2007年05月09日

カンボジア旅行記2007(4)〜トゥクトゥク・フリーツアー編〜

昨日の夜予約したトゥクトゥクの兄ちゃんは、朝7時キッカリにキチンとホテル前で待っていた。
おぉ、海外でこうして当たり前のように時間を守ってもらえるのは非常にありがたい。好感度↑。

<5月5日のあしあとリスト>
1.オールド・マーケット

 まずはお土産類をやっつける。
 得てしてオバハンの店というのはどこ行ってもゴウツクだ。
 若い子が店番やってる店の方が、話しても楽しいし、値下げ率も若干高い。多少高く感じても、ケンもホロロな金の話ばかりに終止せず、現地との触れ合い会話ができれば得した気になる。
 あの外の道に面した角の店は、とにかく感じが悪かった…。
 2つ目のお香を買った店は、日本語のうまい15・6の女の子がかわいかった。
 同じころ、相方は若妻風の店員と長々交渉してヘンな像を買っていた…。
 奥の路地へ入ると、市場らしい生々しい光景がいっぱい。お菓子屋さんでスナックやお茶、インスタント麺を買った。
 [私:小さなお香と陶器入りキャンドルセット×2種(4$・5$)、木のスプーン・大×2(3$)、木のれんげ×3(4$)、超ミニ飲茶食器セット・青(5$)、庶民向けジャスミンティと蓮茶(2袋で1$)]
 [相方:変な象の木像(太ったガネーシャ?)、変なガルーダの銅像、高価な四面観音のランプ、変なスナック菓子数種、怪しいインスタント麺、市場のおばさんの手作りっぽい焼き菓子(帰途にて粉砕)]

2.市場の食堂で朝食
 市場の中の食事処は、生臭いニオイが食欲を減退させるので、外の道に面した比較的きれいな店で食べた(相方は中で満喫したかったようだが)。それでも、他のレストラン風の店で食べるより半分くらいの値段だ。
 [ベジタブルスープ麺、エビチャーハン、ココナツシェイク、マンゴーシェイク(しめて6$)]

3.タ・プローム
 
 周辺のアンコール遺跡の中でも一番「森に喰われている」まま保存されているのがここ。すごく楽しみにしていた。
 ニョロニョロとうね流れるような根、パイプのように横這いする根、網目状のトンネルを作る根。
 ニコ・ロビンの「文明はこの樹の成長を予測出来なかった…こんなケース初めてみたわ(249話)」というセリフを激しく思い出しました(←オタク)。
 ここの場合もジャングルだから木の成長が早いというのもあるだろうけど、ジモティがなぜこうなるまで放置していたのか、国内トップの寺院のこんな近くでここまで木がはびこるほど人に忘れ去られた期間があるのは何でなのか…等々、空島よりよっぽど謎だ。だって、森が深いとはいえ、かなり大きくて手の込んだ寺院だし。

 例えば日本だったら(首都が奈良から京都に移ったとしてもだ)東大寺の近くの興福寺がボロンボロンになるってことはないよね?!多い時5000人が住んでたって言うし(本当か?!)、信長に攻め込まれた石山本願寺みたいな最期を迎えたのかしら〜。

 あちこち見て回って一番ありえるなと思う原因は、「こいつらのいい加減な国民性」(笑)。ポル・ポトの時もそうだけど、何か1つのことにワーッと集中してしまえるイデオロギーはあるんだけど、どうも刹那的で先々のことまで考えないしすぐ飽きると言うか(暴言)。だからかあのアンコール・ワットも見えないところは手抜きと未完成だらけ(爆)。完成しちゃえば後はどうでもよかったらしい。よく言えば大らかなんだが。平和でさえあれば、ほっときゃすぐ何か生えて、喰いっぱぐれることがないであろう豊かな土地が生んだ性癖?!砂漠の民とはやっぱ違うなぁ。
 調べればちゃんと答えは出るんだろうけどロマンはロマンのままでいいや(←クメール癖)。
 
4.新・アキラの地雷博物館
 
 トゥクトゥクの兄ちゃんに10$余計に払って、行ってもらった。
 実は夕べ彼に「アキラの地雷博物館はバンテアイ・スレイの方に引っ越したよ」と聞かされ、かなりガクーンとして一度諦めたのだが(前日にバンテアイ・スレイはもう行ってたから)、結局「後悔を残すのはやめよう」と足を伸ばすことにしたのだ。
 日本の神戸屋キッチンで買った菓子パンを小さい子にお土産にあげた。
 この子達は五体満足だったので「もしかしてアキラの実の息子さん?」と思ったら、やはりそうだったみたい。後で買ったDVDに紹介されていた奥さんと、面倒見ていた受付のお母さんのアゴのホクロが一致したから。
 ちなみにお土産は、ほとんど飼い犬に奪われてました…(2歳ぐらいの方の子が、犬にケリをくれていた。強ぇ〜)。ゴハンに困ってないのはよいことです(汗)
 で、一通り見せてもらった。すごい戦いの遍歴を。日本語の説明書き、カンボジアにしてはすごくお金をかけて印刷してあったけど、文字化けだらけだし、自動翻訳したのか?ってくらい意味不明。あぁ、直して差し上げたいわ…。
 それから集まってきた子達とお話して、一緒に写真を撮り、チェキをあげて(もらったことないようだった。ウズベキスタンではみんな知ってたが)帰ってきた。みんな写真に夢中で、見送ってはもらえなかった(笑)。
 [寄付2$(おつり)、ランニングシャツ(3$)、日本語版紹介DVD(5$)←後にバリバリ☆バリューの録画テープ起こしである事が判明。しかもPCでしか再生できない]
 
5.バンテアイ・クディ
 
 上智大が調査してるとこ。もう数年やってないみたいだが。
 参道の子達が頑張っていたので、進められるままにココナツジュースを飲んた。日本語で「甘い?冷たい?」と聞いてくるので、そうでもないけどニッコリ「うん☆」と言っておいた。お味の程は、やはり甘くないポカリ。
 建物は、ナーガとガルーダのいるテラスが特徴的だった。
 
6.スラ・スラン

 そのまま歩いて、付属の沐浴場である大きな池スラ・スランへ。
 子どもたちがスッパで遊んでいます。水は意外に透明度が高く、アオノリ的なものも生えてる。遺跡の階段を降りて水際まで行こうとしたら…
 アクシデント発生!
 後から歩いていた相方が、遺跡の石畳に体重をかけたら崩れた!(体重差ね☆)
 手をつないでたので何とかバランスを保ったけど、地面に足をついた時うしろから石が滑り落ちてきて、相方の右のアキレス腱直撃!
 あわわ〜。遺跡壊しちゃったよ〜。(ていうか危ねーよ)
 とりあえず遺跡より足の心配をすべきなんだが、本人痛がりながら「このシャッターチャンス逃すまじ」と滑落現場込みの記念撮影を要求。タイゾーか、君は(笑)
 
7.クメール・ファミリー・レストラン
 14時半になり、トゥクトゥクの兄ちゃんが「お昼休憩は?」と聞いてくるので、「この辺でいいとこ知ってたら連れてってよ」と言ってみた。オニーチャン、日本人はメシも食わずに働く人種なのよ(笑)んですぐ近くの、スラ・スランが望めるオープンなレストランへ。
 奥の薄暗い部屋では子どもたちが熱心に地元のTV番組(教育テレビ的?)を見ていた。お手洗い(なかなか清潔)を借りたときに見た店の裏では、若い子がしゃがんで水をじゃぶじゃぶ使ってきちんと食器洗い。これならおなか壊さないわ。
 
 カンボジアって難民のイメージからあまり清潔じゃないように思えるけど、実は結構キレイ好きだと思う。インドとかと同じフィンガー・ウォシュレットの文化がある国だけど、インドとは水の量ときれいさが違う(人口も違うが;)。真臘風土記には、カミでケツを拭くだけの中国人をバカにしながら、池に入って腰を洗う昔のカンボジア人についての記述がある。
 
 料理は、少なめ&高めだったけど、おいしかった。
 [鳥野菜スープ黄色麺、チキンあんかけご飯(?)、ミックスフルーツシェーク、ココナツシェーク(計9.75$)]
 
8.タ・ケウ

 大きく3層からなる急な石段を登り、てっぺんへ。
 今までの遺跡とは違う、硬い材質の石でできている。石が硬かったせいと、途中で王様が死んだせいで、ほとんど彫刻はない。諦めの早い奴らめ(笑)。
 ごつごつして無機質、参道とか周りに付属する建造物がなく、ただど−んとデカいピラミッドがある感じ。
 入り口付近の大きな木の、地面から4メートルくらいの枝分かれ部分に、別の小さな木が生え始めていて、土まであと2メートルくらいの地点まで根をぷらんぷらん伸ばしていた。すごい生命力、水への執念。「こういう木が遺跡を喰うのね〜」と思った。
 
9.再びバイヨンへ

 昨日行ったアンコール・トムのバイヨンで、ガイドさんが2層目の回廊を抜かしちゃったのと、相方があの四面観音をいたくお気に召したため、もう一度バイヨンに寄った。やっぱり、たくさん見た遺跡の中でも、壁画とか石像とかもさることながら建物自体の造形にこだわってる点でNo.1。
 屋根(塔?)が4つのデカイ顔で出来てるって、すごい怖いはずなのに、みなさんとても慈愛に満ちたお顔なのね。しかもどこから上を見上げても3つ4つはホトケの顔が目に入る、ありがたーい空間だ。
 今日はじめて見た下水道の仕組みは、よく計算されてて萌えた。子猫が住みついていたのにも和んだ。
 
10.アンコール・バルーン、飛ばず…
 時間と多少のドルが余ったので、アンコール・バルーンへ行くことに。「あんな節操ないモン誰が乗るか!」とノリノリの相方を一蹴し続けたのだが。しかしトゥクトゥクの兄ちゃんが言うには「雲が多いから飛ばないかも…」とのこと。乗る気になっちゃってから乗れないとなるとヤケに悔しいじゃないか(ガーン)。そばまで行ってもらったけど結局みんな追い返されていた。今思えば意外と金より安全重視で、どこぞの遊園地より好感が持てるというものだ。
 
11.サリナ・ホテルに帰る
 時間もあるし、シャワーを浴びてから飛行機に乗りたいと、ホテルに一度戻って着替えを持ち、タケオGHに行く算段。
 ちょっとだけバー・ストリートによって相方お目当てのランプを買って、ホテルへ。「何で行ったり来たりするの?」とトゥクトゥクの兄ちゃんに聞かれ、説明に手間取った。圧倒的に語学力が足りん(汗)。特に私はヒアリングが苦手じゃ;。
 しかしいざサリナに戻ると「ここじゃダメかな〜」という気になり、試しにポーターさんに聞いてみたら「プールのシャワーを使っていいよ」とのこと(^^)わーい!
 
 ということで今日はここで打ち止め。
 トゥクトゥクの兄ちゃんにお支払いとお別れをしに行く。メール交換をし、写真を一緒に撮って、サワヤカにお別れ。途中一言だけ値上げの交渉があったけど、終止サワヤカないいコだった。
 
 シャワーはトイレと一体型の不思議な造り。お湯は出ず、水だけど暑い日中はこの方がいいくらい。
 先にツアーで一緒だった人に浴びてもらい、荷物整理をして、いざ空港へ。駆け足のカンボジア二日間が、いよいよ終わろうとするのだった。

chieri_k at 17:15│Comments(0)TrackBack(0)clip!旅行 

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