「行動活性化」

 

うつ病のように気分が落ちていると、以前の元気だった時に比べ、

家にこもりがちであったり、何となく外に出るのが億劫だったりします。

 

そのような状態から回復する段階になると、活動量が増え、

家の中でやることが増えたり、自然と外出する機会も多くなります。

また、人と会うことも増えたりします。

 

今回は、意図的にそのような状態を作りだしていくために、

何ができるだろうか、を考えてもらいました。

 

よくなるヒントは過去の自分にあります。

過去に自分が好きだったもの、やっていると興味を持てるもの…

色々なものをとにかく書き出してみて、自分はどのようなことをすると、

気分がよくなるのかに気付いてもらいました。

 

また、他の方の話を参考にして、「ああ、昔はそういうのも好きだったな」

など、様々なものを思い出していってもらいました。

 

そして調子のいい時は頑張りすぎず、調子が悪くてもできるところまでやってみる、

という姿勢がぶり返しが少なく、回復しやすいパターンであると、

気付いてもらいました。

 

このようなことが、日々の生活に広がっていくと、回復への道のりを

歩んでいくことでしょう。



千葉駅前心療内科


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