「行動活性化の応用」

 

以前は「行動活性化」を行いました。

うつ病の人などは、以前の元気な時に比べて「活動」が減り、

家の中にいることが多かったり、人との交流も減っています。

それで、少しずつ活動を増やしていこう、という内容でした。

 

今回は、もう少し具体的に、自分の生活を振り返っていき、

なんとなく気分が上がらない生活習慣を見直して行きました。

 

気分がすぐれないから、家でゴロゴロして、そのまま一日が終わってしまった。

「家でゴロゴロして」というのが、毎回悪いわけではありませんが、

その結果として、気分が低い状態が続いているのなら、そこを「気分がよくなる行動」

に置き換えてもらいました。

 

例えば…

「窓を開ける」「床にある服を洗濯機に入れる」「好きな音楽をかける」

「友達にメールする」庭の植物に水を上げる」…

など、少しやってみれば気分の上がる行動を取り入れていきました。

 

また、その行動をやる前に、その行動をしてみたらどんな気分になるのかな、

と想像してもらい、ちょっと気分がよくなりそうであれば、やってみることにしました。

 

また、理想の1日の過ごし方を細部までリアルに想像してもらい、

自分が気分よく過ごしている1日とはどのようなものなのかを、ありありと想像してもらうことにより、

それを日常生活に取り入れていくヒントとなりました。



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