「人との関わり方に気づく」
人は社会の中で生活しています。
お母さんのお腹の中から生まれ、そしてその時にはあなたの世話をしてくれる家族がいました。
こんな家族でよかった、という人もいれば、お父さんや、お母さんみたいになりたくない、という人もいるでしょう。
また、学校でも仲のいい友達もいれば、苦手な人がいたでしょう。
大人になってからできた、良い関係もあれば、ちょっと苦手な関係も存在したかもしれません。
社会で暮らしていると、様々な人間関係が存在するのは自然なことです。
このような集団療法に参加していると、自然と人との関わり方に色々気づかされることが多いものです。
他の人に比べて「私は発他の人より発言が少ないんだな」と気づいたり、「あまり自分のことを話したいんだな」という人もいるでしょう。
逆に、私の話を知って欲しい、今まで言えなかった思いを伝えたい、という人もいることでしょう。
他の人がどんな発言をし、それと自分の発言を比べることで、自分がどのように考える傾向があるのか、
また、どのように人前で振る舞ったり、発言するかを、少し冷静に見る事ができます。
物事を冷静に捉えるためには「メタ認知」という観点が重要になります。
他の人と比べて、自分がどのように考える傾向があるのか、どのように感じる傾向があるのか、
…比較することにより、自分がどのような傾向があるかを知り、理解することができます。
千葉駅前心療内科
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