請け合い。でもやっぱりパフォーマンスと併せて鑑賞するのがベターだと思いますわ。youtubeに動画がアップされてるんで、これ絶対観たほうがいいっす。
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