2008年02月25日

近鉄OSK時代の販売グッズ3

友人に借りた87年発売の「OSK主題歌集」(写真)を聞いて、考えたこと。

 

1987年発行のはずです。



娘役、というか女役の芸風の変遷について。先日友人から借りた「OSK主題歌集」ですが、なんだかすごく、大人っぽいんですよ、雰囲気が。友人いわく、「テープ専用のアレンジ」じゃないかということなんですが。公演ではこういうのは聞いたことがない、というですね。どう大人っぽいかというと、例えばOSKの劇団歌である「ビバ!OSK」はささやくようなコーラスから始まります。「ビバ!OSK」が、ですよ。あの、少なくとも私が知っている、元気いっぱいではち切れるようなマーチ風のアレンジで始まる「ビバ!OSK」が、ささやくような歌声で始まるって、信じられます?事実です。

「桜咲く国」もなんというのかなあ。アップテンポではあるのだけど、ちょっと70年代歌謡風というのか、いややっぱりこのノリは80年代ポップスかなあ、音楽を表現するボキャブラリーが極端に少なくてすみません。とにかくちょっと変わったアレンジで、何となくSKDっぽい。歌詞もなぜかOSKには珍しいSKD風の2番までバージョンです。「ビロードの夢」は、「秋」じゃないです。「夏」のリゾート地の夕暮れの感じですねえ。あっそういえばちょうど87年か88年ごろ、ハワイに行ったんだった。そこのサンセットクルーズの生バンド演奏で聞いたような曲風です。エレキがぽわんぽわん鳴って、ちょっとハワイ風。

まあとにかく、アレンジもだけど、歌い方の雰囲気がちょっと違うんですね。大人っぽい。

ちょっと話は変わりまして、正月以来、手元のOSKの公演のラインダンスを取り憑かれたように見ていました。最初はテンポや足の上がり具合の変遷ばかりに目がいって、次が「スターさんの若手時代を探せ!」という興味に走り、そのあとふと気がついたのですが、何か、大人の女の空気がある時代まで残っているんですね、ラインダンスにも。

今のOSKではラインダンスっていうのはむしろ大人の色気を排除しているというか、元気いっぱいのシャカリキなところが売りというか、色気というなら大人ではなく少女(しかも体育会系)のだろう、と思うのですが、ある時代までは確かに大人の女の色気が残っている。どこまでかというのは線がくっきりとは引けないのですが、1988年「シルクロード夢紀行 マルコポーロの冒険」(東雲版)のラインダンスがはっきりと「可愛い路線」です。恋香うつるが、これは「ジュエリーギャル」なのでしょうか、3人口で歌っています。それ以降、少女路線(体育会系含む)のラインダンスが増えていくように思います。

ラインダンスの傾向=作品全体の女役の芸風をあらわす、というのは乱暴な推論かも知れませんが、リンクはしていると思います。その頃若手注目株として出てきたのが恋香うつるだというのも、面白い符合だと思います。恋香うつるは少女っぽい持ち味のスターさんでした。

まあ、私の持っている映像は70年代が1本、80年代前半も数本という状況なので、的はずれかも知れませんが。


さて。話は全く変わって、タカラヅカのバウ・ワークショップ「蒼いくちづけ」です。先日、公演を見たという友人と話をしていて気がつきました。「レンフィールドやってた間瀬はるか真瀬はるか【2/26訂正】って、研2なんですよ」。あああーっ、そうだ!!音楽学校文化祭で何度も何度も何度も出てきていた成績上位者の内の一人だ。

に、2年目ですか・・・・?

ちょっと特筆に値するくらい、演技こなれてるよ・・・。かなりびっくり(言われなきゃ絶対気がつかなかった)。



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この記事へのコメント

1. Posted by 黎   2008年02月25日 23:22
真瀬はるかって・・2年目なんですか?!驚きました!初め登場した時にはパッと見、宙組の天羽珠紀かな?って思いました。それにしても芝居の上手いこと。
宝塚ネタに素早く反応してしまいましたが。

恋香うつるさんの現役時代をナマで観たかったです。
ご覧になってるちどりさんが羨ましいです。
2. Posted by レビューっ子   2008年02月26日 01:41
突然カキコすみません。まなせさんは『真』瀬ではないでしょうか?仰る通り、衝撃のデビューでした!
3. Posted by ちどり   2008年02月28日 01:58
>黎さん。そうなんですよ。2年目なんて、いわれなきゃわかんないですよね。すごく安定してますよね、歌も演技も。さすがに青いところは感じましたが、タカラヅカの2年目といえばほとんど活躍の場がないはずなんです。演技のセンスや思い切りは、場数を踏んでいないのに、すごいです。
恋香さんの現役時代は確かに見ていますが、大体各公演1回だったので、生で見た感想なのか、あとでビデオを見た感想なのか、わかんなくなっちゃってます(笑)。

4. Posted by ちどり   2008年02月28日 01:58
>レビューっ子さん。ご指摘ありがとうございます!!名前を間違えるなんて大変失礼でした。真瀬さんですが、音楽学校文化祭では一路真輝さんが演じた「微笑みの国」の1曲を独唱していました。堂々たるものでしたが、さすがに学生ですから、当然のことながら、男役としてはまだまだ青かったんです。でも今回は確実に2年分以上成長されているようにお見受けしました。

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