①メーデーってなん?「8時間働けばまともな暮らしができる労働条件を求めて!」 

 メーデーの発祥はアメリカの労働者のたたかいが発端といわれています。労働者の国際組織として結成された国際労働者協会(第1インターナショナル)の「8時間労働制獲得の方針」を機に8時間労働制を求める運動が本格化しました。

 合衆国カナダ労働組合連盟が188651日を期して「8時間労働制を実現しよう」と決議し、この呼びかけに労働者の運動は高揚し51日には35万人がストライキを実施、各地でデモが行われ、その結果18万人の労働者が「8時間労働制」を獲得したといわれています。

 メーデーが世界規模に広がった契機となったのが、1889年国際労働者協会(第二2インターナショナル)創設大会で「毎年51日を8時間労働制の獲得と労働者の国際的連帯の日として設定する」ことが決議され、1890年に初めての国際統一行動としてのメーデーが実施されました。

 日本でのメーデーは192052日に上野公園で1万人が集まったのが労働団体主催のメーデーとしては最初といわれています。その後、太平洋戦争が始まりメーデーの開催が禁止されるなど中断がありましたが、戦後1946年の第17回メーデー以降、毎年開催され、全労連は51日に、連合は平日を避け土曜日や祝日に開催をしています。

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②労働者のたたかいの中で勝ち取ってきた8時間労働制

 今、私たちが生きる現代は「㏠8時間労働」が法律で定められていますが、例えば70年前にはこの権利は確立されていませんでした。

「1日何時間働かせるか」は使用者の自由であり、児童労働も禁止されていなかった時代には5歳の子どもが115時間働くということも当たり前という時代がありました。

 そんな時代から、労働者の権利を求め、獲得するためのたたかいを通じて、私たち労働者の権利は一歩一歩築かれてきたのです。

 「8時間労働制」「児童労働の禁止」などの諸権利が、「法律に明記される」という段階まで、私たち労働者は働く権利をたたかいの中で積み上げてきたのです。

 

③みんなで思いを共有したい

 20年前と比べても、働き方はより細分化され、正社員と非正社員、公務と民間、同じ職場でも身分や待遇は違うなど、「私たちは同じ労働者だ」という共通性がいっそう見出しにくくなっています。社会が次々と変化し、生活様式も価値観もますます多様化する時代です。一人ひとりがまったくバラバラになっているようにも思えてきます。

しかし、誰もが心の中に抱いている不安や憤りは実は共通しているのではないでしょうか。

「個人的」が広がる中でこそ、いま大切なことは、心の中で思っている願いや不安を声に出すこと、文字にすること、行動で示すことを通じて「共有する」ことです。

 若者たちの「デモ」ではこんなスピーチやコールが飛び出し、沿道の若者たちの心に響いています。「月100時間も残業できるか」「家族みんなでご飯が食べたい!」「一度ぐらいはボーナスほしい!」「人間らしい生活させろ!」「私たちは今、社会に共有されない経験や痛みを数多く心の奥に秘めています。そんな思いをまだ見ぬ仲間と共有したい」

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51日は働くことについてみんなで考え、話し、声をあげよう!

 資本主義社会の中で、私たち労働者は一人ひとりではとても弱い存在です。しかし、圧倒的な多数を占める労働者が団結し、連帯したとき、大きな力を生み出します。労働者の権利獲得の歴史は、労働者の団結と連帯の力で一進一退を繰り返しながらも一歩一歩勝ち取ってきたものです。

 世界中の労働者が51日に「私の要求」を掲げ、いっせいに集会やデモを行い、デモンストレーションを行うことは、「同じ思いを持つ人がいる」「声をあげてる人がいる」ことを多くの仲間に伝え、励ますことでもあります。

201751日は私たちの願いを声を大にして訴え、発信し、連帯の輪を大きく広げていくものとしてメーデーを各地で成功させていきましょう。

 2017メーデーポスター

今年の横浜メーデーは
日時:2017年5月1日(月)10時~
会場:沢渡中央公園
デモ:11時20分~ 

デモコース:沢渡中央公園→横浜駅西口(右折)→岡野公園(流れ解散)
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 デモコース
88回メーデーデモコース
 プラカードはここからダウンロードできます!(ただいま工事中・近日公開)
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