中国経済は、30年以来の最大の試練
中国、不動産バブル崩壊の加速懸念
 
不動産投資が10%減少すれば、中国の経済成長率は5.3%まで下落(EconoMonitor)
If it fell 10% (in real, not nominal terms) it could bring GDP growth down to 5.3%.
JPモルガン・アジア・パシフィック
中国経済の今後の動向は楽観できるものではない。今後2~3年の間に、中国経済は「かつてない大きな壁に直面して大変厳しい時期を迎えるだろう
不良債権の額は、中央政府の発表でも130兆円、最終的には250兆円との見方も (スペインの比では無い)
◎中国の不動産価格は二度と大きく上昇しないだろう(中国の証券会社)
2012年10月、中国の銀行の不良債権額は2005年以来の2四半期連続増加
◎多くの貸出金が不良債権化するおそれ

バブル崩壊以上に恐ろしい現象誘発も 
中国経済の減速は日本や豪州、カナダ、ブラジルなどの資源国経済を打撃する
建設業者の倒産、そして不良債権化する債務は中国銀行を直撃
中国の温州市銀行業の不良債権比率が、8カ月で4.7倍(2012年6月末)
・温州市の各金融指標が6月に軒並み不振となり、6月末の同市銀行の不良債   
 権残高が161億元で、不良債権率が2.69%に上昇し、11カ月連続の上昇過去10年で最高水準。

・売り上げの伸び悩みから、企業収益が悪化。民間設備投資の鈍化が顕著
国務院発展研究センターの研究員
中国経済は7-12月(下期)に顕著に回復することはない
・今年の輸出・輸入伸び率は、目標とする10%達成は困難な見通し
 平均伸び率が20%を超えていた昨年前半に比較し、大幅減速
6月単体:輸出+11.3% (5月+15.3%) ← 5月を下回る
6月単体:輸入+ 6.3% (5月+12.7%) ← 
半分まで落ち込む 要注意!
7月単体:輸出+1.0% (予想 +8.6%)    ← ほとんど0に接近
7月単体:輸入+4.7% (予想 +6.3%)  
←国内景気悪化から大幅減
1~9月の輸出入の伸び率は、輸出は7.4%増、輸入は4.8%増で、今年の政府目標(10%増)達成は厳しい情勢
温家宝首相は今年の成長率見通しを従来の8.1%から7.5%に下方修正】
2012年4~6月中国成長率7.6%、3年ぶり8%割れ
第3・四半期のGDPの伸び率:7.4%
(中国アナリスト)
20120609_中国GDP成長率.png
  GDP鈍化の推移 GDPの75%を占める消費は銀行の不良債権増大から減少へ

シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズ
中国で不動産市場に続いて高級品市場でもバブルがはじけ始めている。
英国 BBC
世界経済危機が始まって以来、中国の経済状況は最悪の段階になっている。
2013年下半期に、上海の不動産は本格的に落ち込む見通し(エコノミスト)
中国国家統計局が6月18日に公表した最新データによると、5月、70大・中都市において、新たに建設された商品住宅(一般分譲住宅)の価格が前年同期に比べ下落した都市が55都市で、全体の78.6%を占めたことがわかった。うち温州市の下落幅は15%を上回った。
中国は20ヶ月分の在庫を抱え過去最長(不動産の投げ売りが目立ち始めている)
中国在庫回転率

個人投資家が保有物件を安値で売り払っている。住宅価格がさらに暴落し、バブルがはじける懸念が高まっている。中国の大手不動産ホームリンクによれば、昨年末で、北京の新築住宅の価格は35%低下したが、急激な価格低下は今後も続くと予測される。中国14都市の住宅販売面積2012年6月で販売面積は600万平方メートル弱に減少(価格下落)
中国住宅販売は下落傾向

住宅在庫面積は現在1億1200万平方メートルと前年比で70%の増加
中国住宅在庫は増加

中国の不動産市場は、政府による金融引き締めや住宅ローンの規制が長期化した影響で、このところ取引量が急速に減少し、一部の都市では不動産仲介業者の経営破綻が増加している。全国的に不動産価格が大幅に下落し、銀行の不良債権が増大し、中国の金融システムや実体経済に大きな影響が及ぶ可能性。融資を受け持った銀行の不良債権の実態は掴めず、巨額な不良債権が発生していると、指摘されている。
【住宅、地価下落 在庫の増加: 不動産バブル崩壊、加速懸念】
2012年1Q すべての不動産売上高は前年比で14.6%ダウン
・住宅不動産売上高は17.5%減

・オフィス不動産売上高は10.2%減
土地の売上高は54.7%減   
・不動産の床面積の「売り出し」は前年比35.5%増

・住宅不動産の床面積の「売り出し」は47.4%増

・2011年末の、建設着工中の総床面積は現在の販売床面積の4.6倍
・中国人民銀行の調査では、住宅購入を検討する中国人はたったの14.1%で1999年以来の低水準
【中国向鉄鋼輸出】 日刊鉄鋼新聞
日本からの中国向け鉄鋼輸出量: 中国の景気減速を反映し激
2008年 6,669,745(t)
2009年 6,467,262
2010年 7,513,424
2011年 6,898,690 1月616,342 2月615,251 3月696,009 4月571,488
2012年             
1月430,764 2月524,458 3月524,458 4月486,886 5月593,846 
6月
498,012 7月566,302 8月527,124
【中国で石炭在庫が過去最高水準 金融危機直後の水準を越える】
金融危機直後の水準を越える 公表される経済データーより実体経済は悪い可能性 (NYタイムズ紙)
秦皇島港(河北省)に積み上がっている石炭の在庫(6月中旬)は過去最高の946万トンとなった(日経)。中国石炭輸送販売協会と調査会社スチールホーム(上海)によると、発電所の石炭在庫は9100万トンに上り、主要港の在庫も貯蔵能力の90%以上に達している。在庫過剰は価格下落に波及。一般炭の価格は9週連続で下落。モルガン・スタンレーは下半期に前年比で、更に23%下落を予想している。
石炭価格も下落の一途1トン当たり) *2012年1月787元(9444円)
6月13日752元(約9400円)
6月20日729元(約9112円)
6月27日702元(約8775円)
7月 3日676元(約8470円)
7月13日652元(約8150円)
10月17日641元(約8012円)