ブログ4: 破滅的思考                 

破滅的思考とは、自分のミスやダメだったことを、より大げさに拡大解釈してしまう考え方です。

実は大したことないミスでも、「大惨事になりかねない」と思い込んでしまったり、

誰にでもある失敗を「私は普通じゃない、みんなのお荷物だ」と解釈してしまう考え方です。

このような思い込みは、不安や心配といった感情を引き起こします。

以下のような出来事を思い出して、冷静になってみてはどうでしょうか?

・(自分または他人が)過去に同じようなミスはしたけども、

その後、特に何にも恐ろしいことは起こらなかったことを思い出す

・(自分または他人が)以前も同じような失敗はしたけども、
その後、何とかフォローできていたことを思い出す

上記のような考えをきっかけにし、
「このような破滅的思考は現実ではなく、

思い込みなんだ」と自分に自覚させるよう言い聞かせることも重要だと思います。

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うつ病の方の悪いところ探し               

 

「悪いこと探し」という思い込みは、自分の悪いところばかりを過剰に発見してしまう考え方の癖です。

自分へのダメ出しがパターンになっており、現実にはできていたことや楽しめていたことがあっても、

それが無視されてしまいます。

「今日もあれがうまくいかなかった」、「あそこにミスがあったな」といったように、

自分へのダメ出しがなかなか止められません。心のなかに、小姑が住んでいて、あなたに繰り返し

「ここがなっていない!」と注意してきます。

人によっては、「悪いところ探しをすることが、ある種、大きな失敗を防ぐことへの予防策になっている」と

考える人もいるでしょう。しかし現実はどうかというと、

悪いところ探しをすることで、自分を自分で苦しめてしまうことになるでしょう。

それがパターンになってしまうと、うつの悪循環の原因にもなります。

MP法などをやってみると、少しずつ、できたこと/楽しめたことに注意を向けられるようになると思います。


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うつ病の白黒思考               


全か無か思考ともいいます。「少しの失敗もあってはならない」、

「少しでもダメなところがあったら、それは価値ない」という極端な考え方です。

全てのできごとを良いか(白)か、悪い(黒)かの2つで判断してしまい、

中間(灰色)がない考え方です。

例えば、仕事で少しでもうまくいかないことがあると、
「もうダメだ、私は役立たずな人間だ」と考えてしまい、落ち込みすぎてしまいます。
例えば、家族が自分の気持ちをわかってくれないことがあると、
「きっと家族は、私のことなんてどうでも良いと考えているんだ」と極端に考えてしまいます。


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