正井千尋の日記

歌うたい、正井千尋の日記

2017年03月

新しく出会う

向き合うという作業は時にめんどうで苦しい。

例えば親戚。
例えば友達。
例えば家族。

以前のイメージが刷り込まれていたりした場合、
面倒だし、もうそのままでいいかとも思う。
思ってしまいがち。

でも、今の私はあえてそこを踏ん張って向き合おうと思う様になってる。

そうすると同じ人とまた新しいく出会う事ができる。
どっぷりとじっくりと向き合わなければ、
本質や真実など見えないから。

そんな風にしようと思ったのは、
私の場合はママになったからかもしれない。
子供と向き合う事からは逃げられないから。
目の前にいる人と適当になんか付き合わない。
今までもそうしてきたつもりではいるのだけど。

向き合うキャパシティーが狭かったと思う。

新しい自分に出会う為に。
もっと高く飛ぶために。
コミュニケーションが下手。苦手。
人見知りをするから。

もうそんな言い訳も私は自分にしたくない。

自然にそう今は思うから。
これが流れならばそうなれるように頑張りたい。

前回のブログに対するご意見等もたくさんありがとうございます。
お読み頂いた方々は読んだお時間、そして中にはしばらくの間、
何かスッキリとしない方も居たかと思います。
お詫びを申し上げます。

至らない自分ともとことん向き合って行こうと思います。

そして楽しくなければ生きてる意味ない。
音楽する意味は私はそこにあるから。
どんな暗闇を通過しようが、
ゴールはハッピーが良い!
光ってないとね!

4月23日(日)
Soap Opera Classics

Sound Gallery
open18:30/start19:00
adv¥2500/door¥3000(別途D&F¥1100)
シミズリエ/正井千尋/Martha
他にもまだ出演者有りです。













皆さんにお知らせです。INUUNIQさんとの事(2017/1/15@soc)

今回のお話はとても長文です。
先日のライブで起きたトラブルについて、事実を皆様にお伝えします。

このブログを皆様に見て頂くまで2ヶ月と少しの時間を必要としました。
怒りに任せた言葉を皆さんに届けたくなかったこと、
誰かを責めるような内容を書くのに抵抗があったこと、
そして「今回のトラブルが起こったのは、結局、自分の力不足でなないのか?」
という自問自答を繰り返していたからでした。

本来であればアーティスト同士で解決すべき問題かとも思いましたが、
私からコンタクトするのに疑問があること、
そして何よりも、結果として当日私のライブを楽しみに、
来て頂いたお客様に対して、ご迷惑をおかけしたことから、ここに書きたいと思います。

例えば、マラソンランナーにとって、ランニングシューズは重要なものです。
しかし、何者かが、選手に無断で、レース直前に、
その選手に合わないシューズに取り替えたとしたら?

『その道のプロフェッショナル』ならば、自分に合わない靴のまま走っても
実力を発揮し勝利することができるでしょうか?
今回のトラブルは、音楽家にとってのランニングシューズである『マイク』が、知らぬ間に変わっていた事によるものでした。

2017年1月15日(日)Soap Opera Classicsのライブにおいて、
同日の共演者であったINUUNIQさんが、事前確認のないままピアノマイクを変更されました。
目的は、後日行われるINUUNIQさんのワンマンライブで音響を担当される方が、ワンマンライブ当日に使用するマイクの音響テストを行うためです。
しかし、ピアノマイクの変更は、少なくとも私は知らされていませんでした。
(他の出演者が知っていたかは私はわかりません。)

結果として、 リハーサルから本番まで音の環境に違和感があるまま、
ずっと格闘しなくてはならなくなりました。

この日の私はリハーサルからかなり苦戦していました。

INUUNIQ担当の音響さんとINUUNIQさんは、私のリハーサルを含め、
他の出演者のリハーサルをずっと会場のPA席前でご覧になっていたので状況を把握していたかと思います。

本来のリハーサルは全ての音の環境を整え、
本番の流れ、ステージでの動きなどの詳細を音響さん、照明さんと確認、改善する作業です。

この日、やり慣れた環境であるはずのSOCなのに、
いつもと違う音環境となり、またマイクの変更を知らされていないことから、原因の特定もできず、
納得のいくリハーサルが出来ぬまま、割り当てられたリハーサル時間が過ぎました。

ホームであるSOCのスタッフを私は信頼しています。

リハーサルに問題が残っても、
信頼してるSOCでの本番は大丈夫だと思った私の考えが甘かったのかもしれません。
4組の出演者が代わる代わるリハーサルを行う日ですので、
次の方のお時間も確保せねばならず、
リハーサルの時間を伸ばして違和感の原因を特定する事はできませんでした。

もしピアノマイクを替えたという様な事がわかっていれば、本番までに対策を行えたのですが、
今回は原因が分からなかったために、対策も行えないまま本番を迎えることになりました。

案の定、本番も苦戦しました。
何があっても、ステージに一旦上がったら、本番はベストを尽くすのみです。
私は納得のいくステージを行い、皆さんとの時間はとても楽しい時間でした。

しかし終演後、SOCスタッフとの反省会の中で、初めてピアノマイクが、
INUUNIQさんの音響テストのために、普段のSOCとは別の感度の高い高価なマイクに変更されていたことを知りました。
さらに、終演後、ネット上にアップされたINUUNIQさんのBlogで、
INUUNIQさんの出番のみ、ピアノマイクに合わせた最適なボーカルマイクに変更を行い、
ご自身だけはベストな状態でライブをされていたことを知りました。
(ライブ後INUUNIQさんが自身のブログにて、音響の実験を行なった事や、
自身の出番のマイクが最適な組み合わせであることを記してネット上に上がっていましたが、
現在は削除されています。)

(INUUIQさんのブログがここにありますので、内容を読まれたい方は、下記よりご確認ください)
ブログ記事内容
ブログアップ時の画像
ブログにアップされたマイクの画像

記事によれば、ピアノマイクとボーカルマイクはセットで使用してこその物であるようです。(事前に知っていれば私でもセットで使用します)
私はそのブログを読み、パズルのピースがはまるように、当日のトラブルの全容を理解しました。

このハプニングは、個人の身勝手な行動によって起こされたものとわかりました。

その上で、私が遺憾に思うのは以下の点です。

・リハーサルから本番中、(ほぼ全ての演者の演奏時間)客席PA席前にて、
INUUNIQ専属の音響さんとINUUNIQさんは、音のチェック、相談をされており、
共演者が音響に苦戦しているのを知りながら、何も言わず傍観していた事。

・ライブ後の反省会の中で、私が音の環境がいつもと違っていたことを話すと、
INUUNIQの音響の方は、「やりにくそうだったね」と他人事のように笑っておられた事。

・「自身のワンマンライブの音響テストの為」という自分勝手な理由で、
音楽家にとって命とも言えるマイクを無断で取り替え、共演者のステージを実験台にした事。

・トラブル後、現在も、自身の行なった事に対する説明責任をSOCスタッフに任せ、
自身で謝罪を行わない事。

もちろん、どのような環境でもベストを尽くしてライブは行います。
しかしながら、私は演奏環境をとても大切だと考えています。
もし今回、ピアノマイクの変更を行う事を予め伝えていただいていれば、
セットリストの変更やアレンジ変更などで解決できましたし、
リハーサル時間を長くして演奏環境を整えるなどの準備を行う事が出来たはずです。

悔いが残ります。

さらに、INUUNIQさんの最近のブログでも音響へのこだわりをアップされており、
それだけ音響へのこだわりを持ち、音の環境の重要性についてお話されているにもかかわらず、
他の共演者の音の環境を蔑ろにする身勝手な行為を残念に思います。


何より、ベストを尽くしたとはいえ、悔いの残る状態になった事。
当日ライブに来ていただいた皆さまに大変申し訳なく思い、
今回このような形で公開させていただきました。

何度も繰り返しますが、どのような環境でもベストを尽くしてライブは行います。
それはこれからも変わりません。
私の未熟さによる部分もあると思います。
あの時全てに対して過信せず、リハーサルで起きた問題をとことん解決すれば良かったと思います。


私が出演するライブに来て下さる方々は、音楽が大好きな方々です。
演者の細かい事も良くご覧になっていて、音にもとても敏感です。
私達演者の為に貴重な時間を作り、音楽を楽しみにライブに来て下さっています。
演者はみなさんに良い時間を提供する責任があります。
音の環境も含めて、演者も責任を持たなければいけないと思います。
私は音楽を、私の歌を楽しみにライブに来て下さる方を心から大切に思っています。
そして同じ様なこころざしでステージにあがっている共演者の音楽も大切です。
だからこそ、事なかれ主義にならず、この様な許しがたい行為には声を上げなければいけないと思いました。


これからも音楽家としてもっともっと向上していきます。
今後、さらに良いステージを皆さまに見ていただけるよう、精進してまいります。
どうぞよろしくお願いします。
正井千尋

*添付資料の中には当日共演した他の方々のお名前、
コメントを書いておられる方のお名前等がそのまま記載されています。
この様な記事に使用して申し訳ありません。



別れの季節

お日様は出ていますが、なんだか風が・・・
寒い気が・・・

春、3月は別れの季節。
卒業、卒園、転勤、お引っ越し・・・
クラス替えとかもかな。

大人になって、ちょっと麻痺していたこの感覚。

ママとしては、
子供を通してのこの様なお別れにどっぷり浸かる数日間でした。
お友達と、お友達になったママと、先生と。
お別れが続いて、なんだか寂しくて、毎回泣いてしまう日々でした。
漫画みたいに泣いている。
涙腺が壊れてる。

こんな感情って久しぶりかも。

別れるのって寂しいね。
本当に心の一部が捥がれる感じ。
みんな元気で新しい場所で頑張ってね。

そして私達も頑張ろう。

大人になった私はいつからか、
どこか冷めて、どこか距離を置いて人と付き合ってきたのかも。
傷つくのに疲れたから、いつからか誰もに距離を保って、
誰も信じないでいようとしてたのかも。

でも、最近はどっぷりつかろうと。
距離を縮める努力をしてる気がする。

子供に戻っていく感覚でもある。

だからこその別れの寂しさという素敵な感情を思い出せた気がします。

今日もお別れ会。

春がこんなに寂しいとは。

太陽の光に、
春の匂いに救われます。
みなさんも良き日を。

4月23日(日)
Soap Opera Classics

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シミズリエ/正井千尋/Martha
他にもまだ出演者有りです。








時間を使う

いつだったか。
毎日、毎日、親友と恋愛に一喜一憂する話を真剣にしていた頃。

電話したらそっけなかった。

忙しくて会えない。

相手のちょっとした仕草に一喜一憂してたっけ。

お母さんになると、
そんな事気にしていられないというのが正直なところ。

ドキドキは常に忘れてないよ。
あの頃真剣にこの世の終わりの様に悩んでた事、
今はそういう頭のスペースが無いと言うのがぴったりな言い方かな。

毎日、子供が怪我無く、病気せず、
明るく笑える環境作りが仕事であり、
おまけに、大切にしているライフワーク(私なら音楽)なんかがあると、
そこにも全力投球したいから、いっぱいいっぱい。
それ以外は気にせず流すくらいでないとやっていけない。

話がそれたけれど。
つまり、そうやって恋のアップダウンに溺れていた頃、
私はふと思った事があった。

本当に誰かを大切にする事は
大切な人の為に自分の時間を使う事だと。
人の時間は限られていて、
命も限られている。
その中の時間をその人の為の時間にする。
これほどの愛はない。
これほどの贅沢はない。

時間が無くて、会えない。

もしそんな事を大切な人から言われたり、自分が言ったりしていたら・・・。
そこに愛があるか無いか、良く考えてみると良い。

日常会話で言ってしまいがちだけど、
私も反省しよう。

そして、ライブに会いに来て下さるみなさん。
毎回、必ず会いに来て下さる方々。
毎回でなくても、気に掛けてくださり、
都合をつけて来てくれるみなさん。

私の為に時間をくださるみなさん。

私はどれだけの愛をみんなから頂いてるかという事。

私にとって大切なみなさん。
だからこそ、ライブなどの時は、そのみなさんにとって最高の環境を守る様に努めたい。
それが何かの理由で守れなかった場合は事なかれ主義にならず、
声をあげなければと思う。

そして私も常に努力を惜しみたくない。

時間を使うって、尊い事ですね。

自転車で外に出ると、
右に曲がろうとしても突風で左に曲がるはめに!!
一人でクスクス大笑い。
少し風は冷たい。
でも、部屋に入る光はピカピカしている。
春だね。


4月23日(日)
Soap Opera Classics

夜公演










育っていく

道や花壇のお花につぼみができて、お花が咲いて。

子供達は、
「お花さん。こんにちは〜。お水をどうぞ〜」
「お花さんお水飲んでる?ゴクゴク聞こえる。」

なんて素晴らしい時間だろう。
かわいい。
いちいちかわいい。

そして、こんなに優しい心が育ってる事に感動です。

生まれた時はみんな同じく赤ちゃん。
それなのに、ほんの3、4年でどのような大人と関わってきたか。
そういうのが如実に表れてきます。
もし間違った方向に進んでいるとしても、
この時期なら正しく導けるチャンスがまだたくさんある。

お友達と欲しいおもちゃが被って取り合いっこ。
中には暴力で自分の物にする子もいる。
程度によるけれど、どの子もそういう時期がある。
でも、初めはそうでも、大人がしっかり導く事で、
「ごめんなさい。」が言えたり、他の解決方法まで考える事が出来る様になる。

子供の能力は本当に凄いです。

「3つ子の魂100まで。」
ひしひし感じる今日この頃です。
心をつくる時期なのだと思う。

自分も含めて、大人はどうだろう?
テレビでは大概責任を押し付け合っている。
逃げる事ばかりが目に飛び込む。
正々堂々と生きて行くのは案外難しいのでしょうか?
潔い人は少ないのかしらと思う。

でも、気持ち良いくらいピュアな人も居て、
そういう人に出会った時の感動たるや。

でもね、そういうの全部。生き方全部。
良いも悪いも顔に出てる。
出るものなんですね。
以前は顔で判断しちゃいけないって思ってたけど。
それが全てだと今は感じてる。



子供でも頑張ってする事。
悪い事をしたら、相手を傷つけたら、まずはごめんなさい。


では私はどうかしら?
私は全うじゃないし。
人に迷惑をかけてしまう事があるし。
毒毒しいし。
善人じゃないけど。

何度失敗しても、育たなくてはと思います。
生きる限り育っていきたい。
伸びて行きたい。

新しい事に取り組んで、
何度でもボロボロになりたい。

時間に追われて、頭がいっぱいで、
ついつい咲き始めた花のつぼみは見過ごしてしまっていた様な。

花はもちろん綺麗。
でもつぼみを見た時の感動って素晴らしい。
子供がつぼみに感動してるのを見て、
つぼみの素晴らしさに本当の意味で気ずいた。

私の馬鹿は治りそうにないのだけれど、
ありがとうが言える大人。
ごめんなさいが言える大人。
せめて逃げないで、そんな人になりたいな。

4月23日(日)
Soap Opera Classics

夜公演













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ちひろライブ情報
〜ちひろライブ情報〜
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◆2009年6月
☆日時 2009年6月2日(火)
 〜ちひろとピアノ〜
 場所 club★jungle(心斎橋)
 出番 20:20〜

☆日時 2009年6月11日(木)
 〜アコースティック〜
 場所 BERONICA(京橋)
 出番 20:30〜
Key:やまだGt:中島康雅
Ba:多田義則Dr:青木泰道

☆日時 2009年6月17日(水)
 場所 MAMBO LAND(名古屋)

☆日時2009年6月18日(木)
〜ちひろのお誕生日ライブなのです〜
 場所 OSAKA RUIDO(心斎橋)
 出番 20:10〜
Key:やまだGt:中島康雅
Ba:和田祥司

◆2009年5月
日時 5月1日(金)
場所 OSAKA RUIDO(心斎橋)
出番20:10〜
☆5月4日(月)
場所 ORC200イベントゲスト 
出番 15:00あたり
☆5月13日(水)
MAMBO LAND(名古屋)
◆2009年4月
☆4月15日(水)
MAMBO LAND(名古屋)
◆2009年3月
☆ChiHIRO Live☆
〜正井千尋1stミニアルバム先行発売ライブ〜
日時 3月6日(金)
場所 Club★Jungle
☆3月18日(水)
MAMBO LANDO(名古屋)
☆3月23日(火)
〜ちひろ弾き語りライブ〜
BERONICA(京橋)
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