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もう今年もあと1か月だなんて、信じたくない人~、はーい!って感じですね。
でも何かと1年を締めくくるイベントもあり、楽しい季節。
みなさん、心も体も暖かくしてお過ごしください。

さて、本日のお題。『中学英語で話せるようになる』ってホント?
『中学英語で十分英会話ができる』、『中学のやり直し英語』のようなタイトルの本もたくさんありますね。これはあくまでもキャッチというか、消費者の目を引き付けるためのうたい文句なので、『中学英語で話せるようになる』というはずはありません(^^; 正確に言うと、『英語で会話のために必要な単語や文法のルールは、中学で習うものだけで十分』というのが正解です。

ただし、ここで大事なのは、あくまでも知識としては中学で習うもので十分だが、『中学で習った英語の認識方法(プログラミング)では絶対に話せるようにはならない』ということです。そこにはちょっとしたトリックがあります。

ちょっと例を挙げてみましょう。こんな場面をイメージしてみてください。

お友達と一緒にキャンプに行き、みんなでカレーを作ってるとしましょう。
料理が得意なAさんがみんなを仕切っています。
あなたは自分も野菜を切るお手伝いをしようかなと思っています。

さてここであなたは、お友達のAさんに何と聞いてみますか?英語でですよ(笑)



いかがでしょう?
この場面で日本語だったら、ほとんどの方は
「(わたし)、野菜切ろっか?」といいますね。

簡単な内容ですが、多くの生徒さん(初級から中級)は、なかなかぱっと英語ででてきません。
ここで私はこんな風に誘導していきます。

私『まず、日本語だったらなんと言いたいですか?』
生徒『“野菜切ろうか?”ってききたいです』
私『ですよね』
生徒『でも、えーと、cutは分かるけど、、、、』
私『では、“野菜を切りましょうか”という日本語を聞いたらいかがですか?』
生徒『あ!それなら分かります!Shall I cut the vegetables ? です!』

いかがでしょう。このやりとりから、この生徒さんの英語情報処理プログラミングがどのようにできているかが手に取るように分かります☺

この生徒さんの英語情報処理プログラミングは、『~しましょうか=Shall I (we)~』になっているということです。これは、日本のすべての中学校で、今でも行われている教え方です。脳はプログラミングされたようにしか動いてくれませんので、「~しましょうか」という日本語が浮かばない限り、shallを引っ張り出してきてはくれないということなのです。

“いやいや~ちえみさん、『野菜きろっか?』と『野菜切りましょうか?』は同じって誰でもわかるでしょう?”と思われるかもしれませんが、私たち大人の脳は、後から侵入してきて、普段は使わない英語という部外者に対して、感覚的、経験的なものは養われていませんから、柔軟には対応してくれないのです。これが脳のトリックです。

このように、英単語を日本語訳と強く結びつけてプログラミングすると、知っているのに使えない状態を作ることになります。Shallという単語はきちんと脳内に存在しているのに、それと紐づけされている『~しましょうか』という日本語を使わなかったために、必要な場面で引っ張り出してくることが出来ませんでした。

日本語の『~しましょうか』は、書き言葉、もしくは目上の人や初対面の人にしか使いません。友人や家族には、『これ、ここに置こうか?』『窓閉めようか?』『明日電話しよっか?』というわけです。いつも申し上げているように(^^;『普段自然な会話では使わない日本語で英語を習うことの理不尽さ』がここにあります。『be going to=~するつもり』、『try=試みる』のように、教科書や単語張に書いてある紐づけで英語をプログラミングするのは、テストで『どれくらい暗記しているか』をみる時にしか役に立ちません。『あなたは、明日、何を着るつもりですか?』なんて家族にききませんよね💦
『明日、何着んの?』ですよね(笑)普段の会話では、この自然な日本語がまず脳に浮かぶわけですから、『~つもり』という指示が出ていない脳内では、be going to を引っ張り出してはくれないのです。そうなると、一度、頭に浮かんだ自然な日本語から、会話には不自然な書き言葉にもう一度日本語を書き換えて英語を探すことになりますから、遠回りになり、瞬時に口から出ずに、結局は、必要な時に必要なことを言えない。。。。という悲しいサイクルに陥るということです。

このように、Shallは中学で知識、暗記としては習うけど、正しいプログラミング(紐づけ)は学校ではしてくれないので、必要な場では使えない→日本人は英語がなかなか話せるようにならない、というわけですね。

こんな例もあります。

あなたが友達と一緒にケーキを食べてるとしましょう。でもお腹がいっぱいになってしまったので、まだ手を付けていないケーキを友達にすすめてみたいとします。
日本語だったら、ほとんどの方が、
(私、もうお腹いっぱいだから)
『これ、食べる?』
といいますね。

これが、中学校での英語プログラミングを介して処理されると、驚くほど多くの方が、

Do you eat this cake?
と言ってしまいます。
情報処理の順番として、

①食べる=eat  だ!
②しかも『食べる』は現在形!
③はい!出来上がり~→Do you eat this cake?

これが、これまでプログラミンされてきた情報処理回路を従順に介して出て来た英語という訳ですね(^^;

英語職人のレッスンでは、学校英語で構築されてしまった『暗記型テスト用プログラミング』を『使えるプログラミング=使える英語認知法』に書き替えていきます。この、暗記型テスト用プログラミングを、大人になってからの英会話学習でも繰り返すことが非常に多いように見うけられます。そうすると、相当頑固なプログラミングができてしまい、正しいプログラミングに書き替えるのに時間がかかってしまいますので、最初が肝心です。

私の英語職人としての最終目標は、日本の学校の教科書をなくすことと、教え方を変える事です。
自分たちが経験してきた英語に対する苦労を、次世代に受け継ぐわけにはいきませんね☺