2004年06月22日

シルベスター・スタローン「ザ・ボディガード」

シルベスター・スタローン主演の「ザ・ボディガード」を観た。
「ザ・ボディガード」は、シルベスター・スタローン演じるマフィアのボディガードが尽くしてきたボス「アンジェロ」を目の前で殺され、続いて狙われるであろうボスの娘を守ろうとする物語で、原題は、「Avenging Angelo(アンジェロの復讐)」。
父親がマフィアのボスとは知らずに、養子に出され、裕福に育った娘は、結婚して家庭を築いているが、夫は浮気をくり返し、幼い子供は寄宿舎に入り、情緒不安定で孤独な日々を送っている。
父親のように慕うボスの命令で、娘を幼い頃から陰で見守ってきたボディガードは、敵対組織から狙われる娘に出生の秘密を告げ、ボスの遺志を継いで、娘の身を守ろうとし、自分の本当の父親について理解した娘は、やがて、父「アンジェロ」の復讐を決意する。
死期を悟って、唯一の肉親である娘への思いをボディガードに託すマフィアのボス「アンジェロ」を演じるのは、二度のアカデミー賞受賞に輝く往年の名優、アンソニー・クインで、「ザ・ボディガード」は、アンソニー・クインの遺作となったそうだ。
エキセントリックで、感情の起伏の激しい娘を演じるマデリーン・ストウは、黒髪にぱっちりとした瞳で、どことなくオードリー・ヘップバーンを連想させる。
アンジェロの娘をはじめとしてカルチャー・センターに通う主婦たちを虜にしている詩人「マルチェロ」を演じているイタリアのスター俳優ラウル・ボヴァは、ダイアン・レイン主演のイタリアを舞台にした「トスカーナの休日」でも同じく「マルチェロ」という名のプレイボーイ役で、ダイアン・レインに言い寄っていた。
「ザ・ボディガード」は、コメディ・タッチのアクション・サスペンスだが、シルベスター・スタローン演じる寡黙なボディガードと、スタローンを上回る存在感を放つマデリーン・ストウの掛け合いも小気味よく、マフィアの血族主義に基づいて伏線が張られたストーリーは、多少の意外性も持たせ、最後は、お約束のハッピーエンドという展開で、安心してみられる作品だった。


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感想 スタローン主演でこのタイトルなので勝手に硬派なアクション物を予想してました
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ザ・ボディガ−ド【kae-ruのBlog】at 2005年09月03日 16:42