佐渡 移住日記

定年退職を機に夫婦で佐渡が島に移住。 夫は畑と釣り 私は裂き織りをはじめて楽しんでいましたが 夫に変化が...。

夫の変化

先日
雪道を走った時の話

夫がデイから帰ってから
その日のことを話した

「危ないから出かけるなよ」と言って出かけた夫だったが
もうそんなことはすっかり忘れていたので


県道や広い道
役所の近くなどは
当然除雪されていると思ったのだが
予想に反して
脇道が除雪してあったりしたと
その道路の様子を細かく夫に話していた


途中で夫が
「トイレに行ってもいいか?」と言うので

はっと気が付いた


夫には我が家の周辺の道路でも
地図が頭に浮かばないので
私が話している内容は理解不能だったのだ


「何の話か分からない?」と聞くと
案の定
「全然わからない」と

団地から県道に出たらもう
右も左もわからなくなっているようだ


夫は昔から
自分に興味のない話にはピタッと耳を塞ぐ人
議論したり反論したりするのも嫌いな人なので
見た目には聞いているようなふりをしているから
他人は100%騙される

でも家の近くの道路の話なら
以前は理解して返事をしていたので
ついつい私も話をしてしまったのだが
今の夫には
ほとんどのことが理解できていないと考えなくては
と 改めて感じた


とは思いながらも
理解できないから話しても徒労に終わると話しかけないでいたら
夫に刺激がなくなってしまうから
やはり
理解できないことをこちらが理解しながら
話しかけることをやめるわけにはいかないのも事実


速攻で忘れる人を相手に
同じことを繰り返し話すのも疲れるから
返事をするのが嫌になることは
黒板に書いたり短冊に書いてぶら下げてあるけれど
逆に話をしても聞いてないだろうと思うことを
聞いてないことを覚悟の上で
刺激を与えるために話しかけることにしよう

それなら
私も最初から返事を期待していないのだから
「聞いてない!」と腹を立てることもないのだから(笑)


私の心のバランスをとるのも
なかなか大変です










昨日は台風並みの風が吹いたが
夜には治まり
暴風雪警報も解除された

心配していた停電もなくて一安心

今朝は一面銀世界

外気温もー2℃

夫は朝食後に
「おじさんが白い帽子を被ってじっと田んぼを見ている」と

見ると
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確かに白い帽子を被ったおじさんが前屈みになって下を見つめているように見える

でも
この氷点下の吹雪の中 
身動ぎもしないでじっと同じ姿勢でいるはずがないので
よく見たら木の先端に雪がかかっているのが帽子に見えるのだ

それを夫に言っても
「違うよ 人だよ」と

そしてずっと
「ほら見てみろ少し動いた」とか
30分ほど言い続けている

「こんなに寒いのに身動ぎもしないで
吹雪の中に立っているはずないでしょ」と言っても

絶対に「おじさん」と言い張る

認知症になる前なら
簡単に想像力を働かせて頭の中を修正することが出来たのに
別なことを想像するという機能がなくなったみたい

それならそれでいいけど
ずっと
「ほら見てみろ」と話しかけ続けるのはやめて欲しい

私は違うことが分かっているのだから
声をかけられただけで気持ちが悪くなってくる

「1時間たってもまだいたら人間じゃないからね」
「それまでは窓からおじさんを見ないで」と言って


1時間過ぎたので
「まだおじさんいる?」と聞いたら

「何が?」と

よかった〜
もう頭から離れたみたい



深夜1時過ぎ
いつもの発作があり薬を飲んで2時間半で回復したけど

お願いです
血圧の上がるようなことをしないでください・・・



昨日
夫がデイから帰宅して
「はい」と差し出したもの

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デイサービスで多分
「○○さん お願い事は何ですか〜?」と聞かれて
夫が言ったことをスタッフの方が書いてくださったのだと思う

おみくじも付いていて
開いた跡があるので見てみたら

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「大吉」
「周りへの感謝の気持ちがあれば何事もよい方向に進むでしょう」と


スタッフの方々の手作りだと思う

素敵な計らいに嬉しく温かい気持ちになった

夫は「はい」と手渡しただけで
何のコメントもなかったのだが
夕食後に
「おみくじはみんなが大吉だったの?」と聞いたら

「僕が『だいきちだ〜!』と叫んだら
俺は大吉じゃないって周りの人が言ってた」と

夫の言うことはどこまで事実なのかわからないので
そのまま受け取ることはできないけれど
とにかく「だいきちだ〜!」と喜んだことは確かみたい(笑)

(おみくじの内容はすっかり忘れているけど)



今日も朝から新聞を読みながら
繰り返し同じ記事のことをびっくりした声で読み上げては
私に聞かせようとしている

私はスマホやパソコンでいち早く情報は得ているし
朝から何度も一緒にテレビのニュースも見ているから
まだ新聞は読んでないけど
何度も何度も同じ返事をするのはいやになる

壊れた蓄音機みたいで
蓄音機なら電源を抜けばいいけど
夫の話は消すことができないし
「何回も聞いたから」と言っても
すぐに忘れて又同じ呼びかけをしてくる


夫に刺激を与えるために
なるべく会話をするように心がけてはいるけれど
壊れた蓄音機には疲れるのも確か


夫が
「妻とのんびり仲良く暮らしていきたい」
と思ってくれるのは嬉しいし
私も気持ちは同じだが・・・・





昨日は夫の大腸内視鏡検査のため
朝から総合病院に出かけた

8時半までに受付を済ませてと言われたので
雪道やアイスバーンだと時間がかかると思い
いつもは8時近くに起きるのに
6時半には起きて7時半には家を出るつもりでいた

ところが
寝る前に渡された下剤を飲んでいた夫
出発寸前に阻喪をしてしまい
急遽 着替えて洗濯をして
車を飛ばしてギリギリに到着

雪はほぼ解けて雨に変わっていたからよかった〜


その後
次々と検査を受ける人がやってきて
渡されていた印刷物をよく見たら
8時半から9時の間に と書かれていた・・・


そして
9時になると一斉に呼ばれて
私は廊下の椅子で待つことにした

でも心配なので
看護師さんに夫が認知症だと伝えて
フォローしてもらえるように頼んでおいた


2ℓのスポーツドリンクのような水溶液を数回に分けて飲み
その間 何度もトイレに行き
きれいな状態になったら検査に入れるのだが


夫はしばらくしたら廊下に出てきたので
「どこに行くの?」と聞くと「トイレ」と

中にトイレがあるはずなのに・・・と思ったが
人数が多いので夫は遠慮したのかも と思い
廊下のトイレに連れて行った

そのまま私と一緒に居ようとするので
中に入って飲むように促して
暫くするとまた出てきた

中にトイレがあるので出てこなくてもいいよと言うと
「出てしまう」とか「もう出てしまった」とか言って
私の腕を振り解こうとするので
仕方なくまた外のトイレに連れて行き
今度は一緒に中に入った

ズボンが濡れていたので確かめるため
外のトイレは男女別になっているけど
中はフリーで私も一緒に入れるから

案の定汚れてしまっているので
そのままトイレに座らせて
私は念のためにと持参した
パンツとズボンの替えを駐車場の車まで取りに行き
走り戻って着替えさせた


そこで皆さんから
「もう半分以上飲んでるのに1回も行ってないだって」と言われて
机の上を見たら
メモ用紙を渡されて そこにトイレに行った回数と名前をメモするように言われて
皆さんは正の字で記入されているのに
夫は名前も書いてなくて白紙のまま

見ていたら
夫はハキハキと返事をして
ニコニコと笑いながら皆さんとおしゃべりをしている


これでは誰も夫が認知症だとはわからないのだろうな・・・



頼んでおいた看護師さんも
ここにきて漸く事情が呑み込めたようで
「すみません 奥さんも中に入って補助してください」と


私も最初からそうすれば良かったのだが
私自身も甘かった・・・


次回からはどんな時でも一緒に居なければ と思ったけれど

逆にもし私が突然倒れたら
夫はハキハキと
全然事実と違うことを周囲の人に伝えてしまうのだろうなと
それもとても怖いなと


他人は見た目で判断されるから
ハキハキと元気に応える夫には
困ることもいっぱいあるのも事実



結局
夫は受付は早く済ませたのに
皆さんよりずっと遅れて
終わったのは午後3時半を過ぎていた

買い物して帰宅したのは5時近く


雪が降らなかったのが
唯一の幸運でした













どこの家にもあると思う
マイルール

夫に変化が見られるようになてから
一つずつ守れないことには諦めて折り合いをつけてきた

やりっぱなし だしっぱなし
これは夫が一番嫌うことだったのに
今では夫自身のほとんどがこれ

でも1分前の事は忘れてしまうのだから仕方がない

そのようにほとんどの事を諦めるようになっている私だが
最近は紙に書いて貼っておいても
書かれている文字は読めても内容が理解できない

あちこちに貼り紙をするのは私だっていやだから
「はい  あきらめ〜」と
貼り紙は剥がして前に進んでいくのだが
常に夫を見張っていなければならないのは疲れる

昨日まで出来なかったことが出来るようになるのは
大きな喜びだけど
昨日まで出来たのに・・・がいつの間にかすごい量になってきていて
これがこの先さらに増えるのかと思うと
気持ちが押しつぶされそうになる時がある



昨日も畑で
「これはこうしてね」と言って私がその場を離れて振り向くと
もう真逆の事をしている

思わず
「違うでしょ!」と叫んでしまう私

そしてそれの繰り返しだから
常に見張っていなければならず
私の忙しさは倍になる

家の中でも 畑に出ても
私に言われている意味が解らないから

『あーっ ほんとにつかれる』と
ひとり呟くしかない


デイから帰ると夫は
「気疲れする」と玄関で呟いているけど
その気疲れは緊張感からくるものなので
今の夫には何よりの薬

嫌がらずに週に2回通えているから
(本人はいまだに月曜日だけの認識しかないのだけど)
ありがたい


私にとっても
2〜3日我慢すれば大丈夫と
風船が膨らみ過ぎて爆発することはないので
本当にデイに通えていることは

お互いにとてもありがたいことです



日に何度も子供や孫たちの話をして
「いつ来るんだ?」
「じゃあ 俺たちが行けばいい」を繰り返している夫

「それなら 船橋に引っ越す?」と聞いたら

「いや 佐渡の方がいい」 と

「釣りも畑もあるから」と

「釣りにも行かないし 畑もやらないし
それならどこで暮らしても同じかな と思って」と私が言ったら

「そんなことないだろ」
「寒い時と暑い時は行かないだけ」と


暖かい時も涼しい時も行ってないし
畑も私にお任せ状態なのに
自分ではみんなやってるつもりになっているらしい

3歩どころか1歩歩いたら忘れてしまうので
行ってない やってないことも
行ってる やってるに変化してしまう


それでも
佐渡の方がいいという気持ちに変わりはないみたい

やっぱりな〜


う〜ん・・・・と
考えてしまいました




ところで
先日
友人から送られてきた写真
瑠璃貝

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本来は暖かい地方にある貝なのだが
佐渡の海岸で見つけたのだそうだ

新聞に載って話題になったらしい

教えられた海岸に行ってみたら
車が何台も来ていて
素通りして帰ってきてしまった

又 いつか行ってみよう〜






昨日の午後
お店から納品の依頼をいただいたので
急いで制作して
本日 お届けした


昨日から
「明日は街まで納品に行くからね」と
夫に話していたのだが
勿論 朝になったら忘れている

再び話をすると
「俺が運転っしてやる」と

いえいえ
免許証は返納こそしてないけど
運転されると困るからかなり前から私がお預かりしている

いつもその話をして
私が運転するけど行くか行かないかを聞き
すんなり行くという時もあれば
今朝のように

「俺が運転しないなら行かない」と
拗ねてしまう時もある


家に居ればテレビと居眠りだけだから
たとえ助手席でも景色を眺めれば刺激があると思うので
本当は連れていきたいのだが
5日ほど前には夫の受診で街まで出たので
まあいいか  と

一人で運転する時は好きな音楽も聴けるし
抜け道を走っても文句を言う人はいないから
(夫は正規の道を走らないと嫌な人なので)




でも
一人で運転しながら思った

免許を取ったのは私の方が早くて
夫は長女が生まれるのを機に取得した



夫が取得してからは運転は常に夫の役目になり
家族で出かけることが多かった我が家は
いつも夫を頼りにして
夫も、男として夫として父親としての威厳を
大いに発揮していた

夫は飲酒の機会が多かったので
代わりに私が運転することはよくあったが
高速道はほとんど夫任せだったから
夫の運転が不安になってからは
船橋に出かける時の車移動はなくなった


そう考えると
夫は運転をすることで夫としての役割を果たしたいのだな と

夫は男らしい人なので
家族を養う
力仕事は俺が
運転も俺が と思っている

自分が出来なくなっていることは自覚できないので
時々 お臍が曲がってしまうみたい


「俺の年金だけで大丈夫なのか?」と
夫は時々聞くので
「貴方が真面目にしっかり働いてくれたから年金は余るくらいあるよ」と
嘘も方便な返答をするのだが
本人はそれを聞いて いつもとても嬉しそうにしている

だから運転も
「お任せします」と言いたいけれど

こればかりは任せられない


夫の心の内が分かるので辛い所です




このところ
日によって寒暖差が激しい

季節の変わり目とはいえ
こう甚だしいと体調を崩しそう

昨日はお天気が良かったので
街までドライブがてら買い物に出かけた

といっても
色々お店に寄れば要らない物も買ってしまいそうなので
二つのスーパーを巡っただけで帰ってきた

でも夫は家に籠っているよりは刺激があるので
「田んぼが刈り取られているとなんだか寂しいな〜」と言ったり
「今日の海は穏やかだな〜」とか
「今の人 顔が真っ黒だった」と
私は運転しているので気が付かないのだが
道路工事の誘導員の方の事を言ったりして
「夏中 毎日働いていらしたのね」と会話したりして
それなりに有意義な半日だった


そして今日はまたデイサービスに楽しそうに出かけて行った



月曜と木曜にデイに出かけている夫
今週の月曜日には
帰宅すると職員さんが車から降りて
「見てください」と連絡帳を広げられた

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その日に制作した作品と写真

満面の笑みを浮かべて貼り絵の作品を手にしている

干し柿の蔕の部分を夫が貼ったらしい

お地蔵さまも貼り絵なのだが
夫がどの部分に手を入れたのかは聞いても分からなかった(笑)

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佐渡らしい季節感溢れる作品なので
リビングに飾った


ラインで娘に送ったら
「楽しそうなデイサービスで良かったね」と返事が来た


喜んで通ってくれているので
私も本当に嬉しく思っている





浴室のカビ予防に
私は一晩中換気扇を回しておきたいと思っている

でも夫は
「モーターが焼けて火事になる」と
就寝時に必ずスイッチを消してしまう

そこで考えたのがこれ
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ラップの芯を被せて
赤く点灯した部分が見えないように工夫
(立ったままだと見えない)

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我が家は3枚扉になっていて
浴室内の水滴を拭き上げて出ても
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ドアを開けると3枚が重なるので
入浴後は重ならないようにして換気をしたいのだ

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床には何も置かないように壁掛けにして
排水カバーも取り外して
髪の毛はすぐ捨てて排水口が汚れないようにしている


毎日 風呂上がり直ぐにひと働きしている私は
せめて換気扇を止めるのだけはやめてほしいと思うのだが


さて
今晩は 大丈夫かな〜・・・



今日は朝から肌寒い

私はヒートテックのインナーと
フリースのワンピース姿になってしまった

それでもまだ寒い感じ

夫はデイサービスに出かけたが
半そでのTシャツにコーデュロイのジャケットを着せた
でも夫は上着を脱いで半袖になっているのではないかと心配している
職員さんが上着をと言っても
「いえ大丈夫です」と言いそうだから

(私の厳しい言葉なら聞くんだけど・・・)



最近の夫の衣類に関しては
以前にも増して目が離せなくなってきた

入浴前に
「お風呂から出たらパジャマを着てね」
と何度も言い
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風呂上がりに目につくように
下着の横に「パジャマ」と書いて置いている

夫が風呂から上がり私が次に入って出てくると
夫は入る前に着ていた汚れた作業着を着てテレビを観ている


最後に入った人が浴室の水滴を拭き上げて出ることにしているので
必然的に私が後から入ることになるのだが
夫は自分が出ると
「風呂の蓋開けてあるからすぐに入れ」と言うので
(自分は私が沸かしたお風呂に入るだけなのに命令をするのはなに?)
風呂上がりに夫が何を着たかを見届けないうちに私は風呂に入る

先日 娘からラインが来た折にこの話を書いたら
「お父さんがパジャマに着替えるまで見張っているしかないね」と言われたので
昨日からその方式にすることにした

そして又朝は朝で
今度はパジャマをどこにしまってよいのかわからなくて
腹巻(夫は夏でもしている) 上着 ズボン と
一つずつベッドの上に運んでいる

そこが定位置ならそれでもいいのだが
夜になるとパジャマがどこにあるかわからなくなるのだから
私は「パジャマ」と書いた箱に入れてほしいのだけど・・・


でも もう諦めた

夫が風呂から出たら私がパジャマを持って待っていて
夫に着せてから私がゆっくり風呂に入ればいいのだから


幼児ならゆっくりでもいいから見守りながら育てて
「そのうち出来るようになるから」と
成長を楽しみにすることもあるのだけれど

どんどん逆になっていくのだから



若い時の子育てと違って
私も老いが進んでいるし
逆方向に向かっていく人を相手に
私はどこまで出来るだろうと
不安になってくることも確かです



   

昨日は夫と二人で畑の大きく育った杉の木を切ったり
畑の隅に置かれていたドラム缶二つを
反対側の隅に移動させたり と
午前中いっぱい働いて
畑はとてもすっきりした

今日はドライブがてら街まで買い物に

その帰り道の車内で
助手席に黙って座っていた夫がポツリと

「ところで 体操教室{デイの事)にはどんな人が行くんだ?」と

時々 思い出したようにこれを聞いてくる夫

「ご近所の人たちもみんな行けばいいのに」と言うので
私の口から出た言葉は

「本人が行きたいと言うか家族が行かせたいと言うかで ご近所さんはそのどちらにも当てはまってないんだよ」

「その上で審査があってそれに合格した人でないと行けないんだよ」

「その審査に合格したから貴方は行くことが出来てるんだよ」

「費用も掛かるからその点も合格した人でないと行けないんだよ」

ここまで聞いた夫は

「そうか 審査に合格したんだよな」

「○○ちゃん(夫の大好きな従兄弟)に
『どういう審査か知らないけど家内が合格したから行けるんだと言っている』と
手紙を書かなくては」と
とても嬉しそうに言うので
二人で大笑いしてしまった

もう3年以上前から
毎月のように従兄弟から貰う便りにも返事を書いたことはない

だから書くことはないけれど
書いて送りたいほど嬉しい私の回答だったみたい


夫は審査に通ったことが
自慢できることと捉えてくれたみたいで喜び
私は
夫の捉え方が面白くて

それぞれ意味は違うけれど(笑)
二人で大笑いできたことがとても嬉しかった



昨夜は十五夜
(本当は今夜が満月だけど)
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佐渡でもきれいに見えた

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娘のマンションは季節ごとにエントランスが飾られるので
すすきの前に立つ孫の写真が送られてきた

長靴なのは朝の登校時には雨が降っていたからだそうだ
でも夜はお月様がきれいに見えたと喜んでいた



そんな秋の行楽シーズンになり
車の運転が出来なくなった夫を誘って釣りに出かけようと
昨日から何度もその話をしていた

しかし朝になって
「釣りに行く支度は私にはわからないから私の竿も一緒に用意してね」
と 伝えているのだが
「新聞読んでから」と言い
新聞を読み終わったらもう釣りの話は忘れている

夫が喜んでくれると思って誘ったのだが
行く気がないのなら無理に誘わなくてもいいか


デイサービスではお風呂に入ったことも忘れて
お昼ご飯もおやつも何を食べたか覚えてなくて
タオル畳みのお手伝いと貼り絵だけでは
いくら家に居るより刺激があるといっても
なんだかな〜・・・と思い

折角の秋晴れの中
少し遠くの海に行って
ドライブをしたり歩いたりしようと思って計画していたのだが・・・


釣りと言えば目が輝くかと思ったのは私の思い過ごしだったみたい

今年は5月に1回だけ釣りに行って
型の良いアジが釣れたので
まだ行けるかなと思っていたけれど
畑は全面的に私任せになったように
釣りももう夫には関係のないものになってしまったのかも

まあ 私と一緒ならどこにでも行きたいとは言っているので
私が行きたい所に一緒に行ってもらえばいいか

「夫のため」とか言っていると
その気にならない夫を見て
『せっかく計画してあげたのに』とかいう恩着せがましい私が出てくるので
そうならないように(笑)






夕方 畑の水遣りをしていたら夫も来て
大根菜を見ながら
「間引きしなくてはダメだよ」と

先日の間引き事件の事を聞いてみたら
全く何も覚えていなかった(笑)

そして
「畑を耕さなくては」と言うので
「次は玉ねぎを植える時でいいから11月になったらお願いね」と言うと
なんだか反応が鈍い

今が何月か分からないので
11月がいつの事だか分からないのだ

完全に日にちも曜日も月も分からなくなってきた


それでも私以外の人にはほとんど分からないらしい夫の進行

何故だろうと考えてみると

夫は昔から他人と会話する時にラリーになっていなかった

ほとんど自分から話しかける事はなく
相手から聞かれた事に一言二言返して終わり

そして
自分に興味がなかったり分からない話には
ニコニコと笑っているだけなので
相手は勝手に理解していると思って喜んでくれていた

だから表面上は現在と余り変化はないように見えるのだと思う


それに引き換え
夫は私にはよく話しをしてよく質問をする

それが同じことの繰り返しだったり
記憶がスポンと抜け落ちていたりなので
他人と違って私には夫の変化していく様がよく分かる


間違って何度も飲んでしまう薬は
見えないところに隠して毎朝私が渡すようにして
車のキーも免許証も隠してある

お酒類は家には置いてないので
ノンアルコールビールなら多少飲みすぎても心配ないし

今の所はこの対策だけで
あとは繰り返しの話や質問は適当に返事していれば
さほど困る事はないので善としよう

独り言でした

まだまだ外に出ると暑いけど
吹く風は確実に秋の風


昨日は大根菜事件のあと
何事もなかったように夫は
庭先に釣り道具を並べ始めた

どうやら釣りモードが出たようなので
車はもうダメだから
「バイクは半年も乗ってないからバッテリー上がってるかもよ」と言い
エンジンをかけてみるように言った

夫は玄関に置いてあるキーを手にして出て行ったのだが
いつまで経ってもエンジン音が聞こえない

というか一切物音がしないので外に出て見ると

「バイクがどこにあるのかわからない」と
畑にある駐車場を見に行ったりしていたようだ

玄関脇にある物置の軽の箱バンの横に
ずっと鎮座しているのに・・・

それを伝えると
「あ ほんとだ」と言いながら
物置からバイクを出したのだが
50ccのカブなのに支えるのにヨロヨロしている

でもエンジンをかけて走ることは出来た

ご近所の奥さんが通りかかって
「久しぶりにバイクの音を聞いたわ」と言われたので
「バイクがどこにあるのかわからないのよ」と言ったら
「「そんな・・・・」と

(そうよね
バイクに乗れる人がそんな人だとはだれも思わないよね・・・)


案の定
今朝はもう釣りに行くことなんかすっかり忘れて
秋風が吹き抜けるリビングでソファに腰を下ろして
ぼんやりと天井を眺めている


次女に話したら
「バイクも危ないから行かない方がいよ」と
私も同感


その折
最近の夫について次女から聞かれたので
「色々あるけどお父さんはお母さんさえいれば不安は何一つなくて幸せなんだって」と言ったら
娘が
「それは昔からだよね」
「お父さんは全てお母さんに頼っていたから」と



そうだよね
夫をこのようにしたのはもしかしたら私にも一因が・・・


これは夫の変化を感じてからずっと私も思っていることなのです

ただ最近のように畑から大工仕事までやらされるようになるとは・・・

夫に頼っていた部分もそれなりにあったので
同じように年を重ねている私にはキャパオーバーなことも増えるばかりで
週2のデイサービスをうまく利用しながら
私自身の生活をうまく調整して
色々と考えていきたいと思っています




大根菜の間引きをしようと
夫を誘って畑に行った

2畝あるうちの取りやすい方の一畝を任せて
私は隣の畝を選別しながら1本ずつ抜いていたら
夫はすぐに籠にいっぱいになっているので
「私の方もお願い」と言いながら立ち上がって何気なく畑を見たら



なんと



畝の半分の大根菜が全て抜き取られて土が剥きだしになっている!!



「えーっ!」
「間引きって言ったでしょ」

そう言っても夫は笑っているだけ
意味が解らないみたい・・・


「いいじゃないか 菜っ葉がいっぱい食べられるから」と


全部抜いたら大根はどうやって育てるんだよ〜・・・



ダメだ
もう うっかり畑にも連れてこられない
何をしてしまうかわからない
予測不能なことばかりなのだから


熱中症になりそうな中
せっせと水遣りをしてここまで育てたのに・・・
畑で一人悲鳴を上げてしまった私
情けなくて涙が出てきた


毎日一緒に暮らしている私でさえ気が付けない
夫の次々に出てくる変化の数々

『これは大丈夫だろう』と
期待するわけではなくこれくらいは
と、思っていたことが全くできないと分かった時
この瞬間がいつもガックリする

そして一つ学習しては出来ないことのカテゴリーに入れて
前に進むのだが
落ち着いた頃に又次の事件が

この繰り返しがどこまで続いていくのだろう〜・・・



昨日も初めて違う曜日のデイサービスに出かけたが
曜日も日にちも分からないので
本人にとっては何の変化もない

今もカレンダーを見ながら
「ここに〇がついているのはなんだ?」と

このところ日に何度も聞いている

「デイサービスに週2回行ってるんだよ」と言うと
「へ〜そうなんだ〜」と

私にとっては嫌がらずに行ってくれるのでありがたいのだが
何もかもわからなくなっていく夫を見ているのは
寂しく辛いことでもあります





昨夜は移住して初めて
一晩中エアコンフル稼働で過ごした

24時間点けっぱなしというのは初めての事

本日の予報は36℃なので更に48時間に延長されるかも

一昨年までは我が家にはエアコンはなく
それでも夜は窓を開けて寝たら寒いくらいだったのに・・・

台風の影響のフェーン現象で日本海側が酷暑になり
昨日から暑い風が吹いていて
育ち始めた畑のブロッコリーの苗が倒れていた

今朝は水遣りをしながら苗を起こしたり
畑も気を抜けないな・・・・



先日 夫と畑のキュウリやトウモロコシの枯れ木を始末した折
夕方 外に出されていた車を「車庫にしまってね」と言い
私は自宅に戻り家の中から窓の外を見たら
運転席に座った夫が車を動かせないでいるのに気づき外に出て見ると
「エンジンがかからないから押してくれ」と

えっ
バッテリーが上がるようなことはしてないし・・・と思い
夫と運転を代わってみると
何のことはない
すぐにエンジンはかかった

軽の箱バンはマニュアル車で
クラッチを踏まないとエンジンが始動しないようになっている

クラッチを踏むことを忘れてしまったみたい

でも
車庫から車を出したのは夫
そもそも何故車庫から車を外に出したのか
出かけるわけでもないのにその理由が分からず
「どうして車を出したの?」と聞くと
「???・・・」
と いつものパターン

いよいよ危なくなってきたので
車のキーは玄関に置くことをやめて
私だけが分かる所で管理することにした



★「夏休みはいつからだ?」
「子供たちが来るから花火を買わなくては」
(黒板にコロナで子供たちは来ません 私達も行きませんと書いてあるのだが)
(それに、夏休みは終わりもう9月ですけど)

リビング前のデッキを見ては
★「今度街に行ったら塗料を買わなければ」
(塗料はネットで買って物置にありますと繰り返し言っている)

デイサービスから帰って
★「なんで風呂に入れてくれないんだろう?」
(替えの下着が入れ替わってるから入っているのは一目瞭然)

かと思うと突然
★「あそこは(デイサービスとは言わない)行くとすぐに風呂に入らされるんだよ」
(わかってるんじゃん(笑))

★「俺の年金はいくらなんだ?」
(毎日聞くので金額を黒板に書いていたこともあった・・・)



多分 今の夫の頭の中にはこれしか関心がないのだと思う


繰り返し繰り返し同じことを言われ続けていると返事もしたくないし
返す言葉もないのだが
夫は不穏な態度を見せるわけでもなく
いつも自信満々なのでテレビに向かっては批判ばかりで
自分は認知症だとはこれっぽちも思ってないので本人は不安になることもない


自信満々でも以前のように私に悪態をつくことはなくて
食べ物に文句を言うことはほぼなく
以前はデザートを食べるくらいならビールをもう1本だったのに
ノンアルコールを1日3缶までという掟を破ることなく
デザートを出すと目を輝かせて喜ぶ



ただの「天然キャラの強いお爺さん」と思えば
笑って過ごせることも多いので
一々気にしないで暮らしていこうと思います〜・・・


(ただ記録的に愚痴のように書くことはあると思いますが)









今日は珍しく
朝から庭の草取りをしてくれた夫

(昨日から部屋中に草取りをしてくださいの張り紙をしておいたからだけど)笑

庭は木陰が多くて畑のように暑くはないのだけど
それでも汗をかいたので
夕食後 いつもより早めにお風呂に入った


のはいいけれど

新しいシャンプーを詰め替えておいたから
「気持ちの良いシャンプーだったでしょ?」と言ったら

「頭洗ってないから知らない」と

エーッ!

あんなに汗かいたのに💦

何度聞いても「洗ってない」と

なんで?と聞くと

「めんどくさかった」と

信じられない

直ぐに「もう一度洗ってきて」とお風呂に向かわせたが

いつもは棚に置いてあるシャンプーがちゃんと使った石鹸の横に置いてある

これはシャンプーをしてある証拠

でも本人は

「洗ってない」と言い張る

とにかく もう一度洗ってくれるように言ったが

出てきた夫の頭にはシャンプーの香りがない…




あー
もうダメ

明日からはお風呂に入る様子を監視しなければ…

夫の話すことは全く信じられないのだから


今日は午前中は曇り空だったので
人参の種を蒔いてしまいましょうと
一人で畑に向かった

昨日雨が降ったので畑は泥濘
湿度もあるので少し動くと汗びっしょりに

作業が終わったころにふらっと畑にやってきた夫
サンダル履いて短パンで
「何してるんだ〜?」と

私の泥だらけの長靴を見て
「そんな靴で歩いたらあちこち泥だらけになるぞ」と言うので
泥だらけの長靴を夫に預けて私は家に戻った

(夫は草刈り鎌で泥を落としてくれるので)


すぐに夫も戻ってきて
「あ〜疲れた」と言うので
「え〜? 私の方が疲れてるよ」と言うと
「なんでだ?  何か働いたのか?」 と

私が一人で畑の作業をしていることなんかまるで認識ないみたい

これでは
いくら短冊に
「家内が元気でいてくれること」などとお願いしてくれても
無理と言うものではないかしら・・・



ただこれは夫への愚痴ではない

夫が健康なのに何もしないのなら愚痴になるのだろうけど
夫に対する日々のしんどさのほとんどが
今では夫自身の人間性ではなく
認知症という病のせいだと分かっているから


けれどそれが分かっていても私の日々のしんどさは何も変わらない
それどころか
相手が悪いのではないから喧嘩も出来なくて
ぶつけるところがなくて私の体内でガスが充満してくる


夫がいくら楽しそうに笑っていても
私も手を取り合って一緒に笑うことは出来ないのだ

夫婦喧嘩とは違うのだから


夫婦喧嘩なら話し合えば妥協点も見つけられかもしれないし
昔のお互いの良い点を思い出せば修復も出来るのかもしれないが



話が理解できなくて会話が成立しない
常に現在の状況を把握できない理解できない夫婦二人きりの生活

これは仲が良いとか悪いとかとは次元の違うことで
同じ立場になった人でなければ絶対に理解できないだろうな と


孤独で悶々とすることも増えてきています


昨日 
デイサービスから帰った夫の連絡帳を開けて見ると

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七夕の短冊が連絡帳に挟まれていた

旧暦での七夕のお飾りを作ったらしいが
思わず吹き出してしまった

職員さんに
「お願い事を教えてください」と言われて
夫が言ったことを代筆してくださったのだと思う

帰宅した夫に聞いても忘れていたような顔をしていたが
しばらくして思い出して
「そうだよ」と一言

ご近所に夫が通所している施設の看護師さんがいるのだが
先日の集落の行事の時に
「ご主人 いつも『家内が 家内が』って言ってますよ」と言われ
夫には私はお母さんみたいなんだろうな・・・と思った



こんな夫には 
母親のように優しくしなければ と思い
温かい気持ちになったのだが
今朝は すぐに現実に引き戻されることに


先日 愛読している本に干しキュウリの事が載っていたので
早速作ってみることにした

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私がキュウリを刻んでザルに入れて夫に渡して
外は暑いから家の中で網に並べてから庭に干すように段取り

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まず リビングの梁にS字フックをかけて
ここに3段網を吊るして並べて
並べ終わったら
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庭の木の枝に渡した竹竿に吊り下げる

網が3個あったのでこの作業を3回繰り返したのだが
夫が一つ動くごとに私は動きを見ながら「違うよ」と

瞬時に忘れてしまうので
夫にとっては繰り返しではなく初めての事ばかりなのだ

私はキュウリを刻みながら夫の作業も一々修正指導しなければならず
一人でやった方が楽なくらい


想定内なので爆発することはないのだが
(夫は楽しそうに笑っているが)
私は心の底から面白がって笑えないのも事実


病気の夫を責める気持ちは100%ないのだが
かといって手を取り合って笑いあえるほどの余裕はなく

日々 修行の心境です



でも
頼めば夫が協力して作業をしてくれることには
とても嬉しく思っています


17年前に佐渡に移住した時に
友人知人たちから繰り返し言われたこと

「よく身内が誰も居ない見知らぬ土地にご主人と一緒に行く気になったね」


転勤族で単身赴任はしないと公言する夫だったので
私も新しい土地で暮らすことに抵抗がなかったこともあるのだが

何より
夫が決断することに付いていけば間違いはないだろうという
夫を信頼する部分が大きかった

在職中の最後の転勤先であった仙台の6年の生活もとても楽しかったし
佐渡に移住してからの10年ほどは私の思った通りだった

釣りと畑で食材を調達してくれて
DIYで棚やBOXを次々と作ってくれた

2台ある車もいつもピカピカに磨いて
私が車を汚すと毎回怒られていた

家事は何もしないけれど
私が出来ないことはほとんでやってくれていたので
短気で口うるさいことには閉口していたが
夫についてきて良かったと思う毎日だった



そんな日々があったことを
最近は忘れて
不平不満ばかり口にするようになっていることに
ふっと気が付いた



短気で細かくて口うるさくて
自分の思い通りにならなければすぐに怒りだして
食べ物の好き嫌いは多くて
以前はそのような不満があるあるだったのだが

今では
 
私が悪態をついても笑っているか「はい!」と無駄にはっきりとした返事(笑)
怒り出すことはほとんどなくなり
食に関してはなんでも文句なく
作るものは喜んで食べてくれる

これらの点では天と地がひっくり返ったくらいに楽になった

そう思うと
会話が通じない
紛失物が多くて探し物ばかり
繰り返し同じことを言ったり聞いたりする
これらの事でイライラする時には
昔の事を思い出してみよう

そうすれば心が穏やかになってくるのではないかしら・・・


そんなことに気が付いた夜でした






毎年7月に行われている市の検診が
今年はコロナの影響で1か月遅れの昨日実施された

集落ごとに細かく時間の設定をして密を避け
検温 消毒 アクリル板と
市の対策も大変

夫と二人で時間通りに出かけ
受付 レントゲン 尿検査 身長体重測定 問診 血圧測定 血液検査と
いつもの流れで進んでいったのだが
当然のことながら検査は個々に行われるので
常に夫のそばに付き添っているわけにはいかない

レントゲンを終えて出てきたらお隣の奥さんから
「ご主人 ちょっとわからないみたいだから行ってみて」と言われ
係の人の所に行くと
「喀痰検査の説明をしたのですが受けますか?」と言われ
検査容器をいただくことになった

以前にも受けたことはあるのだが毎年ではないようで
数年前には夫が自分で受け取ったのだが
今回はもう言われたことが理解できないみたい

その後 保健師さんからの問診があったのだが
夫の用紙の各欄に記入したのは私なので
自分の番が終わってから急いで夫のブースに行った

保健師さんはびっくりして
「奥さんですか?」と言われたが
夫は見た目がしっかりしているので保健師さんは何の疑いも持っていなかったようだ
私が記入したところを悉く夫は否定していた

横に立って始めから私が一つずつ説明をすると
保健師さんは次々と消しゴムで消して書き直すことになり気の毒なことに

でも、目の前でそれをしても
夫は笑ってみているだけ・・・


血圧測定が終わって医師のチェックの所に夫は座ったが
私は血圧測定中なのでそばに行くことも出来ず
イライラしながらの測定なので私の血圧は高くなり・・・


来年の検診には対策を考えてから行かなければと
考えさせられる出来事でした



今年は種から起こしたトウモロコシが順調に育ち
夫と二人で毎日1本ずつ食べている

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子供たちに送ってあげようと思っていると
いつの間にか夫が皮を剥いてしまっているので
「子供に送るから剥かないでそのままにしておいてね」と言っても
気が付いた時には剥かれている

仕方なく毎日二人で食べることに・・・

でも一昨日は私が採ってすぐに段ボール箱に入れたので
無事に娘に送ることができた


茅ケ崎の次女の家では 孫たちが夏休みになったが
上の子は毎日部活に行き
母親は7月から仕事を始めたので4時半まで不在
父親も完全な在宅勤務ではないようで
家には小学3年の孫一人でお留守番

夏休み中でもお友達と遊んではいけないようで
暇つぶしは「ばあば 今日は何時に起きた?」とのラインに始まり
思いつくままのおしゃべりがラインで届く

今日は朝から畑に出ていたので返信をさぼっていたら
「ばあば!」と12時過ぎに来たので

「今日のお弁当はなんだった?」と聞いたら

「シチューとパンとトウモロコシとキュウリ」


娘は毎日パンを焼いているのでシチューとパンは定番だろうが
トウモロコシとキュウリは明らかに我が家からの品

面白くて夫にその話をしたのだが・・・


全然話が伝わらない



何度話しても我が家が送ったトウモロコシとキュウリを
一人で留守番している孫が喜んで食べているということが理解できないみたい

「分からないならもういい」と私が言ったら
「なら話すな!」と夫


娘や孫の事を日に何度も聞くので話すのだが
状況を想像して理解することが出来なくなってきているようだ


集落の共同作業も指示されたことが出来なくなってきているし
会話が通じないのは本当に疲れる

特養で仕事をしている長女が
「不安とか落ち込む様子はないの?」と聞くのだが
それは全くない

性格なのかもしれないが昔から自信家なので
いつだって悪いのは他人で自分は正常だと思っているから


でも でも

やっぱり 疲れます・・・・








関東甲信は梅雨明けしたようだが
北陸越後は入っていないみたい

でも佐渡(我が家のある南佐渡は)夏空になっている

夫に畑の草取り 草刈り 耕運機をかけてもらいたいのだが
私が先に立って始めないと絶対に動かない
でも、私も畑以外の家事雑事を終えるとしばらく休みたくなってしまうので
長雨の続いた庭や畑は草ぼうぼうになっている

一日中居眠りばかりなのだから
朝の涼しいうちにでも夕方になってからでも
私が炊事洗濯掃除をしている間にちょっとやってくれたらいいのにな・・・


と思いながらも最近はほとんど諦めているのだが

午前中に買い物に行こうと思ったら
車のキーが何か変

キーホルダーに鍵が2個ついている?

我が家には軽の箱バンと普通乗用車があるのだが
一人1台の感覚で使用していたのでキーは別々のホルダーにつけてある

もしかしてと思ってもう一つのホルダーを見たら
やっぱり
ついているはずのキーが消えている

これは間違いなく夫の仕業

すぐに夫に何故このようにしたのかを聞いてみるが
案の定
???  ???

自分でそうした事も なぜしたのかも ???


もしかしたら最近どちらの車のキーなのかが分からなくなっているので
二つを同じホルダーにつけておけば
どちらかで開くだろう と思っての事なのかもしれない

でも自分ではもう??? なのだ


もう釣りに行くこともなくなったので
バイクの鍵も車の鍵も
夫の見えない所に置いて私一人が2台の車を使うのなら
同じキーホルダーに2個つけておいても問題はないのだけれど・・・



畑の道具も大工道具も
夫がいつの間にか持って行って
使う時にはどこに置いたか分からなくて
仕事を始める前にいつも探し物から始めることに

時間も労力も倍になり
私のストレスも倍になり
でも 夫が意地悪でしていることではないので
責めると自分が嫌になり

諦めて 諦めてと
図太い精神の私は暮らしを続けているものの

時々 どっと疲れが襲ってくるのも事実です


今日は曇り空ではあったけれど
我が家のOMソーラーはしっかり働いて
夕方には湯温47℃になっていた

これなら追い炊きしなくて良いから と
夕食後にバスタブを洗って自動のボタンを押した

しばらくして夫が洗面所に向かったけれど
夫には「お風呂のスイッチを入れるね」と言ったら
「お願いします」と返事していたのだが・・・

不吉な予感がして浴室に行ってみたら
夫がバスタブにお水を入れていた

47℃のお湯が採れている時には追い炊きは一切必要ない
湯量が足らなければお湯のコックをひねれば
ソーラーで採れたお湯が出てくるのだから

でも、水を入れたのであれば
灯油を焚いて追い炊きをしなくてはならない



もおっ!
何のためのソーラーシステムなの?!

オール電化ではないので
機器を動かすためには電気を使っていて
今日採れたお湯は一晩過ぎれば自然に温度が下がっていく
今日採れたお湯は今日使わなければ勿体ないのだ


もうこれで何度目か
伝えても伝えてもダメ

お風呂のスイッチを入れてくれと言ったことを即座に忘れて
勝手なことをしてしまう


あいかわらず赤くなってないトマトを毎日持ってくるし

「なにもしないでくれ〜!」と叫びたくなる


誰に言うことも出来ず
夫に言っても言うだけ無駄

私の相手はパソコンだけ・・・・





2日前に白雲台のお店から追加注文をいただいたので
何とか数を仕上げようと忙しい私


夫が畑に向かったけれど
キュウリがあっという間に大きくなってしまうから
採ってきてくれたらいいな と思いながら仕事を続けていた


しばらくして戻ってきた夫

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トマトがまだ熟していないのに・・・

トマトが大好きな私
お店で買うのは売り場に出るまでに時間がかかるので
流通の過程で色がついてくるから完熟トマトではない

だから 家で作るときには完熟してから採りたいのだ

それなのに・・・

畑に行くたびに「まだ赤くならないね〜」と言って
真っ赤になるまで採らないように言っていたのに

一人で畑に行ったらそんなことはすっかり忘れている



昨日も薬を続けて2日分飲もうとしていて
見つけたので口から吐き出させた

もう薬は目に見えるところに置くのは禁物だと悟った


「○○してね」「○○しないでね」と一日中言っているのだが
夫はその都度「はい」「はい」と元気良く返事

でもそれが記憶に留められることは全くないらしい

同じことの繰り返し


私の方が諦めるしかないのが現実
そしてその数は増える一方です


トイレに不具合が発生し
しばらくはそのまま使っていたのだが
不便なことが多いので
思い切って便器と便座を交換することにした


リモコンも夫が操作に困るかもと思い
全て手作業のシンプルタイプにして
昨日 工事をしていただいた

ところが

シンプルなのに
15年以上使っていた物とは違うので
夫は混乱している

え〜っ
どうすればいいの・・・




今もテレビを観て一人で大笑いしているし
先日借りて来た本を読み終わったので
(1冊は面白くないと読まなかったが)
先ほど私がまた選んで借りて来た本を
「面白い」と言って読んでいる

テレビや本の内容は一応理解できているようなのだが
どうしてトイレの操作が分からないのか

認知症の不思議です

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庭のヤブカンゾウが咲き始めて
庭をぼーっと見ていると少しは心が落ち着く




メモ代わりに一応

昨夜 また日付が変わったころに脈が・・・

すぐにサンリズムを飲んで
治まったのは3時半ごろだった

前回のように背中の痛みはなく
胸の痛みも大したことはなくて一安心

でも前回から1週間
間隔が短いな〜・・・



さて 本題に


夫は図書館も釣りも
『行く行く詐欺』(笑)なので
先日 私が買い物に行ったついで
夫の好みそうな本を借りてきた

コロナの影響で図書館も長居は禁物なので
借りた本を返して
受付近くにあった棚からタイトルだけで夫の好きそうな本を選び
2冊を借りてきた

そのうちの1冊
「泣けない魚たち」(阿部夏丸著)

これが夫には久しぶりにヒットしたみたい
文庫本なのだけど
居眠りもしないで読んで笑っている

私は読んでないので分からないのだが
愛知県の矢作川を舞台としたお話で
少年たちの夏休みの風景が満載らしい

夫には大好きな従兄弟が居て
彼はずっと東京在住なのだが
夏休みにはいつも夫の新潟の家に遊びに来ていたという話を
私は結婚する前からいつも夫から聞かされていた

夫にも従兄弟にも男兄弟が居なかったからか
夏休みに従兄弟と遊んだ思い出は
何でも忘れてしまう今でもはっきりと記憶にある

そんな自分たちの夏休みの光景と物語が重なって見えているのではないかしら

読みながら嬉しそうに笑って
従兄弟との夏休みの話をしてくる


さほど考えて選んだわけではないけれど
夫がこんなに喜んでくれて
借りて来た甲斐がある(笑)


夫のツボをつかんだので
次回は少し時間をかけて探してみようかな〜




我が家では夫の薬は
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1週間分ずつ袋に入れて

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飲んだら仕切りの後ろ側に袋を収納して管理している


ほぼ毎日
その日の薬を夫に手渡して飲んでもらっているのだが
今朝 洗濯物を干し終わって籠を見たら
本日の土曜の分が消えている

後ろ側を見るとしっかり空袋が入っていたので
『今日は冴えているのね』と思い嬉しく思った

ところが

私が洗濯かごを洗面所に置きに行き戻ってきたら
夫が薬用のペットボトルの水を口に含むところ

えっと思ってストップをかけて
口を開けさせたら
薬が舌の上に



「飲んだらダメ!!」と言って吐き出させて
「ゴミ箱を見てごらん」と

そこには少し前に飲んだばかりの薬の抜け殻と
今、口に含んだばかりの薬の抜け殻が


曜日は夫には理解できていないので
ただ手前にあったのを飲んだだけ
だから日曜日の分を再度飲んでも
2日分飲んだという意識は夫にはないのだ



夫の薬は降圧剤とコレステロールの薬だけなので
間違っても命に別状はないと思うのだが
降圧剤を2錠飲んだらめまいがしてふらふらすると思う



就寝前に飲む認知症の薬は毎日私が手渡ししているので
朝の薬も もう私が全面的に管理しなくては・・・



一事が万事
私がしてほしいことは してくれなくて
してほしくないことは してしまう


性格的にかなりポジティブな私だと思っているのだが
発作の頻度を見ると
かなりストレスが溜まっているのかな〜・・・・




このところの佐渡は晴天続きで
畑の貯水槽もすぐに空っぽになってしまう

我が家は雨水を数か所で貯めているのだが
家から20ℓタンクに入れて畑まで
母が生前愛用していたアルミ製のカートに載せて運ぶ毎日

これは頼めば夫が担ってくれるのでありがたい

でも そこまでで
水遣りはほぼ私の仕事

それでも「私の畑」なんだから
私が植えて育てている作物に水を遣りながら
蔓を誘引して添え木に縛り付けたり 収穫したり
自分で納得するように一連の作業を続けて
小道具を片付けようとすると

ない   ない・・・

道具の数々が見当たらないのだ

もしかして・・・・ と
家に戻ると

いつのまにか夫が家に持ち帰ってしまっている

すぐに気づけばいいのだが
しばらくしてから「○○どこに持って行ったの?」と聞いても
その時はもう本人も記憶にないので
次に作業をする時には私は探し物から始めなければならない


もう
自分で何もしないのなら余計なことはしてくれるな
と叫びたくなる


なかなか一筋縄ではいかない夫です(笑)






ここ数日の夫を見ていると
急激に記憶が落ちているような気がする

記憶が落ちるというより
最初から入っていないのではないかと思うくらい

「はいっ はいっ」と返事はするのだが
何度同じ説明をしても目を離すともう違うことをしている

「それはしないで」と言ったことを敢えてやったりするので目が離せない

今朝も玉ねぎをひもで縛ってぶら下げる作業が残っていたので
全ての下準備を整えて
夫はひもで束ねるだけで良いようにして
夫と一緒に行ってそれを確認して私は家に戻ってきた
すると夫もすぐに帰ってきたのでどうしたのかと思ったら
何をしていいのか分からなくなってしまったようだ

何とか説明をして私もしばらく一緒に作業をしてから家に戻り
そろそろ縛り終えた頃だから吊るすのを手伝おうと
先ほど畑に行ってみたら

吊るすばかりになっていた玉ねぎを畑に戻していた!

もうショックで
話をしようと思っても喉が詰まって声がでなくなってしまった



確実に夫に畑はもう無理だと認識した


なんでもこなしてきた夫なので私もついつい期待してしまうところがあったのだが
現実をしっかり受け止めないと
夫も私も精神的に良くないと思うに至った


畑はもう夫の楽しみではなくなったのだから
耕運機と草刈りだけは夫の手を借りて
(その時は夫から目を離さないようにして)
あとは私の好きなように
全て私の責任で夫を巻き込むことはやめようと決心した

「畑は夫の頭と体の運動」なんて考えた私が愚かだった
遅ればせながら
マイナス面の方が多いことに気が付いた(笑)


負の感覚を背負って生きるのは大嫌いな私
(娘からは究極のプラス思考と言われている)



さっさと思考回路を変えることにいたしましょう〜(笑)





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