小学生日記

メインは息子の絵本紹介などなど…でしたが、最近は自主勉強や工作ネタばかりです・・・。

カテゴリ: 植松努さん ロケット教室

 いよいよロケット作りの開始です

 kouの1基分だけ申し込んでいたのですが、少し余りがあるとのことで私も作ることにしました

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 これが配られたマイロケットのキットです。


 具体的な作り方は教えてもらえません。自分で説明書を見ながら作ります。わからなかったらお互いに教えあいます。

IMG_0272


BlogPaint

 みんな夢中です。kouも私も懸命に説明書を見て作っています。

BlogPaint私の作ったロケットです


 BlogPaintkouの作ったロケットです


 そして、自分の作ったロケットを校庭で発射します

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 発射台は2台。小さな子から順番に2人ずつ飛ばします。

 kouのロケットと私のロケットの飛んでいく様子です

 まずは





 次は私



 手前のダウンのコートが私です
 パパが間違って別のロケットを撮影しちゃったそうです


 すごい速さで飛びました。
 0.3秒で時速200キロまで加速され、高度100メートルまで飛ぶんですって!!


 この様子は夕方のテレビのニュースでも放映され、ちょうどロケットを発射する場面でkouが映っていて、それを見て、kouはまた興奮しておりました。

 発射後、一瞬見失い、自分のロケットを見つけた時、飛び上がって喜んでいました(私はデジカメでロケットの行方を追っていたので、kouの表情を見逃したのでした・・・)


 kouは一生忘れることのできない一日だったと思います。

 植松さん、スタッフのみなさん、このようなすばらしい体験を本当にありがとうございました。

 先週の土曜の午後、学校の放課後教室主催の「植松努さんのロケット教室」に参加しました。

 まず、作る前に植松さんから子供向けのお話がありました。


 NASAより宇宙に近い町工場NASAより宇宙に近い町工場
著者:植松 努
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
(2009-11-05)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 植松さんの著書です。講演の内容がぎっしりと詰まっています。ぜひ読んでほしいです。



 植松さんが宇宙開発をするのは、あることを実現するための手段だと考えているそうです。

 それは「どうせ無理・・・」という言葉をこの世からなくすこと。

 この一言は多くの人が夢をあきらめてしまう怖い言葉、といいます。
 
 私も小学校も高学年になるにつれて、自分の限界を決めつけてしまったような気がします。
 それは、誰かがあきらめ方を教えていたのですね。
 
 彼は言います。

 生まれた時からあきらめ方を知っている人間は、この世にひとりもいません。誰かがあきらめ方を教えているだけ。大人にとって、企業にとって、扱いやすく聞き分けのいい、都合のいい人を作っています。
 私たちは知らない間にショッカーの戦闘員にされています。と。

 大量生産・大量消費の裏には物を売るために「壊れやすい製品を作る」という矛盾が生まれます。

 でも、そこで「こうした方が製品はもっとよくなる」とわかっていながら「そんなことをしたら自分たちの首が縮まる」と考えて、いやいやながら壊れるものを作っています。

 もはやこの会社で求められる人材は個性なんて必要なく、ショッカーの戦闘員で十分なんです。余計なことを考えられたら困ります。奴隷のような人が必要です。
 そして、戦闘員は自分で考えることは嫌になってしまう。

 自分で作り出すこと、0から1を生み出す仕事をするためにはどんな人たちが必要なのかというと、頭がいい人でも高学歴の人でもなく、「やったことのないことをやりたがる人」「あきらめない人」「工夫をする人」です。

 こういう人たちは「だったら、こうしてみたら?」がキーワードだといいます。

 人は足りないところがあるから助け合います。足りないから好きなことを伸ばし、考えて調べて試した「大好きなこと」が人をたすけることができます。

 また、「どうせ無理」「自分なんて」と頑張れないと、やがて他人の物を奪うようになるそうです。物だけでなく、自信さえも奪ってしまうのだそうです。


 植松さんのおばあちゃんは、昔、樺太に住んでいて、ソビエト軍が侵攻してきたときに日本の円というものが一瞬にして価値を失うのを経験したそうです。
 だからおばあちゃんは「お金はくだらないよ。一晩で価値が変わる。お金があったら本を買いなさい。その知識が新しいことを生み出す」と語ったそうです。

 お金は、自分の知恵と経験になるように使えば、決して減ることはなく、必ず元がとれるそうです。


 ありがたいことに、この植松さんの言葉がパパを変えました!!

 植松さんがお勧めの本を講演の中で紹介して下さり、夕方からの大人向けの講演で販売していたのですが、kouがそれをみて「欲しい」とおねだりしたのです。

 その本がこちら

21世紀こども百科 もののはじまり館21世紀こども百科 もののはじまり館
販売元:小学館
(2008-12-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 これ、何と!!税抜3800円もするのです
 なのに、パパの許可が下りたのは植松さんのお話に感動したからに違いありません。


 そして、夜の講演の最後に本を購入した方へサイン会が開催され、前述の『NASAより宇宙に近い町工場』と『もののはじまり館』に植松さんからありがたいお言葉をいただきました。

植松氏サイン

 ~思うは招く~
    植松さんのお母様の言葉だそうです。

 なかなか上手くまとめることができないので、『NASAより宇宙に近い町工場』ぜひ読んでみてくださいね♪


 「わからないこと」をそのままにしなければ、なんでもできる!!




 講演を聞いていて「安心」「自信」「自由」というCAPの言葉が出てきました。
  サインをいただく時に聞いてみたら、植松さんはCAPのスペシャリストなんだそうです。

 この方は、子供の事を大事に考えている方なんだなあと改めて思いました。

 CAPの絵本も紹介します。

あなたが守る あなたの心・あなたのからだあなたが守る あなたの心・あなたのからだ
著者:森田 ゆり
販売元:童話館出版
(1997-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


気持ちの本気持ちの本
著者:森田 ゆり
販売元:童話館出版
(2003-07)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
 

しつけと体罰―子どもの内なる力を育てる道すじしつけと体罰―子どもの内なる力を育てる道すじ
著者:森田 ゆり
販売元:童話館出版
(2003-04)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

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