コスタリカの隣国パナマでの事件をきっかけに、世界が中国製品に対して不信感を抱きだした。

スペイン側は中国側に責任があると主張し、中国側は直接的な関与を否定している。

明らかな中国側の過失であるし、当然世界からバッシングされるべき事件である。中国は責任を認め体制を改善するべきだし、不買運動が広がることも当たり前だとも思う。

ある人が「これだから中国は」「中国人は自分の利益しか考えてないからね」と中傷した。

そのとき私が思ったのは中国人の友人だった。

今彼らのように外国で生活している人々は少なくない。
私自身留学生であり、異国の地で生活すると時にいわれもない差別や偏見に遭遇することがある。
そういう時自分が日本人であることを意識するしある種の愛国心というものが自分の中に存在すること気付いて驚いて、自分の感性や価値観が日本で作られたものであることを感じる。
それと同時にそのいわれもない偏見に傷つくし、腹が立つし、なんで自分なのかと不思議に思う。
物事の一面だけを見て評価したり判断したりすることは、ありがちだし私も気をつけていてもそのように盲目的に信じてしまうことがよくある。
想像力を欠いた状態で物事を判断することは人を傷つけてしまうことにもなるし、いずれ自分自身に降りかかるよくない出来事の発端にもなりうる。

今回の事件では、中国の大量生産のシステムに疑問を投げかけるいい機会であると思うし、そのためには不買運動やバッシングも必要なんだろう。
でも、同時に今回の事件だけで中国や中国人を評価し中傷する人からの偏見によって私の友人が傷つくことのないように願う。