2004年04月07日

仲代達矢主演の初代「野獣死すべし」

大藪春彦原作、仲代達矢主演の映画「野獣死すべし」をリバイバル上映で観た。
「野獣死すべし」というと1980年に映画化された松田優作主演版を思い浮かべるが、今回観たのは、1959年に仲代達矢主演で最初に映画化された“初代”「野獣死すべし」だ。
主演の若き日の仲代達也さんは、異様な目の光り方で、頭脳明晰で冷酷な犯罪者の役にとてもよく合っていた。
水戸黄門でお馴染みの東野英治郎さんが事件を追うベテラン刑事の役で出ていたり、白川由美さんが若い刑事の恋人役で出ていたり、何人か見たことのある俳優も出演していた。
「野獣死すべし」は、ハードボイルド作家・大藪春彦氏のデビュー作で、国産ハードボイルド小説第一号ということだが、当時としては斬新だったと思われる犯罪の動機や犯罪者の心理描写など、21世紀の現代社会を暗示しているようで、50年近く年前に描かれているとは驚かされるが、主人公の設定や行動には、大藪春彦氏自身の生い立ちや青春時代が投影されているそうだ。
モノクロ映画をスクリーンで観たのは初めてだったが、とても見応えのある作品だった。


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1980年角川作品 監督:村川透 主演:松田優作綺麗好きな優等生が、実は非常に怖い、というイメージの形成に役立った(?)映画といえる。大手通信社にカメラマンとして勤務していた主人公。アンゴラ、レバノン、ウガンダなどの凄惨な戦場を渡り歩いた後、突然、退社する。
野獣死すべし【映画のある家】at 2005年06月01日 17:16
1980年角川作品 監督:村川透 主演:松田優作綺麗好きな優等生が、実は非常に怖い、というイメージの形成に役立った(?)映画といえる。大手通信社にカメラマンとして勤務していた主人公。アンゴラ、レバノン、ウガンダなどの凄惨な戦場を渡り歩いた後、突然、退社する。
野獣死すべし【映画のある家】at 2005年06月01日 17:40