2017年05月



テーマ:「決断」について考える

 

人生というのは、決断の連続です。

 

みなさんは気づいていないかもしれませんが、日々決断をしているのです。

朝ご飯に何を食べるか、どんな服を着るのか、家の中にいるのか、そとに出るのか

 

そして、あなたは過去に、あなたがした決断によって、人生がいい方向に進んだこともあったことでしょう。

そして過去のその体験に舞い戻り、再度、その体験を思いだし、再体験をしていきました。

また、その決断をしたことにより、その後の人生にどのように変化したのか気づいてもらいました。

 

また、今後どのような決断をしていくのか、未来について意識を向けていきました。

そして、今この病院に来て、どのようなことに向き合って、それが将来から見たら、どのような変化を及ぼすかを

想像してもらいました。

 

また、決断を恐れるのはどのような理由があるのか、それは変化への恐れかもしれないし、

失敗への恐れかもしれません。

決断しない理由を改めて認識し、向き合うことで、平成な気持ちで決断について色々な方向から考え、

決断するためにはどうすればいいかを考えてもらいました。


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512日集団認知行動療法実施

「未来についてイメージする」

 

未来というのは決して決まっているものではありません。

あなたの中で、将来こうなりそうだ、というのは、今現在の歩みを進めた場合、

そのような未来になる可能性が高い、というものです。

 

その人が感心のあるテーマ、人間関係、仕事、健康、日常生活、などを1つ選んでもらい、

それに関する3つの未来を想像してもらいました。

 

それぞれ違う未来を想像し、ありありとイメージしてもらいました。

また、なぜそうなったのか、何を大切にしていたのか、そうなるために必要なもの等を

考えてもらいました。

 

また、そのような違いが生じるには、それだけの理由があるものです。

それぞれの未来を比較する事により、どこに違いが生じ、どこが分かれ目になるのかのポイントに

注目してもらいました。

 

そして、自分はどの未来を選びたいか、そうするためにはどうすればいいか、について向き合い、

これから先、そのような未来に進むための準備を行いました。

 

未来は確定したものではありません。今、行っていることの1歩1歩の積み重ねによるものです。

意識することにより、より自分の望む未来が近づいてくるでしょう。

 

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「マインドフルネス」

 

人が悩むとき、意識は今現在ではなく、過去や未来に飛んでいきます。

意識が過去に向けば、あの時ああしていればよかったな~と考え「後悔」となります。

また、未来に向けば、この先どうなるのだろうかと考え「不安」になります。

 

いずれも意識が今現在からそれているために起こるものです。

 

マインドフルネスでは意識を、今現在に集中することを行います。

 

そのために、一番簡単な方法は、呼吸に意識を向けることです。

息を吸うときは、口や鼻から空気を吸い込み、お腹がふくらみ、

息を吐くときは、お腹がへこみ、口や鼻から空気が出て行きます。

 

行っていて、考えに意識が向いたり、周りの音などに意識が向けば、

ただ呼吸に意識を向けます。

そうすることにより、今、この瞬間だけに起きていることに意識を向けられます。

 

このように呼吸に意識を向けることにより、悩みを繰り返し考えてしまう減少からも

抜け出せるようになったり、ストレスを感じる出来事が起きたときに、少し客観的に

その出来事を眺めるようになったりします。

 

その先に、そこから抜け出す解決策が見つかっていきます。

そのようなマインドフルネスの考えを伝え、実践してもらいました。


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