2017年08月

「認知再構成法~物事を2つの側面から捉える」

 

その人がある出来事をストレスと感じるかどうかは、その人がその出来事をどう認識したか、によります。

 

例えば、よく集まるグループで出かける時に、今回は自分が声をかけられなかったとします。

それを、みんなから嫌われたから声をかけられなかったんだ、と考えるとその出来事をストレスに感じますし、

今回はそのテーマに興味ある人だけ集まったのかな、また自分から行きたい時にみんなに声をかけよう、と考えれば、それほどストレスを感じないでしょう。

 

日常生活の中で、ストレスと感じる出来事は、それぞれ経験していることだと思います。

その中のある出来事を選び、それをストレスを感じる出来事と捉える理由と、それほどストレスと感じなくてもいい理由、など、毎回両方の側面に目を向けてもらいました。

 

質問というのは、その人の意識の方向性を定めます。

 

2つの物の共通点、違う点にそれぞれ目を向け、物事は色々な見方が出来る事に気付いてもらいました。

心理学では、物事を一歩ひいて物事を捉える事を「メタ認知」と言います。

 

「そして、以前似たような状況を、どのように解決したか?」

「解決の糸口があるとしたら、どこら辺にありそうか?」

「一年後の自分は、その当時は問題だったことをどう思うか?」

「とても楽観的な人ならどうとらえるか?」

そのような質問をすることにより、ストレスと感じていた出来事を柔軟に捉え、

色々なところに解決の糸口が存在することに気付いてもらいました。

 

さあ、今までストレスだと思っていた出来事のどのあたりに、解決していく糸口があるのでしょうか?

あなた自身のことを振り返り、少し考えてみてくださいね。


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「未来日記」

 

前回、前々回は『問題解決法』について行いました。

物事の解決を行う時は、具体的な手順を踏んだ方が、より実現しやすくなる、というものでした。

 

今回は自分が感心のある2つの領域について、具体的に考えてもらいました。

 

その領域において、どのように目標達成について進んでいくかを、まずは起床転結の4つに分け、

変化の流れを設定していきました。

先の事何てどうなるかわからない、と思われるかもしれませんが、具体的に設定すると、そのような出来事が生じてきたりするものです。

 

次に、今後3ヶ月間のカレンダーに、具体的に何をしていくかについて、記入してもらいました。

まずは、1つの領域の目標に対して、10個ほどのステップを設定しました。

 

さらに、そのことに関して、ペアになって話してもらうことにより、より、そのような未来をありありと想像することができました。

イメージは具体的にできれば出来るほど、実現しやすくなります。

 

何度もそのプロセスをイメージしたり、声に出してもらうことで、そのような未来が待っていると、

体感してもらいました。

 

みなさんにはどのような未来が訪れるのでしょうか。

あとで見返した時に、そこに書かれていた事と同じような事が起こり、驚かれるころもあるかもしれませんね



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