2009年10月04日

OSK武生公演「ファシネーション〜魅惑と情熱の炎〜初日

OSK武生公演「ファシネーション〜魅惑と情熱の炎〜初日報告。

オープニングセレモニーは8:20頃から。正門前で、消防音楽隊の演奏とOSK娘役連によるやんしき節(多分公演の振付をちょっとアレンジしたもの)。OSK娘役のみなさまは舞台衣裳にオフメイク。曲のポイントでぴょんぴょんはずむ振りが(いつも通りの勢いなのだけれど)こうやって正門前で見るとひときわ可愛くてよろしいです。

その後、毎年主演スターさんがくす玉割りをしていると聞いてデジカメスタンバイするも、テープカットの来賓を呼び出すアナウンスが・・・来賓が出てくる出てくる出てくる出てくる。30人くらいいただろうか。衆議院議員、参議院議員、県会議員、市会議員、知事、市長、なんかもうしばらく聞いているとどうでもよくなるというか、わけわからんようになるというか。テープカットって30人でやるものなんですか。うーん・・・。

でもってくす玉割りはその議員集団の後ろでやるもので、見えません。桐生麻耶貴城優希。桜紋付きと袴でした。

これが武生大劇場。開門後すぐ、大劇場へ。写真は正面から見た大劇場です。

 

 

 

 

 

 

サイズがアップしております。プログラム、今年もありました。っていうか、サイズはA4版にランクアップです。(昨年はB5版)値段は昨年と同じ600円。(ページ数は昨年が22ページ、今年が10ページ)昨年は「研修生募集」とか「桜の会会員募集」とか、「OSK日本歌劇団の軌跡」とか、いろいろ公演外のことが入っていましたが、今年は公演に集中した編集方針です。劇団員から公演に際してのコメントもあります。そして、昨年は「登場人物」と3つの曲の歌詞の記載がありましたが、「景」の記載がなかった。「景」は必要でしょう、と言っていたら、今年は「景」(場)が入りました。歌詞はありませんが・・・。作品全体の説明や、挿入されるお芝居のストーリー説明や相関図などもあり、プログラムの体裁として昨年よりずいぶん手慣れた印象です。そして。個人的にはものすごく感動したのが、

 

 

これが大事なんです!!これ。(写真)

裏表紙に公演期間と公演名がちゃんと記載してある!これですよ!!これが出来ないんだな。昔のプログラムを集めていると、発行年月日の記載していないものが数多くあります。発行年は中の記事や広告でわかっても、公演期間がわからないものはもっと多い。っていうかわかるものの方が少ないかも知れません。昨年も「2008.9」と、印刷年月は裏表紙に載っていましたが、公演期間は中の記事にもないですね。この公演期間の記載は、是非続けて欲しいし、他の地域の公演でもお願いしたいところです(1月の「YUKIMURA」でも是非!)。

 

さて、かんじんの公演内容。そのプログラムの記載に従って。

第1場 ラテンメドレー
a.エルクンバンチェロ…舞台奥の階段に足をかけてポーズをとった桐生麻耶のシルエットから始まる。これがかっこいい。桐生麻耶の独唱のあと、全員登場、おなじみのスカート回しのラテン総踊り。青、水色、黄色、オレンジ、赤の段になったフリルの袖のラテン衣裳、娘役はオレンジのレオタードにやはり段になったフリルのスカート。

b.エストレリータ…貴城優希の歌で、桐生・牧名のデュエット。

c.ミザルー…貴城がそのまま残り、桐生、牧名が退場。男役だけで踊り、娘役が登場、デュエットを含む激しい踊りで幕。

第2場 アーロン男爵の憂鬱
a.中幕前に手紙を持つアーロン・ディートリッヒ男爵(桐生麻耶)。彼は貧乏貴族だが、騎士道にあこがれ、マドリードの大学に入学した。そこへ毎週届く家族からの手紙。今回は母(珂逢こころ)から。「とうとう我が家も破産の危機に瀕してきたので、お前を資産家の娘と婚約させることにした。驚くアーロン。自分にはローザ牧名ことり)という好きな娘がいるのに。友人のカール貴城優希)とローザの誕生パーティに向かう。

b.侯爵邸…フェルナンデス侯爵真麻里都)邸では娘のローザの誕生祝いに際して侯爵から婚約発表が行われる。びっくりするローザアーロン

c.策略…二人はカールを交えて、双方の婚約破棄に向けて策略を練る。

d.決行…ローザの婚約者エミリオ・デルパレス悠浦あやと)には変装したアーロンが「ローザは男を何人もたぶらかし朝からワインを飲む魔女」と話し、アーロンの婚約者アンナ・バウマン伯爵令嬢(美砂まり)には女装したカールローザがアーロンの取り合いを演じる。ローザの父フェルナンデス侯爵にはローザと婚約させようと思っているエミリオがどんなにふしだらで娼婦に入れあげたあげく借金を繰り返しているか、という話を変装(その2)したアーロンが吹き込み、アーロンの父(蒼音淳)と母にはカールアンナ・バウマン伯爵令嬢は自分の妻だ、身重の身体でどこかに行ってしまったので心配だ、と言う。これでめでたく全員婚約解消。アーロンフェルナンデス侯爵にローザとの結婚を許される。

ドタバタコメディ。初日初回はややテンポが悪く、長く感じたが2回目、3回目となるに従って流れがよくなっていったように思う。しかし・・・脚本はakihitoと、プログラムにあるけれど、ここはどこの国なのだろうか。マドリードというからにはスペインか。その割にはディートリッヒ、バウマン、アンナ、ローザ、カールなどドイツっぽい名前が出てくるし。・・・・またかい。スペインではカールカルロスではないのだろうか。だから雰囲気で名前を決めるのはやめましょうよ。もうすこし設定は練ってください。まあ、「スター★マイン ミステリーシアター」までぶっとんでくれたらどうでもいいけれども、あれはそのへんのぶっとぶまでの設定は練りに練ってあったような気がする。逆に、設定をよく練らないとぶっとびが中途半端に感じてしまう。

第3場 MC…黄色の燕尾の悠浦愛瀬、黄色に黒の水玉ドレスの珂逢によるMC。悠浦愛瀬が客席に降りてインタビュー。この日は「どちらから来られましたか」だった。

第4場 民謡メドレー

a.八木節…桐生を中心に男役で。

b.北海盆歌

c.会津磐梯山

d.金比羅舟船

e.ハンヤ節

f.木曽節…ここは勢いよく進行していた雰囲気が一転し、しっとりと桐生牧名の出会いとちょっとした恋の予感。

g.黒田節

h.串本節…娘役が銭太鼓を持って登場。ここの音源が大編成オーケストラによる民謡演奏で昭和30年代っぽくて好き。70年代終わりのSKDの映像に出てきた民謡のアレンジっぽいという印象も。

i.やんしき節…娘役総勢で銭太鼓を持って踊る。

第5場 フィナーレ
a.バイオミューズドラマチック…せつなそうなバイオリンの音色で始まる音楽で、赤いレース模様をアレンジした黒燕尾で、桐生を中心に男役の踊り。列になったり、三角の体制になったり、男同士でデュエットを踊ったり。

b.光と風のミューズ…黒ドレスに赤いレース模様をアレンジした衣裳に、赤手袋の娘役が踊る。

ここのaとbがこの作品の後半のキモ。

c.ユー・アー・ザ・トップ…貴城優希美砂まりによる中幕前歌の掛け合い。

d.ラインダンス…ロケットボーイ真麻里都が登場。「大津皇子」のラインダンス曲。テンポがとにかく早い。

e.レッドクリフ…桐生麻耶のソロ歌。ごく淡い水色の衣裳で、ソフトな印象。

f.I am what I am〜ラ・カージオ・フォール…白に紫をアレンジした衣裳で「I am what I am」、「Love for Sale」(どちらも歌あり)〜「I am what I am」のメロディ含む歌なし曲、総踊り。

g.ビロードの夢…おお。フィナーレで単独曲で使われるのは1989年、「100万回生きたねこ」以来かも。桜パラソルを脇に持っての登場。この登場の仕方があやめ池っぽい。松竹座はいったん幕が下りてからのアンコールで桜パラソルだけど、あやめ池は持って登場してそのまま「桜咲く国」パレードするから。…そうか、気がついた。その方式だとシャンシャンは使わないのか。そうだわな、パラソルもシャンシャンもは無理だから。私はシャンシャンは要らないと思っているので、これでいいんじゃないですかねえ。秋だけど(本来「桜咲く国」は春だけのテーマソング。NewOSKになってからは秋でも夏でも使われていますが)

h.桜咲く国…ソロで始まるバージョン。最近よく使いますね。

ああ、概論だけで終わっちゃった。また明日〜。



chidori527 at 23:59│Comments(9)TrackBack(0)clip!武生公演 | 新OSK

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この記事へのコメント

1. Posted by チュー太郎   2009年10月05日 01:42
楽しそうです。

こんなん読んでしまったら、14日まで待てません。
「どこでもドア」と「タイムマシン」をください。
ちなみに城月さんは、どんな登場ですか?

観たいっ。。。
2. Posted by go×3OSK   2009年10月05日 05:24
詳細ありがとうございます。

なんとなく頭の中に映像が浮かんで参りました。

例年菊人形のテーマに合わせた演目だったように思うのですが今年は違うんですねえ。

それにしても、洋→和→洋の衣装替え(髪型も)となると劇団員さん達、大忙しですねぇ。

早くこの目で観たいです。武生&イベント参加(まだ不確定)の為に、昨日は柄にもなく持ち帰り仕事、頑張っちゃいました。
3. Posted by 墨染桜   2009年10月05日 12:22
本当に詳細に有難うございます。早く観たくなります…!

真麻さんがことりちゃんのお父さんですか(@_@)
こころちゃんも桐生さんのお母さん。。お父さんの蒼音くんにはびっくりしませんが(笑)
なんだかこのシーンは公演期間の後半には色々変わっていきそうですねえ。

私もシャンシャン無しでパラソルで良いと思う派です。「ビロードの夢」が聞けるのも楽しみです♪

がちゃがちゃはしはりましたか?
4. Posted by 厚顔無知の四十嬢   2009年10月07日 23:03
〉ちどり様
お久しぶりでございます。そして武生公演初日おめでとうございます。いよいよ始まりましたね。そして今日桜の会のメルマガで8日の公演が台風の為に中止という内容の本当に親切な、また残念な連絡があった事も以前なら考えられなかった事ですね。劇団公式では会場でがちゃがちゃが販売される事、イベントなどに参加するメンバーの掲載、ファンにとって至れり尽くせり。プログラムも手に取り見たいものですね。仕事も忙しいですが、また体調不良の為皆さんのブログを見て指をくわえている状態が続きます。
5. Posted by ちどり   2009年10月11日 10:24
>チュー太郎さん。城月さんの登場はラテンです。全員体制ですから、群舞には多分全部出演されています。最下級生さんなので、最初いなくてあとからすっと加わる景もあったと思いますが。そうこう言っている間に14日近づいてきましたね。ドキドキしすぎて心臓、破裂しないようにお祈りしています。

>go×3OSKさん。近鉄時代の和倉の2部が洋→和→洋じゃなかったですか。あんな感じです。って私も販売ビデオでしか知りませんけれども。菊人形の演目ね、たまに違いますよね。2004年もOSKは安倍晴明だったけど菊人形は大河ドラマだったんでしょうね(おぼえていない)。昨年はどこもかしこも源氏でしたが。
6. Posted by ちどり   2009年10月11日 10:42
>墨染桜さん。ふふふふふ。ガチャガチャ、しましたとも。まずは華月奏、次に真麻里都、城月れい、八洲承、蒼音淳、楊琳、悠浦あやと、白藤麗華、美砂まり(敬称略)。それぞれに順次養子縁組させていただいてます。また次回やるぞ〜〜〜〜!
「ビロードの夢」、やっぱりアレンジが好みじゃない・・・でも秋はやっぱり「ビロードの夢」ですねえ(お前いつの人間やねん・・・・)。今後どんどん使っていただきたいものです。追伸。真麻さんのお父さんにはひっくり返りますよ。こころちゃんはあのまま、かわいい〜おかあさんです。美砂さんのご令嬢というのもこれがまた。こころ=令嬢、美砂=おかあさんにしなかったキャスティングは正解だと思います。
7. Posted by ちどり   2009年10月11日 10:48
>厚顔無知の四十嬢さん。体調不良なんですね。我々の年代はそれでなくてもいろ色身体のバランスが乱れてくるお年頃ですから、お大事になさって下さい。今回の武生公演は、DVDが発売されるそうです。安いものではないですが(6000円)、交通費や見に行く時間にかかるコストなどを考えると、どうしても見られない方は購入する価値はあると思います。WEB shopいつ再開すんねん、という状態ですが、再開したら並ぶと思いますんで、お楽しみになさってください。高世さんの出演作では「春のおどり」「BLUE AMBER」も販売されています。
8. Posted by チュー太郎   2009年10月11日 16:46
集合写真。
微妙ぅ〜なぁ副賞ですね。城月さんのA1サイズのポスターが付いてくるなら、当たり券出るまでやるんやけど・・・

今回はオペラグラスはなし。肉眼で観ます。
眼球に城月さんのスーパースマイルを刻印するためです。

あかん。14日が刻々と迫ってる。
おそらく私、14日のあとも一人で行きそうな予感がします。
もうねぇ、城月さんが頭から離れないんです。

ただし、私「出待ち」などはしません。
日本男子として恥ずかしい。
結構考え方は硬派なんです。(説得力がないですが・)
9. Posted by ちどり   2009年10月12日 21:50
>チュー太郎さん。武生の公演期間は長いようで短いです。行ける条件がそろうならかなり無理してでも行くべきだと思っちゃうところが舞台の魔性です。だって生の舞台は二度とないのですから。「出待ち」ね。私も出待ちはしない主義なんですけどね。・・・・主義はどこかに消えました(笑)。ついでに写真も買わない主義です(あっ、どこかであざ笑う声が・・・)。

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