肌寒い一日となりました。
冷たい北風。
思わず窓を閉め切ってしまいました。
む~っと暑さを感じていた午後の西日が、
今日は心地よく感じられました。
昨日の夕方、ある作業の手伝いをしました。
「風が止まったので、今のうちにやっておこう。」
そういって、急きょすることになったのは、イチゴハウスのビニール張り。
少人数でする際、微風でも大敵!
たたんであるビニールは、大人2人がかりでないと抱えられませんが、
広げると、いとも簡単に風にあおられ、作業の邪魔になります。
5連の短いハウスは、先日、主人が手伝って、完成していましたが、
手前の3連ハウスは、天候とにらめっこで、手を付けていなかったのです。
マルチ張りも終わり、花芽もちらほら見え出した「あまおうの苗」たち。
さて、外側のハウスなら、ビニール張り、なんとなく手順が想像できたのですが、
真ん中の棟、どうやって張るか、ご存じでしたか?
手伝ってみてびっくり。
知恵と力のいる作業でした。
まずは、真ん中の棟に張るためのビニールを、
外側の棟との間の谷間に持ち上げなくてはなりません。
うちはこんな感じでやってます。
ビニールの束に、ひもを10m間隔でむすび、少しずつ引っ張り上げるのです!
引っ張るのは、御年64歳のおとうさん。シルエットだけ見ると、若者みたい^^
スタイルは20代からほとんど変わっていないそう・・・!
まだまだ現役です!身軽!
すべてが谷間に乗っかってから、やっと広げる作業。
こちらもかなり力のいる作業。
不安定な足場のため、本当に大変です。
作業前は、ほんの少しだけ風が吹いていましたが、ビニールを張りだしたら、
ピタッと風がやみました^^
最初は1棟で精いっぱいだろうと、ビニールは1束しか準備していませんでしたが、
天候にも恵まれたので、がんばってもう1棟も、張ることに。
今度は私も、ビニールを広げるのを手伝うために、
ハウスの谷間へ登りました。
足場はこれくらいの幅。平均台くらいかな?
張り終えた2棟のハウス。
無数のひもは、ビニールを固定するもの。
ハウスを降りようとしたら、「18時」をしめす、時報の音楽が、遠くから聞こえてきました。
刈り取りを静かに待つもち米。
秋も深まり、もうすぐ「あまおうのシーズン」がやってきます。