ミチユキのぷら〜り散歩「今が旅」

「どうってことない風景が好き」「遠くに行かない」「本当に寛げる場所を探して」などをテーマに持つ写真家、詩・エッセイスト、小説家による、街と文化を探る散歩旅。http://blog.livedoor.jp/chico100/

生きる目的というのは、
本当のお気に入りを体験すること。
自分自身に成りきっていくこと。
迷いもきっと栄養になる。
人生の今が旅。
日々の生活を楽しもう!

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この水曜日から週末にかけて、
東京へ出かけます。
27年続いた求人広告のコピーライターを辞めてから、
もう8年。
なんとかライターとしてやっていきたいと考えながらも、
生保営業や清掃責任者や
派遣のバイトなどをしながら
今まで来ました。
その間も、小説やエッセー、
それにネット上での記事を書いてきましたが、
フリーランス・ライターという立場で
東京取材に行けるところまで
ようやくたどり着いたという感慨です。
5件の取材申し込みを受けていただいたわけですが、
初日は移動日、30日に4件、31日に1件の
アポイントをいただきました。
すべて自分で企画して取材申し込みしたものですから、
興味のある所に集中した感もあります。
週明けからは、本格的な記事執筆が始まりますが、
まだ取材の数は足りません。
みなさんのお力をお借りするかもしれません。
そのときはよろしくお願いします。

ナカツカサミチユキ

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【ぷら〜り散歩】
【遠くに行かない】

ヤフオクで手にれた

4月10日までの

3日間の自由の翼

(イェー、ジョナサン)


アイロンでシワを

伸ばそうとしたら

赤くなった

(ドンマイ、ドンマイ)


送り主がそう謝ってきた

でもいい色やん

気にせず使うわ

(ア・ゴナ・ジャーニー)


どこに行くって?

気まぐれな旅

行って帰ってくる旅

(ライク・シンデレラ)


日が変わるまでに

帰ってこれるか

見当つかへん

(二日目使え)


時間はあるけど

資金は足りない

そんな俺には

(青春18)


ええ歳こいても

見栄を捨てても

街から街を

(行きまっせ)


窓を流れる

海丘川山

ついでに昔も

(グッ・グッ・バイ)


さあどこまで行こか

焼きガキ、焼きガニ

食い倒れ

(予算オーバー)


そやけど大丈夫

帰りのキップは

ほらここにある

(ソー・ゴナ・ジャーニー)


どこに行くって?

気まぐれな旅

行って帰ってくる旅

(ライク・シンデレラ)


日が変わるまでに

帰ってこれるか

見当つかへん

(二日目使え)


時間はあるけど

資金は足りない

そんな俺には

(青春18)


ええ歳こいても

見栄を捨てても

街から街を

(行きまっせ)


by Michiyuki Nakatsuka
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【ぷら〜り散歩で考える】


わたしは、本当のところ

何をしているのか。


わたしは歩を止め

ベンチに座り

じっと流れを見つめる。


何かを書いている

などと言いながら

facebookに

人気取りの文章など書いて

どうする。


痛くもかゆくもない

そんな文章を

書くな。


わたしは恥ずかしい思いに

襲われる。

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希望という名の道を行くのなら

いっそ出来合いの軌道を外れて

野山や海や空を

駆け巡るのがいい。


まっすぐに行けばいいのに

その道のりを楽しみたいと願う

それがいけないのか

いつも途中下車なのだ。


ああ俺の人生は糸の切れた凧。

予定はあってないようなもの

予期せぬ出会いが羅針盤を狂わせる。

しかしそれが楽しいから仕方ない。


気がつけばいつもの帰り道。

ビニル袋の一本のワイン。

確かなつもりがよろけて立ち止まる。

見上げる空には一本のヒコウキ雲。


くりかえす思いは懐かしい悲しみ。

錨を下ろしたところを間違えた。

希望はいつも先にある。

それをどこかで待つわたしがいる。




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【ぷら〜り散歩しながら考える】


わたしは今、何をしているのだろうか。

坂道を登っている。


いや、仕事のことだ。


あ、ほとんどしていない。

収入ない。

金儲けの話でなければいけないのかい。


収入がなければ恥ずかしいだろう。


そうかな。


じゃあ、ボランティアでもしてるのかい。


いや、それでもない。


何の役にも立っていないわけだ。


いや、そういうわけでもない。


でも、収入もないし、ボランティアもしていないんだろ。

それは、何もしていないのと同じだ。


いや、何かを書いている。

自分が感じることを書いている。


お金になっていないんだろ。

自分が信じていることって何?


日々感じていること。


はは、おかしいね。

何になるっていうんだい?


誰かが共感してくれるかもしれない。


はは、それって意味があるわけ。

お金にならないのに。


意味はあるよ。

自分を確かめることはできる。


確かめることに何の意味がある?


それが一番大事じゃないのかい?

ぼくが、ぼくであることを確かめること以外に生きている意味があるのだろうか。






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ぷら〜り散歩とか

飲食紀行を書き始めて何年にもなるが、

旨いものとの感動の出会いのために

いくつもの失敗を経験してきた。

そのおかげで、少しは「はずれ」を見抜く

鑑識眼というようなものが身に付いた。


これは世の中全体を見渡しても

いえることなんだけれど、

既存の「あたりまえ」のなかに隠れて

脱皮できないでいる

いわゆる「型」にはまった価値観に

出くわすときがある。


たとえば、ざるそば。

街を歩いていて、ふらっと入った

「生そば」の看板がある店。

挨拶がわりに注文するのは

ざるそばだ。

しばらくたって出てきたのが

こういうセットだったら、

まず間違いなく「はずれ」だ。


わさびが練りワサビなのはいいとしても、

うずら卵がのっている。

ざるそばを、つゆ、そば、でもって味わうことができない。

これは、昔の遊園地のプールサイドにあった

食堂で売られていた当時の「あたりまえ」であって、

今のような、素材の味をストレートで

勝負しようという意図がない。


割りにくいウズラの卵を割ると

殻がつゆの中に入ってしまうので、

薬味の小皿の上で割ってから

つゆに入れる。

一口すする。


やっぱりあの頃の味だ。

そばの麺も、ぱさぱさしている。

600円という値段は、

まだ謙虚でいいほうだと思った。

もう、次はない。

気になるのが、強調してメニューに載せてある

カレーそばだが、たぶん

この店には入らないだろうという気分。


古い型のままがいいか悪いかは別としても、

そこに時代の変化や、グルメニーズの変化に

照らし合わせてみるという

工夫なしには、

生き残っていけないのだと

我がことのように

思わされる事例だ。


誰がために麺をすするか。

麺類が好きなのだ。

自分の興味のためとしかいいようはない。

しかし、そこから見えてくるものもある。


生き方として、生業として、

それを楽しむ者として、

変化を楽しむことを忘れてはいけない。

ざるそば一つだって、

他山の石として。

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【ぷら〜りラーメン紀行】

土曜日に長男が遊びに来て、

京阪バスの1日券を手に

高槻まで足を延ばして散歩に出かけた。

ついでに、というか、

本当はこれが一番の目的だった

高槻きんせい本店に。

入り口でさすがに椅子で待つ人たちが。

メニューが回ってきて

こだわりの塩を注文。

煮卵はのせずシンプルな一品にした。

カウンターに移動してしばらく待つと、

お待たせしました、と

やってきました。塩。

透き通った鳥スープが、

実にバランスの良い塩加減。

麺はストレートでちょうどいい歯ざわり。

旨い!

息子はただ黙々と食している。

きょうもいい一日になりそうだ。

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【ぷら〜りラーメン紀行】

オープン周年記念の感謝祭

というので、

いつもよりも安く

つけ麺が食べられると

楽しみにしていた。

自宅から1時間ほどかけて

田んぼの中の道を歩いた。

さすがに客が並んでいた。

しばらく待って

つけ麺がやってきた。

この日限定の一品だ。
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勢いづいて麺をすすった。

しかし、……?

それなりの味だった。

というか、予想をはるかに下回った。

麺も、普通だ。

以前に来た時の感動が大きかっただけに

ギャップは大きかった。

スープもみそ味が少ししょっぱくて

それだけだった。

とりあえず、大盛を平らげ、

残念な思いでまた来た道を帰ってきた。

見知らぬ鳥があざ笑うかのように

飛び立って、

景色の中にまつわりついた。

残念だが、

あの店のあの商品は

次はやめておこうと

安い値段で知れたということは

ラッキーだったと思い直す。

こういう日もあるってことを改めて覚えておくことにする。

出会いというものは

常にこういうものなのだ。

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【ぷら〜り飲み食い紀行】

先週金曜日のこと。

先方は採用するつもりで呼んだのだろうけど、

枚方の田舎から長堀橋辺りまで面接に行ったのに、

きょうになっても採用の音沙汰がない。

多分、不採用だろう。

できたら、遠くから呼び出さないでほしいのです。


そんな会社を退去したあとだった。

ついでに面接日を合わせておいた

次の面接予定地へ向かうさなかに見つけたのが

このお店。

天ぷら屋、うどん屋、蕎麦屋などの

店先だけを撮影して素通りして

やっと入る決心をしたのだった。


大阪市中央区南船場の「麺屋のりお」

特製ラーメンをいただく。

京都の老舗鰹節店から魚介を

麺を東京都中野区から取り寄せるという

こだわりの

超濃厚贅沢鶏白湯スープの一杯。

チャーシューは、歯ごたえしっかりのでき。

スープは油がたっぷり浮いているのに

さっぱりと美味しくいただけました。

次は、油そばかな。


時計を見たら、面接予定時刻が迫っていた。

ぼくは慌てて雨の堺筋へ飛び出した。


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日曜日

春の日差しの中を

電車に乗って京橋までやってきた。

JR駅までの少しの間

高層マンションが見えた。

その白亜の建造物が

春の日差しを浴びて

薄桃色に艶めかしく輝いていた。

それはコンクリートではなく

象牙の塊のように

硬くて、淡くて、透き通っていた。


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