労働組合を夢と希望に

「人間らしく働き、生きていく」そして「社会がより豊かに発展していく」ための必須アイテムが労働組合です。 でも、そんなすごい労働組合も使わなければ「宝の持ち腐れ」「絵に描いた餅」ですよね! 労働組合に入って(結成して)一緒に力を合わせましょう! 労働組合が、働く人たちの夢と希望になるように!

☆個人加盟のお申込み・労働相談→ 0120-378-060(労働相談センター)
☆地区労への加盟・組合結成のご相談は
  →045-201-3684
(横浜地区労 http://yokohamachikurou.jimdo.com/ )

2012年11月

ちょと思い立ったので書いてみます。

会社が従業員を雇用する場合、原則として「男性のみ、女性のみ」という応募の仕方はできません。それは男女雇用機会均等法という法律によって禁止されているからです。

男性に限定するようなイメージを募集要項に記載することや、男性歓迎等の、暗に男性向けであるよう意識させるような募集の仕方もNGです。

また、募集人数に男性80名、女性20名などと採用人数に差を設けることなども禁止されています。募集年齢に関しても雇用対策法によって募集年齢は原則不問としなければいけないと定められています。

ここまで書くと、「そうだね!差別はいけない。」と思います。

でも、この法律はどうやら「募集」に限って制限を課しているに過ぎないようです。

基本的に会社が最終的に誰を雇うのかというのは会社の自由です。

募集は上記のような法律で差別扱いは禁止されてはいますが、採用しなければならないと強制しているわけではありません。

結果的に、面接をして採用が全員男子だけだったとしても、これは法令違反にはならないのです

組合員の中にも、「年齢不問」と書かれていて、往復1000円以上もかけて面接に出かけたら自分の年齢ではとらないことが分かった。という人がいました。はじめから採用する気なんてなかったそうです。

その人は「それならそうとはじめから言ってほしかった。交通費を払って、履歴書書いて、意味がないじゃないか」と憤っていました。

そりゃそうだと思いました。

法律によって、建前としては「制限はありません」といっても、面接をする会社ははじめから雇う気がないなんて、、、こんなんでは法律で規制している意味がありません。

むしろそれで面接を受けに行く労働者が被害を被っているとすれば、有害と言わざるを得ない法律ではないかと思います。

結論として、いいたいことは、

表面的な文字づらで安易に判断しちゃいけないということ。

文字づらでよさそうなことを言っているからといって安易に判断してはいけないと思います。

その実際の運用によって、どんな結果が導き出されるのか、ほんらい救済されるべき人が本当に救済されているのかを見極めることが必要だろうと思います。

これは、労働法だけの問題ではありません。

「国民の生活が第一」とか「既得権益の一掃」とか、もっともらしい単語をならべている政治家が実際に私たち国民の生活にたいしてどんなことをしようとしているのか。。。。

ここを見極めることも大事だということにもつながっています。

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 基本的な考え方を全労連共済基礎講座という形でまとめてみました。死亡保障や医療保障などの必要保障額の考え方を述べてみました。共済選びの参考になさってください。年末まで、毎週月曜日(掲載できなかったらごめんなさい)に掲載します。

まず、保険と共済の違いですが、現時点では乱暴ではありますが、保険=共済と考えてもらって結構です。

まずは、なにが必要か単純に考えましょう。

 ・・・結婚したり、子供ができたり、などなど、きっかけは何にしてもそう考える時があります。

でも保険や共済には、いろいろな種類の保障があり、その組み合わせなど、いろいろと考えなければならない事が多々あります。

また、いろいろな保険や共済を見積もりすると、「A共済よりB社の方が同じ内容で保険料が〇〇円安い」などと考えたりします。

いろいろと見積もりをするだけで結構時間や労力を使ってしまい、結局は、面倒になって入るのを辞めてしまったりということがたくさんあると思いますし、そのようになっていないでしょうか?

 まずは、簡単に、シンプルに考えていきましょう。

何のための保険や共済か

 では、どうして保険や共済に加入する必要があるのでしょうか?

 基本的には、“もしも”のことがおきた時という思いからだとおもいます。そこで、“保険料”という費用を出しても、いざという時困らないようにお金を確保するために、保険に入るわけです。

  “もしも”とは、亡くなる、あるいは病気やケガをするということです。

そして、“困らないようにお金を確保”ということは、入院費やその間の生活費を確保するということです。

 単純に保険や共済というものを考えると、以上のようになります。

 ①保険や共済は何かあったときに備えだということ②「もしも」があった場合いくら必要なのか この二つのことを、まず前提として初めに頭に入れておいてください。

http://chiikirouso.jimdo.com/共済-保険について/:title=地域労組よこはまの共済ページ]がこちらです。

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 みなさま、こんにちは。

 先日22日に「組合員交流会」が開催され、書記長のブログや塩野のつれづれでもご報告どおり、私たちの仲間が無事にひとつの問題を解決できました。本当にうれしいことです。

 有形・無形の応援をしてくださった皆様には御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 私自身もその組合員とお話をする機会が有り、何回かお話をしましたが、ものすごい常識と良識をお持ちの方でした。

 よく、「労働組合はゴネ得集団。既得権益の塊」「人員削減を了承しながら、労働組合は豪華なビルに立派な調度品でセレブ待遇」

少し前の流行語を使いますと、「抵抗勢力」というイメージをもたれますが、果たしてそうなのでしょうか?

 今日は、少しこのあたりの誤解?をといていきたいと思います。

 まず、私たちの組合員の声を紹介したいと思います。

 ある組合員から「社長には感謝している気持ちもある。」という率直な気持ちを聞きました。本当に自分の権利の主張だけでしたら相手に対してそのように思うものでしょうか?

 また、別の組合員も「会社とは対決ではなく、純粋に話合いがしたい。話合いをして双方が発展する方向が満足できる会社を作りたい。」とも発言しました。

 また「来客されるお客様が安心できるように・・・要求します。」(・・・部分は現在進行中の事案なので掲載は控えさせていただきます)というように来客されるお客様目線での要求をする組合員もいます。

 これら組合員の特徴は、会社を良くしよう!という気持ちで会社の発展にいろいろ提案していることです。

 例えば、『ランチ営業をして多くの方にお店を知ってもらおう。』とか、『残業をすることは、お客様に無駄な経費を請求することになる。だから残業をしないで従業員同士情報を共有して「ノー残業」を目指す職場にしよう。』と、労働組合が本当に会社を食い物にする組織ならば、ランチなんて無駄な仕事を作ることだし、残業なんてやりたい放題して、残業代を請求すれば労働者にとって実入りがいいですよね?でも、彼ら・彼女らはそんなことはしません。もちろん自分たちのためではありますが、会社のためでもありますよね?

 ゴネ得集団。既得権益の塊。抵抗勢力が、そのような提案をするでしょうか?

 また、ゴネ得集団と誤解されるようなことを止めることもあります。

 子育てをしている人が「子供を盾」にして「自分の都合が」と言われると他の同僚やフォローしてくれる人は、いかなる事情があっても平伏するしかない風潮になります。そこに、どのような事情があってもです。

 当然、子供を育てる人にフォローは必要です。特に、通常の人よりも大変ですし、可能な限りの協力は必要と考えます。

 ところが、世の中には残念ながら、それに対して「自分は『イクメン』・『働くママ』だからフォローは当然。」という態度をとるような人もいるのも事実です。都合は自分優先。協力する人は自分にあわせる。なぜなら、子供がいるから。『イクメン』・『働くママ』だから!という人も世の中にいるのも事実です。

 そのような人に対してはたしなめることもあります。なぜなら、組合員同士、いや、人間同士、対等な関係に立ちたいからこそです。

 たった一人の、そのような行為で世の中の『イクメン』・『働くママ』の全員が「礼儀知らず」と見られることになりかねないからです。

 

 また、このことは、地域労組よこはまが、皆様からそのように見られることだと考えるからです。

 話を戻しますが、なぜ労働組合がそのように思われるのでしょうか?

 それは、労働者が団結されると困る人たちがいるからイメージ戦略で労働組合のイメージが作られてしまったのです。

 会社「リストラ・人員削減が必要です。」

 労働組合「わかりました。承知します。」

 で、組合員を人身御供して、労働組合の役員とその関係者は安穏。

 これでは、社会から「セレブ待遇」といわれても無理は無いと思います。

 

 しかし、地域労組よこはまは違います。人員削減を提案してきた会社に対して、組合員を人身御供にしてをまで自分たちを守ることはしません。そこが伝わっていなければとても、残念なことです。

 ただ、私たちの組合活動を書記長のツイッターや、こちらのブログから今後も発信していきます。

 私たちが果たしてそういうイメージの集団であるか、どうか。考えてみてください。

 

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Sabuシリーズでも紹介した、レストランで働いていた仲間が突然店を閉められ解雇の問題。

金持ち経営者は、会社には金がないと、長年勤めていた従業員に何の保証もするつもりはなかった。だれもが納得いくわけがないこのような横暴に、地域労組よこはまが支援しました。

先日の地域労組よこはまの交流会は仲間の勝利を肴に、

「たのしいなぁ。ほんとに、ほんとにたのしい。」「よかった。わがことのように嬉しい」と、

酒を酌み交わし、楽しいだけではない何か大事なものをみんなで感じられたひと時でした。

「ちょうど一年、長い間戦ってこれたのも組合の仲間の支援があってこそ。見ず知らずの方々が、私のために朝早く集まりビラ配り・団体交渉・裁判の手続き。一人では要求の半額以下で泣き寝入りが必須でした。組合なくしてはとてもこの争議を勝ち取れることなできなかったでしょう。」

かんぱーいっ!

勝利の酒はうまい。


翌日の昼前、さめきらぬ夢の重さに、私たちが感じた「大事な何か」は何なのか考えてみました。

誰でも突然解雇されることは、大きなストレスでしょう。そのストレスを無視し、Tさんは1年間戦い続けました。当然、労働組合は労働問題の訴訟のプロフェッショナルです。労働者を守るため長い歴史の中あの手この手を蓄積しています。

しかし、それだけではあんなにうまい"勝利の酒"は味わえないんじゃなかな。


まず、以前に紹介した本、「脳からストレスを消す技術」(有田秀穂)から、

(引用)

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…ストレスに勝つということはできません。ストレスが大きくなれば、人間の生命を脅かすとても危険な存在になります。…本当の意味で「ストレスに強い人」というのは、ストレスを打ち負かしていく人ではなく、襲い来るストレスを上手に受け流し、自分にとって適度なストレスにコントロールできる人…

……人間の脳には「人間らしさ」をもたらしている前頭前野、そのなかでも真ん中に位置する共感脳が、私達の「心」の中でも共感や我慢、理性といった「社会性」に関する場所……この共感脳はセロトニンという物質を放出し、セロトニン神経を鍛えればストレスに強くなる。セロトニンというのは、脳内で鎮痛剤の役目を果たす

……共感脳を鍛え、セロトニン神経を活性化させると痛みに強くなる。これは神経が麻痺するからではなく、痛みはあるのですが、それほどつらく感じない…それだけではなく、セロトニン神経が活性化していれば、頭がクリアになり、元気がみなぎり、心は安定し、ストレスや痛みに強く、…そして生活のクオリティまで上げることができる。……ストレスをコントロールできるようになるには、セロトニンの放出量を増やすトレーニングが必要です。……太陽を浴び規則正しい生活、リズム運動をする、笑よりも号泣する、(こういったとレーニング方法があるが、一番効果的なのは)自分にとって大切な誰かを実感すること。

人を苦しめ傷つけるのも「人」だが、満たすことができるのも「人」……共感脳は他者との関係の中で活性化する。

大切なのはネガティブなものに意識を合わせるのではなく、よい人間関係に意識を向け、人との触れ合いの中で共感脳を活性化させていくことです。

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もう、私が何を言いたいのかおわかりでしょ。^^\


結論を急がず、もうしばらくお付き合いください。

先日のSabuシリーズには、法人という厄介な人格について話していました。

私はこの楽しい交流会を過ごしながら、それとは異なる「組合」というまた別の"人格"のようなものを感じました。

参加者十人が一人のストレスを感じ、十人が一人の勝利を喜び、十人が一つの組合の未来を語り合った。そして、その未来は幾多の困難も必ず乗り越えていき、その先に明るく笑っているであろうことを確信しました。

職種も考え方も出身もバラバラ、年齢層も広い人たち、組合って個人の集合だと思っていましたが、組合員の誰でもない、一人の意志のある人格のように一つになりました。


少年のころ見たアニメで「ゲッターロボ」というのがあります。

なつかしい><(な、な、何を突然?、、、ご心配なく^^;)

このアニメは、おそらく合体もののさきがけだとおもいます。

3人の正義感あふれる中学生ぐらいの子が、それぞれの飛行機を持っていて合体し、一つのロボットになって悪をやっつける。これが上になるひとの組み合わせで3種類のロボットになるんです。戦車型のロボットは海底まで行け、手にドリルをもったロボットは地底まで穴を掘り、何と言ってもかっこいい赤いマントのロボットは空を飛んだりビームを出したり、、、つよい。

うちの組合、ゲッターロボよりつよくなんじゃないかしら。3人ではなく、これから先を考えると無制限の組み合わせですから。

いろんな職種の集まりだから、得意分野はそれぞれ。なにかあれば得意な人を頂点に合体。

手となる人、足となる人、支えていければいいなぁ。





だから、ひとりでストレスをかかえず、

つらかったらおいで。

本気で話を聞いてあげます。

一緒に本気で泣いてあげます。

組合はやさしいんです


いじめられたら連絡ください。

やっつけてやります。組合はつよいんです。


夢や希望が持てないなんて言わず、こっちこい。

組合は、あなたが見たこともない希望を見せることができるかもしれません。


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 みなさま、こんにちは。

 

 先日のブログで、このことを記載しましたが、本日は会社が人員を減らすために使う「配置転換」と「退職勧奨」の組み合わせとその対抗するためのポイントを

記載したいと思います。

まず、「配置転換」と「退職勧奨」ですが、どちらとも基本的には、会社の有する人事権の一環としてある程度は許されています。

そこで、会社側は、以下のような対応を行うことがあります。

ここから先はフィクションです。

会社のイメージは観光ホテルをイメージしてください。

まず、解雇したいけど、面倒なことになる。でも、人を減らしたい。そこで、ターゲットをAさんと定めます。

Aさんは現在、フロントで受付と事務の仕事をしています。

まず、「配置転換」として、Aさんを現在の職種から営業職にします。フロントでの接客と的確な事務処理を営業に生かせるのでは。と考えての配置転換です。

Aさんは未経験の仕事ですが、がんばりますが成果はなかなか現れません。

そして、営業職として成果が上がらない。ということを会社は記録をします。その間に、前職種のフロントの業務内容を改めてAさんがいたときとはまったく異なるシステム等を導入します。

その後、成果の上がらないAさんに「退職勧奨」をします。

Aさんは、フロントにも戻りづらい。営業としても役に立たない。としてAさんは自ら居づらさを感じて退職する。

仮に、退職勧奨に応じなくても、解雇される。されてしまうのでは。という不安が付きまといます。

以上、フィクションですが実際にある話です。

配置転換・退職勧奨はある程度は許されています。しかし・・・

過去の裁判例などをみますと、配置転換については

(1)業務上の必要性が存在しない場合

(2)仮に必要性が存在したとしても他の不当な動機・目的

による場合

(3)労働者に対して通常甘受すべき程度を著しく

超える不利益を負わせる場合等特段の事情の存する場合

以上に おいては、人事権の濫用に該当するとしています。

退職勧奨は社会通念上許される限度を超えた手段、方法による退職勧奨は、退職強要として違法になります。

たとえば、労働者が退職を拒否しているにもかかわらず、多数回、長期にわたり、数人で取り囲んで勧奨するなど、労働者の自由な意思決定を妨げるような場合は、不法行為として損害賠償の対象となります(下関商業高校事件 最判昭55.7.10)

配置転換と退職勧奨を利用する方法はよく見られます。

そこで、今日は対応策を書きたいと思います。

それは「自分の状況をしっかりと記録をとること。」

これに尽きます。

メモでも、日記でも良いのです。あとから状況を思い出そうとしてもなかなか思い出せません。

いくら、違法なことをされたと主張しても、証明が難しくなります。

記録を残して、事実の証明をする。

これこそが、唯一できる対応策です。

意外と、簡単なことを。わかりきったことを。と読者の皆様は思われたでしょうが、日々の忙しさ。仕事のストレスや疲れ等で記録をとるのはだんだん億劫になっていくものです。

だからこそ、記録をとるのを忘れずに。とあえて言わせていただきます。

また、会社側の方へ。

仮に、「配置転換」「退職勧奨」がある程度許されていますが、その範囲を超え、違法と判断された場合には、想像を絶する社会的制裁をはじめとしたバッシングが待ち構えています。

大手企業の場合、ステークホルダーからの役員責任追及。

中小企業の場合、取引先からのコンプライアンス違反による取引停止。

などです。

一時の金策に走るより、従業員と真摯に話合いを行うことが大事かと考えます。




 

 

 

 

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新しいシリーズをはじめます!

その名も「ニュース横流し(笑)」主にネットメディアのニュースを横流しで紹介します。ただそんだけ

第一回目は「ありがとう」が企業を変える - モチベーションを高める3つのポイント

[2012/11/19]


人を伸ばすなら叱るより褒めよ ― 褒めること、認めることの大切さはあらためて説明するまでもないだろう。では、褒めることの効果はどれほどなのか ― 従業員の作業や手柄を積極的に認める企業とそうしない企業の業績を比べると、褒める企業はなんと12倍も好ましい業績を出す確率が高いという。今回はIncの記事「褒めることの効果、ありがとうの一言が持つパワー(原題:The Power of Praise:"Thank You" Goes a Long Way)」から具体的な褒め方のポイントを紹介したい。褒めることの大切さはわかっていても、効果的な褒め方がわからないという人は必読だ。

米国の調査会社Bersin&Associatesによると、従業員を認めることで、社員の関与の度合いや姿勢、生産性、顧客サービスは14%も改善するという。つまり、認める文化を会社のDNAにすればよいということになる。

では具体的にどのように褒めるとよいのだろうか? Incの記事では以下の3つのアドバイスを行っている。

1. 何に対する賞賛なのかを明確に

単に「ありがとう」と言われるだけでもうれしいし、モチベーションが上がる。だが、さらなる効果を狙うなら、一歩進んだ褒め方がある。「よくやってるね」「ありがとう」という一言よりも、その人がやった作業を明確にして「○○はうまくいったね」「××をやってくれて、たすかったよ。ありがとう」などと"カスタマイズ"をしてみよう。効果倍増かもしれない。

2. どうやって伝えるか、自分たちのチームを知る

いつ・どのように「ありがとう」を伝えるかも見直しポイントとなる。次回の社内面談までとっておいたとして、場合によっては記憶が遠くなっておりインパクトが薄れるかもしれないし、その時がベストタイミングとなるケースもあるだろう。面談よりもみんなの前で褒められたいという人もいる。その人によって反応は違うので、あなたが上司であればなおさら、部下の個性をよくつかんでおきたい。

3. 会社全体で「ありがとう」カンパニーを目指す

「ありがとう」は全社で取り組む方が良い。グループや部署などあなたが属するところのトップに提案し、全員で認め合うこと、褒めることを奨励しよう。社内会議で写真や動画、顧客からのコメントを入れたプレゼンを用意してスタッフのモチベーションを高めているところもあるという。参考にされてはいかがだろうか。

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 みなさま、こんにちは。

 今日はサラリーマンでもできる生活防衛術をお話したいと思います。

 その名は「医療費控除」です。医療費控除といえば年間10万円以上の医療費というイメージがありますが、税法上では「10万円以上」または「所得金額の5%以上」かかった場合に対象になります。

 それは、確定申告を行うことでできるものであり、意外と簡単に出来るからです。

 「所得」とは給与所得控除後の金額です。いろいろな事情で現在収入が無かったり失業をしていて、国民健康保険に加入されている方もいるかと思いますが、少しでも税金を減らすことができれば来年からの国民健康保険の金額も少し安くすることもできます。

 なぜ、藤谷がこの話をしたかといえば、確定申告とは1月1日から12月31日までの間についての計算を来年3月中旬までに行うのですが、12月に入り、あわてて医療機関にかかるより、今から計画的に通院等したほうが結果的にはお得になるからです。

 まずは、ご自身及びご家族がかかった医療機関の領収書及び調剤薬局の領収書を集めることからはじめてみてください。

 

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 みなさま、こんにちは。

 さて、今日は業務委託契約について、労働契約と業務委託契約の違いというものについて書いていきます。

業務委託とは、会社が別の会社に仕事を発注するような場合の契約で、会社が人を雇う労働契約とは全くことなります。

どんな仕事をいくらで発注しようが、何時間働こうが全てお互いの自己責任となり、会社は労働基準法などの法律を無視することが可能となります。

ある日会社から「業務委託」などと言われたら、それはほぼ間違いなく会社が責任逃れや賃金カットのために提案してくるものだと考えてよいと思います。

労働契約との違いを大きく記載します。

・仕事をする上で発生する経費は全て自己負担が原則です。

・社会保険や雇用保険にも入れませんし、労災保険の適用も業種によってはありません。

・解雇予告手当ても無く、ある日突然仕事を打ち切られても文句は言えません。

ということになります。

実態が労働契約であるにも関わらず、立場の強弱を利用して業務委託契約を結ぶことは、違法行為と判断される可能性もあります。

そこで、最近では「業務委託契約」を提案してくる会社は徐々に少なくなってきています。違法と判断されることを恐れるからです。

しかし、別の方法として「退職勧奨」と「配置転換」をフル活用しているのが実情です。この話はまた、別の機会にお話したいと思います。


労働組合に入ろう!



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 みなさま、こんにちは。

 今日は選挙の当日に仕事があっても選挙に行くことができるお話をしたいと思います。

 先に言っておきますが、決して「期日前投票」ではないですよ。むしろ、「期日前投票」を忘れてしまった方への耳寄りなお話です。

 その制度とは・・・

 労働基準法第7条(公民権行使の保障)

使用者は、労働者が労働時間中に、選挙権その他公民としての権利を行使し、又は公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては、拒んではならない。但し、権利の行使又は公の職務の執行に妨げがない限り、請求された時刻を変更することができる。

 というものがあります。

 つまり、選挙当日に仕事があっても、仕事時間中に選挙に行く事ができるということで、会社としては拒んではいけないということになります。ただし、会社の立場にも立って請求された時刻を変更することも許されています。

 

 つまり、従業員が「10時に選挙行くのに30分ほど抜けます。」ということに対して

×「仕事が終わってから行きなさい。」

◎「10時は忙しいから11時にしてください。」

ということです。

 ただし、その時間内は働いていないので給料の有り・無しは会社の自由判断ですので、できれば仕事へ行く前・行った後。もしくは期日前投票をすることをお薦めいたします。

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みなさま、こんにちは。

 さて、今日は13日のブログ

労働組合つくりましょうPart10「アルバイトや臨時でも労働法は適用されます

で、労災保険はどうなるの?と聞かれたので記載していきたいと思います。

労災保険は通称で、正式には「労働者災害補償保険」といわれています。

「労働者の災害を補償する保険」ということです。

労災保険制度は、労働者の業務上の事由または通勤による労働者の傷病等に対して必要な保険給付を行い、あわせて被災労働者の社会復帰の促進等の事業を行う制度です。

その費用は、原則として事業主の負担する保険料によってまかなわれています。 つまり、保険料を働く人が払わないで、全額会社が負担することになります。

労災保険は、原則として一人でも労働者を使用する事業は、業種の規模の如何を問わず、すべてに適用されます。なお、労災保険における労働者とは、「職業の種類を問わず、事業に使用される者で、賃金を支払われる者」をいいます。

労働者であればアルバイトやパートタイマー等の雇用形態は関係ありません。

会社に入っているか聞かないと・・・という不安は無用です。

入ることが義務付けられていますから。

よく「アルバイトしかいなくて労災に入ってない」とか、「通勤中は労災ではないよ。だから労災対象にならないよ」ということを耳にしますが、その場合でも、働いている状況によっては労災保険の適用になることがあります。

会社には言いにくい。その場合は労働組合「地域労組よこはま」に是非ご相談ください。

まだ、労災保険に加入していない会社さんにも朗報をお伝えします。

労災保険の掛け金は全額経費参入が可能です。税務署だけではなく、泣く子も黙る国税局査察部(映画『マルサの女』で有名ですね)でさえも労災保険の掛け金は全額経費参入を認めてくれます。

下手な節税対策や、民間の保険で労災対策などしようとするより、労災保険に加入をしたほうがまったくお得なのです。

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