先日出先の駐車場で軽い事故にあった306、バンパーの塗装修理を終えて帰ってきたばかりなのですが、ドアの室内側のオープナーの感触がなんだかおかしい。妙に軽いというか、プカプカしていて気持ちが悪い。

ので、内張を外してオープナーを見てみると、レバーに組み込まれたスプリングが真ん中から折れていて、引いたレバーが戻る動作をしなくなっていました。

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年末になってなんでこうも壊れるんだろう、家の車たち。

もうお店は休みだし、パーツ探しなどもしていられないので、とりあえず自分で今あるもので何とか修理しないとどうしようもない。

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折れてしまったスプリングと同じような太さので硬さのある針金を探し、即席スプリング作成ジグをこしらえて、トライ&エラーを繰り返すこと3回。

良い感じのスプリングが作れました。

1回目作成しましたら、スプリングの向きを間違えて作ってしまい使用できず。2回目作成しましたら、ばね形状の部分の径がギリギリ過ぎて、ハンドルにセットして押し込んだ時にばねが縮んでシャフトが入らない。

3回目でようやくちょうどいいものが作れたのだけど、スプリングの端が引っかかるハンドルの部分を、スプリングを仕込む時に壊してしまって、さらに補修。
M3のネジをハンドルの後ろ端の作用点の部分に穴をあけて通し、ナイロンナットで押さえて事なきを得ました。

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壊れたときは一瞬終わったと思いましたが何とかなってよかった。
使った部品は20年位前に作ったラジコンの部品のあまり。使うかどうかわからないものも取っておくべきだよなと改めて思いました。

一通り元に戻してドアの開閉をしてみましたが、何の問題もなく直すことが出来ました。