2017年09月

人生で『本当に幸せになる目標』を見つける

 

日常生活を送る上で、人はついつい目先の事にとらわれてしまいます。

 

甘い物が食べたいから、お腹がいっぱいになるまでに食べる。そうすると、その時は満足します。しかし、長い目で見ると、体重が増えて、体型が変わったり、服が着れなくなることを嘆いたりします。

また、学校で勉強するのが嫌で、学校を休んで家で過ごすのは快適かもしれません。長い目で見ると、勉強について行けなくなったり、自信をなくすこともあるでしょう。

 

これが正解、というものはありませんが、短期的にみてメリットを得られるものは、長期的にみてデメリットになることもあります。

 

みなさんは人生を振り返って、あの時こうしておけばと後悔したことは、1度や2度はあると思います。

 

今回は短期的にみて満足ではなく、長い人生を振り返って「あの決断をしてよかった」「あそこで、あの勉強や技術を身につけてよかった」と、本当に自分が満足できるための目標設定を考えました。

 

それを考えたらどんな未来が訪れるのか色々イメージして、修正を行い、自分が本当に手に入れたい未来、そうするための目標を考えてもらいました。

 

短期的ではなく、長期的に考える事で、人生にたくさんの幸せがもたらされるでしょう。


千葉駅前心療内科

「自分自身を受け入れる」

 

無意識で自分の存在を受け入れる準備ができているかを探っていきました。

 

他人を見てうらやましい、というのは、その他人を通して、自分の心が表れているものです。

自分自身にどんな考えがあり、どんな感情があるかを探っていきました。

 

その人がねたましい、というのは、実は自分もそうなりたい、という気持ちがあったりもします。

考えている思ったことを何でも話している人がいます。あなたは、「人前では思ったことを何でも言ってはいけない」「本音を言ったら変に思われるかもしれないから、建前上のいい考えを話すべき」などの信念を大切にしていれば、そのような人に対してマイナスの感情や嫉妬などを感じるかもしれません。

 

自分自身を受け入れる時はどんな感覚がするのか、自分のことを全て受け入れるとどんな感じがするか…それをイメージしてもらいました。

 

そして、自分を受け入れるとは自分の良い点だけでなく、色々なものも含めて、どんなものも存在していいのだと、受け入れるということだと理解してもらいました。

 

人が色々な考え、感情を抱くのは自然なことであり、本来は何も悪いものが存在しないのです。

もちろん、倫理的な問題や、実際に行動に起こすことは問題があっても、その人がそう考えるのはそれなりの理由があるということです。

 

そして色々な自分を受け入れたとき、症状が消失し、悩みから解放されるという未来を体感してもらいました。


千葉駅前心療内科

 

「体の声に耳を澄ませる」
ここの病院に通われているのは、それぞれ何かお困りのことがあったからだと思います。

人前で話すと緊張してしまう、自分の意見を相手にうまく伝えられない、いつも人の反応が気になる、
仕事を休んでいて戻らなければいけないけれど、仕事に行くのは気が重い…

いろいろなものがあると思います。
まず、そのように考えると気が重くなったり、少し不安になることを考えた時の体の反応に意識を向けてもらいます。

そのような時は体が緊張状態になりやすいので、のどが詰まる感覚、胸のあたりが苦しい、体がもやもやする…
そのような不快な感覚を感じます。まずはそのことを意識してもらいました。

体の不快感、痛みは何らかのメッセージを伝えてくれています。
足が痛いのは「足を使いすぎだから、少し休んでね」ということかもしれません。
のどが詰まるのは「言いたいことを我慢しないで、伝えていいんだよ」ということかもしれません。

体がなぜ、その症状を出しているのか、意識がはっきりしている時は、なかなか体の声を聞けなかったりします。

頭が働いている時は、何事も理屈で説明しようとします。

その働きを弱めてリラックス状態になると、その意味が自然とわかってきます。
自然な呼吸をして、体の力を抜いていきます…

そうしたのち、「どうしてこの症状がでているんだろう。教えてくれる」と内面に意識を向け、尋ねると自然と答えが思い浮かんだりします。
人前でいい恰好をしすぎていたな、自分の気持ちを抑えていたな、遅くまでむりしていたな…
映像、言葉、感覚、…なんとなくわかったりします。

そして「どうしたらこの症状が楽になるのかな。教えてくれる」と内面に尋ね、解決方法のヒントを受け取ってもらいました。

出てきた答えは、今まで頭では考えたことはなかったけれど、それを聞くと妙に「ああ、そうなんだな」と深く納得できるものです。
どうすればよくなるかは、本当は自分自身が一番しっているのですが、頭で働かせて理屈で考えている時には、なかなかそこにたどり着かなかったりもします。

少し、リラックスして、体の声に耳を澄ませば自然に答えが浮かんできたりします。
答えを知っているのは他人ではなく、自分自身なのです。

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