【今度こそ】英語を話せるようになりたいと願うすべての方へ

 レッスンを受けた方から、『なぜこれまで誰もこんな風に教えてくれなかったの?』というご感想をいただく【日本人の脳の原理に沿った英語習得法】をイギリスからオンラインでご提供しております。 月にのべ200レッスンを行う【英語職人】のブログです。英語を話せるようになりたいと願うすべての方、ぜひご一読ください。皆さんが、もう、英語学習に無駄な時間を費やすことのないよう英語職人はいつも願っております.。 レッスン詳細→https://www.chiemiallwright.co.uk  お問合せ→chiemiallwright@gmail.com  にお気軽にどうぞ。

March 2015

日本は桜の季節。
こちらイギリスも長ーく暗ーい冬が終わりを告げようとしています。明日から夏時間になります。
昨年は忘れないようにと気をきかせた(?)私が早めに1時間時計を早め、
満足感に浸っているうちに
夫にそれを伝えるのを忘れ、夫が寝る前にまた1時間早めてしまいどれが本当かわけが分からなくなり
友達に電話をする。というハプニングがありました(汗)。

さて、私のレッスンをご希望される方の中には、2~3年間、週に数回、継続的にレッスンを受けてきたが
「上達していない」と感じられ、ご相談にいらっしゃる方が非常に多くいらっしゃいます。
このような方々はできるだけ早めに軌道修正をおススメします。
このような方々が私のレッスンを受けられた後には、

衝撃的
刺激的
驚いた
脳が働いているのが分かる!
いままで何をしてきたのだろう

。。。。とおっしゃいます^^。
英会話を習得しようとする時には秘儀も王道もありません(笑)
ただ、「的をはずしてしまう」と、会話に必要な脳の部分は刺激されないことになってしまいます。
私のレッスンで、その部分が刺激されるという経験をすることでこのような感想をもたれるのだと思います。
中、高校で、6年間英語を習うのに私たちが話せるようにならないのは、刺激を受けている脳の部分が全く違うためです。どんなに優れたソフトウェアでも、ウィンドウズにしか適応しないようにできているのに、マックに適応させようとしても、うまく作動はしてくれませんねww。


英語を話せるようになるか、ならないかは「脳のプログラミング」の問題であり、
間違ったプログラミングでは、どんなに単語を覚えても、フレーズを覚えても、正しく作動することができません。

この「会話のためのプログラミング」の為のレッスンと原則の理解がとても大切です。

今日はまずその「原則」についてお話してみたいと思います。

これは私たち「大人の脳」の持ち主にはちょっと耳が痛いのです(←もちろん私にとってもw)

例えば、あなたは最近体重がどんどん増えてきたとしましょう。よく考えてみたら、夜遅く食事をしているし、
甘いものも、カロリーが高いものも多い。運動も最近はしていないことには気づいている。さて、まずどういう行動に出るでしょう。

何をしたらいいのか(食事時間を早める、甘いものカロリーの高いものは避ける、運動をする)は実はちゃんと分かっている。でも。。。。。この辺から悪魔がささやきます。。。。。
(そういえばネットで目に入ったダイエット食品の広告があったな。。。。初回半額って書いてあったよ。。。。スポーツジムの入会案内もあったな。。。)

そうです。私たち大人の脳はセクシーなもの(爆!)、短期間で快楽を与えてくれそうなものに飛びつく習性があるのだそうです。

これと同じ構造が英会話学習にも起こっています。

(新しい参考書が出てたな。。。あれよさそうだな。。。アプリもいろいろあるから探してみよう。。。無料のメルマガもあるから登録してみょう。。。へー、一日一回英語のフレーズがショートメールで届くんだって。。。)となりますね(笑)

でも、これはこれで、愛おしいですよね(笑)

でも、ここでこのブログに出会っていただいた皆さん!ぜひ、この大人の脳の習性を理解した上で一歩進んでみましょう~。

脳科学者の茂木健一郎さんが、こんなことを書かれてました。
“【言語の習得】が言語習得の目的になることはありえない。”

そうです、どうしても、私たちは、①“英語のレッスンをうける”ことが目的になり、②“英語で何を、誰と、どういう風に話したいか”を後回しにしてしまっています。

この感覚がとても大事です。どのように違いが出てくるのかといいますと。。。。

①の場合、レッスンでは、常に

・講師が何か言ってから答える。
・教えてもらう。教わらないと話せない。と思う。
・単語や文法が分からないから話せない。
・質問、聞きたいこと、話したいと思うことが出てこない。。。
・レッスン内容はお任せします。。。というスタンスである。
という状況です。

②の場合、レッスンでは常に

・How are you ? How was your day? は毎回聞かれることだから、今日は何て話そうかな?
・こういうことを話したいんだけど、もしくはこういう場面で英語ではどういう風に言うんだろう?という質問が常にある。
・そういえば、レッスンの終わりではいつもHave a nice evening.って言ってたな。今度自分も言ってみよう。

。。。というような発想になるわけですね。

日本で英会話を教えているカナダ人の友人に「多くの日本人が英語を話せるようになりたい。と言っているのに、話さないのはなぜ?」と聞かれたことがありました。もちろん闇雲に外国人を見つけたら話しかけるのがよいのだ。とは言いません(私もできません!)でも、レッスンという練習試合の場面でも
話したいことがない、聞かれたことしか話さそうとしない。というのはやはり日本人の特徴なんですよね。

それにしても欧米人(←というくくりでよいのだろうか?)はよく話します。知らない人とも知ってる人とも。
今日もスーパーで初対面のレジのお姉さんが、私が買ったヨーグルトをレジ打ちしながら
「あ、これ、うちの妹が美味しいって言ってたよ。だから私も今日買って帰ろうと思ってたの。あ、でも今日は娘を美容院に連れてかないといけないんだった。。あー面倒くさい。。。」と自分で会話を締めくくっていましたww。日本にいるときはうちの夫はとてつもなくおしゃべりなんだ。と思ってましたがこちらに住んでからは、
ごくごく一般的であることが分かりました^^。


ここまで読まれた方で、(そうそう、分かってんだけどねーなかなかねー。)という方は多いのではないでしょうか?(笑)

それでもよいのですー。ただ、そうなんだよね。と確認できれば(笑)

ちょっと話がずれてしまいましたが。。。。(汗)

これも大事な「英会話のためのプログラミング」の一つです。

次回は、もう少し具体的なプログラミングの方法について書きたいと思います。

花粉症のみなさん。お大事にしてください^^






これは保存版です!ぜひ、一度ご自分の位置確認をしてみてください。
日本の英会話市場はとても成熟しています。そうすると手軽さや便利さは増しますが、質が見えにくくなってきます。そして、多くの日本人が【誰でも英会話を習っている】【それが当たり前】【だから長くやっていていても進歩していないことに気づきにくい】このような状況にあると思います。

何年も英会話を継続して習っているのに、
☆カフェでコーヒーの注文をするとき何と言ったらよいか分からない。
☆R,L,TH,F,V,Tの発音を習ったことがない。
☆現在完了ってなんとなく分かるけど、どんな時に出てくるかいまいち分からない。

という生徒さんが大変多いことは、英会話業界にいるものとして反省しなければなりません。
そして、生徒さん側も、「このやり方であってるかな?この辺りまで上達していたら、満足満足」というように
常に自分の立ち位置を確認していきましょう。

手軽さが増す英会話市場ですが、どこでも、誰でもできる。という手軽さの裏には、

★連続性がない。
★何人ものいろいろな講師に習うので一貫性がなく、進歩が見えにくい。
★弱みを見つけ出して、強化する。という個々人にあった、掘り下げたレッスンができないので、いつも同じところをぐるぐる回っている感がある。

という弱点が見えます。特にオンライン英会話は、単発的なシステムが多いため(システムは会社によって異なります)せっかくいい講師を見つけても、次にその講師の予約を取れるかが分からず、中長期的なレッスンプランができない。となると、積み重ねが弱くなります。もし、この講師のレッスンを続けたい。と思われたら、レッスン後で良いので、どのような頻度で、どれくらいの期間、何曜日の何時頃に定期的にレッスンを受けたいのかを伝え、それが可能かどうかの確認をされれるのがよいと思います。

講師側にも同じような問題があります。次にいつこの生徒さんが戻ってこられるか分からないため、積み重ねるレッスンや、その方の弱点を強化する為の連続的なレッスンプランが立てられないため、単発的なレッスンで、同じようなことを話して終わり。となりかねません。


マンツーマン、グループ、通学式、ネイティブに習う、日本人に習う、オンライン英会話、フィリピン留学。。。。いろいろなスタイルがありますが、大人にとってちょっと不利なのは、頻度と時間。。です。

私たちが今相手にしようとしているのは「言語」です。言葉は、「使うから、使い必要があるから、使いたいから」習得するものです。そしてトライ&エラーを得て積み重なっていきます。

オンライン英会話をやられている生徒さんでしたら、(もちろん、その方のタイプや今のレベル、目的にもよっても異なりますが。。)よほど緊急を要さない限り(笑)

☆最低、週に2回(それぞれ50分づつ)
が一番効率のよいレッスン量だと思います。特に最初の3ヶ月間はこのペースで、その後は少し減っていってもよいと思います。

対面で英語をしゃべる時間がこれ以下だと、やはり効率が落ちます。積み重なりができなくなる為です。脳が英語の周波数をキープできる最低限の頻度がこれだと思っています。大人の脳で語学を習得しようとするとき、1歩進んで2歩下がるのは当然だと思います(笑)。でも周波数がくるってしまったら、またその周波数に戻すのには一生懸命チューニングしなければなりません。チューニングだけで終わってしまい、またもとのスタート地点に戻ってしまうことはよくあります。

おっと。では、ここからが本題です。
これは、私がお一人に継続的にレッスンをする場合の目安です。
・週に1回(またはそれ以上)
・約6ヶ月間
レッスンを継続した場合は、これら全てをクリアーしていたい。という目安です。
もちろん個人差はあるので、絶対の基準ではありませんのでプレッシャーは禁物です^^。

ご自分の英会話歴とちょっと比較してみてください。
では!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【保存版チェックリスト☆ワタシ今どこにいる?】

◆まずは、以下①~⑧がぱっと出るかやってみましょう

①次の英文を(意味を考えない=日本語に訳さないで)とっさに疑問文にしてみましょう。
【通常、これは私が口で言います。目で見た場合はより簡単になるので、より早く確実にできていることを目安にしましょう。】

・She likes cooking.
・I have to go home.
・He has finished his report.
・These shoes are too big.
・Many people eat meat.
・Your brother came here.
・They would like a cup of tea.
・It sounds good.

②あなたは、今、カフェにいます。コーヒー(紅茶でも、カフェラテでも!)を1杯注文してみましょう。

③あなたは今、レストランにいます。注文したものがなかなか来ません。お店の人に何と声をかけますか?

④あなたは、今、友人に飲みに行こうと誘われました。
  A,体調が悪いから断りたい。
  B,喜んで、誘いに乗る。

⑤明日、お茶に出かけないかと,友達を誘ってみましょう。

⑥あなたは、今週末、箱根に行きます。友達にそのことを伝えてみましょう。

⑦あなたは今、風邪をひいています。そのことを同僚に伝えてみましょう。

⑧上司の家に行きました。飲み物(お茶やコーヒーなど)はいかがですか?と聞かれました。
  
  A,コーヒーをいただきましょう。
  B,(すぐに帰らなければならないので、)お断りしましょう。


◆ここからは、該当が多いほど【英語情報処理回路】が不安定だという目安になります。

□R,L,TH,F,V を意識して発話していない。
□会話をすることが目的なのに、発音や、音読、シャドーイング、英作文、のレッスンがほとんどである。
□ Would you like something to drink?  の wouldは「丁寧」だと思う
□ Can I have ~?よりも Could I have~?  の 方が「丁寧」だと思う
□「ドア閉めて」と頼む時は、Will you close the door, please ? でもよいと思う
□ カフェでコーヒーを注文する時は May I have a coffee? でもよいと思う
□ タクシーの中で、おつりはいらないと伝えたい時、とっさに Keep the change.と言いそう
□ How are you? の答えに I'm good .と言うことが多い。また、So soと言ったことがある
□「靴を履く」の「履く」は put on だと思う
□「私、今日、仕事休みなの」をぱっと正しい日本語にできない
□ 「信号が赤になる」と聞くと とっさに become が浮かんでくる
□ I'm going to cook curry tomorrow. と I'm cooking curry tomorrow. の違いがはっきり分からない
□「これからの事(=未来)には3種類の言い方がある」と聞いてピンとこない
「今日、寒いね」、「最近、寒いね」、「急に、寒くなったね」を英語でぱっと言えそうにない。

□ 友人宅で飲み物をすすめられたら、とっさに Yes, please /No, thank you しか言えない気がする
□ 英作文練習(日→英)を積極的にしたことがある
□ ここ数年、新年の目標は「英語が話せるようになること」である
□ これまで2人以上の講師に英会話を習ったことがある
□これまでずっとテキストを使って英会話を習っている
□ 過去に何回か、英語を習っては辞めまた始める、を繰り返したことがある
□ 数カ月または数年間英会話レッスンを受けている、または独学しているが、このままで大丈夫かな?という不安はある



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いかがでしたでしょうか?
これから英会話をはじめられようとする方は6ヶ月後にここに導いてくれそうな講師を選ぶという目安にされてもいいかもしれません。英会話ベテランの方も、確認の意味で、ちょっとやってみてください。ここがクリアされていることが次のステップへの分かれ道になります。











このページのトップヘ